2019年9月3日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

添乗員／森島 敬太（もりしま けいた）

【9月3日発LE197サントリーニ島に２連泊ギリシャ縦断１０日間」にてギリシャ添乗して来ました森島敬太です。 9月のギリシャはまだセミの鳴き声も聞こえる中、海も穏やかで日中平均気温27度の爽やかな暑さの中快適に観光ができる季節です。 このコースの良さは、何と言ってもサントリーニ島に2連泊する為、朝の比較的空いている時間帯に青のドーム 白い建物 絶壁 海と空が織りなす美しいイアの街をゆっくり堪能できる事です。ホテルから観る朝陽も美しいです。 サントリーニ島をはじめ島々とする島々、海も穏やかで海風が気持ち良く、メテオラの修道院やデルフィ遺跡も観光しやすい気温、旅の最初は少し忙しいのですが、乗船後は比較的のんびりと船旅やサントリーニ島を満喫、16名のご参加の皆様と和気藹々と穏やかにギリシャの旅を楽しむ事が出来ました。

1日目

9月3日/晴れ/20〜30 ℃

夕方 成田空港に16名様 御集合。 そして、ターキッシュエアライン TK53便 (約12時間)TK1881便(約1時間半)にてイスタンブールで乗継ぎ、アテネに次ぐギリシャ第2の都市、北の町 テッサロニキへ。 また、今年の4月にオープンしたトルコ イスタンブール新空港にて乗り継ぎなのですが、その大きさは東京ドーム1,636個分、成田空港の8倍の面積になるとの事です。かなりの広さです。今後も拡張が予定されていて、2030年には最終的に年間2億人を受け入いれる事のできる空港になる予定なんだそうです。広すぎは心配ですが。。また、イスタンブールの街の中心部からは約40キロの距離にあるそうです。 そしてビジネスのお客様はゲートE1近くのビジネスクラス専用ラウンジへご案内。日本とトルコ、ギリシャの時差は.－6時間です。テッサロニキ到着後すぐに観光となる為、機内では、皆様しっかりお休みになりました。

イスタンブールの空港。いざギリシャへ。

これから4000年の歴史の国ギリシャの観光のはじまりです。

2日目

9月4日/晴れ/20〜29 ℃

朝、アテネに次ぐギリシャ第2の都市、テッサロニキ到着。カランバカ へ一路移動。車窓よりゼウスをはじめ神々が住むと言われる標高2917mのオリンポス山も曇の中から顔を出してくれました。光学機器メーカーのオリンパスの名称の由来にもなっている山です。そしてメテオラへ。空に屹立する絶壁の奇岩、高さ20mから600mにもなる巨岩柱、その上にある修道院。 はじまりは、10世紀の頃、洞窟や岩の裂け目を自らの修行の場として、14世紀以降は修道院が建設されるようになりました。最盛期には24の修道院がありましたが現在は6つのみです。昼食 はポークスブラキ。 そして、標高616mにある階段約200段の、メガロメテオロン修道院へ入場、5つの修道院が見える場所で写真を撮り、尼僧院のアギオスステファノス修道院に入場しホテルへ。皆様大変お疲れ様でした。夕食 ホテルにてビュッフェ。アマリア カランバカホテル泊。

メテオラにて。

夕食 アマリアホテルのビュッフェ。

3日目

9月5日/晴れ/20〜30 ℃

本日はデルフィへ移動。途中 テルモピレーの古戦場跡にある武将レオニダス像にも立ち寄りました。デルフィは、紀元前6世紀ごろからアポロンの聖域 聖地として信仰を集め、ギリシャ内外から巡礼者が後をたたなかった場所です。コリンティアコス湾を望むパルナソス山の中腹にあります。 昼食は、ほうれん草パイやチーズ揚げなど、ギリシャ料理の前菜、仔牛のトマト煮、ギリシャ風ヨーグルト。食後少しデルフィの街を散策。 そして、日本語ガイドのジョージアさん案内にて、博物館、遺跡と観光。 遺跡では、スタジアムまで上がられた方も。そしてアテネへ。宿泊ホテルはアテネの中心部、シンタグマ広場まで徒歩2分のアマリア アテネホテル泊です。夕食はムサカ。そして、希望の方、シンタグマ広場、国会議事堂、無名戦士の墓前の衛兵の交代式をご案内。ホテル屋上からの眺めも最高で、 リカベトスの丘やアクロポリスの丘の夜景を楽しめました。アマリア泊

デルフィの遺跡にて。

デルフィの博物館にて。

4日目

9月6日/晴れ/18〜30 ℃

いよいよ。セレスティアルオリンピア号に乗船です。 ピレウス港を出港し避難訓練。昼食は船内4階レストランにてアラカルト料理をご案内。日本語メニューから好きなものを選べるのも船旅の良さです。船内ドリンクパッケージ(アルコール含む)サービスもあり、皆様お好きなドリンクを注文。 船内ではギリシャ語講座やギリシャダンス教室などもありました。 夕方 ミコノス島 到着。シャトルバスに乗りミコノスタウンを散策。 オールドポートにある青いドーム屋根の聖ニコラス教会や丘のように盛り上がった純白のパラポルティア二教会、リトルベニス、カトミリの5基の風車などご案内。ご希望の方は、レストランnice n easyにてタコ、イカやムール貝、魚(スズキ) などを注文。 ミコノス島の夕陽も美しかったです。 さらに船に戻ってからも食事をされた方も。船内では華やかなショーもありました。船中泊。

ミコノス島の猫。

ミコノス島 夕景の中夕食。

5日目

9月7日/晴れ/20〜28 ℃

トルコのクシャダスに入港。 エフェソス遺跡へ。アゴラやバシリカの列柱やセルシウス図書館、山腹に口を開ける半円状のオデオンや大劇場などギリシア～ヘレニズム～ローマ時代の遺跡を見学。皮製品、食料品店に立寄り船へ。昼食 船内にて。 夕方 ドデカネス諸島にある、パトモス島 到着。船のオプションに参加された方も。 『ヨハネの黙示録』の著者ヨハネが、イエス キリストから啓示を受けたとされる島で、島内には、そのヨハネが啓示を受けたとされる洞窟が残っており、1088年に建てられた聖ヨハネ（アギオス・イオニアス）修道院は島の頂上の町、ホラにあります。 多少混雑の中、聖ヨハネ修道院やヨハネの洞窟を見学。エルグレコが描いたイコン画も観られました。 夕食時、船内にて、プールサイドではバーベキューが行われてました。 セレスティアル オリンピア号 連泊。

エフェソス遺跡の猫。

パトモス島の聖ヨハネ修道院。

6日目

9月8日/晴れ/18〜29 ℃

ギリシャ最大の島、クレタ島に入港。クノッソス宮殿へ。 クノッソス宮殿は紀元前4千年程前からあったと言われ、ミノタウロス伝説 イカロスの翼の舞台でも知られています。実際、この入り組んだ構造をもつ宮殿の壁という壁には、ラブリュスと呼ばれる双頭斧が彫刻されており、ラビリンス 迷宮の語源でもあります。そして、イラクリオンの街で自由散策後、船へ。 昼食 船内にて。夕方、サントリーの島到着。サントリーニ島は、エーゲ海のキクラデス諸島南部に位置します。 海底から盛り上がってできた火山によってできた島で、紀元前1500年に起こった史上最大とも言われる噴火により現在の形になりました。船の上からは、家々に雪が積もったように見えます。下船後、夕食はイアにあるカストロレストランにて。ブルスケッタ、イカグリル、エビのパスタ、アスパラとドライトマトのパスタなど。イアの夕陽も美しく観えました。マジェスティクホテル泊。

クノッソス宮殿

イアの夕景。

7日目

9月9日/晴れ/20〜30 ℃

本日はサントリーニ島の観光です。 ガイドのアンドレアさん案内にて、イアの街へ。イアの青のドームも要塞も昨晩と違って朝は空いてます！！ ピスタチオアイスも美味しかったですね。 そしてフィロステファーニの青のドーム や、高台にあるイメロビグリの街や、サントリーニ島の島々を眺め、 メガロホリのワイナリーでは、3種のワインを試飲。昼食、自由食 希望の方はレストラン ボルケーノブルーにて、シーフードなど皆様で食事。 午後は自由行動。ケーブルカーで旧港に行かれた方も。 夜はご希望の方と一緒に再びフィラの街へ。夕食は、レストラン アルコバレーノへ。シーフードや肉料理などシェア。眺めの良いレストランで夕陽も美しく観られました。 マジックアワーなひと時を過ごしました。マジェスティクホテル 連泊

イアの景色。

フィラにて夕食。

8日目

9月10日/晴れ/18〜29 ℃

早朝サントリーニ島よりGQ0341便にて空路アテネへ。 昼食はプラカ地区にあるアクロポールにて。ギリシャ風肉団子他、ギリシャ音楽を奏でる素敵なギター演奏や、民族楽器のブズキで『上を向いて歩こう』や「日曜日はダメよ」なども演奏もしてくれました。 午後はアテネ国立考古学博物館へ「馬に乗る少年」「黄金のマスク」「アフロディーテとパンとエロスの像」など観ました。この国立考古学博物館は 古代ギリシア、キクラデス、ミノア、ミケーネ文明からヘレニズム、ローマ時代までの各地遺跡からの出土品を時系列に展示してあり、旅の締め、ギリシャの旅のまとめ的な博物館です。 そしてアクロポリスの丘に登りパルテノン神殿を見学。スタジアムの写真も撮りました。夕食は、アクロポリスの丘 目の前にあるレストラン ディオニソスにて。 スズキのグリルなどを美味しくいただきました。 パルテノン神殿のライトアップも美しかったです。

パルテノン神殿。

アテネ考古学博物館にて。

9日目・10日目

9月11日・9月12日/晴れ/19〜29 ℃

アテネは、最終日は今年から朝から夕方18時までフリータイム。 シンタグマ広場の目の前のアマリアホテルの部屋も18時まで使用出来ます。 御希望の方を国会議事堂前の衛兵交代式→シュリーマンの家→カトリック教会→アカデミー、アテネ大学、図書館→現代のアゴラ(市場)で、肉、魚市場を見学、そして古代アゴラに入場(8ユーロ)アゴラは、古代ギリシャ語で広場、市場の意味。古代のアテネで、商業と政治の中心地だった場所です。博物館や丘の上にあるギリシャで最も保存状態の良い古代建築物の一つ「ヘファイストス神殿」にも皆さま登りました。そして『タナシス』にてランチ。 土産屋街で少しフリータイム、そして、モナスティラキ駅より地下鉄で1駅乗り再びシンタグマ広場へ。最後はスーパーに立寄りホテルへ。 15時頃、部屋に戻り少し休憩、シャワーを浴びて18時に空港へ。そして新イスタンブール空港で乗継ぎ無事帰国

アテネの肉市場

アテネのスーパーマーケット。