ログイン
会員登録
メニュー

2019年8月5日出発 スイスインターナショナルエアラインズ往復直行便利用 3連泊2回 感動のマウンテンフライト とことんゆったり絶景スイス8日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2019年8月5日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/木藤 久美子(きとう くみこ)
0.jpg
14名様にご参加いただき、『感動のマウンテンフライト・とことんゆったり絶景スイス8日間』ツアーにご一緒して参りました。 全員スイスのリピーター様。もう何度もという方もいらっしゃいました。「何故このツアーを?」の答えは皆様同じ。「超レア体験‼マッターホルンとユングフラウ三山、各ヘリコプター遊覧‼」が一番の目的とのことでした。天候に恵まれて無事飛べますように、感動していただけますようにと心底祈祷した木藤添乗員も山と氷河に激迫りの大迫力と絶景にゾクゾクするほど大感動でした。ツェルマットではマッターホルンを望むスイートルームに、グリンデルワルトではアイガー北壁とベッターホルンを望むお部屋に各3連泊と、眺望にこだわったゆったり滞在。時間とともに様々な表情を見せる雄大な大自然と澄んだ空気を存分にお楽しみいただけた内容だったかと思います。では振り返ってみましょう。
1日目
8月5日/晴れ曇り/30 ℃
朝早く成田空港に集合。全日空ビジネスクラスラウンジでお寛ぎ頂いてから、フラットシートのスイスインターナショナルエアラインズ・ビジネスクラスでチューリッヒまで約12時間。空港のモノレール車内では、カウベルと牛の鳴き声で迎えてくれました。さ、ツェルマットまで更にバスで移動です。レッチベルク鉄道カンデルシュテークからゴッペンシュタインまでは、バスごとカートレインに乗って20分で山抜け。サイドミラーを外 しても、湾曲している車両の脇と天井は思わず息を止めてしまうほどスレスレ。運転手さんの技術はさすがです!今日から宿泊するマッターホルン麓のツェルマット(1605m)はガソリン車禁止の町。手前のテーシュでバスを降りて、シャトルトレインで一駅12分の乗車で到着。ホテルに着いたのは、成田空港に集合してから21時間後。長旅、大変お疲れさまでした。
11.jpg
カートレインのバスを乗せる屋根付きパレットが狭い!
12.jpg
東京から11050㎞!(ツェルマットのホテル)
2日目
8月6日/晴れ曇り雷雨/5~17 ℃
日の出は6時15分。マッターホルンがオレンジ色に染まる朝焼けのチャンスは3回ありますが、今朝は雲にかくれんぼ。朝食後、可愛らしい箱型の電気タクシー、巨大エレベーターと乗り継ぎヘリポートへ。紅白のヘリコプターはヘッドセットマイクを装着して、マッターホルンはイタリア側にも周り、クラインマッターホルン、リスカム、モンテローザ、氷河に吸い込まれてしまいそう。フランス・イタリアアルプスと遠くまで眺望できる20分間の遊覧は期待以上の満足度でした。マウンテンゴート発見!その後、ゴルナーグラート登山鉄道で展望台へ(3089m)。スイス国内だけに位置する最高峰ドム山を望み、マーモットにも遭遇。ローテンボーデンからリッフェルベルクまで高山植物の説明を聞きながらハイキングで下り、マッターホルンを眺めながらのランチ。午後はゆったりフリータイム。駅前メイン通りの好立地ホテルでお散歩やお買い物にも便利でした。
21.jpg
目立ってかわいいヘリコプターでいざ出発!
22.jpg
ヘリから見たリスカム(4527m)とグレンツ氷河
3日目
8月7日/雨曇り一時晴れ/5~14 ℃
合羽を着て出発。地下登山ケーブルでスネガ展望台、更にロープウェイに乗り継ぎブラウヘルトへ。ここから野生のエーデルワイス探索のハイキングです。なんと、途中で雨が雹に!1輪だけでしたが、ひっそり岩陰に隠れて咲くエーデルワイスを見つけることができました。マッターホルンが最も美しいアングルで眺められるポイントで青空の下ピクニックランチを楽しむ光景を思い描き、前日に各自ランチを用意していただいていたのですが叶いそうになく、濡れてホテルへ戻ることに。午後はクラインマッターホルンのグレーシャーパラダイス展望台へご案内のはずが、悪天候でロープウェイが運休。こんな日もあるとは言え、心苦しい気持ちでいっぱいでした。変わりやすい山の天気だからこそ、お部屋のバルコニーから常にチャンスを逃さずマッターホルンの姿チェックできるお部屋は60㎡で寝室とリビング、朝日が昇る方角と山側の両方に窓がある贅沢なお宿でした。
31.jpg
雨と雹の中のハイキングとなってしまいました
32.jpg
野生のエーデルワイス(国歌)は見つけるのが難しいんです
4日目
8月8日/晴れ曇り/4~25 ℃
ツェルマットとお別れし、テーシュからは前方パノラマバスに乗り、ブドウ畑に囲まれたヴァレー地方を走行。峠を越え、フランスに入り、モンブラントンネル(11.8km)を抜けてイタリアのポンタルへ。360度眺望を楽しめる回転ロープウェイ「スカイウェイ・モンテ・ビアンコ」でエルブロンネ展望台に上り、雲の切れ間から姿を現すモンブラン、グランジュラス、悪魔の牙山を眺めながらピクニックランチ。イタリア側から3連ゴンドラに乗ってフランスへ30分かけてのんびり空中国境越えです。フランス側のエギーユ・ドゥ・ミディ展望台(3842m)からはロープウェイでシャモニーへ下山。フランス側は特に観光客で大混雑でしたが素晴らしい観光日和に恵まれました。宿泊地グリンデルワルトへ向かう途中、ユングフラウ三山、トゥーン湖などの景色をお楽しみいただきながら移動。お夕食はお部屋のバルコニーでアイガーに乾杯しながらでしたでしょうか。
41.jpg
空中ゴンドラで国境越えなんて珍しい経験です
42.jpg
3連ゴンドラから見えたモンブラン
5日目
8月9日/晴れ曇り/5~30 ℃
感動のマウンテンフライト第2弾!朝から爽やかな空気と好天気にホッと胸をなでおろし、ハイテンション。12分間の遊覧飛行だけではありません!なんとヨッホの雪原に着陸です。下山だけ登山列車を利用する観光客は超レア。切符売り場で「切符なしでどうやって上ってきたのか?」と駅員に聞かれ、ドヤ顔の添乗員。ヨッホ駅では、氷河をくり抜いてたトンネルと彫刻の氷の宮殿、エレベーターでメンヒに迫るスフィンクス展望台(3571m)、ユングフラウに最も近づく雪上プラトー、世界遺産アレッチ氷河を観光。開通107年を迎えたユングフラウ鉄道でアイガーグレーシャー駅へ。クライネシャイデックまでは、牛に挨拶し、ハイキング下山。三山の眺めがベストでピクチャレスクなクライネシャイデックでランチです。グリンデルワルトに戻ってからは、フィルスト展望台に出かけたり、お買い物やお散歩をしたりのフリータイムでした。
51.jpg
3454mの銀世界に着陸したヘリコプター
52.jpg
ヘリコプターから見たユングフラウヨッホ駅とアレッチ氷河
6日目
8月10日/雨曇り晴れ/6~22 ℃
あいにくの雨。グリンデルワルト駅~ツヴァイルッチネン駅~ラウターブルンネン駅と登山列車を乗り継ぎ、落差300mシュタウプバッハ滝を横目にグレッチュアルプまではロープウェイ、そこからまた登山列車で渓谷断崖上でガソリン車禁止のミューレンに到着。町の反対端まで真っ白い霧の中を徒歩20分で通り抜けて、1969年公開「女王陛下の007」の映画の世界シルトホルンまでロープウェイで乗り継ぎ、お願い!晴れて!と心で叫びながら雲の中へ。映画のアトラクション見学、回転レストラン「ピッツ・グロリア」で食事をして過ごしているうちにやっと祈りが通じて、山並み、湖、青空も現れてくれました。下山途中駅ブリーグに寄り、空中遊泳気分の新しいアトラクションスカイウォークに挑戦。まさにパンフレットどうりの雲海の上です。ここより低いところにいると雲の上の別世界は想像できない天気。来てよかった!晴れてくれてありがとう!
61.jpg
展望レストランから見るとジェームズボンドがピストルを‼
62.jpg
雲海から姿を現したアイガー、メンヒ、ユングフラウ
7日目
8月11日/晴れ/17~30 ℃
朝から晴天なり。嬉しいけど名残惜しい気分でチューリッヒ空港に向けて出発。2つの湖の間という意味のインターラーケン、ブリエンツ湖、メレンゲ発祥地マイリンゲン、「シャーロックホームズ最後の事件」の舞台の7段のライヒェンバッハ滝を見ながらブリューニヒ峠に差し掛かると事故渋滞。馴れないバカンス客の事故が多い季節です。ルツェルン、スイス発祥地ウイリアムテル伝説がある4つの森の国湖を通過して、ドライブインで最後のトイレ休憩。ドライブインでは、1フラン投入すると買い物割引券が出てきます(ここは故障中)。日本の1/9ほどの国にしては、免税店が充実した新しい空港。出国審査が大混雑で30分以上並びました。最後にチョコレート、チーズ、ワインなどお土産を揃えて、ラウンジで小休憩をしてから帰国の途へ。
71.jpg
アイガーの主のように寛ぐ牛達(5日目)
72.jpg
ユングフラウ鉄道の列車が登ってきます(5日目)
8日目
8月12日/晴れ曇り/26~32 ℃
成田空港に到着。あんなに待ち遠しかった旅行も、楽しい時間は本当に早く過ぎてしまいます。期待に応えてもらえない天気の日もあり、添乗員としては気が重いこともありましたが、皆様はいつも晴れ晴れと笑顔。旅慣れた明るい皆様から元気をいただいたツアーでした。過去のスイスの旅を振り返って懐かしんでいらっしゃいましたが、今回の旅で更にスイスの思い出アルバムが厚くなりましたね。いつかまたご一緒させていただける日を、経験豊富な皆様の話題で盛り上がれる日を楽しみにお待ちしております。たくさんのご協力ありがとうございました。
81.jpg
ミューレンの町、ブリーク展望台、シルトホルン展望台(5日目)
82.jpg
ツェルマット・ベルビューホテル花壇のエーデルワイス

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

YouTube facebook instagram

ありふれたツアーでは物足りない。思い出に残る旅がしたい。クリスタルハート海外旅行は、そんなお客様の声にお応えいたします。イタリアやスペインなどヨーロッパから、アジア、南米まで豊富なツアーをご用意しております。