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2018年10月15日出発<中国東方航空利用>デラックスクラスホテル全都市連泊 ゆったり旅するシルクロード2600km 10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年10月15日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/磯村 幸子(いそむら さちこ)
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ハイルリック・サハル! 「ゆったり旅するシルクロード2600km 10日間」のツアーにご参加下さりありがとうございました。ご一緒させていただきました添乗員の磯村幸子です。今回は9名のお客様との10日間でした。季節の変わり目とのこともあり寒波に追っかけられる日々でしたが、なんとか逃げ切ったようで大雪や強風のための道路の閉鎖に会うこともなく予定通り旅行を終えることができました。1日遅いスケジュールだったらと思うと...、本当にラッキーなタイミングでした。航空会社変更の関係もり、早朝の出発、深夜の到着など一部かなり厳しいスケジュールの日もありましたが、病気やケガもなく最終日まで迎えられたのは皆様のご理解ご協力のおかげです。ありがとうございました。 また、添乗が続いてしまい旅日記が遅れてしまいました事お詫び申し上げます。
1日目
10月15日/晴れ/13〜19 ℃
本日は1日飛行機の移動です。早朝に成田空港にご集合いただき、中国東方航空にて上海へ。さらに上海からハミ経由でウルムチへと向かいます。ハミではなにやら乱暴に飛行機を降ろされ、待合室についたと思ったら今度はすぐに飛行機に乗れとせかされ、バタバタな乗り継ぎとなりました。「同じ飛行機なんだからそのまま乗ったままでもいいんじゃないの...」と、みなさま思われたことでしょう。私もいつもそう思ってますが、こういったどたばたが「これぞ中国」といったところではないかと思うようになりました。ウルムチに到着し、日にちをまたいで24時過ぎに私たちを出迎えてくれたのはウルムチとトルファンを案内してくださるガイドの陸さん。本日より5日間よろしくお願いいたします。みなさまも長い空の旅お疲れ様でした。
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中国東方航空
2日目
10月16日/曇りのち晴れ/3~14 ℃
観光初日、午前中は新疆ウイグル自治区博物館、午後は天地の観光となります。新疆ウイグル自治区博物館は自治区各地からの出土品などが展示されている博物館で自治区の歴史を学ぶのに最適で、これから見学するトルファンの遺跡から出土したものなども展示されていて予習にもなります。2階には博物館の目玉「楼蘭の美女」と呼ばれる女性のミイラが展示されています。午後は中国のスイスと呼ばれる標高1980mの天池へ。シャトルバスやカートを乗り継いで湖へと向かいますが、シャトルバス乗り場についた時はうっすらと雲がかかっていてお天気が心配でしたが、湖についたころには青空が広がり素晴らしい景色を見ることができました。帰りはウイグル市内の渋滞で1時間以上ホテル到着が送れていましたが、こんな渋滞が起きるほどウイグルが大都会である事にびっくりされたと思います。
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楼蘭の美女
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天地
3日目
10月17日/晴れ/10~20 ℃
本日は午前中がトルファンへの移動、午後がトルファン郊外の観光となります。ウルムチからトルファンまでは200km。途中、水力発電のダムや数千基もの巨大風車、塩湖をご覧頂きました。二つの山脈にはさまれたこの辺りは風の通り道で、非常に風の強いところです。特に風の強いときは道路も閉鎖になるそうです。トルファン市内でのご昼食後、午後はトルファン郊外の観光へ。高昌故城、アスターナ古墳群、火焔山、ベゼクリク千仏洞をご観光頂きました。火焔山の写真ストップの場所に「火焔山たまご」の看板がありました。夏には地表温度が90℃まであがるという火の山、さぞかしおいしい砂ゆで卵ができるのでしょうが、今は季節外れで営業していませんでした。夕食はレストランでトルファン料理をお召し上がりいただき、本日のホテル火州大酒店へと向かいました。

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漢民族のアダムとイブ
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火焔山
4日目
10月18日/曇り/6~16 ℃
トルファンは世界でも有数の低地トルファン盆地の中央にあります。夏は非常に暑く乾燥しており、あまりにも暑いので「火州」とも呼ばれるそうです。とは言うものの10月のトルファンは少し肌寒いくらいの過ごしやすい気候でした。ガイドの陸さんの話によると、昨日おとといはウルムチで大雪が降って天地までの道が閉鎖され、今日は強風でトルファン、ウルムチ間の道が閉鎖するかもしれないとのことでしたので、私たちはどちらも避けることができてラッキーなスケジュールでした!本日はゆったりとした1日で、二つの川が交わる高台にある城址遺跡交河故城、灌漑用地下水路カレーズ、そして葡萄溝を見学し、早めにホテルに戻りました。ホテルに戻った後、歩いて蘇公塔に行かれた方もいたようです。

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交河故城
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水路の地図
5日目
10月19日/砂天気/10~21 ℃
本日は蘭新鉄道で敦煌までご移動です。トルファン駅は長い階段がありますが、なんとエスカレーターもエレベーターもありません。以前はポーターもいましたが現在はおりません。そこで陸さんが近くにあるレストランのスタッフにスーツケース運びを頼んでくれました。こういったことも時には禁止されることがあるそうなので、お手伝いしてもらえて助かりました。2014年12月に全線開通した蘭新高速鉄道は、新疆ウイグル自治区を走る初の高速新線で、最高時速250km、トルファン北駅から柳園南駅まで800kmを約4時間かけて移動します。中国とは思えない静かな一等車両の車内からゆったりとゴビ砂漠を眺めながらの移動です。柳園南駅に到着するとガイドの張さんが出迎えてくれました。 このまま鳴沙山へ行く予定でしたが、本日は日没が早い上に天候が悪く、月牙泉につくころには暗くなってしまうだろうということで、明後日に変更しました。今日のようなお天気を砂天気というそうです
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蘭新高速鉄道
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ホテルの近くの夜市
6日目
10月20日/砂天気/3~13 ℃
本日は1日かけて莫高窟のご観光です。まずはデジタル展示センターで敦煌の歴史と莫高窟の案内の2本のシアターを見ました。いろいろな国の言語の説明もあり非常によくできた映像だと思います。シャトルバスに乗って20分ほど移動しいよいよ莫高窟の見学スタートです。莫高窟の案内は専門ガイドの祝さん。午前中は9窟(148→ 152→ 156→ 202→ 237→ 244→ 249→ 259→ 57)を見学しました。そしていったん外に出てご昼食をお召し上がりいただいて再び莫高窟に戻って9窟(23,24→ 331→ 335,6,7→ 16,17→ 420→ 428→ 61,62,63→45)を見学しました。張さんが午後のチケットもあらかじめ購入しておいてくれたので非常にスムーズに観光できました。トータル4時間ほどの観光にみなさま満足されたことと思います。
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ホテルの朝食で麺を打っていました
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莫高窟
7日目
10月21日/晴れ曇り/1~13 ℃
本日は長い長い1日です。まずはおととい行かれなかった鳴沙山へ。朝早い観光だったのでカートの待ち時間もなく、人のあまりいない広々とした砂の山を味わうことができました。お次は敦煌博物館。のろし台の形をした博物館でスロープを登りながらの見学ですが、面白かったのは莫高窟のレプリカがあったことです。本物では禁止の写真撮影もできました。そして午後は玉門関と陽関。どちらも漢の時代に置かれた関所で中国と西域との境界の重要な関門でした。陽関から敦煌へ戻る途中、映画敦煌のロケ地跡も車窓から見ることができました。ご夕食のあとは敦煌の空港に向かいました。23:25のフライトで西安へ。シェラトンに到着しましたのは27時すぎでした。みなさま長い一日、本当にお疲れ様でした。

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鳴沙山
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陽関
8日目
10月22日/曇り晴れ/8~20 ℃
今日明日、まるまる2日かけて西安の観光です。まずは西安から30kmほど離れたところにある咸陽博物館へ向かいました。咸陽は秦の時代の都だったところで、西安より落ち着いた感じの街並みでした。ところがお目当ての咸陽博物館が休館ということで急きょ代替観光として西安博物院へ入場。ここは比較的新しい博物館で青銅器、陶磁器、玉器、印章、仏像などさまざまなものが展示されています。同じ敷地内に小雁塔もありました。シルクロードの始まりの地にあるモニュメント、シルクロード起点群像、西の城門、引法大師空海が修行したとされる青龍寺、三蔵法師が翻訳に取り組んだとされる慈恩寺にある大雁塔などなど訪れ、西安の名物料理の餃子16種類味わっていただくなど、西安を堪能した一日でした。

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西の城門の上
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小雁塔
9日目
10月23日/晴れ曇り/8〜20 ℃
本日の午前中は兵馬俑周辺の観光です、まずは楚の項羽と漢の劉邦が会見をした鴻門宴遺址へ。そして西安観光のメインでもあります兵馬俑へと向かいます。世界の観光地兵馬俑もシーズンオフに入ったのか想像するほどの混雑ではなかったのですが、その代わりに遠足シーズンなのか中国人の小学生の団体がいました。兵馬俑の後は始皇帝陵をご見学し、昼食は火鍋料理。具材が回転寿司のようにベルトコンベアーで回っていて、好きなものを好きなだけ取って食べることができます。午後は楊貴妃ゆかりの華清池、阿倍仲麻呂の記念碑がある興慶宮公園を見学。この旅の最後の晩餐は君楽城堡酒店にて楊貴妃が食した料理を再現した楊貴妃宴をお召し上がりいただきました。
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兵馬俑であった小学生
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興慶宮公園で踊るウイグル人
10日目
10月24日
本日は朝食のお弁当持っての早朝のホテル出発です。西安発成田行きの飛行機ですが、途中上海経由となりますので上海で一度飛行機を降りてまた同じ飛行機に乗りこみます。そのため上海までは国内線と国際線の混載となり、西安空港の国際線チェックインカウンターは空いていてスムーズにチェックインすることができました。中国ではいろいろな都市からのお客様を増やすためにこういった飛行機がよくあるそうです。私たちの出国手続きは上海になるため西安のイミグレの横を抜け細い通路を通って国内線のゲートへと向かいました。上海ではそういった経由便が重なったようで出国もセキュリティーチェックも混みあっておりました。そして再び搭乗し成田空港へは定刻よりも1時間ほど早く到着いたしました。早朝出発や深夜到着といったハードな面もありましたが、みなさまのご協力のおかげで無事ツアーを終えることができました。本当にありがとうございました。
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今から東京に帰ります
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敦煌のガイドの張さん

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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