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2018年7月7日出発 世界遺産ドロミテめぐりとアルプス展望ルート10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年7月7日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/内田 浩之(うちだ ひろゆき)
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この度は、7月7日『世界遺産ドロミテめぐりとアルプス展望ルート10日間』の南チロル地方の山々を巡るツアーにご参加いただきましてありがとうございました。 一身上の都合により旅日記の作成が大幅に遅れ、間もなく春を迎える時期になってしまった事お詫び申し上げます。ドロミテの旅を思い出す機会にして頂きましたら幸いです。 今回は、2009年には世界遺産に登録された、フランスの地質学者ドロミューが発見したドロマイトから名前が付いた山域ドロミテの魅力的な山々を皆様とご一緒させて頂きました。 日々変わる山容、空気、風、時間、牧草の匂い、素晴らしい時をお過ごし頂けましたでしょうか?
1日目
7月7日/曇/16 ℃
12名様のお客様と、七夕の日に日本を出発し、フィンランドのヘルシンキでお乗り継ぎ。成田では大幅な出発遅れがありましたが、皆様のご協力のお蔭で、無事にドイツバイエルン州の州都ミュンヘンに到着しました。ここからオーストリアのインスブルック、ブレンナー峠を越えてチロルで最も古い街の一つ「ブレッサノーネ」に到着。 当初の予定よりも遅れ、深夜を回ってしまいましたので明日からのドロミテ散策に備えてゆっくりとお休みください。

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ブレッサノーネ ゴールデンクローネホテル
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ブレッサノーネ旧市街
2日目
7月8日/曇のち晴/16 ℃
ホテル〜ブローゼ〜サンタマッダレーナ〜ホテル 昨晩遅い到着でしたのでゆっくりと10時のご出発。 この日はいよいよドロミテ山々の中へ。バスでプローゼロープウェーのゴンドラ乗り場まで行きゴンドラで一気に標高2000mまで。初めての苦灰石(ドロマイト)の山容を眺めながら平坦な山道を1時間ほどハイキング。その後、ブレッサノ-ネから南へ1本目の谷に入り、フネス谷にあるヨーロッパの美しい村30選に選ばれているサンタマッダレーナへ。小さな教会と借景にLe Odel/Geisler山(3026m)もご覧頂けました。 ドロミテの景観に感激しながらの心踊る1日でした。

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プローズハイキングスタート地点
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サンタマッダレーナ村の教会からの眺め
3日目
7月9日/晴/13 ℃
ホテル〜オルティセイ〜アルペ・ディ・シウジ(ハイキング)〜ガルデーナ峠〜ファルザレゴ峠〜コルティナダンペッツォ泊。本日は少し早目の7:00のご出発! トレンティーノ・アルト・アディジェ自治州の町オルティセイへ。そこからゴンドラに乗換えてヨーロッパ最大の山岳牧草地アルペ・ディ・シウジへ。広大な牧草地、冬に備えて早くも草を刈る農家の人々、長閑な牧草地でサッソ・ルンゴ峰(3181m)を見ながらのハイキング。その後、ガルデーナ峠(2121m)とファルザレゴ峠(2105m)を越えてドロミテ山地の東側に位置する本日ご宿泊のベネト州の町、コルティナ・ダンペッツオへ。明日はいよいよ、おまちかねのドロミテ岩峰トレチーメのハイキングです。明日に備えてゆっくりお休みください。

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ヨーロッパ最大の山岳牧草地でサッソルンゴ峰(3181m)を見ながらハイキング
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2121mのガルデーナ峠を越えて
4日目
7月10日/曇のち霧/14 ℃
ホテル〜アロンゾ小屋〜ラバレロ小屋〜ミズーリ湖〜ホテル 本日は8:00のご出発でした。 天気を期待しながら、ソラピス山(3205m)クリスタロ山(3216m)を両側に見ながらトレチーメ・ディ・ラヴァレード峰へ。 駐車場で身支度をしてアロンゾ小屋までウォーミングアップし、その後は山岳ガイドを先頭にラバレロ小屋までハイキング!途中、可憐なエーデルワイスもご覧頂けました。 イタリア語で『3つの頂』を意味するトレ・チーメ、手前からピッコラ、グランデ(2999m)、オベストの名があります。残念ながらトレ・チーメは一部雲の中でしたが、見上げると岸壁にクライマーの姿も見えましたね。ハイキングを楽しんで下山。ミズーリ湖のほとりで昼食後、湖畔の散策です。コルティナ・ダンペッソは1956年第7回冬季オリンピックの開催地。今でも、世界中から沢山の観光客が訪れるドロミテの中心的な街です。午後からは久しぶりの自由行動でした。

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トレチーメへ
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トレチーメの山道でエーデルワイスを発見!
5日目
7月11日/曇のち山は霧/12 ℃
ホテル〜ボルドイ峠〜パッソ・ポルドイ〜カレッツァ湖〜ボルツァーノ泊 コルティナ・ダンペッツオからトレンティーノ・アルト・アディジェ自治州ボルツァーノ県の県都ボルツァーノへ。本日は8:00ご出発。 途中、トロミテの最高峰マルモラーダ山(3343m)の側を通り、標高2239mのボルドイ峠へ。峠から2950mのパッソポルドイ展望台へロープウェイで移動します。変わりやすい山の天気で山は霧に覆われておりました。曇天からさす日差しが差すカレッツァ湖は神秘的でした。 ボルツァーノでは一気に夏の暑さを感じましたね。ホテルでのご夕食ですのでゆっくりお過ごし頂けましたでしょうか。

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サッスボルドイ2950mへ
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カッレッザ湖
6日目
7月12日/晴のち雲/18 ℃
ホテル〜ボルツァーノ〜コラボ〜トレビエ〜コルノディソット〜 トレビエ〜コラルボ〜ピラミデ〜ホテル 本日は8:30ご出発。 本日は、非常に暑い夏のボルツァーノからの避暑地として発展したレノン高原の散策です。ロープウェイや鉄道、リフトなどを利用しながら今まで行った地域の山を遠望しながらの散策でした。 ピラミデでは自然の創り出したトルコのカッパドキアのような景色もご覧頂きました。

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レノン高原
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アイスマン エッツィ
7日目
7月13日/晴/23 ℃
ホテル〜シルミオーネ〜サンヴィンサン泊 ドロミテ地方から山を下り歴史のある北イタリアの町々を車窓から見ながら、イタリアで一番大きなガルダ湖を船で遊覧、ご昼食はルッコラにて名物のマスをお召し上がり頂きました。古代ローマ時代からの街「シルミオーネ」の散策もお楽しみいただきました。その後、マシフドモンブラン山群のオアスタ渓谷に佇むサンヴィンサンへ。本日は晴れ間も広がり爽やかな気持ちのいい気候でしたね。疲れが出てきたころにはちょうどいい観光だったでしょうか。

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ガルダ湖
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シルミオーネ旧市街
8日目
7月14日/晴れのち曇のち雨/14 ℃
ホテル〜クールマイヨール〜スカイウェイ(新型ロープウェイ)にてエルブロンネ展望台〜チェルビニア〜ホテル 本日は8:30のご出発です。 本日は、ドロミテの山容とは一味違うヨーロッパアルプス「モンブラン」と「マッターホルン」をイタリア側から展望し、景色を楽しんで頂く日です。あいにくの気儘な山の天気に遭遇してしまいましたが、雲の隙間から青空をバックに市の姿を少し拝むことが出来ました。

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イタリア側からのモンテビアンコ(モンブラン) 4810m
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イタリア側からのチェルビーノ(マッターホルン) 4478m
9日目
7月15日/17 ℃
本日は朝7:30にホテルを出発し、ミラノ空港まで移動します。 北イタリアの表玄関ミラノからフィンランドへ。フィンランドのヘルシンキはヨーロッパの中では比較的日本へ近いヨーロッパの玄関口です。ここでお乗り継ぎ、帰国の途へ。

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ブルー湖
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かわいらしい街並みも
10日目
7月16日/曇/24 ℃
お疲れ様でした。ハイキングコースでしたが大きな御けがや事故もなく無事に帰国できたのも、皆様の旅心とご協力のおかげです。心よりお礼申し上げるとともに、旅日記の完成が遅くなりました事、重ねてお詫び申し上げます。

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ハイキング途中に咲く黄色いお花
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晴天時はこんな景色が広がります...

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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