2019年6月4日出発<フィンランド航空国際線復路直行便利用>中世の栄光輝く古都巡りバルト三国10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年6月4日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/佐藤 美香(さとう みか)
- 初夏の爽やかな時期に14名様と中世の栄光輝く古都を巡るバルト3国10日間に行って参りました。バルトへの玄関口として最適なフィンランド・ヘルシンキへはフィンランド航空で、かつ旅のスタートは一番南のリトアニアから、ヨーロッパ国内線を使い、ここから一筆書きで北上します。通常ヘルシンキから行って戻って来る行程が多い中、今回は無駄なくゆっくりバルト3国を順番に巡っていく事が可能です。1つ1つの国を丁寧に、各国の首都での連泊によって、よりじっくりとそれぞれの国の特徴を捉えていただけるコースとなっています。様々な国によって支配を受けてきたバルト3国の現在の姿を、どうぞ心ゆくまでお楽しみ下さい。お天気に恵まれます様に!
- 1日目
- 6月4日/晴れ/15〜30 ℃
- 成田空港よりヘルシンキ空港へは約9時間のフライト。日本から一番近いヨーロッパの玄関口と言われているこの空港は、現在拡張工事中です。入国は機械を使い行われています。今回は乗り継ぎ時間もぴったり、ほとんど待ち時間なく次のリトアニアの首都・ヴィリニウスまでの飛行機に乗り込みました。約1時間と短いフライトです、ヴィリニウス空港はとても小さな可愛い空港で、現地ガイドのユラーテさんのお出迎えを受けて、いよいよバルト3国へ降り立ちます。夕方18時頃の到着でしたが、なんと外はまだまだ日本感覚でお昼頃の明るさでした!日差しがきつく感じるほどの晴天です! 今晩から連泊のホテルは環境も良く、たっぷりとした自然に囲まれていました。素晴らしい夕日が落ちたのは22時過ぎでした。
- 鉄道駅の様な可愛い空港
- 22時の日の入り
- 2日目
- 6月5日/晴れ/26〜32 ℃
- 5時前には日の出を迎え、今日も暑くなりそうな予感!バルト3国は全体的に昨日から急に暑くなっている様です。ゆっくりとお庭を眺めながらの朝食をお取り頂き、本日はヴィリニウス観光です。昨日に引き続きガイドのユラーテさんと旧市街を中心に巡っていきます。ユラーテさんは現地の方ですが、直接日本語での案内が出来ます。これも旅の楽しみの1つですよね。3国の中では最もキリスト教への信仰が深い国、聖ペテロ・パウロ教会見学の後、3つの十字架の丘から旧市街を眺めます。ガイドさんの計らいで、杉原千畝さんに因んだ桜公園にも立ち寄って、いよいよ旧市街内へ。夜明けの門では階段を上がり、上の礼拝堂ものぞきました、そして大聖堂・王宮やヴィリニウス大学・ナポレオンのお気に入りと言われている、聖アンナ教会などを歩きメインストリートでランチを楽しんでから、フリータイム。皆さんメインストリートでのお買い物やハレス市場、地元のスーパーなどを見学されました。
- 手のひらに乗せて自国へ持って帰りたい可愛い聖アンナ教会
- 市民の台所ハレス市場
- 3日目
- 6月6日/晴れ/27〜32 ℃
- 本日から少しずつ北上していきます。午前中は旧石器時代の考古遺跡・世界遺産のケルナヴェ保護地区を展望台から眺めた後、トラカイ城へと向かいました。湖上の島に建てられた赤い古城が青い空に映えてました。沢山の学生さんで混雑する中、城内も見学して、午後はカウナスへ。日本のシンドラーと言われている杉原千畝さんが、戦乱期多くのユダヤ人を救った旧日本領事館から見学スタートです。現在この地区は大規模な工事中。地元のガイドさんロベルタさんの誘導なしでは辿りつけそうもなかった閑静な住宅街の中にその建物はひっそりと存在していました。当時のお話しを日本語のビデオで見せてもらってから、建物内の写真や記録を見学。その後、アレタリタス展望台から旧市街を眺めて、街に下りて旧市庁舎や大聖堂などを徒歩で巡りました。今晩のホテルはそんな旧市街へ徒歩7〜8分の場所。散策などお楽しみ頂きやすい立地でしたので、お夕食後に近くのスーパーやお散歩に出かけた方も多かったですね。
- 青空に映えるトラカイ城
- ホテルより数分この地下道をくぐれば旧市街
- 4日目
- 6月7日/晴れ/26〜33 ℃
- 連日思いの外、気温が上がっています。今日もなるべく涼しく過ごせる洋服をお選びいただき、少し早い8時に出発です。まずは十字架の丘シャウレイへ。ありとあらゆる十字架が祈りと共にまさに丘一面に存在します!キリスト信仰の強いリトアニアを強く感じる事が出来る場所でした。本日はここから国境越えです。約30分もするとバスは2つ目の国ラトヴィアへ入りました。お昼からはラトヴィアが誇るバロック・ロココ様式のルンダーレ宮殿観光。先ずは宮殿内のレストランでお昼を頂き、その後お城付属のガイドさんと138部屋ある中から主要なお部屋を見学しました。ビロン公夏の宮殿は煌びやかでしたね。見学後はお庭の散策や可愛いお土産を見ながら気持ちのいい並木道を帰ります。今晩からのお泊まりはラトヴィアの首都・リガのホテル。新市街の公園に面し、旧市街までも歩いて行ける、そしてショッピングセンターも近い快適なホテルです。
- ルンダーレ宮殿の正面、気持ちのいい青空
- 昼食のデザート、可愛い色合い
- 5日目
- 6月8日/晴れ/23〜32 ℃
- いよいよ、2カ国目の首都・リガの見学です。ホテルが旧市街に近い為、今日はバスに乗る時間も短く体も楽です。現地ガイドは男性のイルさん。知的で穏やかかつ流暢な日本語で色々な事を教えてくれました。アール・ヌーヴォーの建物が集中する町歩きから始まり、元格納庫を利用した中央市場を見学。主に魚は加工品が多い事や地元の野菜などの説明を受けてから旧市街へ、街中では主にドイツハンザ同盟ゆかりの建物を巡りました。そして大聖堂でパイプオルガンのミニコンサートを楽しんで、ランチは市内でも大人気の真っ暗?!なROZENGRAISへ。見学の人もたくさんいて、民族衣装の店員さんと美味しいスープが印象的でした。午後はオペラ座のバックステージツアー。通常とは違う角度からの貸切オペラ座はとても荘厳でしたね。その後はお待ちかねのフリータイム。聖ペテロ教会の塔に上ったり、お買い物を楽しんだりして存分にリガの街を堪能しました。
- リガ大聖堂のパイプオルガン音色に癒されました
- なかなか見ることない?!ステージからのオペラ座全体
- 6日目
- 6月9日/晴れ/16〜24 ℃
- 毎日有難い晴天が続いていますが、やっと少し涼しくなってきました!今朝は昨日じっくり観光したリガの姿をダウガワ川から眺めます!船内はテラス席とゆったり室内席から自由に選べますが、今日は良いお天気を楽しめるテラスが人気でしたね!約1時間川の中州で遊ぶ地元の人達なども眺めてのんびりした時間を過ごしました。ここから約1時間ほど移動して、シグルダ地方へ。ガウヤ国立公園に残るトライダ城とグートマニャ洞穴観光です。シグルダに着いて直ぐに蔦の絡まる落ち着いたレストランでお食事。素敵でした!トライダ城では道案内のイグルさんと城までの道のりをトライダの薔薇のお話しなどを聞きながら歩きました。お土産にはお砂糖がけのクランベリーが人気でした!甘酸っぱい味が伝説のお話しとぴったりでしたね。夕方には3カ国最終の国エストニアに入りました。
- 川から旧市街の眺め
- ゆったりくつろげたランチレストラン
- 7日目
- 6月10日/晴れ/13〜24 ℃
- 昨夜チェックインしたエストニア首都・タリンのホテルはヒルトンタリンパーク。ホテルの前は再び緑豊かな公園、そしてその先は旧市街。とても良い環境と立地です。今日はそんな旧市街を横目に先ずはラヘマ地方へ。地元のガイドはサチコさん。勿論日本語で日本人ならではの感性も交えての案内は快適でしたね。午前中は自然を楽しむ時間。可愛らしいヤガラ滝でマイナスイオンを浴びてから、ヴィル湿原へ移動。ここではミニハイキング。片道30分の平坦な道は、途中までは土道、あとは木道。誰にでも快適に歩けるので安心です。午後は旧市街へ戻り、街中を上の地域から下の地域までバルト唯一のアップダウン歩きも交えながら楽しく観光しました。そして、ホテルへの帰路はトラム体験乗車。チケットの使い方や路線などを教わりながらホテルへ戻りました。夜は再び旧市街へディナーに出かけます。民族舞踊のショーでは出演と皆さんの応援ありがとうございました(笑)
- ヴィル湿原の木道を歩く
- トラムも使いました!
- 8日目
- 6月11日/晴れ/13〜24 ℃
- 観光の最終日です。ゆっくり9時にホテルを出発。今日はカトレさんのご案内。朝は少し余裕があったので歌の広場へサービスストップ。バルト3国は歌で独立運動を進めた国で、歌の祭典は国民にとってとても重要です。そんなパワーを感じてから、カドリオルク宮殿美術館へ。ピュートル大帝の為に建てられた宮殿は現在は国立美術館として多くの作品を見学する事が出来ます。豪華なバロック様式の宮殿はとても素敵でした。その後は旧市街の聖ニコラス教会へ、見所は15世紀の絵画「死のダンス」、これだけの大作が残っているのは珍しく見応えがありました。さて、今日はここから皆様のフリータイムです!昨日・今日と一緒に巡ったタリンの街を各自の興味やペースで再確認出来たお時間だったのでは?夜は旧市街の老舗ホテルの新しいダイニングでお夕食を楽しみました。
- 聖ニコラス教会の死のダンス
- 夕食の前菜、素敵な3コースを堪能
- 9日目
- 6月12日/晴れ/24〜12 ℃
- 今日は1週間かけて旅してきたバルト3国とお別れします。タリンの港からフェリーでフィンランド・ヘルシンキまでは約2時間の船旅。スーツケースも港から港までポーターさんに任せられるクリスタルならではの楽な旅路でした。船内ではこの1週間を振り返ったり、フィンランドのお土産や免税店を楽しんだり、カフェでゆっくりお茶も出来ます。ヘルシンキでは現地のアシスタント・アレクサシさんがアドバイスをくれて、皆さん港やメインストリートでフリーランチを楽しみました。港では気楽なシーフードのお店がいっぱい!または美味しいシナモンロールをお持ち帰りの方も!その後は空港へ。いよいよ帰国です。今回は最終日まで本当にお天気に恵まれました。
- 毎日夕陽が綺麗でした
- 10日目
- 6月13日/晴れ
- ツアーにご参加頂いた皆さま10日間、本当にありがとうございました。バルト3国の夏のピークを満喫した日々でした。各地で充実の観光と自由時間も適度にあり、またゆっくりお食事を囲める日も多く、それぞれの皆さまがほっと一息つける、そんな時間を過ごして頂けたと思います。一度も暗くなる時間を見なかった!とおっしゃっていた方の言葉がとても印象に残りました。またいつか皆さまとお目にかかれる日を楽しみにしております。
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