2019年4月1日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

添乗員／奥山ひとみ（おくやま ひとみ）

この度は、阪急交通社クリスタル ドブロブニックとプリトヴィッツェイストラ半島を徹底攻略クロアチア・スロベニア9日間にご参加頂きありがとうございました。本格的観光少シーズン前でしたので、のんびりした町々を歩き、見て頂くことができました。雨上がりの青い空、澄んだ空気、青い青い海、自然の宝庫のスロベニア、クロアチアでした。

1日目

4月1日

今日は、クロアチア、スロベニアツアーの初日です。成田空港AY074便11:00発にて、ヘルシンキ空港へ。ヘルシンキ迄のフライト時間は約10時間、到着は15:00(時差－6時間)。そして、ヘルシンキ空港からはAY1201 16:40発にてスロベニアの首都リュブリャーナへ、到着は18:20着。(時差－1時間)。そして空港からは、ドフロブニック迄ご一緒となるドライバーさんミレさんと共にブレットのパークホテルへ。長い移動大変お疲れ様でした。

成田空港搭乗口

2日目

4月2日/晴れ/4〜15 ℃

今日は、ブレッドの観光からスタートです。まず、ホテルの目の前にも見えているブレッド湖の観光から、人の少ない早い時間に。伝統的ボートプレタナに乗りブレッド島へ。この島はスロベニア唯一の島でもあります。ひんやりした空気と静けさの中でボートはゆっくり島に到着しました。島の聖母マリア教会を見学また、教会内にある願いの鐘を鳴らして頂きました。鐘を鳴らすためのロープを引くのがか少し難しかったです。島には野生のプリムーローズが咲いていました。島の後はブレッド城へ。お城のある高台から見るブレッド湖の景色、国旗にも描かれているトリグラウ山も少し見えていました。。ここにもプリムーローズが咲いていました。ブレッドの町を後にし、ヨーロッパ一の規模を誇るポストイナ鍾乳洞へ。昼食を召し上がって頂いた後、鍾乳洞見学です。年間通して鍾乳洞内は10度。見学のコースの最初と最後のトロッコ、真っ白な鍾乳石、スパゲッティのようなものやカーテンのようなもの、その規模の大きさに圧倒されました。見学後バスの不具合でお待たせしてしまい申し訳ありませんでした。今日はオパティアのホテルミレニホテルにて宿泊です。

ポストイナ鍾乳洞内

ポストイナ鍾乳洞内

3日目

4月3日/雨のち曇りと晴れ/12〜18 ℃

今日は、クロアチアのオパティアの町を出発し、イストラ半島へ。ホテルを出る頃は雨が降っていましたが、トンネルを抜けると...晴れていました。ワインの産地、黒トリュフの産地イストラ半島、最初の観光場所は山の上にあるモトブンの町です。標高277mの高台にある小さな町。中心に行くために地元の循環バスに乗り換えて。更に歩いて町の教会、一軒のホテル、城壁の所へ。町の周囲の森は黒トリュフの産地でワインは赤ワインテラン種の産地です。モトブンを後にし、今度はロビィニの町へ。もう少しで町に到着というところで、警察のコントロールにあい、20分ほど足止めされてしまいました。青い海にせりだすようにあるロビィニの旧市街を写真に納め、旧市街を聖エウフェミヤ教会のあ高台迄進みました。昼食はロビィニにてシーフードスパゲッティを召し上がって頂き、その後イストラ半島の先端にある、プーラの町へ。25,000人収容のローマ時代につくられた円形闘技場を見学しオパティアへと戻り夜は、ホテル近くのレストランにてシーフードの盛り合わせを召し上がって頂きました。素朴さが残るイストラ半島でした。

ロビィニの町でのランチ

4日目

4月4日/曇り時々晴れ 風が強かったです/14〜19 ℃

今日は、オパティアのホテルを出発しクロアチアの内陸部へ。途中には、戦争屋外博物館として、戦闘機などが置かれているところを通過しました。クロアチアの独立戦争の爪跡が少し残る地域でした。その後はコロナ川とスルンチツァ川の合流点にあるラストケ村の散策です。昔はモロコシや小麦をひくための水車が22もあったそうです。小さなプリトビィッツェのような所でした。その後は、プリトビィッツェに向かう途中のレストランにて鱒のグリルの昼食でした。お店では、一人の女性が切り盛りして頑張っていました。そして、プリトビィッツェ湖群国立公園へ到着です。２日間の見学で、今日は下の湖群を見学です。国立公園内で一番大きい滝やコラナ川の源流、下から4つめの湖群の中では一番大きいコジャック湖迄歩き、一息ついてから遊覧船にて対岸へ渡り、最後の難関、ホテル迄の坂を上りホテルに到着です。今回は毎日いろんなことがあります。今日は、なんとクロアチアの大統領が、ホテルにお見えになっていました。プリトビィッツェ湖群国立公園の国立公園制定70年とユネスコ世界遺産に指定されて40年という記念の年でのイベントがホテルで行われる為ということでした。

ラストケ村

ラストケ村で見た植物

5日目

4月5日/雨のち曇り時々晴れ/6〜18 ℃

プリトビィッツェ湖群国立公園の2日目。今日は上の湖群へ。まず、エコバスにて上の湖へ行き上の湖からコジャック湖迄のウォーキングスタート。最初はカッパが必要となりましたが、少しづつ、いらないかなと思うようになり、そして、念願の青い空が見えてきました。その青空の時には、湖も一段と青のような緑のような美しい色を見せてくれました。そして、大きなトカゲのようなものも。ちょっとこわかったです。後日お客様に教えて頂きましたが、マダラサラマンドラという生き物で身を守る為に毒を出すこともあるそうです。この辺りにも黄色のプリムーローズやエリカ、などが咲いていました。また、ブナの木の種子が沢山落ちていました。プリトビィッツェを歩いて頂いた後はトロギールに向かう途中のレストランでペカ料理です。ペカという調理具を使ってお肉を煮込んだお料理でとても柔らかく美味しかったです。午後はトロギールの町の聖ロブロ大聖堂などを見て頂き、スプリットの町でチョイスメニューの夕食をお取りいただきホテルへ到着となりました。

 

ペカ料理

6日目

4月6日/快晴/12〜19 ℃

今日は、朝から真っ青な空！スプリットの観光に出発です。今は、外壁だけが名残を残す、ディオクレティアヌス帝の宮殿の見学です。見学の途中では、クロアチアの無形文化遺産のアカペラグループ、クラッパの美しい歌声を聞く機会がありました。心に響きました。見学後は自由昼食の時間も含めフリータイム。何を召し上がられましたか？昼食後は、ドフロブニック迄の移動です。その移動の途中には、ボスニアヘルツェゴビナから流れてくる、ネレトバ川のデルタ地帯、みかん畑が、広がる地域を写真に治め、またボスニアヘルツェゴビナのネウムで、休憩をとりながら、ドフロブニックのエクセルシオールホテルに到着しました。明日のお天気や、ケーブルカーの運休が心配されていましてので、今日スルジ山のケーブルカーへご案内をいたしました。高いところから見るドフロブニックの旧市街は格別です。景色を楽しんで頂いた後は、ホテル近くのレストランにて夕食をお取りいただきました。シーフードサラダとスカンピ、どちらも美味しかったです。

夕食のスカンピ

ホテルから見えた夜の旧市街

7日目

4月7日/晴れ時々曇り夕方雨/12〜17 ℃

今日は、ホテルより歩いてドフロブニックの観光に出発です。プローチェ門から入りメインストリートのプラッツァ通り、地震にも耐えたスポンザ宮殿は、税関や荷物検査、時には造幣局としても使われていた建物です。オノフリオの大噴水、町のメインの入り口のピレ門、サンフランシスコ修道院の回廊と昔の薬局など小さな旧市街の中に見所が満載です。大聖堂もミサが終わっていたので、中を見学。大聖堂の近くには、有名なクロアチアのネクタイ店クロアタや総督邸の館もありました。総督職は名誉職で任期が一ヶ月その期間中は館を離れることができないそうです。そして、ピレ門、プローチェ門のカギを夜の間預かります。そして、城壁巡りへ。全周約2km近城壁からの旧市街の町並みも、オレンジと海の青、何枚も写真を、とりたくなる景色でした。昼食はイカのグリルを召し上がって頂き午後はのんびり過ごして頂きました。

朝のドフロブニック

夜の聖ロブロ教会

8日目

4月8日

今日は、いよいよ最終日となりました。ホテルの朝食レストランからのドフロブニックの町並みをご覧頂いた後は、ドフロブニックのホテルへ。現在空港周辺は拡張整備工事が行われていました。ドフロブニックからヘルシンキ迄のフライトは約3時間。出国手続きはドフロブニックにて行われました。ヘルシンキ空港では、ラウンジなどご利用頂き定刻通りAY073 17:45成田空港に向け出発となりました。

ドフロブニック空港

9日目

4月9日

成田空港に無事到着となりました。大変お疲れ様でした。今年は日本も、そうですがスロベニア、クロアチアも少し肌寒い4月でした。9日間ありがとうございました。いろんなことが、毎日ありました。今日は何があるかな...と余裕を持って接して頂いたこと心より感謝しております。また、ご一緒させて頂ける日を楽しみにしております。