2019年8月14日出発 氷河特急エクセレンスクラス乗車!2つの山岳ホテルに泊まるスイス10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年8月14日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/樺島 裕治(かばしま ゆうじ)
- この度は「2つの山岳ホテルに泊まるスイス10日間」にご参加頂きまして誠にありがとうございました。、アルプス山脈というと、ヨーロッパ中央部を東西1,200km=オーストリア・イタリア・ドイツ・フランス等7ヶ国に渡って横切る山脈。 そのうちスイスは、世界に82峰ある4,000mを超える山のうち48峰も有する国。 そんな国スイスで、ピッツベルニナ・マッターホルン・ユングフラウの3峰、フランスでヨーロッパ最高峰のモンブランを見てきました! 鉄道乗車も、ゴールデンパスライン、ロートホルンSL鉄道、ユングフラウ鉄道、ベルニナ特急、氷河特急全線乗車と、大変充実! ベストシーズンに訪れたとはいえ、天候によって満足度が左右されるスイス旅行は、私達添乗員を大いに心配させるのですが、今回の旅行は名峰4山=4戦4勝でしたね! 全てはご参加頂いた皆様の行いと祈りの強さだと思い、深く感謝しております! では、1日1日振り返ってみましょう。
- 1日目
- 8月14日/晴れ/13〜26 ℃
- 朝、成田空港にご集合。 今回は群馬・千葉・東京・島根・広島からご参加の6組12名様。 スイスインターナショナル航空にチェックインして、ラウンジでお寛ぎ頂き、約12時間の空の旅で、チューリッヒ・クローテン空港にご到着。 入国審査もスムーズ。直行便だからトランクロストの心配もなく、チューリッヒ中央駅近くのセントラルプラザに到着。 せっかくアクセスの良い所にいるのだからと、希望者と共にリマト川沿いを歩き、グラスミュンスターの写真、フラウミュンスターは入場してシャガールのステンドグラスを鑑賞。有名店のシャンパントリュフを買い、元武器庫のレストランで夕食。 チューリッヒ発祥のリンデンホーフの丘まで登り、夕方からとはいえから大変充実のチューリッヒ観光。
- ツヴィングリが説教したグラスミュンスター
- リンデンホーフの丘から見下ろすチューリッヒ
- 2日目
- 8月15日/晴れ/14〜27 ℃
- 古都ルツェルンへ。 瀕死のライオン像を見て、旧市街をペーター教会からコルンマルクト、ワインマルクト、シュプロイヤー橋を 渡り、聖母被昇天の日にイエズス教会に入場、ロイス川の防備の為に造られたカぺル橋をバックに写真を撮り、中央駅よりゴールデンパスライン1等車に乗車。車窓からのい景色を楽しみながら南下してブリエンツへ。 後ろから機関車が押すかわいらしいSL鉄道で2,350mのロートホルンへ。昼食にアルペンマカロニを食べ山頂に登り、 同じSLで下った後は、落差300mあるシュタウプバッハがあるラウターブルンネンから登山鉄道に乗り、クライネシャイデックへ。 虹がかかる中、ベルビューデザルプに到着。ビーフの夕食。
- ルツェルン旧市街
- ロートホルン山頂駅から、雲に覆われる直前のブリエンツ湖
- 3日目
- 8月16日/晴れ/12〜26 ℃
- 明け方から雲がなくなり、きれいにベルナー3山が見え、心躍りながらユングフラウヨッホへ。 アイガーのトンネルを抜け、アイスメーアで停車。3,454mの駅では先ずスフィンクス展望台(3,571m)に登り、氷の宮殿を見て雪原へ。目の前に現れたユングフラウとメンヒに感激! リンツチョコを買って、駅でホットチョコレートを飲み、アイガーグレッチャーから鉄道一区間分の下りハイキング。 牛がいる中を抜け、槙有恒の山小屋に立ち寄り、クライネシャイデックまで。宿泊したホテルでランチ。 グルンドまで鉄道、バスでグリンデルワルドに寄ってWC。 グローセシャイデックまでシュレックホルン・ヴェッターホルンの横を通り、スーステン峠まで細い道をバスでクネクネ。 アンデルマットに入り、山羊を生贄に出した伝説の残る悪魔の橋に立ち寄り、今年出来たラディソンブルーホテルでビュッフェディナー。
- 朝一、クライネシャイデック駅から見上げるユングフラウヨッホ
- スフィンクス展望台からのメンヒ
- 4日目
- 8月17日/晴れ/曇り/14〜27 ℃
- アンデルマットからサンゴッタルド峠を越えて、一路陽光眩しいイタリアへ。 スイスのイタリア語圏ルガノから郊外のガンドリアの村に入り、急な階段を下ってルガノ湖畔までの往復でお腹を空かせ、可愛らしいレストランでうどんの様なスパゲティを食べ、国境を越えイタリアティラノへ。 ドイツ語圏のスイスとは一味違う雰囲気。待ち時間は駅でジェラートを食べ、ベルニナ特急・世界遺産指定区間に乗車。 有名なループ橋では車窓から動画で撮影。 翌日訪れるベルニナ山塊から発するモルテラッチ氷河も経由して、ポントレジーナで下車。 第2回と第5回冬季オリンピックが開催された地、サンモリッツに入り、2連泊のクリスタルホテルでサーモンのディナー。
- ガンドリア村からのルガノ湖
- ベルニナ線の先頭にはグラウビュンデン州の紋章
- 5日目
- 8月18日/晴れ/14〜27 ℃
- この日は終日フリータイムなのに、参加者全員一緒に行動。 サンモリッツ駅まで歩いて下り、ベルニナ線に乗車。ディアボレッツァ展望台(2,978m)へ。 ロープウェイで登ると、山々が迫る様に立っている所に出て、ピッツベルニナ(4,049m)、ピッツパリュ(3,905m)等、ベルニナアルプスの全てがきれいに並んでいる様に感動! 山々が映る鏡張りの駅舎で限定ビールを飲み、下ってから再びベルニナ線に乗車。 (なぜか⁉︎)ラーゴビアンコ=白い湖まで立ち寄り、ランチにはサンモリッツの老舗ショコラティエのパン。 午後はケーブルカーとロープウェイを乗り継ぎピッツネイル(3,057m)へ。 山頂のシュタインボック像と写真を撮り、夜は希望者とピザの夕べ。
- 見事に晴れたベルニナアルプス
- ピッツネイルから見下ろすシュタインボックの像
- 6日目
- 8月19日/晴れ/曇り/雨/12〜26 ℃
- グラウビュンデン州のサンモリッツからヴァリス州のツェルマットまで290km全線乗車!今年デビューした氷河特急エクセレンスクラスで! 乗車時はレッドカーペットの上でコンシェルジュ=クラウディオmrと写真を撮り、ドゥディアmsのサービスで、スパークリングワインから6コース+お茶付きランチがスタート! 高さ65mの渓谷に架かる有名な橋=ランドヴァッサー橋は長さ136mなので、ゆっくり走る氷河特急でもあっという間に通過。 ローヌ氷河とアレッチ氷河付近を通り、終点ツェルマットへ。 駅と駅の間はトランク運びを手伝ってもらい、ゴルナグラート鉄道で登った展望台(3,100m)に立つクルムホテルに2連泊! マッターホルンは見えずとも、夜は選べるディナー!羊orパスタ。
- エクセレンスクラスのバーコーナー
- ディセンティスのベネディクト会修道院
- 7日目
- 8月20日/曇り/雨/10〜25 ℃
- この日も終日フリータイム。 天気は良くなくてもゴルナグラート鉄道で1駅下り、ローテンボーデンから1区間分の下りハイキング。 イモトさんが訓練したリッフェルホルン。 逆さマッターホルンな見えるはずのリッフェル湖、ウンターリッフェルゼーでは、撮影してる新婚さんカップル。 ツェルマットの町まで下り、バンホフ通り、アルパインセンター、ねずみ返しの小屋、アルピニスト達の墓、京都や妙高高原との記念碑、教会と歩いて回り、ツェルマットで1番古いレストラン=Cafe Du Pont で名物のチーズフォンデュのランチ。 その後の自由散策中は雨が強く降った為ホテルに戻り休憩。 夜はクルムホテル2回目のチョイスディナー。 ターキーor白身魚。
- リッフェルホルンとリッフェル湖
- ツェルマット・バンホフ通り
- 8日目
- 8月21日/晴れ/14〜28 ℃
- 夜明け前から雲が晴れ、主役のマッターホルン(4,478m)がやっとお目見え! 塩を舐めに来たアイベックスもお祝いに来ていた⁉︎ 朝食よりも撮影で忙しいって、ゴルナグラート展望台にいるからこそ! ホテル宿泊者しかいない貸切のパノラマに感動! 後ろ髪引かれる思いで下山。 シャトルトレインでツェルマットからテーシュ、バスに乗ってフランス・シャモニーへ。大混雑の中、ロープウェイを2つ乗り継ぎ、今回の標高最高地点=エギーユドゥミディ展望台(3,842m)へ。 文句なしの晴天!モンブラン(4,810m)はグランジョラス、ダンデュジョアンもバッチリ! 再び国境を越えスイスに戻り、レマン湖をかすめて、仏語・独語の境界=フリブールへ。 NHホテルから、最後の夕食も旧市街のお店まで歩いて全員一緒に。
- やっときれいに顔を出してくれたマッターホルン
- アルプスの女王=モンブランも150点の姿でした!
- 9日目
- 8月22日/晴れ/14〜27 ℃
- 往復直行便で帰る為、最後はフリブールからチューリッヒまでのドライブ。 チェックインはスムーズ。重くなったトランクも預ける事が出来、免税店で最後の買い物とラウンジを楽しみ出国。 スイス航空直行便にて成田まで、約11.5時間。帰国の途へ...
- フリブールの街並み 奥にあるのが大聖堂
- 夜明け前のフリブール・オルモー広場
- 10日目
- 8月23日/晴れ/24〜33 ℃
- 成田空港にはほぼ定刻通りに到着。 預けたトランクも全て無事に出て、流れ解散。 皆様、10日間大変お疲れ様でした。 ベストシーズンに訪れたスイス周遊! いかがだったでしょうか? 4大名峰は全てきれいな姿を見る事が出来たのですが、やはり圧巻はマッターホルンでしょう! 私は、8日目朝にマッターホルンが顔出してくれるまで、このまま隠れ続けて見れなかったらどうしよう⁉︎ と、やや生きた心地しませんでした...。 結果、最後に皆様の祈り・思いが通じて、しっかりバッチリ見ることが出来ましたね! 今回ほど出るのを待った事がない私にとっても、忘れ難い旅行トなりました。 この12名様+添乗員だったからこそ出来た今回の10日間! またどこかの空の下、皆様の笑顔と再会出来る事、祈っております!
- メンヒ・ユングフラウ(アイガーも)を臨む所に宿泊したのです
- マッターホルンと対峙する様に立つホテルに2連泊したのです
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