2019年6月3日出発 時を紡ぐ北スペインとポルトガル10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年6月3日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/樺島 裕治(かばしま ゆうじ)
- LE106 「時を紡ぐ北スペインとポルトガル10日間」 の添乗を担当した樺島です。 広いイベリア半島。 スペイン周遊をしても、ガリシア地方の巡礼地=サンチャゴデコンポステラに立ち寄る事はほぼありません。 また、スペイン・ポルトガル周遊旅行というツアーで、ポルトガルに行くのはリスボンに立ち寄るのみで、とてもポルトガルを周ったとは言えません。 当ツアーはそんなスペイン周遊でも行けなかった聖地と、ポルトガルのリスボン以外もしっかり見て周るというもの。 皆様に満足して頂けるとコースだと自信をもっております! 今回は青森・新潟・埼玉・東京・神奈川・福岡からの15名様+ちょいワル風なイケメン運転手Vitor mr+福岡出身の添乗員樺島での10日間の旅行となりました。
- 1日目
- 6月3日/曇り/14〜25 ℃
- 夕方、成田空港に日本各地よりご集合。 エミレーツ航空にチェックイン。 アラブ首長国連邦が誇るエミレーツ航空は1985年に僅か2機の航空機で創業しましたが、現在は世界最大の旅客機エアバスA380系を100機以上所有し、サービス面でも数々の受賞暦を持つ航空会社。 ビジネスクラスでのヨーロッパツアーは、長い日本発着のフライトはビジネスでも、短いヨーロッパ圏内の便はエコノミークラスとなり、乗り継ぎ空港のラウンジが使えないというツアーが多いのですが、今回は成田⇆ドバイ⇆リスボン 全区間がビジネスクラス! 最初の便は総2階建て、全長72.7m=世界最大の民間機 A380! 旅の始まりはラグジュアリーな空の時間!
- 成田空港でのゲートもA380が駐機出来る所ということで、やや遠かったですね
- ドバイからリスボンまでの航路
- 2日目
- 6月4日/曇り/11〜26 ℃
- 約11時間のフライトでドバイに着いたらシャトルでターミナル移動。エミレーツラウンジでお寛ぎ頂き、再びビジネスクラス約8時間のフライト。定刻通りトランクも無事リスボンに到着。 ヨコキエリコmsに迎えられ、列車の出発時間までリスボン市内観光。 エドゥアルド2世広場からポンバル公爵広場間でジャカランダを見て、リベルダーデ通りからロシオ広場を通り、下町=アルファマ地区へ。 1週間後に控えた聖アントニオ祭の準備を始めている坂の町を、大聖堂まで歩き、サンタアポローニャ駅から3時間弱特急列車に乗り、ポルトのカンパーニャ駅へ。 Joaquin mrにチェリーをもらい、2連泊のエウロスターズダスアルテスにチェックイン。 夜はホテルでチキンのディナー。 飛行機+列車の長い移動、お疲れ様でした。
- アルファマ地区の路地
- イタリア製の車体...リスボンまでの特急列車
- 3日目
- 6月5日/晴れ/14〜28 ℃
- ビアトリスmsとのポルト観光。 入場料が必要な本屋、レロイイルマオン書店で'天国の階段'の写真を撮り、市庁舎のリベルダーデ広場を通り、構内がアズレージョで飾られたサンベント駅を見学。 ガイヤ地区で最も有名で人気にワイナリー=サンデマンへ。マローシャスmsの案内で見学。試飲後'ドン'と一緒に記念写真。 エンリケ航海王子像の前でバスを降り、ターリャドラダの'ジェッセの家系樹'のらあるサンフランシスコ教会に入場。 カイスダリベイラ地区でシーフードリゾットを食べ、サッカーの応援に来ているイギリス人達を横目に、ポートワインを運んでいた船=ラベーロ船に乗りドウロ川クルーズ。 対岸でロープウェイに乗り、全員で鉄橋=ドンルイス1世橋を歩いて渡りました。 夜は前菜からデザートまで好きな物を選べるチョイスメニュー。 サッカーポルトガル代表、クリスチャーノロナウドがハットトリックを決めました。
- レロイイルマオン書店の'天国の階段'
- ロープウェイで着いた所から見たドンルイス1世橋
- 4日目
- 6月6日/曇り/13〜26 ℃
- ポルトガル発祥の地と言われるギマランイスへ。初代国王=アルフォンソエンリケスが生まれたギマランイス城。 彼の像、彼が洗礼を受けたサンミゲル教会、ブラガンサ公爵館横でWC、サンティアゴ広場、ノッセセニョーラオリベイラ教会まで歩き、オリベイラ広場でイワシやコルクグッズを買い物をするフリータイム。 ミーニョ川を越えスペインへ。 ガリシア地方最大の街ヴィーゴの港湾エリアの食堂で、ムール貝・小イワシ・イカ等を食べ、土砂降りの為雨やどり。 巡礼路最後のポイント=モンテゴゾ=歓喜の丘では雨が止み、ポーズをとって写真を撮り、800kmもの巡礼路の終着地、三大巡礼地であるサンチャゴデコンポステーラに到着。 スペイン全土に94軒あるパラドールの中でも最も高い格式と人気を誇る、パラドールレイエスカタリコスに宿泊。 夜は地下のメインダイニングでハモンベジョーダと鶏煮込みのディナー。
- 雨が止んだモンテゴゾ=歓喜の丘
- 格式を感じるパラドールのメインダイニング
- 5日目
- 6月7日/晴れ/12〜27 ℃
- ゆったりとパラドールの朝食を楽しみ、ホセmrと共にオブラドイロ広場から正面の修復が終わったばかりのサンチャゴデコンポステラ大聖堂を見て、プラテリアス門から入場。 主祭壇の上の聖ヤコブ像に後ろから抱きつき、お墓参り。宝物館ではフランドルのルーベンスが下絵を描いたタペストリー等を見学。オブラドイロ広場・宿泊ホテルまで見下ろせるテラスにも出て、アラメダ公園では聖堂の外観とラモン像と写真も撮りました。 お昼にはタパス料理。タコのガリシア風も食べて。一路ポルドガルへ戻るバス移動。 中部ポルドガルのヴィゼウのポサーダに到着。 こちらは元サンテオトニオ病院。19世紀の建物をモダンに改装したホテル。 夕食はポーク。 街の中心まで近いので、食前に出られた方もいらっしゃいましたが、いっぱいになったお腹の消化を助ける為と、夜の街へ出て行った方の方が多かったようです。
- 上から見たオブラドイロ広場、右の建物に泊まってました!
- 美術館のような外観のヴィゼウのポサーダ
- 6日目
- 6月8日/晴れ/14〜28 ℃
- 内陸のヴィゼウから運河の町アヴェイロへ。 改装中ながら、駅舎の写真を線路側からも撮り、モナカの様な名物=オヴィスモレーシュを食べ、海藻を採取する為のカラフルな舟=モリセイロが行き来する運河沿いを散歩。 ポルトガル第3の都市コインブラに入り、肉グリル料理の有名店で仔牛料理のランチ後、名門コインブラ大学へ。 制服を着た学生からペンを買い、ペドロmrとサンミゲル礼拝堂から見学。 有名なジョアニナ図書館は地下から入り、圧巻の蔵書と豪華な内装に感動。 試験が行われる部屋、歴代学長の部屋を見て、2つある大聖堂のうち12世紀からの旧カテドラルに入場。 階段の多い旧市街の中心で、男性のセレナーデファドを聞き、アルメディナ門から目抜き通りのお菓子屋さんでコンフェイトウを購入。 宿泊のチボリコインブラ はスーパーが近く、ほぼ全員買い出しへ。 夕食はポルトガル人の国民食=タラ。
- アヴェイロの運河に架かる橋
- コインブラの旧市街 ファドで歌われた'洗濯女'の像
- 7日目
- 6月9日/晴れ/14〜28 ℃
- 大西洋沿いの町ナザレ。 この日は日曜日と言うことで、解放されていたノッセセニョーラナザレ教会の主祭壇の裏へ入場。美しいアズレージョの室内を抜け、マリア様像に対面。 展望台から大西洋のパノラマを眺め、伝統の7枚重ねスカートマダムを見て、オビドスへ。 ポルタヴィラから旧市街をサンタマリア教会まで歩いて解散するも、全員がオビドス城のポサーダまで歩き、高所恐怖症の方まで城壁に登りました。 名物のサクランボ酒=ジンジャを飲み、お昼にはイワシのグリルを食べ、ついにリスボンへ。 エリコmsとジェロニモス修道院へ入場。回廊は2階まで登り、カモンイス・バスコダガマの墓を見学。 テージョ川の貴婦人と呼ばれるベレンの塔、大航海時代の偉人達の発見のモニュメントを見た後、特別仕様になっているクリスタルハート貸切トラムで、リスボンの街を車窓観光。 夜は飲み放題でタラグラタンを食べながら、ファド鑑賞。
- 絶景のナザレ展望台
- リスボンの写真と言えばやはりここ!発見のモニュメント
- 8日目
- 6月10日/晴れ/14〜28 ℃
- 前の晩にサッカーの第1回ヨーロッパカップでポルトガルが優勝した後なのに、平和な祭日。 風の強いロカ岬ではタイミング良く写真を撮れ、最西端到達証明書を得て、シントラでは装飾が美しい王宮をしっかり見学後、名物のチーズ菓子=ケイジャーダを食べました。 リスボンへ戻り、街の中心で美味しいカタプラーナを食べ、有名なパスティスベレンで名物・元祖のエッグタルトを食べながらのティータイム。 午後の自由行動は、ホテルで休憩した方もレスタウラドーレス広場で合流。 グロリア線のケーブルカーに乗り、アルカンタラの展望台から街のパノラマを楽しみ、天正遣欧使節団が宿泊したサンロケ教会に入場。 ビールメーカー'サグレス'が経営する元修道院のビアレストランで、エビ等海産物にビールを合わせて大満足。 帰りはタクシーに分乗してホテルへ。
- ロカ岬でも最高の青空!
- シントラ王宮の紋章の間
- 9日目
- 6月11日/曇り 晴れ/12〜26 ℃
- 2連泊したホテル、ドンペドロ・リスボア。 近くショッピングモール内のスーパーに行きやすく、バスで出るにも便利な所でした。 チェックアウトまで余裕があるので、ゆっくり朝食を食べて頂き、リスボン・ウンベルト・デルガード空港へ。 エミレーツ航空にチェックイン。 手続き後はラウンジでくつろいで頂いたり、最後の買い物を楽しんで頂いたりして、約8時間のフライトでポルトガルとお別れ、アラブ首長国連邦のドバイへ。
- 8日目、全員での最後の食事はリスボンの真ん中でカタプラーナ
- アルカンタラの展望台から...
- 10日目
- 6月12日/曇り/12〜26 ℃
- 日付が変わった夜中にドバイに着。 広い空港ターミナル内を歩いて、エミレーツラウンジへ。 少しくつろいでから、再び大きなエアバス380機に乗り10時間弱のフライトで成田まで帰国の途へ。 皆様10日間、大変お疲れ様でした。 すごい雨は1日=一時だけで、天候に恵まれた周遊旅行。 どこが1番印象に残りましたか? 帰国後にする3回目の旅行はもうされましたでしょうか? この15名様とでなきゃ出来ない充実の旅行。 大きな事故等はなかったのは皆様のおかげだと深く感謝しております。 またどこかの空の下、再会出来るのを楽しみにしております。 ありがとうございました!Obrigado!
- ジェロニモス修道院の回廊より
- コメルシオ広場とジョゼ1世の騎馬像
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