2019年1月10日出発<ANA利用>5つ星デラックスホテルに2連泊×2回マルタ共和国8日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年1月10日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/太田 亮(おおた りょう)
- 「マルタ共和国8日間」添乗行って参りました。ヨーロッパでは以前から人気の高い地域でしたが、日本でもツアーが多く出るようになってきました。青い空と青い海、治安がいい、世界的にも、最古といわれる巨石文化、聖ヨハネ騎士団等の城塞都市、マルタストーンのハニーカラーの家々、シーフード中心とした美味しい食べ物などが人々を魅了するのでしょう。マルタ共和国は地中海の真ん中に位置します。今の冬の時期は天気が変わりやすいですが、マルタらしい晴天の日もありました。東京23区の半分くらいの大きさで、今回マルタ島とゴゾ島を訪れました。1964年イギリスから独立、2004年EU加盟。中立で「地中海のスイス」といわれ、1989年にはマルタ会談が行われ、冷戦終結宣言されました。マルタは猫の島ですがマルチーズ犬原産国です。イギリス統治下だった為、ゴルフ場、競馬場などもあります。マルタ大学もあり留学生も多いところです。
- 1日目
- 1月10日/曇り/9 ℃
- 各地より18名様お集まり頂き、ANAにて成田を出発しました。成田-ブリュッセルがANA、ブリュッセル-マルタがエアマルタ利用ですが、これまで余りにも乗り継ぎでロストバゲージが多かった為、一度ブリュッセルで荷物を受け取り、改めてエアマルタカウンターで荷物預け直しました。マルタ空港で無事全員荷物を受け取り、アシスタントのアヤコさん、ドライバーのマルコムさんと共にセントジュリアン地区にあるラディソンブルーホテルへ。夜遅くの到着おつかれさまでした。いよいよ明日からマルタを歩きます。
- ブリュッセルにてエアマルタ乗り継ぎ
- ラディソンブルホテル
- 2日目
- 1月11日/雨/6〜10 ℃
- マルタ在住のガイド、ヨシコさんと顔合わせしマルタ観光が始まります。昨日遅いマルタ入りだったので本日は10:00ホテル出発です。南端の青の洞門まで行きましたが小雨で船は出ず、崖の上からお写真を撮りました。すぐそばのハジャー・イム神殿へ。紀元前2800年頃の巨石文化です。4Dムービー後、資料館の展示、テントで保護された遺跡を見学しました。昼食後、市民の街だったラバトの街歩き、聖パウロ教会を通り、聖パウロ地下墓地へ。ローマ時代に造られたマルタ最大の地下墓地で、お墓としてくり抜かれた石が並びます。イムディーナはラバトに隣り合うこちらは貴族の住んだ城壁の街、バレッタに移る前の都でオールドシティ、サイレントシティともよばれます。島中央部の小高い丘にあり、島を見渡すことができます。「Barracuda」にて魚、ビーフ、ポークのチョイスメニューでした。本日は1日中雨でしたので、明日から晴れますように。
- ハジャー・イム神殿
- イムディーナの街
- 3日目
- 1月12日/晴れ、風/9〜13 ℃
- 昨日よりお天気が回復し、海岸線の景色も映えます。ハル・サフリエニ・ハイポジウム神殿へ向かいます。 ここは遺跡保存の為1時間毎10名までと決まっており予約が難しく、ツアーでなかなか行くことができない神殿です。地下の岩盤を削り、丸天井など曲線を含む造りは驚異です。現在は住宅街にあります。交互に巨石文化タルシーン神殿も見学しました。北の海岸線を抜けながらステキなレストラン「Ta'Cassia Salina」で立派なエビのグリルなど召し上がりました。ポパイの実写版ロケで使われたセットを残したポパイ村のかわいい写真も撮れました。マルタは映画撮影が盛んで地中海のハリウッドとよばれています。そしていよいよフェリーでゴゾ島へ。風は強かったですが、右手にコミノ島を見ながら青い地中海を走ります。ゴゾ島到着後、島北部マルサルフォルンのカリプソホテルへ。16:00ゆったり到着なので希望者とスーパーへ。ホテルでの夕食でした。
- タルシーン神殿
- ポパイ村
- 4日目
- 1月13日/晴れ、曇り/10〜14 ℃
- マルタ島よりさらに牧歌的な陽光のゴゾ島観光です。ローマ時代から続く塩田も今日は青く輝いています。タピーヌ教会は農村風景の中の美しい教会です。本日日曜日でミサも行われ、地元の人々も礼拝に訪れていました。マルタは熱心なカトリックの国です。島の中心ヴィクトリアの街でチタデルとよばれる大城塞の中も歩き、ゴゾレース、銀線細工、ゴゾチーズ、ハチミツ、サボテンの実ジャムなどが特産品土産です。アンジェリーナ・ジョリー、ブラッド・ピットの映画も撮られた田舎の邸宅を利用したお洒落なレストラン「Ta Frenc」での昼食。ジュガンティーヤ神殿では紀元前3600年頃の巨石文化に触れました。「巨人女性」の意味で、どの巨石神殿もそうですが豊穣の女神の形をしています。オデュッセウスで有名なカリプソの洞窟、アーラのベルベデーレ(眺望)に立ち寄りホテルへ。午後から天候が崩れ、ホテルでゆっくり過ごした方が多かったようです。
- ヴィクトリアのチタデルからの眺め
- 映画も撮影された「Ta Frenc」
- 5日目
- 1月14日/雨、風/10〜14 ℃
- 雨予報は当たってしまいました。ゴゾ島を後にするフェリーはやや大きく揺れながら、マルタのチェルケウア港へ。マルタ島の北西端から南東端までバスで1時間少し移動、東京23区の半分ほどのマルタでは最も長い移動でした。鮮やかな色、目がついている漁船が浮かぶマルサシュロックでシーフードの昼食です。午後からスリーシティーズに入り、暴風雨の中セングレアのガードヨーラ公園見晴し台から、がんばってバレッタ側の写真を撮りました。ヴィットリオーザの路地裏歩きもマルタストーン、ハチミツカラーの街並みで趣があります。カルカーラに第一次大戦で亡くなった日本海軍慰霊碑があり御参りしました。マルタには猫が多く孤児院がありボランティアの方が交代でお世話しています。ホテル入り後、希望者とヴァレッタ街のスーパーへ。夕食はイムディーナ街の宮殿ホテル内レストラン「De Mondion」にて繊細な味付けのコース料理を楽しみました。
- マルサシュロック
- ヴィットリオーザからの景色
- 6日目
- 1月15日/晴れ/10〜16 ℃
- ついに快晴となりヴァレッタ観光です。アッパーバラッカガーデンから対岸の昨日歩いたスリーシティーズを眺めました。聖ヨハネ大聖堂に入場、聖ヨハネ騎士団の8つの出身地言語別分団ごとに礼拝堂があるユニークなものです。大包囲戦勝利でヨーロッパ中から寄せられた献金によって造られた為、内部は目を見張る煌びやかなものです。逃れてきたカラバッジョが残した「聖ヨハネの斬首」「聖ヒエロニムス」はここマルタでしか見られない傑作です。騎士団長の宮殿、武器庫には、ヨーロッパ連合軍聖ヨハネ騎士団vsイスラム帝国オスマントルコの攻防が窺えます。お昼からフリータイム。老舗カフェコルディナでお菓子を買ったり、ヴァレッタを街ブラしたり。お泊りのエクセルシオールホテルが歩いて10分の距離も嬉しいですね。オプションの方はワイナリーとアフタヌーンティーを楽しみました。フリー夕食で量を調整された方、外へ行かれた方と様々でした。
- ヴァレッタの街
- 聖ヨハネ大聖堂
- 7日目
- 1月16日/晴れ/12〜16 ℃
- 最終日もマルタらしい青い空で気持ちよくクルーズ日和です。オプションはハーバークルーズ。スリーマを出発し、マルサムシェットハーバーからグランドハーバーへ。昨日まで見てきたヴァレッタ、スリーマ、スリーシティーズなどを海上から眺めました。天然の良港に要塞をしっかり築いた様子がわかります。港のクレーンや大型クルーズ船も入るドックなど迫力あります。一度ホテルへ戻り全員集合し、青の洞門クルーズ再トライ。2日目とは違いマルタの青い海を見ることができ、気持ちよく旅を締めくくることができました。よかったですね。マルタ空港に着き、往路と違い荷物はスルーで手続き。マルタとも、ガイドのヨシコさんともお別れです。エアマルタで3時間程でブリュッセル到着。ここでEU出国、ANAの搭乗券を出し、日本へと帰ります。
- ハーバークルーズ
- 青の洞門再トライ
- 8日目
- 1月17日/晴れ/11 ℃
- おつかれさまでした。11時間程のフライトで無事日本へ到着し、各地へと帰路につかれました。18名様のご協力で無事ツアーを進めることができ感謝致します。雨にも負けず風にも負けず、そして最後はマルタの青い海と青い空が待っていました。また皆様にお目にかかれること楽しみにしております。ありがとうございました!
- マルタ十字のエアマルタ
- アッパーバラッカガーデン
条件を指定して添乗レポートを探す
カタログや新聞に掲載のコース番号や国名・都市名、添乗員の名前などで検索いただけます。
※添乗員の名前で検索される場合は、名字と名前の間に全角スペースを入れてください。
ありふれたツアーでは物足りない。思い出に残る旅がしたい。クリスタルハート海外旅行は、そんなお客様の声にお応えいたします。イタリアやスペインなどヨーロッパから、アジア、南米まで豊富なツアーをご用意しております。