2018年12月13日出発<ANA利用>5つ星デラックスホテルに2連泊×2回マルタ共和国8日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年12月13日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/坪田 宣子(つぼた のりこ)
- クリスタルハート「5つ星デラックスホテルに2連泊Xマルタ共和国8日間の旅」にご一緒させて頂きました添乗員の坪田宣子です。総勢13名様。ファミリームードで行ってきました。日本は冬の足音が聞こえだし、段々と寒くなってきましたが、12月のヨーロッパは一段と寒いです。そんな中、マルタ共和国は平均して日中18℃前後と暖かく、快適に観光を楽しむ事ができました。食べ物も日本人の口に合い、海の幸も豊富。マルタワインやチスク、キニーも美味しかったですね。何事にものんびりしているマルタの人々は、家族を大事にして周りの人たちとの結びつきも深いそうです。また、あちこちでお昼寝をしている猫ちゃんをよく見かけ、マルタの人の動物へのやさしさも垣間見ることができました。また、次のご旅行でお会いできる日を楽しみにしております。ありがとうございました。
- 1日目
- 12月13日/晴れ/13 ℃
- 寒い日本を離れ、ANA231便でベルギーのブブリュッセル空港に到着です。ここで早速ベルギー名物のチョコレートやビールを堪能された方々もいらっしゃいました。丁度クリスマスシーズンと重なって、白耳義(ベルギー)のクリスマスデコレーションを楽しみました。マルタ航空421便に乗り換えていよいよマルタ島へと進みます。マルタ共和国は南ヨーロッパの共和制国家で、イギリス連邦加盟国です。地中海に浮かぶ島国で、いわゆるミニ国家の一つです。カルタゴ、共和政ローマ時代に既に地中海貿易で繁栄し、その後一時イスラム帝国の支配に入った事もあり、それに抵抗して戦ったマルタ騎士団がこの土地の名前を有名にしたそうです。小型犬のマルチーズの名前はマルタに由来するそうな。明日からの観光の為に、今日はグッスリお休みください。お疲れ様でした。
- マルタ航空
- ラディソンブルーホテル
- 2日目
- 12月14日/晴れ/13〜18 ℃
- 良いお天気となりました。朝7時から太陽は昇り気温もグングンと上がって行きます。マルタ島の観光です。まずは青の洞門へと向かいます。お天気は良いのですが、風が強いため小舟に乗っての青の洞門を見ることは出来ず、残念ですが上から水しぶきの上がっている洞門を眺めました。上から眺めただけでも迫力があります。そして何と海の色が綺麗な事でしょう。お昼ご飯を食べた後は、古都イムディーナの観光です。イムディーナはヴァレッタが築かれる前のマルタの首都で、貴族はじめ多くの人々がこの町に住んでいました。今では首都もヴァレッタに移り、中世の趣を色濃く残す古都イムディーナはひっそりと静まりかえり、時折、観光馬車が通り過ぎていく馬の蹄の音を聞きながら巡りました。そしてそのまま歩いてラバトの町に入ります。紀元前2世紀から紀元9世紀にローマ人の町だった所で、巨大な地下墓地が広がる聖パウロのカタコンベを見ました。
- イムディーナ
- ハジャイーム神殿
- 3日目
- 12月15日/曇り後晴れ 強風/3〜18 ℃
- ハル・サフリエニの地下は、マルタ島のパオラで発見された紀元前2500年頃にさかのぼる地下構造物です。本来は宗教上の聖域として造られたと考えられています。これは世界で唯一の先史時代の地下墳墓です。この遺跡は1902年に偶然発見されました。1980年にユネスコの世界遺産に登録され、その記録としてマルタの切手にデザインされました。遺跡保存の為、一日の入場者数が70名まで。一回の入場者10名と制限されている中、先史時代の遺物を探検しました。それからゴゾ島へ向かうフェリー乗り場近くのアンカ-湾にあるポパイ村を激写。映画に使われたカラフルな建物がぎっしり並んでいて、可愛らしかったですね。そしてフェリーに乗ってゴゾ島へ。強風で心配しましたが、無事到着。今日のようなお泊りはケンピンスキーサンローレンツリゾート&スパホテルです。全室がジュニアスイート以上というラグジュアリーリゾートホテルに2連泊します。
- ハイポジウム
- ポパイ村
- 4日目
- 12月16日/曇り後晴れ/12〜18 ℃
- ゴゾ島はマルタ島の5分の1という面積で、人口が約3万人と小さな島です。しかし歴史は古く、世界最古の神殿が見つかっています。まずはゴゾ島の中心のヴィクトリアにそびえ立つ要塞のチタデルを訪れました。1551年にはゴゾ島が海賊に襲われ、多くの島民が連れ去られた時、チタデルは侵略の際の避難場所や攻防の役割を果たしたそうです。そしてその中にそびえ立つゴゾ大聖堂。丁度日曜礼拝が終わり、ビンゴ大会をしている時に訪れました。また、海岸線に行き、ローマ時代より使われていた塩田も見学。ポカポカ陽気となり、海が綺麗でした。最後にゴゾ島シャーラ高原の端にある新石器時代の巨石神殿複合体シュガンティーヤ神殿を見学しました。世界最古の宗教施設と言われています。ベルベデーレにて、マルタ島までクッキリ見えるパノラマ撮影。よく晴れて海の青さが綺麗でした。
- ゴゾの塩田
- ゴゾ大聖堂
- 5日目
- 12月17日/晴れ後曇り/12〜18 ℃
- 朝ゴゾ島からフェリーに乗りマルタ島へ。お天気も良くコミノ島のブルーラグーンが鮮やかです。今日はマルタ島の観光です。東の3つの都市「ヴィットリオーザ」、「セングレア」、「コスピーグア」を合わせてスリーシティーズと言います。聖ヨハネ騎士団は本拠地を移すたびにロドス騎士団、マルタ騎士団と名称を変えてきました。1522年のオスマントルコ帝国とのロードス包囲戦に敗れた騎士団は1530年にマルタ島へ移って開拓した場所がスリーシティーズです。まるで中世に戻ったような町の景色でした。それから、NPO法人が運営しているネコの孤児院へ。約20年前から事故や、病気にかかったネコを保護して治療しているそうです。現在約350匹の面倒を12人のボランティアが餌やりや掃除をしているとか。小さなマルタ島には約42万人の人口に対してネコは倍近くの70万匹もいるとか。ネコには魔除けの力があると信じられているそうです。
- マルサシュロック
- 旧日本海軍戦没者墓地
- 6日目
- 12月18日/曇り/11〜16 ℃
- 朝、電動車に乗ってヴァレッタの町の散策に。電動車ではサービスに音楽もかけてくれました。アッパーバラッカ・ガーデンは海に突き出た地形の為、パノラマの様にグランドハーバーとスリーシティーズが一望できます。19世紀までイタリア騎士団の人達の遊びと憩いの場所だったそうです。現在も残る柱の列は17世紀の物で、当時は屋根付きだったとか。ここから歩いて聖ヨハネ騎士団、のちのマルタ騎士団の修道会教会堂として1573年から1578年にかけて建設されたカトリック教会の中へ。内部はまばゆいばかりの金で覆われた豪華さでしたね。そして今年から写真撮影OKのカラヴァッジョ最大傑作の「洗礼者聖ヨハネの斬首」を激写して、1547年に建てられたマルタ騎士団長の宮殿と武器庫も訪れました。午後からはフリータイム。要塞を観に行く人、お買い物をする人、アフタヌーンティを楽しむ人と、皆さまマルタライフを思う存分堪能されてました。
- アッパーバラッカガーデン
- 聖ヨハネ大聖堂
- 7日目
- 12月19日/快晴/12〜19 ℃
- 快晴です。日本を出発する前は、今日が雨模様と天気予報で言っていて心配していましたが、今までの中で一番の快晴で、クルーズ日和となりました。マルタ騎士団がセングレア・ヴィットリオーザの岬の突端に砦を築き海に面した全てに城壁を築いた風景を海側から眺めてみましょう。2階建ての船に乗り込み、全体が城壁・城塞と化している町並みが続きます。当時の攻防戦が目に浮かんでくるようです。マルタ島は地中海のど真ん中に位置するので交易の便も良く、どの国も手に入れたかったのです。バロック建築・マニエリスム建築・近代建築・新古典建築など多様な要素も取り入れ、町は発展していきました。マルタ島を堪能した後は、いよいよ帰国。マルタ航空でブリュッセルへ。ここからはANA便で成田空港へ。帰りの乗り継ぎ時間は短く、出国審査を済ませると何分もしないうちに搭乗開始となりました。お疲れさまでした。ゆっくりとお体を休めて下さい。
- クルーズ船から見たエクセルシオールホテル
- 二階建てクルーズ船
- 8日目
- 12月20日/晴れ/14 ℃
- 夕方、日本の成田空港に到着しました。昨日搭乗の際あまりブリュッセルでは時間もなかったのですが、それでもベルギーチョコ・ビール・ワインとお買い物をされたとか。さすがです。今回は冬の雨季の旅行のはずでしたが、雨は降らず傘の心配はありませんでしたが、連日強風に見舞われ、青の洞門クルーズが欠航となったのは残念でした。しかし、最後のクルーズは快晴で海が綺麗でしたね。また、タコの煮込み料理を出すレストランが手違いでスズキのムニエルに。あわてて皆さまの所に行くと、「これがマルタのタコだと思ったよ」とニコニコ。救われました。次の日のお料理にタコの煮込みを追加で出してもらい、皆さまで食べるとおいしいねと言って頂き、うれしかったです。今、マルタはパワースポットとして人気があがっているとか。皆様のパワーも注入してますますパワー全開になると思います。心から皆様に幸運が訪れますように。ありがとうございました。
- ヴァレッタのクリスマス
- マルタ航空
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