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2018年11月22日出発<エミレーツ航空ビジネスクラス利用>ゆったり旅するチュニジア世界遺産めぐり8日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年11月22日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/崔喜久枝
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この度は阪急交通社クリスタルハートにご参加いただきまして誠にありがとうございます。 チュニジアは北アフリカほぼ中央に位置し、国土の北と東を地中海に臨むイスラム教の国です。(国土面積は日本の約5分の2です) 紀元前9世紀、海の民フェニキア人によって現在のチュニジアの地に築かれたカルタゴ(フェニキア語で"新しい街"の意)一時は、ヨーロッパ南部、中東、アフリカ北部を結ぶ地中海交易の中継地点として繁栄しましたが、ローマによって滅ぼされ、その支配下にはいります。その後アラビア半島より押し寄せたイスラム化の波は、チュニスをはじめチュニジア各都市に新たな歴史を刻んでいきます。 かって地中海の覇者だった時代からローマやイスラム王朝の支配期まで、栄枯盛衰を繰り返してきたチュニジアの、波乱万丈の歴史の舞台をご覧ください。
1日目
11月22日/晴れ/12〜22 ℃
今回は16名様(成田発15名様、関空発1名様) 8日間のツアーが始まります。どうぞよろしくお願い致します。エミレーツ航空 ビジネスクラスにて日本からドバイに向けて出発。12時間の長い空の旅ですが、ビジネスクラスでゆっくりおくつろぎください。
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エミレーツ航空
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ドバイ行き搭乗ゲート(案内)
2日目
11月23日/晴れ/11〜23 ℃
ドバイから乗り継ぎで、チュニジアの首都チュニスまではおよそ7時間のフライトタイム!無事チュニジアの首都チュニスに到着。長~い空の旅お疲れ様でした。入国し、両替をすませてザグーアンにむけて出発です。途中車窓からは塩湖とピンク色に染まるフラミンゴの大群がみえました。ザグーアンのローマ水道橋は、ローマのハドリアヌス帝の時代にザグーアンからカルタゴまで132kmに渡り建設されました。お写真タイムの後、ケロアンのホテルに到着。ホテル内のレストランにて夕食をお召し上がりいただきました。本日お泊まりの "ラ カスバ"ホテルは イスラムの雰囲気が漂う素敵なホテルです。日本を出発してからの長旅おつかれさまでした。ゆっくりとお休みください
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チュニス行き搭乗ゲート(案内)
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ラ カスバホテル
3日目
11月24日/曇りのち雨/13〜21 ℃
午前は世界遺産の古都ケロアンの観光です。 7世紀に建設された、北アフリカにおけるイスラム発祥の地。イスラム教では、サウジアラビアラビアのメッカとメディナ、イスラエルのエルサレムに次ぐ第4の聖地となっています。この地にはイスラム教の開祖ムハンマドのあごひげが、専属の理髪師とともに眠っています。その場所は[シディ•サハブ(聖なる友人)霊廟]とよばれています。アフリカ最大のグランド•モスク。大きなお祈りの時には8000人の人々が祈りに訪れるとのことです。午後は世界遺産エルジェムの観光。まずは考古学博物館へ。小規模ながら素晴らしいモザイクの展示でした。チュニジア南東部のエル•ジェムは、かってローマ属州として繁栄を誇りました。3世紀につくられた闘技場は、地下通路に出番を待つ動物や剣闘士たちの部屋が残されています。移動の途中にラクダもみえましたが、近くのお肉屋さんにはラクダの首が、、。
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シディ•サハブ霊廟(美しい装飾)
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博物館のモザイク(海神ポセイドン)
4日目
11月25日/晴れ/12〜21 ℃
午前はチュニジアの中部の地中海に面するサヘルの真珠と称されるスースです。現在チュニジアの第3の都市であり、ヨーロッパの人気のリゾート地としてしられています。まずは(ツアーではほとんど訪れるることのない)考古学博物館にご案内。こちらでも素晴らしいモザイクをご覧頂きました。世界遺産の旧市街(メディナ)の観光。旧市街は堅牢な城壁で囲まれています。要塞と礼拝の場を兼ねた(リバト)の回廊はイスラム教徒達の住居もかねていました。高さ38メートルのリバトの塔から、町や港を監視することができました。現在はスースを一望することができる絶景のポイントです。午後はナブールの陶器工房でデモンストーレーションをみたり、メディナの散策を楽しみました。スースパレスは海沿いのリゾートホテルで、少しあるくとビーチが広がっています。地中海に昇る朝日をご覧いただけましたか?

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リバトの塔からみたスースのメディナ
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スースパレスホテル
5日目
11月26日/晴れ/12〜22 ℃
チュニジアの首都チュニスはアフリカを代表する大都市です。近代的な新市街とは対照的に、旧市街(メディナ)は14世紀以降はほとんど姿を変えず、伝統的なイスラム都市の構造を残し、庶民の活気に溢れる喧騒もそのままです。旧市街を意味するメディナには、ムハンマドの地という意味があります。メディナの路地は迷路のように入り組んでいますが、これは外敵の侵入を阻止する目的があります。おまちかねの柘榴ジュースのお味はいかがでしたか?甘かったですか?そして午後はなんといってもチュニジアといえば シディ•ブ•サイド!チュニジアブルーと真っ白のコントラストが美しい地中海の街です。好評お魚ランチの後は、絶景のcaféにてミントティータイム。夜はマールーフ音楽とともに夕食をおたのしみいただきました。最後のミントティのお味はいかがでしたか?

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メディナの路地裏でお喋りと水タバコを楽しむ男性達
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チュニスのメディナの地図
6日目
11月27日/曇りのち雨/10〜15 ℃
午前はいよいよカルタゴの遺跡観光です。紀元前9世紀頃、地中海東部沿岸の港チュロス(現在のレバノンのスールー)を拠点とするフェニキア人が、アフリカ大陸北部の現チュニジアに入植し、カルタゴを建設しました。カルタゴを築いた彼らは、アルファベットの原形を考案した民族として知られるが、詳細と航海術に長けた民でもありました。カルタゴの建国にまつわる悲劇のフェニキアの王女エリッサの伝説、覚えていますか?そう牛の皮(ビュルサ)です。午後はアフリカで最大規模、最良の保存状態を保つ、古代ローマ遺跡ドゥッガの観光です。紀元2~4世紀に繁栄を極め、当時約1万人の人々が住んでいたといわれています。シンボル的存在のキャピトルをはじめ、劇場、神殿、住宅、浴場など、様々な施設の跡をご覧いただきました。雨と強風のなか最後まで頑張ってごらんいただきました。(手袋がいるほど寒かったです)最後の晩餐は美味しいシーフードでした。

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カルタゴの遺跡
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ドゥッガのシンボル的存在 キャピトル
7日目
11月28日/晴れ/13〜23 ℃
いよいよ最終日です。チュニジアのルーブルと称されるバルドー博物館は、もともとオスマン帝国時代にチュニジアを統治していた地方長官の宮殿でした。ローマ初期キリスト教時代のモザイクのコレクションは世界屈指の規模と保存状態を誇っています。人物や神様だけではなく、動物や食料など当時の日常生活を垣間見ることもできます。本当に素晴らしいモザイクでした。観光後は空港に向けて出発。数々の想い出をのこして、チュニジアともおわかれです。ガイドのアハレムさん、運転手のモハメットさん、ありがとうございました。これからもたくさんの観光客がチュニジアを訪れるといいですね、、、

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海神 ネプチューン
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ローマの詩人 ウェルギリウス
8日目
11月29日/くもり/15 ℃
皆様大変長い空の旅おつかれさまでした。2015年におきました悲しい出来事を乗り越えて、ようやくチュニジアに再び訪れることができる日がやってきました。皆様のお越しを心待ちにしていたガイド、運転手とともにツアーを無事おえることができました。皆様ご協力とご理解ありがとうございました。 日本から遠く離れたアフリカ大陸に位置するチュニジア。皆様には文化、習慣など様々な違いからご不便もおかけしました。今回の旅が想い出深いものとなりますように切に願います。あらためましていまいちど、感謝の意を込めて「ショクラン」、そして「マッサラーマ」またいつの日か旅の空でおまちしております。

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シディ•ブ•サイド(皆様で散策した場所)
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チュニス メディナのcafé

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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