2019年5月28日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

添乗員／財前 実（ざいぜん みのる）

2019年5月28日出発。 LE197 『紺碧のエーゲ海クルーズとサントリーニ島に２連泊 ギリシャ縦断 10日間』のご旅行にご一緒させて頂きました添乗員 財前 実です。今回のご旅行、お楽しみ頂けましたでしょうか？ 10日間のご旅行期間中、ずっと良いお天気でしたね。12名様、皆様のご協力もあって全ての行程を無事に問題なく終えることができました。本当にありがとうございます。このコースは、満足度95.2%とクリスタルハートの数ある方面の中でダントツ人気のコースです。憧れのサントリーニ島(フィラ地区)にゆったり２連泊はクリスタルハートだけです。最高の立地にあるホテルでしたね。今回、ハネムーンのお客様で盛り上がりました。本当に私も楽しませて頂きました。

1日目

5月28日/晴れ/18〜27 ℃

初日、成田空港からの夜の出発です。まずは最短距離、ターキッシュエアラインでイスタンブール空港へ。世界最大のイスタンブール新空港に到着しました。4月7日に完成したばかりの新空港は6本の滑走路があるそうです。その大きさは東京ドーム1,636個分、成田空港の8倍の面積だそうですよ。

ターキッシュエアラインにてイスタンブールへ。

乗り継ぎ、テッサロニキに到着

2日目

5月29日/晴れ/15〜30 ℃

日付が変わり、その後、乗り継いでテッサロニキ空港へ。いよいよ観光のスタートです。テッサリア地方ピンドス山脈の麓に30m～400mの高さの岩の塔が60以上点在しているギリシャ唯一の世界複合遺産でもある「メテオラ」と呼ばれる地域へご案内致しました。下界とは隔絶されたその岩の塔の頂上に、メテオラ修道院が建てられています。そそり立つ岩の塔に立つ修道院は、メテオラの名が示す通り、まるで空中に吊り下げられ浮かんでいるかのように見えます。「メテオラ修道院」の始まりは11世紀初頭といわれていますが、奇石群の洞窟にはすでに9世紀頃から修道士たちが祈りと瞑想のために俗世から離れて隠遁していたそうです。現在残っている6つの修道院はいずれも拝観が可能で、麓から見上げるメテオラ修道院も絶景ですが、修道院から眼下に広がる景観もまた絶景でした。 その後、カランバカのホテルへ向かう途中、山羊の群れに遭遇。バスを止めて道を譲るというハプニングがありましたね。

メテオラ観光

山羊の群れに遭遇

3日目

5月30日/晴れ/15〜30 ℃

3日目は、世界遺産の「デルフィ古代遺跡」へご案内しました。 デルフィとはギリシア中部パルナッソス山麓にあったポリス(都市国家)のことです。紀元前8～紀元前6年頃は、全世界の中心と呼ばれ、古くから予言の神アポロンが崇拝されていました。かつては宗教の中心として栄え様々な宗教儀式が行われ、芸術やスポーツ競技の中心地でもありました。古代デルフィの遺跡は1987年、「デルフィの考古遺跡」という名称でギリシャの世界遺産に登録されました。 歴史に興味をお持ちの方なら、神託の聖地、予言の巫女のギリシャ「デルフィ神殿」の名前を一度はお耳にした事があるのではないでしょうか。 今夜はアテネにご宿泊です。いよいよ明日からエーゲ海クルーズのスタートです。

大型バスでご案内

デルフィ古代遺跡の車窓

4日目

5月31日/晴れ/16〜31 ℃

旅の4日目、いよいよ美しき島々を巡る2泊3日のエーゲ海クルーズに乗船です。通常はアテネ 〜 アテネの3泊4日間クルーズですが、クリスタルハートはサントリーニ島で1日早く下船し、サントリーニ島のリゾートホテルに2連泊するという何とも贅沢なツアーなのです。「セレスティアルオリンピア号」は今回、全員海側窓付のお部屋をご用意しました。そして、飲み放題と食べ放題なのが他の船とは違います。お食事は朝食も昼食も夕食もアラカルトがあるんですよ！エーゲ海の魚介類フルコースが盛りだくさん。早速、アテネのピレウス港からミコノス島に移動し入港しました。自由散策と日程表にありますが、今回は皆様をミコノス島のシンボル、白壁の風車が丘の上に立ち並んでいる絶景の場所へご案内しました。

オリンピア号にて出航

ミコノス島にてチーズ

5日目

6月1日/晴れ/20〜28 ℃

5日目は、トルコのエフェソス遺跡と、パトモス島の観光です。 まず、午前中さクシャダス港よりエフェソス遺跡へご案内。 クシャダスはトルコ共和国の西部、エーゲ海に面して今はリゾート地として賑わっていますが、古代は高度な文明都市エフェソスの外港として栄えていました。今も、その遺跡観光の拠点となっています。お次はパトモス島へ。 ギリシャのパトモス島は、エーゲ海南東部に浮かぶ小さな島ですが、キリスト教徒の篤い信仰を集めています。それはイエスの十二使徒のひとり、聖ヨハネが『黙示録』を書いたとされる島だからです。そんなパトモス島で下船し散策。パトモス島内のレストランで夕食を召し上がるご提案も致しましたが、今回の旅は全員一致で船で召し上がることに。今夜はプールサイドバーベキューで盛り上がりました。

オリンピア号の最上階プール

エフェソス遺跡へご案内

6日目

6月2日/晴れ/18〜24 ℃

6日目、クレタ島に入港。クレタ島へ行ったら絶対訪れたいのがクノッソス遺跡です。この遺跡観光の拠点となるのがイラクリオンという町。観光客が訪れるだけの町でなく、島最大の都市でもあるため繁華街は地元の人で賑わっています。街を少し散策し、クノッソス遺跡をじっくり歩いて観光致しました。2泊3日のエーゲ海クルーズはあっという間でした。とうとうサントリーニ島に上陸です！ホテルはエーゲを望む絶景の景色！サントリーニ島の中心部であるフィラに位置する憧れのリゾートホテル「エル グレコ リゾート」に２連泊です。とりあえずはディナーへ！夕陽の綺麗な絶景ポイントでお召し上がり頂きました。何とも贅沢過ぎるレストランです。夕陽が一望できるインスタ映えするレストランで、まだ停泊しているセレスティアルオリンピア号を望みながら食べきれないほどのシーフード料理が次から次へと。量が多過ぎる！とクレームが続出しました…笑

船内は豪華なお食事もございます

イアの夕陽をバックにレストランで夕食

7日目

6月3日/晴れ/17〜20 ℃

7日目、午前中はサントリーニ島をじっくり観光しました。昨夜、感動のイアの夜景をお楽しみ頂きましたが、もう一度… 青い空のイアの街を練り歩き、青のドーム(フィロステファニ)を散策。ガバラスワイナリーでは試飲を体験。イアを２回もご案内できるのはクリスタルハートだけですよ！ お待たせしました。午後は完全フリータイムです。はい、全員参加(またほぼ強制 笑)でフィラ地区を昼食と散策、そして中休み入れてディナーへ。食べたい料理をみんなでつつきあいながら何度も乾杯！財前流でやらせてもらいました 笑。毎回毎回参加者全員なのは過去始めてのことです。ありがとうございます。 そう、この日は大型客船が５船も停泊していて、サントリーニ島はかなりの混雑。ケーブルカーやロバ体験は長蛇の列で諦めることにしました。

青のドームで散策タイム

今回のツアーはいつも全員参加です

8日目

6月4日/晴れ/17〜22 ℃

8日目、ギリシャ縦断の最終地、アテネへ！サントリーニ島空港からアテネ空港まで、スカイエキスプレス航空でひとっ飛び。アテネ到着後、昼食とアテネ観光がいよいよスタートです。アクロポリスの丘や、アテネ競技場、考古学博物館と観光は盛りだくさん。この時期、ジャカランダの花がとっても綺麗に咲いてましたよ。ホテルで小休憩し、夕食は再度、アクロポリスの丘へ。ライトアップされたアクロポリスの丘のパルテノン神殿を望みながら、最後の晩餐を頂きました。お料理のサーモンが大好評。新婚夫婦のお客様がいらっしゃってみんなで大きなケーキでサプライズのお祝い。想い出に残る新婚旅行になって頂ければと思います。改めまして、ご結婚おめでとうございます。

アクロポリスの丘

パルテノン神殿を望みながらのご夕食

9日目

6月5日/晴れ/16〜26 ℃

9日目、ギリシャ旅行の最終日です。なんと、この日は終日フリータイム。ホテルの部屋は18時までギリギリ使用可能だから最後のギリシャを思う存分楽しんで頂けます。 さて、皆さんどうしますか〜？私の提案で「アテネの街を連れ回す・市中連れ回しツアー」のスタートです！笑【行程 : ホテル9時出発→リカヴィトスの丘までタクシー→リカヴィトスの丘(ケーブルカーで往復)→山頂でゆっくり→麓の駅まで徒歩→地下鉄体験→中央市場→スーパーマーケットでお買物→昼食は人気のカフェ→プラカ地区で買物→国会議事堂(衛兵の交代式)→ホテル15時終了】へご案内。 結局、参加者は全員となりましたね。お疲れ様でした。さっ、アテネ空港へ参りましょう…

リカヴィトスの丘より

毎日、最高のお料理でした

10日目

6月6日/晴れ/19〜24 ℃

10日目、帰国の途へ。往路と同様にターキッシュエアラインにて、イスタンブール経由で成田へ。楽しいギリシャ縦断のツアーはあっという間でした。12名様が一つになる！そんなツアーでありました。 添乗員さんが今まで行ったツアーでどこが良かった？と聞かれたら、真っ先に「サントリー二島に２連泊 ギリシャ縦断10日間です！」と答えることになりそうです。

お帰りもターキッシュエアライン

皆さま、お疲れ様でした