2018年10月16日出発 三国志ゆかりの地・赤壁を訪れる 客船「長江黄金号」で行く 新・三峡クルーズの旅7日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年10月16日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/鍛治 泰久(かじ やすひさ)
- 西暦200年頃、中国が3つの国(魏・呉・蜀)に分裂し戦っていた時代の興亡史である三峡クルーズ・三国志ゆかりの地を巡る旅に10月16日より7日間、7名様のお客様のお供をさせて頂きました。 添乗員自身は2度目の三峡クルーズ。前回はダムが出来る直前に行きましたのでどう変わっているかも大変楽しみでありました。アットホームに過ぎた7日間、トラブルも無く進行しお楽しみ頂けたかと思います。ご参加そして旅行中のご協力、誠にありがとうございました。旅日記、遅くなり申し訳ございません。お読みになりながらまた旅を思いだしていただけたら幸いです。
- 1日目
- 10月16日/晴れ/15℃
- 15時30分成田空港第一ターミナル集合。17時30分ほぼ定刻に全日空947便が定刻に出発。時差マイナス1時間定刻より約30分早い22時に中国四川省成都空港到着。日本の航空会社なので機内食も日本の味。すき焼き丼美味しかったです。上海や北京の入国審査は時により大混雑ですが成都空港は大変スムーズば入国でした。預けたスーツケースを受け取り税関を通過し現地ガイド王さんの出迎えを受け、成都市内の最佳西方金韵酒店に到着。広めの客室でした。
- 成田空港全日空947便搭乗口
- 2日目
- 10月17日/曇り/18℃
- ホテルをチェックアウト、7時45分と少々早めの出発。 まずは成都パンダ繁育研究基地にご案内。ここはパンダを繁殖・育成しながら生態を調査・研究するパンダの保護施設です。朝から観光客で大混雑でした。電気カート乗車は60分待ち!なので徒歩20分でジャイアントパンダエリアへ。いますいます!たくさんのパンダ。ちょうど朝食中で笹をモリモリ食べていました。赤ちゃんパンダも見学できました! その後、ラテックス店で休憩し昼食は有名店の陳麻婆豆腐。山椒の効いた美味しい麻婆豆腐でした。食後は三国時代の蜀の丞相・諸葛亮やその主君劉備などを祀る武候祠博物館見学とその近くの昔ながらの商店街である錦里古街を散策し、成都東駅へ。約1時間40分の列車の旅で重慶へ。重慶で火鍋のご夕食後、長江の桟橋から乗船。いよいよ三峡クルーズのスタートです。
- 麻婆豆腐。辛いけど美味。
- 重慶の夜景
- 3日目
- 10月18日/晴れ/20〜10℃
- 今回のクルーズ船は黄金6号。6階建てで7階はデッキになっていました。船室は約24平米。欧米系のクルーズ船の船室よりは広くシティホテル並みの広さがあります。各船室はバルコニー付で眺めがちょうど三峡側でした。お湯も良く出るし快適にお過ごし頂けましたでしょうか。早朝太極拳とモーニングコーヒー、バイキングの朝食の後は 豊都鬼城で下船。「冥土へ1番近い街」と言われる重慶市豊都県に位置しています。道教や仏教の神話をベースにした不思議なお城でした。 午後の船会社のOP石宝寨は残念ながら催行不可となったので、ケーキ作り体験や船長さん主催のパーティーなど船内でゆっくりとお過ごし頂きました。クルーズ船は3食共バイキング(最終日の夕食のみセットメニュー)毎回内容も変わり美味しかったです。1品は必ず日本食(らしきもの)も有りました。
- 豊都鬼城の丘からの黄金6号
- 船長さん主催のパーテイー
- 4日目
- 10月19日/曇り/18〜12℃
- 早朝太極拳と朝食後、午前は白帝城の見学です。白帝城は、三国時代に呉に敗れた失意の劉備がここで没したとされています。廟には劉備、その隣には関羽、張飛も祀られていました。映画レッドクリフで劉備役だった金城武に似ているような似ていないような...。見学後、船に戻りバイキングの昼食(水餃子付き!美味!)後、三峡の一番目約8キロ続く瞿塘峡(くとうきょう)は船上からご覧いただき、午後は小三峡クルーズへご案内。遊覧船に乗り換え、50キロに渡る龍門峡・巴霧峡・滴翠峡を見学。 船には夕方に戻り、三峡の二番目巫峡(ふきょう)を船上からご覧いただきご夕食。本日は円卓での四川・湖北の中華料理。船長さんが各テーブルを挨拶しに回っていました。夜にはバーでスタッフの歌舞ショーと大変楽しい一日でした。
- 白帝城の初代皇帝劉備玄徳
- 小小三峡下りの遊覧船
- 5日目
- 10月20日/曇り/16〜10℃
- 3泊した黄金6号を下船。芽坪(もうへい)港よりバスにて三峡ダムに向かいます。三峡ダムは長江流域の湖北省宜昌市にある大型重力式コンクリート製の水力ダム。2250万KWの発電が可能な世界最大の水力発電ダムだそうです。ダム入口着後、保安検査を受け電気カートで主要ポインを巡りました。ダム見学後はバスで宜昌市中心部へ向かい三味太子で湖北料理のご昼食。そして湖北省南部の荊州古城へ。春秋戦国時代、古くから江陵と呼ばれ、三国時代は関羽が守った城として有名です。高さ9メートルの城門に上がり見学。見学後は湖北省の省都武漢へ。西蔵印象というチベット人がオーナーのレストランでご夕食、ホテルは華美達天録大酒店。英名はラマダホテル。本日より嬉しい2連泊です!
- 三峡ダム展望台より
- 荊州古城城壁
- 6日目
- 10月21日/曇り/18〜12℃
- ホテル出発後、黄鶴楼に向かいます。三国時代、呉の孫権によって軍事目的の物見櫓として建築。李白の漢詩でも有名です。高さ約50メートル。エレベーターありますが70才以上のみ利用可能との事。しかし全員で無理やりエレベーターへ(笑)現在は再建された楼閣ですが、建物の内側と外側には鶴を基調として、雲紋・花と草・龍と鳳凰などが描かれており、鮮やかでした。その後、赤壁へ。後漢末期、長江の赤壁において起こった曹操軍と孫権・劉備連合軍の間の戦いがあった三国志における最も有名な戦いの地です。敷地内のレストランで昼食後、電気カートで広い敷地内を回りました。呉の功臣周瑜の像から階段を下がると赤壁。目の前は長江です。見学後は再び武漢市内に戻り夕食後ホテルへ。
- 黄鶴楼正面
- 長江沿いの赤壁。真横から見学
- 7日目
- 10月22日/晴れ/12℃
- 朝食のお弁当を持ち、早朝6時に出発。武漢空港から全日空直行便成田空港行に搭乗です。和食の機内食を食べ、うとうとしていたらあっという間に成田空港着でした。 7日間、天候は曇りがちではありましたがトラブルも無く進行出来たのも、皆様のおかげです。お食事もクルーズ船・陸地含め癖のない湖北料理で美味しく召し上がっていただけたかと思います。順調に毎日が流れたのはお客様のご協力があってこそ!本当にありがとうございました!クルーズ船のスタッフも皆さん親切・丁寧でした。そして7日間案内してくれた現地ガイドの王さん。添乗員自身、彼とは3回目の仕事。過去2回は九寨溝でした。また一緒に仕事したいものです。 改めましてご参加誠にありがとうございました。またどこかでお会い出来る日まで!
- クルーズ船マネージャーとガイドの王さん
- 船上からの三峡
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