2018年11月7日出発まだ見ぬ絶景に出会うスペイン探訪10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年11月7日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/監物 聡江(けんもつ としえ)
- 秋も深まる黄葉のスペインへ行って参りました。スペインは大好きな国の一つで、プライベートでも訪れるほどです。観光、食べ物、買い物…とにかく朝から夜遅くまで満喫することができます。ローマ以前の時代からイスラム、ユダヤ、キリスト教時代まで様々な文化、民族が入り交じり、エキゾチックな魅力あるスペイン。今回はお2人様参加が6組、お1人様参加がお2人の計14名様。最初は少し緊張されていたようですが、すぐに打ち解け、和気あいあいと毎日が楽しかったです。お天気も快晴で、真っ青の雲ひとつない日が多く、素晴らしい絶景に出会えました。問題なくツアーが無事に終了し、笑いが絶えない旅となりましたのも、全てご参加いただいた皆様のお陰です。本当にありがとうございました。
- 1日目
- 11月7日/曇り/12℃
- 今回ツアーは、羽田空港より全日空にて出発します。皆様、早々とご集合されラウンジにておくつろぎいただいてからゲートへ。やはり食事、映画などのサービスは日系に勝るものはありません。言葉も通じますし安心ですね。フランクフルトではスムーズに乗り換えマドリードまで無事に到着しました。預けたスーツケースも無事に出てきて、ポーターがバスまで運んでくれました。外に出ると、少し冷んやりと感じ、明日も重ね着しないと寒そうです。本日はマドリードのスペイン広場近くのホテル、コートヤード マドリード プリンセッサにお泊りいただきます。お隣は、スペインを代表するデパート、エル・コルテ・イングレスが隣接していて地下にはスーパーもあります。とりあえず、今夜はゆっくりとお休みください。長いフライトお疲れ様でした。
- フランクフルトにて ルフトハンザドイツ航空
- ホテル近くのスペイン広場(翌日観光)
- 2日目
- 11月8日/晴れのち曇り/12℃
- ブエノスディアス!おはようございます。今日からスペインの旅が始まります。午前中はマドリードの観光、そして午後からはセゴビアへと参ります。案内してくれるガイドさんは田辺さん。とても楽しいユーモアのあるベテランのガイドさんです。ホテルを出発して、スペイン広場に寄り道してからプラド美術館へ。大変広く個人で来たら目的の絵を探すだけで一苦労。スペインが誇るこの美術館には、ベラスケス、ゴヤ、エルグレコを始めとするスペイン絵画他、イタリア、オランダ絵画など盛り沢山で目を奪われます。ソフィア王妃芸術センターではピカソのゲルニカやダリの作品をご覧いただきました。お昼にはパエリヤをいただきお腹いっぱい、バスの中でシエスタタイム。到着すると、いきなり目の前に水道橋が見えました。ローマ時代にタイムスリップしたように静かな町を歩きアルカサールへ。白雪姫のモデルとなったと言われるこの城は中もさることながら背後からの眺めが素晴らしいです。マドリードに戻ったあとはタパス料理のディナー。今日は一日よく歩いたので、よく眠れそうですね。
- 昼食 パエリヤ
- セゴビア 水道橋
- 3日目
- 11月9日/晴れ/13℃
- 朝から快晴で気持ちが良いですね。本日はカスティーリャ・ラマンチャ州のトレドへ参ります。通常のツアーでは日帰りやオプショナルツアーで忙しく行って帰る事が多いですが、今回はなんと1泊してゆっくり古都を味わっていただきます。トレドに着くとモデルのような金髪のガイドさん、リサさんが皆様をお待ちしていました。トレドは西ゴート王国時代に首都となりマドリードに移るまで栄えた町。イスラム教、ユダヤ教、カトリック教が入り混じりながら発達し中世のままストップしているかのようです。エスカレーターを上がり中心であるソコドベール広場へ。そこから皆様が宿泊するホテル「アルフォンソセスト」が見えました。アルカサール のすぐ目の前で便利ですね。続いてカテドラルへ歩いて行きます。ここではエルグレコの聖衣剥奪を、サントトメ教会では最高傑作と言われるオルガス伯の埋葬をご覧いただきました。ランチ前にはトレドの全景が見渡せる展望台へご案内。タホ川に囲まれた素晴らしい景色に感動です!思わず何枚も写真を撮ってしまいましたね。
- トレド全景
- ホテル アルフォンソセスト夜
- 4日目
- 11月10日/曇り 時々雨 晴れ/18℃
- マドリードへ戻り新幹線AVEにてコルドバへ向かいます。列車内では早弁して(笑)幕の内弁当をいただきました。時間通りに11時43分にコルドバへ到着、旧市街へ参ります。ローマ橋を右手にアルカサールを左手に見ながらメスキータの方へ進みます。コルドバは8世紀にモーロ人によって繁栄した町で、時代と共に拡張された立派なメスキータはシンボルとなっています。特に馬蹄形アーチが続く円柱の森は圧巻です!モスクに教会が建っている様は他に類を見ません。花の小道は、いかにもアンダルシアに来たという印象を受けました。 セビーリャではスペイン広場、サンタクルスのユダヤ人街、ヒラルダの塔がシンボルとなっているカテドラル、アルカサールを通り、一度ホテルにてチェックイン。休憩してからお夕食とフラメンコに出かけましょう。ゆったりする時間があるのがクリスタルツアーの良いところですね。フラメンコでは熱い踊りとコブシのきいた歌声、味のあるギターの音色がスペインの旅を盛り上げてくれました。
- マドリード アトーチャ駅
- コルドバ メスキータ
- 5日目
- 11月11日/晴れ/22℃
- 本日も青空で最高のお天気です。今回のツアーの中で1番晴れて欲しかったのが今日です。アンダルシアのイスラム色の町を訪れてきましたが、ジブラルタルはモーロ人達がイベリア半島へ住み着いたルーツと言ってもよいでしょう。10時半に国境へ到着しました。目の前にはシンボルの高さ426mのロックが見えています。ここは1713年、ユトレヒト条約によりイギリス領となっています。歩いて国境を渡りますがパスポートを見せるだけの簡単な手続きでした。専用ミニバスで地中海の方からヨーロッパポイントへ。目の前にはジブラルタル海峡、そしてモロッコが見えています。今ではフェリーで簡単に来ることができますが、かつては色々な思いで渡り、そして帰っていったのだなぁ…と感情も湧き上がってきます。ケーブルでターリク山に上がりましょう、さらに素晴らしい景色を…と眺めていたら、先住民サルにバッグを奪われそうになりました。 近くレストランにてシーフードフライのランチをいただいた後は、崖の上にある町ロンダへ。マエストランツァホテルは闘牛場の目の前、ヌェボ橋まですぐのロケーション。夜は買い物やバルブなどを楽しんでいらっしゃいました。
- ジブラルタル ヨーロッパポイント
- ロンダ ヌエボ橋
- 6日目
- 11月12日/晴れ 曇り/21℃
- 本日はコスタデルソルの海にほど近い白壁の可愛らしい町ミハスへ。ロバさんが名物となっていますが暇そうでしたね。聖セバスチャン通り、闘牛場、祠、ショッピングなど各自楽しんでいただきました。 そして、いよいよ最期のレコンキスタの場所グラナダへ。遠目に雪化粧をしたシエラネバダ山脈が見えてきたので、もうすぐでグラナダへ到着です。まずはランチタイムとしましょう。スパデアホ、イベリコ豚、アイスクリームをいただき好評でした。スペインは食べ物が日本人に合うのも良いところですね。ミニバスに乗り換え宮殿の中へ。もと修道院だったパラドールは3年先まで予約がいっぱいなのだそうです。ここに泊まるのが1番の楽しみだったという方も多かったですね。では、アルハンブラ宮殿の観光へと参りましょう。何しろ歩いてすぐにカール5世宮殿、本当に近いですね。アラベスク模様、幾何学模様、馬蹄形アーチ、そこはもうイスラムの世界。別荘ヘネラリーフェも見学いただきました。夜は静まり返ったパラドールでのお夕食。これほど優雅な時はないほど素敵な一日でした。
- ミハス
- パラドールテラスとヘネラリーフェ
- 7日目
- 11月13日/晴れ/22℃
- 今朝はゆっくり10時の出発。静かな朝とパラドール滞在を楽しんでいただきました。いよいよ最後の目的地であるバルセロナへと飛行機にて出発。中世の世界から20世紀の世界へひとっ飛びです。飛行機が少し遅れましたが、何とか調整しながらガウディの世界をご覧いただきました。ガウディは19世紀終わりにカタルーニャで生まれ20世紀にかけてバルセロナに多くの世界遺産を残した天才建築家です。カサミラは直線がなく波打つような曲線で、カサとは家の意味ですが家と言うより芸術作品の展示のようでした。また、グエル公園にはガウディの住んだ家もあり、ここからサグラダファミリアの現場に出向いていたという事実には驚きました。今でこそ車という便利な乗り物がありますが…。夜は皆様ご一緒での最後の晩餐。ハーフサイズのチョイスメニューなど、色々なお料理を堪能していただきました。
- カサミラ
- グエル公園 ガウディの家
- 8日目
- 11月14日/晴れ/21℃
- 本日はハイライト、サグラダファミリアの見学です。バルセロナに来てここを訪れなければガウディを語れない?ほどの重要な教会です。まずは池の向こうから全体を写真に収めてから入場いたしましょう。中に入った瞬間、まばゆい光が差し込んできます。色ごとのステンドグラスが美しく、ここが教会であることを忘れてしまいそうです。まさに天国の世界です。 そしてエレベーターで塔に登ります。なかなかツアーでは塔に登るチャンスがない中、このツアーならではの特権、絶景をご覧いただきました。次はカタルーニャ音楽堂へ参ります。リュイス・ドゥメナクによって建築されたコンサートホールは花を基調としていて、そこへ足を踏み入れた瞬間 花園の世界へと引き込まれます。パイプオルガンの演奏を聴くことができましたが、是非コンサートに来てみたいと思いました。 ランチは海岸沿いのレストランでブイヤベースをいただき、午後はフリータイム。それぞれバルセロナの町を満喫されていらっしゃいました。
- サグラダファミリア
- カタルーニャ音楽堂
- 9日目
- 11月15日/雨/10℃
- とうとう、帰国日となってしまいました。早朝出発…まだ辺りは真っ暗です。バルセロナを案内してくれたガイドの木村さんも空港までお見送りの手伝いに来てくれました。バルセロナ空港に到着しスムーズにチェックイン。そしてルフトハンザドイツ航空にてフランクフルトへ出発。ここの空港はとても広いので移動が大変ですが、ヨーロッパのハブ空港としては利用客が多い所でもあります。ゲート45の近くへと行くと全日空のサインが見えました。なんとなくホッとしますね。11時30分発の全日空204便にて羽田空港へ出発です。おかえりなさいませ…の一言に、思わず日本人で良かった…と感じたのは私だけでしょうか…(笑)機内サービスは充実していますが、どうやらお帰りは爆睡された方が多かったようですね。
- 10日目
- 11月16日/晴れ/10℃
- 予定通り羽田空港に到着です。心配だった重い荷物も無事に出てきて一安心。皆様、10日間ご一緒に旅を続けてきたお仲間とお別れです。私もターンテーブルにてご挨拶させていただきました。今回のツアーが事故もなく無事に終了できたこと、皆様のご協力無しでは考えられません。本当に感謝しております。ご旅行が大好きな皆様、きっとまたどこかの地で、クリスタルのツアーでお会いできることを願っています。ありがとうございました。
- サグラダファミリア
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