2019年2月14日出発<キャセイパシフィック航空利用>偉大なる建築美と世界遺産の島 インド洋の宝石スリランカ8日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年2月14日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/鈴木 美津子(すずき みつこ)
- 過去に添乗で2回訪れたことのあるスリランカ。個人的に大好きな国になり、昨年は娘と2人でこの国を周りました。今回は『新たな視点で、また旅のお手伝いをしたい!』と熱望したスリランカ再訪でした。 今、思い出すことは、皆様全員ビジネスクラスをご利用なさっているのに「もう、ルピー貧乏なのよ〜」と笑顔で仰ったり、最後のディナーの時に「飲み物代、足りたよ〜!」「よかったね〜!」「え〜、わたし足りな〜い」「じゃあ、このお金あげる〜」という愉快な会話をなさったり。こういう雰囲気になるのは大変珍しく、まるで親戚の集まり(笑)のようで、私も楽しく添乗させていただきました。 現地ガイドのサナットさんから教えて頂いた 「アーユー(人間の息)ボーアン(長く)」 (=あなたの長生きを願っています)の言葉とともに、またお会いできますことを、心より願っております。
- 1日目
- 2月14日/晴れ/14〜24 ℃
- 朝8時に受付を開始。皆様全員ビジネスクラスでしたから、キャセイパシフィックのラウンジでゆっくりして頂きました。 飛行機は予定通りに出発し、いざ香港へ。乗り継ぎ時間が4時間以上ありましたが、キャセイの本拠地が香港国際空港ですから、力の入った豪華なラウンジがあることでも有名。その中でも昨年できたばかりの「The Deck」というラウンジにご案内させて頂きました。こちらは4カ所のラウンジでも唯一「シャンパン」が置いてあることから「シャンパン ラウンジ」という愛称が付いています。お過ごしいただいたお時間はいかがでしたか? その後さらに5時間のフライトでしたが、皆様「ビジネスだとやっぱり楽だわ〜」と仰っていましたね。コロンボに着いたのは深夜。モワッとした空気を身に纏い「南の島に来た〜」とお感じになったのではないでしょうか。改めまして明日からどうぞよろしくお願いします。
- 大好きなスリランカへ「行ってきまーす!」
- 「The Deck」まるで要塞のような重厚な作りでした
- 2日目
- 2月15日/晴れ/32 ℃
- さて、今日からいよいよ観光開始です。ガイドはサナットさん、ドライバーはトニーさん、アシスタントはチャミンダさんでした。スリランカは、まだまだこれからの国で、高速道路が発達しておらず、わずか70キロの距離でも2時間ぐらい掛かったりします。日本と真逆の気温で30度超え。さらにデコボコ道の連続で皆様少々お疲れのご様子でしたから、急遽ティータイムをお取りしました。その時のお菓子「タラグリ(結んだゴマという意味)」は素朴で美味しかったですね。8名様が1テーブルで収まり、早速お話をされていて、私自身嬉しくなりました。ダンブッラ黄金寺院観光の後は、今回のメインのひとつジェフリー・バワ氏設計の「ヘリタンス・カンダラマ」へ。早めのご到着でしたから添乗員鈴木のホテル内ツアーにお誘いし語らせて(苦笑)頂きました。皆様お付き合いくださり、ありがとうございました。
- ほっと一息、ティータイム♪
- 皆さまで納めていただいたロータスの花。黄金寺院にて
- 3日目
- 2月16日/晴れ/33 ℃
- 今日はいよいよ「シギリヤ・ロック」に挑戦の日です! 標高180mの場所にそそり立つ大きな岩。高さは200mしかありませんが、周りが見渡す限りの樹海なので、数字以上に壮大な印象があります。皆様、ヘルパーさん(クリスタルハートでは、ご希望により無料でヘルパーさんをお願いできます)の助けを借りながら、全員様、頂上まで登って頂けました! いやー、良かったです! ! フレスコ画の「シギリヤ・レディ」と共に、シギリヤロック頂上からの景色は登った人でないと味わえませんよね。心からホッとし、そして大きな感動がありました。 午後は、ナショナルパークでの「ジープサファリ」。小回りの効くジープで、たーーーくさんの象たちを目にしましたね。 この日はヘリタンス・カンダラマに連泊。バワは「いずれこのホテルも森の中に溶けゆくだろう。その時が完成だ」と語ったそうです。
- 5世紀。この場所から見下ろしたカッサパ1世の胸奥はいかに
- 息を呑む一服の絵のような景色。バワと同じ目線で
- 4日目
- 2月17日/晴れ/31 ℃
- 今日はスリランカの仏教の聖地であるキャンディへ向かいました。仏歯寺の周りに、はためく5色の旗。過去にチベットや東南アジアで同じものを見たことがあり、それと同時に『日本国内の寺院にも同じような幕があるなあ』と気になっていたものでした。調べましたら、これは国際仏旗(ぶっき)といって各色に意味があることを知りました。 左から青=仏陀の頭髪、黄=仏陀の身体、赤=仏陀の血液、白=仏陀の歯と骨、オレンジ=袈裟の色。全ては仏陀に通ずるものだったのですね。 その後は、ガイドさんの情報から急遽、日本人の方が運営されていらっしゃる「Natural Coffee」へ。味わい深いコーヒでした。日本とスリランカの架け橋になっていて、地域の雇用創出にも尽力されている吉盛さん、頑張って欲しいですね。 夕方のキャンディアンダンスはいかがでしたか?
- 国際仏旗の意味は、明日小テストですよー(笑)
- 「ひゃーーーーー!!!」
- 5日目
- 2月18日/晴れ時々スコール/20℃
- 今日は、スリランカ有数の紅茶の産地、ヌワラエリヤ観光に向かいました。 スリランカには、ウバ、ヌワラエリヤ、ディンブラ、キャンディ、ルフナという紅茶の産地があり、ヌワラエリヤでとれる紅茶は、香り、色ともに、スリランカを代表する紅茶といわれています。茶摘みは、午前中は8時~12時、午後は1時半~4時半まで行われるそう。摘み手の方達の日給はわずか200ルピー(130円前後)。重労働の割には低賃金なので、仕事の合間に野菜や果物を売って収入を増やしている、とガイドさんの説明でしたね。日本ではなかなか口にすることがない果物も今回のご旅行でたくさん召し上がっていただけました。ドリアン(!)いかがでしたか? また道中、1年間に3日しか咲かないというコーヒーの花をガイドさんが摘み取って見せてくださいました。貴重な経験でしたね。
- ドリアン初体験! 「クンクン。意外に臭わない??」
- 名門グランドホテルでのランチ。10種類以上のカレーが美味でした
- 6日目
- 2月19日/晴れ夕方スコール/33 ℃
- 今日のメインは何と言っても「ペラヘラ祭り」。ここでクリスタルハートからのサプライズ!「現地の衣装で観覧しましょう!」皆様最初は「え〜!」という感じでしたが、ワイワイ楽しみながらのお着替え。その姿は夕食会場でもペラヘラ会場でも目立っていましたね!ペラヘラは「行列」という意味。スリランカ各地で行われている祭りですが、今回はコロンボで見学しました。開始は19時でしたが、お坊さまのお説教が1時間ほど(汗)『ようやく!』となった途端にスコール!!しかし、クリスタルハート専用VIP席にはビニールがありましたので、これで濡れずに済みました(ほっ)。雨も治り『お祭りは中止?再開?』と気を揉んでいたところ「再開します!」とのアナウンス。それからはたくさんの踊り手さん、象さんが練り歩いて来てくれました。パレードに出演する象さんは選ばれし象さん。しかも象さんにもカースト制度があるというのにはビックリでしたね。
- 白装束の皆々様、教祖さまのようなお方も。
- 「ピカピカ象さん」の背中には仏陀の「仏歯」が納められています
- 7日目
- 2月20日/晴れ/31 ℃
- 今日はゆっくり出発でしたので、ご希望のお客様をホテル近くの時計塔や紅茶専門店にご案内しました。午後からはバワ氏の手掛けた建築巡り。ランチは氏の事務所を改装したギャラリーカフェにて。その後は、氏の自宅だった「No.11」へ。閑静な住宅街にあるそれは元々4軒に分かれていた住居を少しずつ買い取り、奥に繋げていった形でしたね。1日1組宿泊可能で、なんとその8割は日本人というのには驚きました。バワ氏の建築は、室内にいても屋外にいるような、屋外にいても何かに包まれるような感覚があります。専門ガイドさんへ「日本では有名建築家の元で修行する人もいますが、バワさんの後継者はいますか?」とお聞きしたら「いない。」とのこと。「ジェフリーバワは一人です。その前にも後にもいません。必要はないと思います」という言葉が印象的でした。ペイラ湖上に建てられた氏設計の「シーマ・マラカヤ寺院」で今回の観光を終わりました。
- No.11の意味が分かった瞬間でしたね
- 最後のディナー。潮騒の音と月明かり。愉快な会話が弾みました
- 8日目
- 2月21日/晴れ/21 ℃
- コロンボから香港へ向かう便は、日を超えての00:50発なので、離陸後は皆様、おやすみタイム。朝方香港に到着し、初日とは別のラウンジでお過ごしいただいたり、お買い物天国の香港ですから、ターミナルの中で最後のショッピングを楽しまれたりと思い思いの時間を過ごして頂きました。成田へのフライトも順調で全員様、元気にご帰国。握手&ハグでのお別れ。皆様との出会いは忘れません。ありがとうございました!
- ガイドのサナットさん。またお会いしたい方です
- 皆様、ありがとうございました!!
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