2019年4月22日出発<フィンランド航空利用>ドブロヴニクとプリトヴィッツェ・イストラ半島を徹底攻略 クロアチア・スロベニア9日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年4月22日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/藤井 博志(ふじい ひろし)
- 「イストラ半島を徹底攻略 クロアチア・スロベニア9日間」(LE150)4月22日出発に16名様のお客様がご参加くださいました。 当ツアーにご参加くださいまして誠にありがとうございました。添乗員:藤井博志です。 アドリア海とアルプスに挟まれた豊かな自然のスロベニア。重層的な文化に彩られた歴史を持つクロアチア。 いずれも1990年代になってユーゴスラビアから独立した国であります。両国とも観光資源に恵まれておりクロアチアはアドリア海沿岸の島々、スロベニアはユリアンアルプスの山々に代表される自然の美しさなど、多くの人々をひきつけてやまない魅力がそこにあります。 次々と移り変わる車窓からの美しい風景。夢のような時間。 そんな魅力に溢れたクロアチア・スロベニア9日間の旅をふり返ってみたいと思います。
- 1日目
- 4月22日/くもり/16 ℃
- スロベニアの首都リュブリャーナまで空路フィンランド航空にてヘルシンキ経由で向かいます。ほぼ定刻通りのフライトでリュブリャーナへ到着したのは、現地時間18時30分でした。そこから約50キロ離れた最初の目的地ブレッドまではバスで約40分。ユリアンアルプスに囲まれた周囲6キロほどのブレッド湖の畔(ほとり)に本日のホテル、リクリバランスホテルがあります。 ホテルチェックイン後に数名のお客様とブレッド名物「クリームシュニータ」(クリームケーキ)を食べに湖畔沿いにあるグランドホテルまで散策いたしました。 明日から始まるスロベニアとクロアチアの美しい景色を期待して就寝となりました。 明日からの観光どうぞよろしくお願いいたします。
- ラストケ村(行程4日目)
- ドブロブニク旧港(行程7日目)
- 2日目
- 4月23日/雨/6〜14 ℃
- 観光初日の行程2日目の朝はあいにくの空模様。朝方に降り出した雨は出発の8時ころには雨脚が強くなってました。 しかしながら朝もやの中に映る聖マリア教会やブレッド城が幻想的に演出して私たちを迎え入れてくれました。 本日はアルプスの瞳と称されるブレッド湖を観光後、ヨーロッパ最大の大きさを誇るポストイナ鍾乳洞を観光してクロアチアのアドリア海岸にあるリゾート地・オパティアまで向かいます。 ブレッド一帯は1981年から国立公園に指定されており、17世紀からリゾート地として人々を魅了してきました。 湖の長さは東西に2120m、南北に1380mという大きさで、その湖の中に聖マリア教会のあるブレット島があります。また湖より100mの高さにあるブレッド城からの展望はメルヘンチックで素晴らしい景色がご覧いただけます。 その後、長さ27キロに及ぶポストイナ鍾乳洞をトロッコ列車にて観光いたしました。
- 幻想的なブレッド湖
- ポストイナ鍾乳洞内部
- 3日目
- 4月24日/くもり/12~22 ℃
- 昨日はスロベニアから陸路でクロアチアに入国してイストラ半島にあるオパティアに入りました。 本日はそのイストラ半島の岬側に位置する天空の街モトブンに立ち寄り、ヨーロッパの美しい村30選に選ばれたロヴィニを観光して、古代ローマ遺跡が残るプーラの街を観光するという一日です。 モトブンは13~16世紀に造られた街並みが今でもそのまま現存しており、トリュフの産地としても名高い所であります。皆さまたくさんのトリュフ製のお土産を買われておられました。 そしてその後、ロヴィニに到着する頃には昨日から振り続いていた雨模様もすっかり青空が見えてアドリア海の気候に相応しいお天気となりました。 ロヴィニはヴェネツィア共和国の支配下にあった影響で中世イタリアの雰囲気を残している街であります。さらに30キロ離れたプーラは古代ローマ円形劇場が残る街で、まるでローマにいる様な気持ちになる街並みでありました。
- 可愛らしいモトブン村
- 美しいロヴィニ旧市街
- 4日目
- 4月25日/晴れ/13〜26 ℃
- 行程4日目は2連泊したオパティアをあとにして、コラナ川上流にある美しい自然と可愛らしい街並みが残るラストケ村に立ち寄り、地球が創り出した奇跡の自然造形美で幻想的な美しさを誇る湖群プリトヴィッツェ国立公園に入ります。 オパティアを出発して約2時間、アドリア海の美しさとはまた別の美しい景色が広がってきました。ここはプリトヴィッツェ国立公園から約30キロ離れたラストケという村でプリトヴィッツェの湖水を水源として流れてくるとても透明度の高い川がある街であります。 この美しいコラナ川沿いを約1時間ほどゆっくり散策をお楽しみいただきました。 その後、プリトヴィッツェ国立公園に入り、いよいよ幻想的で美しい景色の湖群を観光します。 プリトヴィッツェの湖は大小16の湖があり、本日はそのうち中央にある一番大きな湖のコジャック湖より下側にある湖群を約2キロのハイキングで素晴らしい絶景を楽しみました。
- 美しいプリトヴィッツェの湖と滝①
- 美しいプリトヴィッツェの湖②
- 5日目
- 4月26日/晴れ/11~26 ℃
- 昨日に続き本日もハイキング日和です。そしてまた本日も昨日の午後から引き続き美しいプリトヴィッツェの湖群を観光いたします。 昨日はコジャック湖を境にして下群の湖を観光しましたが、本日はさらに上流にある上群の湖をハイキングいたします。 上群にある湖はさらに透明度の高い湖水で無数の小さな滝が点在しており本当に息をのむ美しい景色が広がります。 ゆっくりと約2.5キロを約2時間30分かけてハイキングいたしました。 その後、プリトヴィッツェ国立公園をあとにして私たち一行は、中世の城壁に囲まれた要塞都市トロギールに向かいました。 プリトヴィッツェから約220キロ、トロギールまではバスで約4時間の移動です。 トロギールは古代ローマ時代からの歴史がある街で13世紀から17世紀の間に造られた聖ロブロ大聖堂に入場しました。その後、トロギールから約20キロ離れたスプリットに向かい夕食後に市内のホテルに入りました。
- 美しいプリトヴィッツェの湖と滝③
- 美しいプリトヴィッツェの湖と滝④
- 6日目
- 4月27日/晴れ/13〜18 ℃
- 本日6日目は世界遺産に登録されているディオクレティアヌス宮殿のあるスプリットの旧市街を観光して最終目的地でアドリア海の真珠と称えられるドブロヴニクに向かいます。 スプリットはクロアチア第二の都市で人口は約20万人。 古代ローマ皇帝の中で皇帝の座を現役中に引退宣言した唯一の皇帝であるディオクレティアヌス帝が皇帝を退いた後の住居として建てられた私邸がある街で、この宮殿(私邸)を中心にスプリットの旧市街が築かれました。 1700年前の宮殿の姿は原型をとどめておらず、当時の面影はあまり残っておりませんがディオクレティアヌス帝が遠征先のエジプトから持ち帰ったスフィンクスの石像は見ごたえがあります。 スプリットの街で約2時間の自由行動のあと、午後からはアドリア海の海岸をドライブしてドブロヴニクに向かいました。ドブロヴニクの宿泊は旧市街に一番近いヒルトンホテルで観光に最適な立地であります。
- スプリットの街並み
- 複雑な峡湾のアドリア海岸
- 7日目
- 4月28日/晴れ/11~16 ℃
- 本日はドブロヴニク市内でハーフマラソン大会が開催されることに加えて、3日目に突然判明したスルジ山ケーブルカー運休により、急遽タクシー5台を手配してマラソン大会開催前の早朝にスルジ山展望台へ向かいました。 結果的に朝日が照らす素晴らしく美しいドブロブニクの旧市街をスルジ山から眺めることができ、添乗員の私を含め皆さま全員が安堵感と満足感に浸ることができました。 高い位置から旧市街を眺めた後は旧市街の観光に移りました。 が、しかしハーフマラソンが既にスタートしており旧市街のメイン通りプラッツァ通りは通行規制に入っており、なかなか思う通りに観光が難しかったのですが、聖フランチェスコ修道院内の薬局博物館など無事にすべての旧市街観光を終えることができました。 午後からは自由行動。各自のペースで城壁を散策して旧市街を満喫いただきました。 明日は早いもので帰国日となります。
- ドブロブニク旧市街全景①(スルジ山より)
- ドブロブニク旧市街全景とロクムル島(スルジ山より)
- 8日目
- 4月29日/雨/10〜14 ℃
- 3日目以降晴れ渡った好天気の連日でありましたが、帰国日の朝は雷雨でありました。 2日目の観光初日に雨に当たったものの3日目のモトブン観光以降、7日目の観光最終日の昨日まで晴れ間が続いておりましたので、帰国日にこのような豪雨に見舞われると心から本当に観光中の天候って観光の質に大きく影響するものだなとあらためて実感いたしました。 濃霧と大雨の影響が心配ではありましたが、定刻通りフィンランド航空1832便はドブロヴニク空港をヘルシンキに向けて飛び立ち、ヘルシンキを経て無事成田へ向けて帰国の途へ就くことができました。ヘルシンキから約9時間のフライトで明日は日本に到着です。9日間の旅はあっという間に行程が流れていきました。
- プリトヴィッツェ国立公園にいたネズミ
- ドブロブニク旧市街にいた猫
- 9日目
- 4月30日/成田・くもり/18 ℃
- 定刻より約30分遅れでフィンランド航空73便は成田空港へ到着いたしました。 今回の旅ではヨーロッパの連休(イースターからメーデー)と重なり、プリトヴィッツェの湖では1時間以上もボート乗船を待たされたり、ドブロヴニクではハーフマラソンが開催され通行規制がかかったり、突如ドブロヴニクスルジ山ケーブルカーが運休になったりとハプニングがありましたが、ご参加くださいました16名様のお客様のご理解とご協力をいただき無事にすべての観光プログラムをこなすことができました。 心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 またいつかクリスタルハートのツアーでお会いできることを楽しみにしております。 そしてこれからも阪急交通社をどうぞよろしくお願い申し上げます。
- 美しいプリトヴィッツェの湖と滝⑤
- ドブロブニク旧市街全景②(道脇展望台より)
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