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2019年5月7日出発<フィンランド航空復路直行便利用利用>中世の栄光輝く古都巡りバルト三国10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2019年5月7日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/藤井 博志(ふじい ひろし)
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クリスタルハートLE124「中世の栄光輝く古都巡りバルト三国10日間」5月7日出発に20名様のお客様がご参加くださいました。 当ツアーにご参加くださいまして誠にありがとうございました。 バルト海に面した北海道より小さな国、北からエストニア・ラトビア・リトアニア。 ソビエト連邦の崩壊によってバルト三国は1989年~1990年にかけて独立と民主化を勝ち取りました。 激動の歴史の中、中世ヨーロッパの街並みが今も美しい国、バルト三国。 非暴力の姿勢を貫いて独立を勝ち取ったバルト市民はとても気さくで優しい国民性であります。 魅力に溢れた小国、エストニア・ラトビア・リトアニアの旅をふり返ってみたいと思います。
1日目
5月7日/晴れ/16 ℃
当ツアーはバルト三国の中で一番南に位置するリトアニアから旅が始まります。フィンランド航空74便にてヘルシンキ経由でリトアニアの首都ヴィリ二ュスに向かいました。 ヴィリニュスの宿泊はゴルフ場もあるリゾートホテル「ヴィリニュスグランドリゾート」です。 ヴィリニュスの郊外に位置しているので、自然がいっぱいで穏やかな時間が流れ、長いフライトでも疲れが癒される気持ちになりました。 ヴィリニュスは北緯54度に位置している関係で5月に入ると日没時間が21時30分頃と遅く、就寝時間になっても外がまだ明るく、なかなか寝付けなかったお客様が多くいらっしゃたようです。 明日はリトアニアの首都ヴィリニュスの旧市街観光です。
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2日目観光ヴィリニュス・十字架の丘
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2日目観光ヴィリニュス・旧市街(展望ポイントより)
2日目
5月8日/晴れ/2〜13 ℃
本日はヴィリニュスの市内観光で昼食後は自由行動という行程です。 日本語ガイドでリトアニア人のMSガヴィジャさんと聖ペテロ・パウロ教会前でミートして、観光が始まりました。 リトアニアの首都ヴィリニュスはバルト三国の首都では唯一内陸に開かれた町で人口は約55万人ほどであります。 またヴィリニュス市内は大きく分けて旧市街・新市街・城の丘・ウジュピス地区の4つに分けられます。 本日は聖ペテロ・パウロ教会から大聖堂、聖アンナ教会や3つの十字架の丘などヴィリニュス市内を隈なく観光いたしました。 昼食後のフリータイムも皆さま許されるお時間まで各自で市内散策やショッピングなど満喫されておりました。 明日はヴィリニュスを離れカウナスへ向かいます。
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ヴィリニュス・聖ペテロパウロ教会内陣
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ヴィリニュス・大聖堂と広場
3日目
5月9日/晴れ/4〜14 ℃
本日は2連泊したヴィリニュスグランドリゾートホテルをチェックアウトしてリトアニアの第二の都市である古都カウナスへ向かいます。 ホテルを9時に出発してヴィリニュスから約30キロ離れたトラカイ城に立ち寄り、14世紀後半にヴィタウタス大公によって建設されたお城を見学いたしました。 その後、トラカイ城近郊にあるケルナヴェ文化保護区を経由してカウナスに向かいました。 カウナスは第一次世界大戦と第二次世界大戦の間の22年間ポーランドに占領されたヴィリニュスに代わってリトアニアの首都となった時代があります。 また日本のシンドラーと呼ばれた杉原千畝さんが領事代理として従事していた(旧)日本領事館があることで有名です。 私たち一行もその旧日本領事館(杉原千畝記念館)を見学いたしました。
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トラカイ城
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カウナス・旧日本領事館(杉原千畝記念館)
4日目
5月10日/くもり/6〜14 ℃
本日はカウナスをあとにして、ラトビアの首都リガへ向かいます。 カウナスからバスを走らせること約180キロ、ラトビアの国境に近いシャウレイと言う街に十字架の丘と呼ばれる聖地があります。 大小無数の十字架が立ち並び、高さ5メートル以上の芸術的な十字架からロザリオまで数メートルの小さな丘にびっしりと建てられております。 そして私たち一行は国境を通過してラトビアに入りルンダーレ宮殿を観光いたしました。 ルンダーレ宮殿は「バルトのヴェルサイユ」ともいわれる、バロック様式の豪華な宮殿で、ロシアの女帝アンナに愛されたクールランド大公であるビロン公の夏の宮殿として18世紀に建てられました。 明日は首都リガの歴史地区観光です。
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シャウレイ・十字架の丘
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ルンダーレ宮殿
5日目
5月11日/くもり/6〜11 ℃
本日5日目はラトビアの首都リガの市内観光です。 約70万の人口を抱える首都リガはバルト三国では抜きん出た大都市であります。エストニアの首都タリンの古風な雰囲気やリトアニアの首都のヴィリニュスののどかさはない代わりに、より開放的な都会の空気が感じられる都市です。 そのリガの街を日本語ガイドのラトビア人MSヤレーナさんと観光いたしました。 19世紀後半に新芸術様式として誕生したユーゲントシュティール建築群を見学して、中央市場でリガの生鮮市場の活気を体感しました。 その後、旧市街を隈なく散策して13世紀に建てられた大聖堂内でパイプオルガンコンサートも鑑賞いたしました。 また国立オペラ座の舞台裏見学など特別な手配も組み込まれており、充実したリガ市内観光となりました。
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リガ旧市街
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リガ国立オペラ座バックステージツアー
6日目
5月12日/晴れ/6〜17 ℃
6日目の本日は2連泊したラディソンブルラトビアホテルをチェックアウトして最後の都市エストニアの首都タリンへ向かいます。 ホテルを9時30分に出発をしてダウガヴァ河のクルーズに乗船した後、リガから約50キロ離れたスィグルダに立ち寄り13世紀に建てられたトゥライダ城を観光いたしました。 またトゥライダ城の麓に流れるガウヤ川にあるグートゥマニャ洞穴にも下車観光して、洞穴にある16世紀からの恋人たちの寄せ書きなどご覧いただきました。 スィグルダからはタリンまで約300キロのバス移動ですが、その途中にラトビアからエストニアの国境を通過して、最後の訪問国エストニアに入りました。 明日はタリン歴史地区とラヘマー国立公園の観光です。
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リガ旧市街(ダウガヴァ河クルーズ船より)
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スィグルダ・トゥライダ城
7日目
5月13日/雨/3〜7 ℃
昨日の6日目まで雨にあたることがありませんでしたが、本日7日目はあいにくの雨模様となりました。 本日は日本語ガイドでエストニア人のMSアデーラさんとともにヴィル湿原のあるラヘマー国立公園と首都タリンの市内観光という行程です。 まず先に向かったのはラヘマー国立公園。 ここはエストニアの自然のすべてがあるといわれる国立公園で面積は680㎢もあります。 その中で3.5キロの木道が敷かれたヴィル湿原は湿原の生態や進化の過程を観察できるスポットで、珍しい植物群も豊富に見みられる場所であります。 そして午後からはタリンに戻り、アレキサンドルネフスキー聖堂のあるトームペアの丘から旧市街中心部のラエコヤ広場まで中世の街並みが色濃く残るタリンの歴史地区を隈なく観光いたしました。
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ヤガラ滝(ラヘマー国立公園付近)
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ヴィル湿原(ラヘマー国立公園)
8日目
5月14日/くもり~晴れ/4〜11 ℃
幸いにも昨日降り続いた雨はやみましたが、すこし肌寒い朝を迎えた行程8日目はタリン市内にあるカドリオルグ美術館と聖ニコラス教会の入場観光であります。 カドリオルグ美術館は18世紀前半にバルト地域を手に入れたロシアのピョートル大帝が妃エカテリーナのために離宮と公園を造らせた跡地で隣には1930年に建設された大統領官邸があります。 そして聖ニコラス教会内にある「死のダンス」というタイトルの絵画はタリン出身でリューベックの画家ベルント・ノルケの作品で15世紀後半に描かれたものであります。 原画は50余りも描かれた長い作品だったようですが、焼失に遭い現存するのは7.5メートルの皇帝や枢機卿がダンスしている貴重な部分だけだそうです。
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タリン・カドリオルグ美術館
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タリン・旧市街中心部(ラエコヤ広場)
9日目
5月15日/晴れ/6〜14 ℃
早いもので帰国日の朝を迎えました。 本日はタリンよりバルト海を船舶で渡りヘルシンキに向かい、ヘルシンキより空路日本に帰国する行程であります。 タリンからヘルシンキまでの船舶はタリンクシリヤライン運航のシリヤスター号に乗船し約2時間でヘルシンキ港に到着します。 フィンランドの首都ヘルシンキはバルト三国の首都とはまた違った雰囲気で港町と洗練された都会が融合された街並みであります。 そのヘルシンキではエスプラナーデ通りを中心に少し自由散策をお楽しみいただき、ヘルシンキ国際空港へ向かいました。 そしてフィンランド航空73便はほぼ定刻に帰国の途へ飛び立ち、約9時間のフライトで成田国際空港に到着する予定です。
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タリン・旧市街城壁
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ヘルシンキ・大聖堂と広場
10日目
5月16日/くもり/22 ℃
フィンランド航空74便は定刻の9時05分に成田国際空港に到着しました。 今回のツアーでは前半のリトアニアからラトビアにかけて天候は概ね良好で気温も適温で観光がしやすく感じられましたが、エストニアに入り7日目の後半から気温が一気に下がりはじめ、朝晩の冷え込みが肌寒く服装の調整が難しい日もありました。 しかしながら大きく体調を壊すお客様がいなかったことはとても幸いでうれしく思いました。 皆さまのご協力のもとスリなどの大きな事故もなく、無事に帰国できたことに心から感謝しております。 改めましてクリスタルハートの当ツアー「中世の栄光輝く古都巡りバルト三国10日間」にご参加くださいまして誠にありがとうございました。
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シャウレイ(行程4日目)・菜の花畑
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ルンダーレ(行程4日目)・果樹園

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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