2019年5月1日出発2連泊×3回 アルデンヌ地方では古城ホテルにご宿泊 豊かな自然とグルメを楽しむ ベルギー美しき村々8日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年5月1日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/中島 暢子(なかしま のぶこ)
- 5月1日、令和に元号が変わった日から始まったベルギー8日間は、新緑が美しい季節でした。雨に降られた日もありましたが、色とりどりの花が咲いていて、ベルギーの豊かな自然も満喫することができましたね。 そしてまた、おとぎ話から出てきたような、たくさんの古城も訪れました。 ベルギーは、日本の九州ほどの面積で、とても小さい国ですが、首都のブリュッセルはEUやNATOの本部が置かれている国際都市であり、オランダ語圏とフランス語圏、そしてドイツ語圏と分かれている国です。 タイトル通り、チョコレートや創作料理等グルメも楽しみました。ベルギービールは800種類以上あるといわれ、ワインのようにそれぞれの都市で自慢のビールがありました。
- 1日目
- 5月1日/晴れ/14 ℃
- 成田空港の全日空カウンターには令和・祝という看板がみられました。日本の皇室と、ベルギーの王室は特別な友好関係があるそうで、1999年には、天皇皇后両陛下が、フィリップ国王陛下の結婚式にも参列されたそうです。そして、愛子様とフィリップ国王の王女エリザベート王女は同じ年なんだとか。本日、全日空231便、直行便にて10:50出発でベルギーの首都、ブリュッセルへ。ブリュッセル空港からホテルのあるブルージュまでは、道が空いていた事もあり、1時間半で到着。本日から世界遺産ブルージュの歴史地区の真ん中に建つ、マーティンズブルージュホテルに2連泊です。晴れていて、時間もあったのでブルージュの街を散策したり、街中のレストランでお食事した方もいらっしゃっいました。
- 出発便 全日空カウンター 令和になった初日の出発でした。
- ブルージュの街
- 2日目
- 5月2日/雨のち晴れ/13 ℃
- 朝一番にタインゼの村にある、オーイドンク城へ。オーイドンク城は、13世紀にゲントの街を守る要塞として建てられ、16世紀に再建されたお城で、現在はベルギーの伯爵一家が所有しています。森の中に建ち、レンガのお堀で囲まれており、どこから見ても、美しいお城でした。ブルージュへ戻り、中世のまま残された歴史地区観光。ちょうど、運河クルーズ中に雨が降ってきてしまいましたが、傘をさしながら、しっとりとしたブルージュの街並みを、運河からご覧いただきました。中心広場にある、「SINT-JORIS」レストランで「ベーコンサラダ・ワーテルゾーイというチキンのクリーム煮込み・ワッフル」のご昼食をお召し上がりいただき、ご希望の方と、イエスキリストの聖血が置かれている聖血礼拝堂にて、参拝。夜はご希望の方とホテル近くのレストランへ、夕食を食べに行きました。
- オーイドンク城
- 雨のブルージュ 運河クルーズ
- 3日目
- 5月3日/くもり/13 ℃
- フランス語圏のワロン地方の都市トゥルネーへ。本日1日、Ms松本さんが案内してくれました。トゥルネーでは、街のシンボルである80mの塔が建つ、ノートルダム寺院を入場観光しました。ベルギー最古と言われる、12世紀に建てられた鐘楼も建っていました。ご昼はトゥルネーの街の、「カテドラルレストラン」にて、コロッケとチキン・デザートをお召し上がりいただき、午後はベルイユ城入場観光しました。ヨーロッパ有数の貴族、リニュー家の居城だったお城で、ヨーロッパのいろいろな王家と繋がりがあり、市民からとても慕われていたリニュー家は、1900年に大火があった時も、周りの市民から助けられ、約2万冊の図書館の本を無償で残ったのだとか。首都ブリュッセルへ移動し、世界一美しい広場と言われる、グランプラス周辺を散策しました。夕食は「CHEZ LEONレストラン」にて、名物バケツいっぱいのムール貝をいただきました。
- ベルイユ城
- ブリュッセルの広場グランプラスの夜景
- 4日目
- 5月4日/雨/10 ℃
- オランダ語圏の都市を観光。ルーヴェンの街へ。大学図書館の前には朝市が開かれており、果物やチーズ等を買った方もいらっしゃいました。ルーヴェンの市庁舎は豪華で、まるでお城のようでした。メッヘレンは16世紀、政治・経済の中心地でしたが、ブルゴーニュ公国最後の王妃、マリーとハプスブルク家、マクシミリアン1世の娘、マルガレーテが当時の統治者だったということで、マルガレーテの像が街中に置かれていました この街では、昔のベギン会修道院だった建物を改築した、ヘットアンケル醸造所をガイドさんと一緒に、おいしいビールが出来るまでの工程を見学。最後の試飲をが最も楽しみでしたね!ここのビールは、ハーブなども入れているのでとってもフルーティーでした。 昼食も醸造所にていただき、3種類のビールを試飲させてもらいましたが、予想以上においしく、ビールが飲めない方も、飲めたほどでしたね。
- ルーヴェンの街の市庁舎
- ヘットアンケル醸造所の屋上にて
- 5日目
- 5月5日/晴れ/11 ℃
- 本日から3日間、Mr.サブロウさんが案内してくれ、ワロン地方を巡ります。グランビガール城は本日が最終日のフラワーショーがみられ、色とりどりのチューリップなどがお庭に咲き乱れていてたくさんの写真を撮ることが出来ました。今回はツアーで訪れる予定にありませんでしたが、ムーズ川とサンブル川が合流するナミュールのシタデルからの景色をご覧いただきました。丘の上までバスでくねくねと登っていき、上から見下ろすと、ムーズ川の景色と街全体が見渡せて絶景です。また、ツアーには含まれていませんでしたが、ディナンの街に寄り、各自、サンドイッチや、名物フライドポテト等をお昼にお召し上がりいただきました。午後はあまり訪れることのない、小さな可愛らしい町、モゼとクリュペを散策し、ラヴォ-サンタンヌ城入場。夜は星付きレストランで創作料理を楽しみました。
- ナミュールの街 シタデルからの景色
- ラヴォーサンタンヌ城内 昔使われていたダイニングルーム
- 6日目
- 5月6日/くもり/10 ℃
- とても寒かった朝、アンシュールレッスのアンの洞窟見学。たくさんの子供たちも見学に来ていました。トラムに乗って、洞窟の入り口へ行き、洞窟内に入ると、中は寒くありませんでしたし、また素晴らしい鍾乳石の世界が広がり、一番大きなドームの空間では神秘的な光のショーがみられました。 昼は丘の上の可愛らしいレストラン「Hotel Des Ardenne」にてサーモンマリネや、ホロホロ鳥のグリル、デザートもお召し上がりいただきました。午後は、ブイヨン城へ。アルデンヌ家の居城だったこのお城は、歴史も深く8世紀にはすでに建てられていました。フランスの国境に近いスモワ渓谷の丘の上に、堂々と聳えている景色は圧巻で、敵が攻めてきた時の防衛のための備えもいくつもみられました。鷹ショーも見応えがありましたね!
- 昼食 ホロホロ鳥のメニュー
- ブイヨン城での鷹ショー
- 7日目
- 5月7日/晴れ/14 ℃
- 昨晩は2連泊していた、シャトーダッソンビルホテルにてご夕食をお召し上がりいただきました。食事は美味しかったのですが、アクシデントがあり、皆様にたいへんご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。本日は帰国日ですが、21:10発の全日空232便成田空港への直行便なので、朝もゆっくり出発で、世界一小さな村と言われるデュルブイを散策しました。この村が一番可愛らしくて好きという声が聞かれましたが、本当に中世の時代の石造りの建物がそのまま残る、おとぎ話にも出てきそうな可愛らしい村でした。プチトレインに乗り、村を見渡せる展望台にもご案内。昼食は、天皇皇后両陛下も訪れたという、有名なSANGLIER DES ARDENNEレストランにて、イノシシ料理をお召し上がりいただきました。最後の観光地は、アンヌボア城のお庭です。水の庭と呼ばれるだけあり、たくさんの噴水の仕掛けがあり、お花も綺麗でした。
- ホテルでの夕食にて
- デュルブイの街の展望台からの景色 プチトレインにて
- 8日目
- 5月8日/晴れ/22 ℃
- ヨーロッパのほぼ中心にあるベルギーは、昔から周辺大国の影響を受けやすく、時代によって、様々な国により支配されてきました。1830年に革命がおこり、新教徒の国オランダに対して、カトリック教徒が大半のオランダ語を話すフランダース地方と、フラマン語と呼ばれるフランス語を話すワロン地方の両地方が結束して独立した国となります。ベルギーだけの8日間、主には南部のワロン地方を巡る旅でしたが、素敵なベルギーの町を見ていただき、賑やかなメンバー10名様とたくさんのお写真も撮って頂く事が出来ました。ベルギーは歴史ある村々やお城などが多く残り、深い歴史を感じることができ、そして緑あふれるワロン地方はのどかで静かな雰囲気でした。皆様にとってこの8日間が、楽しい思い出に残る旅でありますように。8日間、ありがとうございました。
- アンヌボア城のお庭にて
- ずっと運転してくれたドライバーさん
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