2019年6月17日出発<フィンランド航空利用>ドブロヴニクとプリトヴィッツェ・イストラ半島を徹底攻略 クロアチア・スロベニア9日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年6月17日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/中島 暢子(なかしま のぶこ)
- とっても暑かったですが何種類もの緑色に染められた、スロベニア・クロアチアの最高の景色がみられた9日間でした。 この度のツアーは16名様のご参加で、暑い中、皆様、励ましあい、助け合ってすべて歩くことが出来、達成感も感じられたようでうね。 皆様に多大なご協力をいただき、わきあいあい、スロベニア・クロアチアをまわってきました。 スロベニアは日本の四国ほどの面積、クロアチアは日本の四国と九州を合わせたほどの面積で、日本と比べると小さな国ではありますが、自然がとっても美しい、魅力あふれる国々でした。そして、日本人の私たちにとっても、シーフードが美味しいのはうれしい魅力の一つです。 クロアチアは、他国にずっと支配されてきた、日本とは全く違う歴史がありますが、現地の人々は、明るく前向きにみえました。私達、観光客にもとても優しく接してくれました。
- 1日目
- 6月17日/晴れ/15 ℃
- 成田空港第二ターミナルより、フィンランド航空AY-72便にて、フィンランド・ヘルシンキ経由、AY-1201便に乗り換えスロベニアの首都リュブリャーナ空港に、現地時間18:20頃到着しました。 リュブリャーナ空港からオーストリアとの国境付近の村、スロベニアのブレッドへ‥。まだ外は明るく、ブレッドまでの道中、バスから牧場や山の景色がみえました。 本日は、ブレッド湖の湖岸に建つ大きなホテル、パークホテル宿泊です。 ホテル到着後はさっそく、ホテルの隣の伝統のあるカフェで作られた、ブレッド名物のクリームケーキを湖畔でお召し上がりになった方もいらっしゃいました。 ホテルは湖が見えるお部屋だったので、お部屋から綺麗な湖の夜景の景色もみられました。
- 成田空港出発カウンター
- ホテルの部屋から見たブレッド湖
- 2日目
- 6月18日/晴れ/25 ℃
- 本日の午前中はガイドさん、エラさんの案内で、ブレッド湖と100mの岩山の上に聳える、ブレッド城観光です。 朝一番に、手漕ぎボート、プレトナボートにてブレッド島へ上陸し、聖母マリア教会に入場しました。教会内の鐘を鳴らすと、願いが叶うと言われている、小さいけれど、美しい教会です。一番だったので、他にはまだ誰も来ていなく、貸し切り状態でゆっくり鐘を鳴らすことができました。 本日は天気が良く、スロベニア最高峰2864mのトリグラフ山も見ることができました。 午後は、ポストイナ鍾乳洞観光です。鍾乳洞近くのPROTEUSレストランにてサラダ・マッシュルームスープ・ポークグリル・アップルパイをお昼にお召し上がりいただき、素晴らしく美しい鍾乳洞を見学。 国境を越えて、クロアチアのクバルネル湾沿いのオパティアの街のミレニアホテル宿泊。
- ブレッド島 聖母マリアへ続く階段にて
- オパティアの街の夕暮れ
- 3日目
- 6月19日/晴れ/30 ℃
- モトブンは、イストラ半島内陸にある、山の頂上に建設された、城壁に囲まれた、小さな町です。なんとパワースポットとも言われている町で、訪れるとパワーがもらえるんだとか‥!そして、モトブンの周辺の森では世界で一番トリュフが取れることでも有名です。公共バスに乗り換え、山を登って、城壁入り口にオープンしていたお店で、トリュフが売っていたので立ち寄りました。私達以外観光客もまだおらず、皆様が「とてもいいところだね」と気に行ってくれたようで良かったです。城壁を歩くと、他国に支配されてきた歴史を持つ、モトブンの人々の思いが込められたような、伝説のお話しの壁画もみられました。 海沿いの丘の町、ロヴィニのdreamレストランにて、シーフードスパゲティの昼食をお召し上がりいただき、ベネチアに支配されていた時代、中世の時代のまま残る、ロヴィニの街を散策し午後はローマ時代の遺跡が残る、プーラの街も散策しました。
- モトブンの街から見た森の景色
- プーラの街にてローマ帝国時代の円形闘技場
- 4日目
- 6月20日/晴れ/32 ℃
- 前日の3日目の夜は、ホテル近くのレストランにて、スープ、シーフードグリルの盛り合わせ(イカ、ムール貝、白身魚等)をいただきました。グリルしたての新鮮な魚介類はクロアチア旅行の楽しみの一つです。 本日もとても暑く、素晴らしい天気に恵まれました。クロアチア内陸部の、ラストケ村は、川が浅く広がって流れる、水の上に木造の家が建つ、珍しい景色がみられる村です。滝を見ながら村の中へ入り、昔ながらの水車が残る家を訪れ、粉引きの水車をみせてもらいました。 鱒のグリルのご昼食を、お召し上がりいただいた後は、プリトヴィツェ国立公園の下の湖観光です。濃いグリーンや、エメラルドグリーンなど見る角度によって様々な色に変化する湖は、今の時期ならではの素晴らしい景色でした。 野生の花々も見られ、野生の小さな苺の実もなっていました。
- ラストケ村の滝の景色
- 野生の小さな苺の実
- 5日目
- 6月21日/晴れ/33 ℃
- 本日は上の湖を散策。昨日歩いた下の湖より、上の湖は距離も長く全部歩けるかどうかと、心配されていた方もいらっしゃいましたが、皆様、声を掛け合い励ましあいながら歩いて頂いたおかげで、たくさんの滝の間を抜け、マイナスイオンの中、森の中をすべて歩くことが出来ました。 歩いた後は、近くのレストランにてビーフとポテトをじっくり蒸し焼きにした「ぺカ」をお召し上がりいただき、ダルマチア地方へ。 途中、クルカ川のそばのサービスエリアにて休憩。きれいなクルカ川と、遠くに港町スクラディンスキがみえました。 15世紀から、ベネチアに支配されていて、今でも当時の建物がそのまま残る、世界遺産の街トロギールを観光しました。街はまるで、中世の時代にタイムスリップしたかのようでした。 夕食はとても雰囲気が良いスプリットのLUXORレストランにてそれぞれお好きなものをチョイスしていただき、お召し上がりいただきました。
- 上の湖
- コジャック湖のボート乗り場にて
- 6日目
- 6月22日/晴れ/33 ℃
- スプリットは、歴史とロマンが感じられる街で、私も何度行っても感動します。特にディオクレティアヌス帝宮殿は、ローマ帝国時代、ディオクレティアヌス帝が退位後、住んだ宮殿で、半分ほど当時のまま、今でも残っていて圧巻です。ディオクレティアヌス皇帝は弱体していたローマ帝国を、強い指導力のもと、帝国内を4つに分割し、自分を含め4人で統治するなど改革し、再び強力な帝国にしたカリスマ性も持つ、皇帝だったと言われています。 今回はディオクレティアヌス帝と王妃が登場するパフォーマンスも見ることができました。 午後は、青い海と緑の島々等、アドリア海の美しい景色をみながら、ドブロヴニクまで移動です。 夕食は、旧市街の近くのレストランでシーフードサラダと、手長エビとロジャータと言われる名物のプリンをお召し上がりいただき、金婚式のお祝いでご参加のお客様を皆様でお祝いすることができ盛り上がりました。
- ディオクレティアヌス帝と王妃が登場するパフォーマンス
- 夕食の後 レストランの前にて
- 7日目
- 6月23日/晴れ/33 ℃
- 朝一番に、ホテルからタクシーに乗り、412mのスルジ山の頂上に登り、素晴らしいドブロヴニクの旧市街や、どこまでも続く碧い海と連なる緑の島々を眺めました。 城壁内へ入り、歴史的建造物をみながら散策。フランシスコ修道院内には、ヨーロッパで3番目に古いお薬屋さんがあり、今は博物館になっていて入場観光しました。ドブロヴニクは、早い時代から、他のヨーロッパにはなかった、高度な文化がありました。 各自で城壁も歩きました。美しく、みるものを圧倒させる城壁は、ドブロヴニクの人々がずっと国を守るため修復し続けてきたもので、今でもそのままの姿で街を取り囲んでいます。 ご昼食はレストランにて、イカグリル、アイスクリームをお召し上がりいただき、午後はご希望のお客様とボートに乗りました。 一度ホテルに戻り、少し休憩してからお買い物をしたり、要塞を登ったりして午後のフリータイムをお過ごしいただきました。
- スルジ山からのドブロヴニクの景色
- スルジ山から皆様ご一緒に団体写真
- 8日目
- 6月24日/晴れ/30 ℃
- 昨晩はフリー食でしたので、各自お好きなレストランで最後の夜のお食事をお楽しみいただきました。ご希望のお客様とは、シーフードスパゲティや、イカ墨のリゾットなどを一緒に食べに行きました。 ドブロヴニクは文化の狭間にありながら、唯一独立を守っていた国でした。とても小さな国でありながら、周りのすべての国が強国に支配されていた時代も...です。ドブロヴニクの街を訪れ、観光してみると、いかにドブロヴニクの人々が、長い間ドブロヴニクの独立・自由を大切にしてきたかということがよくわかりました。 本日は、帰国日。ドブロヴニク空港から、フィンランド航空にて、ヘルシンキ経由で成田空港へ。 ドブロヴニクの空港へ行く朝、最後のドブロブニクの景色を道中ご覧いただきました。
- 最後の夜 昨晩のドブロヴニクの夕暮れの景色
- 空港へ行く道中のドブロヴニク、旧市街の景色
- 9日目
- 6月25日/雨/21 ℃
- 成田空港に予定どおり到着。 帰国すると、日本はもう梅雨に入っていました。 6月のスロベニア・クロアチアは、ヨーロッパが夏休みに入っており、リゾート客であふれ賑やかで、また太陽が輝き、緑と湖と碧いアドリア海、すべてが輝いて見えました。 28年前に戦争など、なかったように現地の人々は温かく、私たちを迎えてくれましたが、平和の大切さを何より知っていて、また歴史のお話しを通して私たちも平和の大切さを実感することができました。 メンバー16名様の明るさと、前向きさに支えられ、何事もなく楽しく9日間を終えることができ、感謝しております。 皆様にとって、9日間が有意義で楽しい思い出に残る旅となりますように。
- キラキラ輝いたプリトヴィッツェの湖 5日目の写真
- ドブロブニクの城壁から撮った旧市街 7日目
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