2019年4月15日出発<フィンランド航空利用>ドブロヴニクとプリトヴィッツェ・イストラ半島を徹底攻略 クロアチア・スロベニア9日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年4月15日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/中島 暢子(なかしま のぶこ)
- この度のツアーは13名様のご参加で、皆様にご協力いただき、LE150スロベニア・クロアチア9日間をまわりました。スロベニアは日本の四国ほどの面積、クロアチアは日本の四国と九州を合わせたほどの面積です。日本と比べると小さな国ではありますが、自然がとっても美しい、魅力あふれる国々でした。ほぼ毎日お天気にも恵まれ、アドリア海の海の景色、色とりどりのお花も満喫できました。そして、日本人の私たちにとっても、シーフードが美味しいのはうれしい魅力の一つです。クロアチアは、他国にずっと支配されてきた、日本とは全く違う歴史がありますが、人々は、明るく前向きにみえました。私達、観光客にもとても優しく接してくれました。そして、平和の大切さを、何よりも知っている国だと思います。
- 1日目
- 4月15日/晴れ/12 ℃
- 成田空港第二ターミナルより、フィンランド航空AY-74便にて、フィンランド・ヘルシンキ経由、AY-1201便に乗り換えスロベニアの首都リュブリャーナ空港に、現地時間18:20頃到着しました。リュブリャーナ空港では、もう一組の日本人の団体がいて、駐車場で待っているバスを間違えてしまいましたが、再度乗り換え、オーストリアとの国境付近の村、スロベニアのブレッドへ‥。まだ外は明るく、ブレッドまでの道中、バスから牧場や山の景色がみえました。本日宿泊のホテルは、改装したばかりの清潔感のある、北欧風インテリアが特徴の、リクリバランスホテルです。ブレッド湖のすぐそばの、高台に建つホテルで、窓からは美しいブレッド湖の景色がみえました。ブレッド名物のクリームケーキを食べに、ご希望の方とブレッド湖畔まで散歩しました。
- 成田空港出発
- ホテルの部屋からみたブレッド湖
- 2日目
- 4月16日/晴れ/16 ℃
- 本日の午前中はガイドさん、エラさんの案内で、ブレッド湖と100mの岩山の上に聳える、ブレッド城観光です。朝一番に、手漕ぎボート、プレトナボートにてブレッド島へ上陸し、聖母マリア教会に入場しました。教会内の鐘を鳴らすと、願いが叶うと言われている、小さいけれど、美しい教会です。一番だったので、他にはまだ誰も来ていなく、貸し切り状態でゆっくり鐘を鳴らすことができました。本日は天気が良く、スロベニア最高峰2864mのトリグラフ山の景色も見ることができました。午後は、ポストイナ鍾乳洞観光です。鍾乳洞近くのホテルにて、3種のパスタとお肉のミックスグリル、サラダとケーキをお昼にお召し上がりいただき、素晴らしく美しい鍾乳洞を見学。国境を越えて、クロアチアのクバルネル湾沿いのオパティアの街のミレニアホテル宿泊。
- スロベニア最高峰トリグラフ山
- 貸し切り状態だった聖母マリア教会
- 3日目
- 4月17日/晴れ/18 ℃
- クロアチア、イストラ半島観光です。モトブンは、イストラ半島内陸にある山の頂上に建設された、城壁に囲まれた小さな町です。パワースポットとも言われている町で、訪れるとパワーがもらえるんだとか!そして、モトブンの周辺の森では世界で一番トリュフが取れることでも有名です。公共バスに乗り換え、山を登って、城壁入り口にオープンしていたお店で、トリュフが売っていたので立ち寄りました。味見もさせてもらい、お安く買うことが出来ました。街に入り城壁を歩くと、他国に支配されてきた歴史を持つ、モトブンの人々の思いが込められたような、伝説のお話しの壁画もみられました。海沿いの丘の町、ロヴィニのdreamレストランにて、サラダ、シーフードスパゲティ、パンナコッタの昼食をお召し上がりいただき、ベネチアに支配されていた中世の時代のまま残るロヴィニの街を散策し、午後はローマ時代の遺跡が残る、プーラの街も散策しました。
- モトブンの街の伝説の物語の壁画
- ロヴィニの街
- 4日目
- 4月18日/晴れのち雨/14 ℃
- 前日の3日目の夜は、ホテル近くのレストランにて、スープ、シーフードグリルの盛り合わせ(イカ、ムール貝、白身魚等)をいただきました。少し時間はかかりましたが、グリルしたての新鮮な魚介類はクロアチア旅行の楽しみの一つです。本日はクロアチア内陸部の、ラストケ村へ...。川が浅く広がって流れる、水の上に木造の家が建つ、珍しい景色がみられる村です。滝を見ながら村の中へ入り、昔ながらの水車が残る家を訪れ、粉引きの水車をみせてもらいました。鱒のグリルのご昼食を、お召し上がりいただいた後は、プリトヴィツェ国立公園の下の湖観光です。一部木道の修復作業があり、大滝のそばまで歩いた後は渓谷の上に上がり、上から湖を見ながら歩きましたが、上からの湖の景色は湖が、エメラルドグリーンにみえとてもきれいでしたね。夕方から、雨が降り始めましたが、歩いている間は降られず間に合いました。
- ラストケ村
- プリトヴィッツェ国立公園
- 5日目
- 4月19日/晴れ/20 ℃
- 昨晩からプリトヴィッツェ国立公園内のホテルイエゼロに宿泊して、本日は上の湖をゆっくりと散策。お花にくわしい、女性陣のおかげで、たくさんの野生の花々を観察しながら、歩きました。私もたくさん花の名前を教えていただきました。昨日歩いた、下の湖より、上の湖は距離も長く、時間もかかりますが、たくさんの滝の間を抜け、マイナスイオンの中、森の中を歩いてとても清々しい気持ちでしたね。歩いた後は、近くのレストランにてビーフヌードルスープ、ビーフとポテトをじっくり蒸し焼きにした「ぺカ」、チョコレートケーキをお召し上がりいただき、ダルマチア地方へ。途中、クルカ川のそばのサービスエリアにて休憩。きれいなクルカ川と、遠くに港町スクラディンスキがみえます。15世紀から、ベネチアに支配されていて、今でもベネチア時代の建物がそのまま残る、世界遺産の街トロギールを観光し、夜はスプリットの街で夕食でした。
- プリトヴィッツェ 上の湖
- サービスエリア クルカにて
- 6日目
- 4月20日/晴れ/22 ℃
- スプリットは、歴史とロマンが感じられる街で、特にディオクレティアヌス帝宮殿は、ローマ帝国時代、ディオクレティアヌス帝が退位後、住んだ宮殿で、半分ほど当時のまま今でも残ってます。ディオクレティアヌス皇帝は弱体していたローマ帝国を、強い指導力のもと、ローマ帝国を4つに分け統治するなど改革し、再び強力な帝国にしたカリスマ性も持つ皇帝だったと言われています。午前中はゆっくりと、ディオクレティアヌス帝宮殿、敷地内で散策し、お昼はフリー食だったので、焼きたてピザを皆さんで食べに行きました。午後は、青い海と緑の島々等、アドリア海の美しい景色をみながら、ドブロヴニクまで移動です。ドブロヴニクでは、旧市街まで徒歩圏内の、エクセルシオールホテルに2連泊。夕食は、旧市街の近くのレストランでシーフードサラダと、手長エビとロジャータと言われる名物のプリンをお召し上がりいただき、旧市街の夜景をみました。
- イースターの飾り ドブロヴニクの旧市街
- ホテルから見たドブロヴニクの旧市街の景色
- 7日目
- 4月21日/晴れ/22 ℃
- 朝、ケーブルカーにて412mのスルジ山の頂上に登り、素晴らしいドブロヴニクの旧市街や、どこまでも続く碧い海と連なる緑の島々を眺めました。旧市街、城壁内へ入り、歴史的建造物をみながら散策。フランシスコ修道院内には、ヨーロッパで3番目に古いお薬屋さんがあり、博物館も入場観光しました。本日はイースターの日曜日だったので、たくさんの地元の人がミサやお祭りのため、集まって来ていて賑やかでした。各自で城壁も歩きました。みるものを圧倒させる城壁は、ドブロヴニクの人々がずっと国を守るため修復し続けてきたもので、今でもそのままの姿で街を取り囲んでいます。ご昼食は、KLARISAレストランにて、ツナサラダ、イカグリル、アイスクリームをお召し上がりいただき、午後はご希望のお客様とボートに乗りました。急に波が出てきて、かなり揺れました...。
- イースターの飾り ドブロヴニクの旧市街
- ホテルから見たドブロヴニクの旧市街の景色
- 8日目
- 4月22日/晴れ/17 ℃
- 昨晩はフリー食でしたので、ご希望の方と旧市街のレストランへ行き、イカ墨のリゾットなどを食べながら最後の夜を楽しみました。サッカー選手のロナウドが、ドブロヴニクに来ているとのことで、旧市街で出待ちしてみたところ、後姿をちらっと(?)みることが出来たのもいい思い出です。ドブロヴニクは文化の狭間にありながら、小さな国でしたがずっと独立を保ち続けていました。ドブロヴニクの街を訪れ、観光してみると、いかにドブロヴニクの人々が、長い間ドブロヴニクの独立・自由を大切にしてきたかということがよくわかりました。本日は、帰国日。ドブロヴニク空港から、フィンランド航空にて、ヘルシンキ経由で成田空港へ。ドブロヴニクの空港へ行く朝、最後のドブロブニクの景色を道中ご覧いただきました。
- 昨晩の夕食の後 レストランの前にて
- ドブロヴニクの空港に行く道中の景色
- 9日目
- 4月23日/くもり/23 ℃
- 成田空港に予定どうり到着。4月の新緑と、たくさんのお花がみられた、春のスロベニア・クロアチアはお天気にも恵まれ、気候も良くさわやかでした。そして、今回はイースターの時期にも重なり、お祭りの雰囲気も味わうことが出来ました。ドブロヴニクのガイドさん、ZOJAさんが、「イースターのお祭りは、ドブロヴニクにとって、キリストの復活というカトリックのお祭りというだけではなく、カトリック教徒じゃなくでも、みんなで平和を喜ぶお祭り」なのだと語ってくれました。28年前に紛争を経験した、ドブロヴニクに住む、人々の思いなのだと実感することが出来ましたね。皆様にとって、この9日間が有意義で楽しい思い出に残る旅となりますよう、祈っています。9日間ありがとうございました。
- ずっと運転してくれた運転手さん MILEさん。
- ドブロヴニクのガイドさん ZOJAさん。
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