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2019年5月15日出発<中国東方航空利用>ゆったり旅するシルクロード2600km 9日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2019年5月15日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/大藪 和彦(おおやぶ かずひこ)
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私にとって久しぶりの大好きなツアー!ウルムチ、トルファン、敦煌、西安を9日間で巡る中国!移動もバス、中国の新幹線、飛行機と無駄のない一筆書きでシルクロード2600キロを巡るツアーです!5月といってもやはり季節の変わり目・・寒いウルムチから始まり、暖かくなったトルファン、爽やかな敦煌、そして暑くなった西安と気温は場所や時間によってコロコロ変わりました。そのぶん観光客は少なく、場所によっては貸切状態で観光できたこと、そして天気に恵まれたツアーでした。日本語ガイドがしっかりやってくれる中国のツアー、私にとっては出番はありませんでしたが、皆様とお食事も御一緒させていただき、色々なお話がうかがえたのがなによりでした。何があるかわからないこの中国シルクロードで、今回は本当にお客様に助けられたツアーだったと思います。ご参加された16名様のお客様のご理解とご協力、本当にありがとうございました。
1日目
5月15日/曇り/6~8 ℃
今回のツアーのお客様は16名様!今年一本目のこのツアーは最後の西安を3連泊にしてより観光を充実させたコースとなりました。まずは成田空港から上海に飛び、中国入国審査を通過。混んでいる時は随分時間がかかるのですが、今日はまだスムーズだったくらいです。ですからゲートをご案内してから2時間くらいのフリータイムになってしまいました。「中国の予定は未定であり予定ではない!」と言われることもありますが、今日は予定通り飛行機が飛びそうです。ウルムチに向けて飛んだフライトは少しうとうとしてきた食後、蘭州に到着しウルムチまで行くお客様も全ての手荷物を持って降りて、そのあと再搭乗?何の意味があったのでしょうか?中国は深いですね!ウルムチ到着後、F様のスーツケースが出てこなかったこともあり、ホテルに到着したのが26:15!今日は長い空の旅と上海でのお待ち合わせのお時間、本当にお疲れ様でした。
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今回は中国東方航空の空の旅!
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中国が待っていますよ~!
2日目
5月16日/晴れのち曇り/6~32 ℃
ウルムチは天山山脈北麓のジュンガル盆地東南の縁に位置する町で、18世紀後半には城壁が設けられ「油化城(反逆者を教導するという意味が込められています)」と名付けられた町。シルクロードの天山北路や南路の出発点ともなり、ウルムチとはジュンガル語で「美しい牧場」を意味するそうです。1955年、新疆ウイグル自治区の成立に伴って正式な市名となったウルムチは四方のどの海からも2300キロメートル以上離れているために「海から最も遠い都市」とも呼ばれています。ガイドの陸さんと新疆ウイグル自治区博物館へ!シルクロードについて学び、特に「楼蘭の美女」は世界各国によく出張するそうで、今回出逢えてラッキーでしたね!ウルムチは標高919メートルです。思ったより寒いな・・という感じを持たれた方も多かったのではないでしょうか?しかし午後にトルファン盆地に入ってくると、だんだん暖かくなってきました!今晩はよく眠れますよ!
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楼蘭の美女観光中!
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新疆ウイグル自治区博物館観光中!
3日目
5月17日/曇りのち晴れ/15~28 ℃
トルファンはオアシスの町でウイグル語で「人とモノが豊かな地域」を意味します。標高が28メートルとなり、昨日休憩をした塩湖あたりから春のように暖かくなってきましたね!今日は1000年もの間繁栄していた高昌故城からカートに乗って楽々観光!そしてウイグル語で「眠れる者の場所」という意味のアスターナ古墳群、火焔山など見学し、昼食後は世界最古で最大の、土で築かれた都市遺跡。2本の河が合流することから交河と呼ばれる街の遺跡「交河古城」へ!柳の葉の形で高さ30メートル、長さ1650メートル、幅300メートル!夏にここを観光すると本当に暑くて干からびてしまいますが、今回は本当に良い季節にいらして下さいました。風は強かったのですが、暑くも寒くもない交河故城をゆっくりとさまよい歩きました。そこには平山郁夫氏の世界がありましたね。最後はブドウ農家も訪問してクオリティーの高い干しブドウを購入することもできました!
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高昌古城観光中!
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交河古城案内中!
4日目
5月18日/曇り/8~22 ℃
今日は中国が誇る新幹線、蘭新高速鉄道に乗ってトルファン北駅から柳園南駅まで約3時間半の列車の旅。クリスタルハートは一等車でお楽しみいただきます。日本には奈良の正倉院に中国製やペルシャ製の宝物が数多く残っており、天平時代に遣唐使に随行してペルシャ人の李 密エイが日本に来たことに関する記録も残されており、そこから当時の日本は唐代の東西交通路の東端に連なっていた!と認識されており、摂津国の住吉津(現在の大阪市住吉区)は「シルクロードの日本の玄関」飛鳥京や平安京は「シルクロードの東の終着点」と呼ばれることもあるのです。柳園南駅から敦煌まで140キロのゴビタンの中を走って今日は鳴砂山へ!5色の細かい砂で、風に流れる時に音がするので鳴砂山と名付けられたと聞きましたが、ガイド巨さんの話では大勢の人が一気に砂山を駆け下りてこないと音は鳴らないとか?夜は敦煌夜市にもご案内!あんこ入りの揚げパンが美味い!
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オレンジ靴カバーつけて鳴砂山観光中!
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夜はワクワク!敦煌夜市へ!
5日目
5月19日/晴れのち曇り/11~25 ℃
敦煌も海抜標高1000メートル!朝は寒いくらいですね~!今日は午前・午後とこのツアーのハイライトの一つ、莫高窟のご観光!まず5年前にできたばかりのデジタルセンターへ。約20分の敦煌とシルクロードの歴史ビデオもさることながら、360度シネスコープで見た二本目の莫高窟のビデオに唸りましたね?その後シャトルバスで莫高窟へと進み、莫高窟専任ガイドキョウさんとご観光。24-16-292-有料窟57-55-62-96など観光しお昼へ。午後は148-(有料窟156が閉まっていましたので)同じ有料窟217へ。44-見学後最後は有料窟45をご見学!さすがに疲れましたでしょうか?観光後はミュージアムブックショップに立ち寄り、写真を撮っていただきたかったので莫高窟のレプリカがある博物館にもご案内いたしました。さらに夜光杯のお店を訪れ、ご夕食はホテルにて・・・夜は民族舞踊に行かれた方も?
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敦煌の莫高窟、九層楼前で全員撮影!
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莫高窟観光中!
6日目
5月20日/晴れ/9~28 ℃
本来ならば9時ホテルご出発なのですが、観光システムが変わったり、道路での時速制限が厳しくなったこともあり、ガイド巨さんのアドバイスにより8時出発とさせていただきました。皆様のご理解とご協力ありがとうございました。朝一番に古来より攻防の要地として唐詩にも詠まれた小方盤城、玉門関へ。先に漢代長城の写真を撮りに行きました。玉門関の遺跡は漢の万里の長城で東西の長さは24メートル、南北の長さ26、4メートル、高さ9,7メートル、城壁内部の厚さなんと3,7メートル~下部の厚さ4~5メートル!の四角い版築の工塁で南北に門が一つづつ設けられています。観光後、敦煌に戻ってお昼をいただき空港へ。しかしフライトは1時間半の遅れとなってしましました!だったら9時に出発でも良かったのですが、そうもいきませんからね・・・西安に遅く着きましたので精進料理ではなく羊肉泡模と西安料理に変更になりました。寝る前にこれは・・?
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玉門関観光中!
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いよいよ最終目的地、西安へ!
7日目
5月21日/晴れ/13~32 ℃
今日も西安のガイド郭さんのアドバイスで8時半の出発にご協力いただき、また8日目に観光予定の西安北部を今日観光することにしました。学生が多かった華清池を散策後、1974年3月に秦の始皇帝稜から東へ1,5キロ離れた所で、地元の農民が畑で井戸を掘っている時に偶然発見されたという兵馬俑へ!20世紀最大の事件がベルリンの壁崩壊ならば(私の独断と偏見ですが・・)兵馬俑は20世紀最大の発見!全世界は驚愕し、秦帝国の力を改めて認識したのです。お昼は西安名物ビャンビャン麺をいただき、秦の始皇帝陵の写真を撮って鴻門宴遺址もご観光。暑くなった夕方は大明宮遺跡を電気カートで巡りました。夕食は街の中心で餃子宴、老舗徳発長にて16種類の餃子と水餃子のご夕食を。夜はオプションで唐歌舞踊鑑賞したり、ホテルは街中なのでスーパーマーケットなどへ行かれた方も?
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兵馬俑観光中!
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鴻門宴遺址観光中!
8日目
5月22日/晴れ/14~36 ℃
今日はまず西安の西の城門へ!通常のツアーでは写真ストップのみですが、今回は3連泊で中2日あるので余裕で観光!城壁にも登りました。そして陝西省美術館(工芸品店)を訪れ、さらに唐の皇帝が建てた仏教寺院の慈恩寺の中にそびえる高さ64メートルの大雁塔へ。25元払って268段ほどの階段を登った方も?お昼は6日目に予定していた天龍宝厳での精進料理を。ソーセージにしか見えない食材も肉は使っていません!午後に陝西省歴史博物館を観光し、青龍寺へ。そこは随代の紀元582年に創建され、名僧「恵果法師」が住職となって真言密宗を創建したお寺と言われています。ここでは一般に公開されていない、空海像のそばへと、内部に入って見学する特別拝観を行いました。お約束のご朱印帳・納経帳をお一人様一冊づつプレゼント!興慶宮も散策して夕食は楊貴妃宴です。夕食後のオプションはナイトツアー、西安の美しい夜景をご覧いただきました。
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西の城門、皆様はどこに?
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大雁塔観光中!
9日目
5月23日/晴れ/15~29 ℃
帰国日のモーニングコールは3:30?朝食はお部屋でも空港でも食べられるよう昨日夜に皆様にお渡ししたボックスです。紙袋が持ちにくかったので、昨日お渡しできて良かったです。5時にホテルを出発して西安の空港へ。MU521便は上海を経由して、あわただしく出国審査を終えた後、同じ飛行機の同じ席に戻って成田空港へ。予定より少し早目の15:00のご到着でした。皆様が無事、元気に笑顔で帰国できてなによりでした。今後も今回の反省点をふまえ、よりよいツアーを作っていきたいと思いますので、今回のツアーで懲りずにどうかまたご一緒させて下さい。旅はご自宅の玄関を出てからまた、ご自宅の玄関をくぐって帰るまで・・・といわれます。どうか皆様、お気をつけてご自宅へお帰り下さい。楽しい想い出を、本当にありがとうございました!
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陝西省歴史博物館にて・・・
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想い出の青龍寺を訪問中・・・

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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