2019年5月7日出発<ターキッシュエアラインス利用>紺碧のエーゲ海クルーズとサントリーニ島に2連泊ギリシャ縦断10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年5月7日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/石原 啓江(いしはら ひろえ)
- この度は阪急交通社クリスタルハートLE197「紺碧のエーゲ海クルーズとサントリーニ島に2泊、ギリシャ縦断10日間」にご参加いただきまことにありがとうございます。 ご一緒させていただきます、添乗員の石原啓江です。どうぞよろしくお願いします。 古代文明が発達したギリシャは歴史的遺産も多く見所が満載です。 またエーゲ海に数々の魅力的な島も点在しています。 今回は奇岩が連なるメテオラ、スケールの大きさに驚かされる古代ギリシャ遺跡群、迷路のような石畳の路地が広がるミコノス島や、白い家々に青い屋根が有名なサントリーニ島などご紹介します。 温暖な気候にドラマティックな自然、ギリシャ最古の文明の地、古代からさまざまな民族と文化が交差し地中海の中心でありました。人々の笑顔が溢れるギリシャ、どうぞお楽しみに!
- 1日目
- 5月7日/晴れ/18 ℃
- 初めまして。 今回皆様とご縁がありまして同行させていただきます、添乗員の石原啓江です。どうぞよろしくお願いします。 今回男性3名、女性8名、総勢11名さま。 ターキッシュエアラインでイスタンブール国際空港へ。先月オープンしたこの空港は世界最大級。なんと東京ドーム1600個分!!成田空港の8倍もの大きさです。心配していた乗り継ぎもほとんど移動がなくスムーズに行きました。お店はまだ完全にオープンしていませんがショッピングされた方、ラウンジに行かれた方それぞれ過ごしていただきテッサロニキ行きの飛行機へ。 出発の頃には明るくなり始めました。
- ターキッシュエアライン
- 2日目
- 5月8日/晴れ/22 ℃
- テッサロニキはギリシャ第二の都市。アレキサンドロス大王の妹の名のついた街です。 空港を出発して、岩の上の修道院群で有名なメテオラへ。 途中神々の山、オリュンポスがキレイに車窓から見えました。雲がかかってしまったりで、なかなかはっきり見えない山です。 メテオラとは「空中に吊り上げられた」と言う意味。どうしてこんな奇岩群が誕生したのかは未だにはっきりわかっていません。〔ある時怒り狂ったゼウス神が天界から投げつけた岩石がのこった〕と言う伝説も残っています。 最初はメガロ・メテオロン修道院へ。14世紀にアトス山から来たアタナシオスによって建てられたメテオラ最大の修道院です。 お昼の後はもう一つ、アギオス・ステファノス修道院。唯一階段を上らずに行ける修道院です。大戦で焼けてしまったため現在聖堂を造り直しています。 今日は大変お疲れ様でした。ゆっくりお休みください。明日はギリシャ遺跡です!
- オリュンポス山
- メテオラ
- 3日目
- 5月9日/晴れ/22 ℃
- 古代ギリシャ「世界の中心」デルフィを目指します。 ギリシャ全土の人々の信仰をデルフィは集めていました。山の斜面に巨大な神殿を石で建てて、いかにここでの神託が重要とされていたのかがわかります。 アポロン神のお告げを大地の裂け目から吹き上げる白い煙を吸った巫女がトランス状態になりながら伝えたと言われていますが、この大地の裂け目は地震によってできた裂け目から立ち上る蒸気と考えられています。 このお告げにより戦いに勝利した人々は感謝の印に沢山の宝をアポロンに捧げたと言われています。その証拠に神殿までの道に宝物庫が並んでいました。 デルフィは麓に街もありましたから、古代劇場やスタジアムもあり、とくに古代劇場では観客席が自然の景色を向いて配置され、天然のセットのようでした。 今日はとても暑くなり、見学も大変でしたが日本語を話すガイドさんと楽しく見学しました。
- アポロン神殿
- デルフィ
- 4日目
- 5月10日/晴れ/23 ℃
- 今日から二泊三日のエーゲ海クルーズ。ピレウス港から出発!この港はすでに紀元前490年からアテネの外港として建設されていました。 最初に小さい船ですよとご案内したせいか、十分大きいよーと驚きの声!まずは、大きさで盛り上がりました! 乗船後は船でお食事。アラカルトメニューを頂き、そのあとは船内を探検した方、お部屋でゆっくりした方、飲み放題カードでビールを飲んだ方、それぞれ過ごして頂きました。 最初の寄港地はミコノス島。アテネを出発して、南東へ155キロメートル。ここは夏のリゾート地。古代の遺跡こそありませんが、白壁の街と青い空、海!今日はみんなで迷路のような街を迷いながら粉挽き風車の丘へ。 全員で船のお食事をキャンセルして、ミコノスのヴェネチア地区で名物のタコ、イカ、エビと海の景色を楽しみました。テンダーボートで船に戻る頃には星も見え、船はミコノスを出発。 明日の朝はトルコ入国です!
- ミコノス島
- クルーズ
- 5日目
- 5月11日/晴れ/23 ℃
- エフェソスは古代ギリシャの都市。その後ローマに支配されました。今日はとても元気な黄色い革ジャンのガイドさんと遺跡見学です。 思っていたより暑くなり、雨傘が日傘に!ローマ神殿や劇場など2000年前の人々も電気と車がないだけで、今の私達と変わらない生活をしていたようですね。エジプトの女王クレオパトラもローマの権力者アントニウスと束の間のアバンチュールを楽しんだようです。 革製品とお菓子のお店に立ち寄ったあと船に戻りました。 次の寄港地はポトモス島。緑の多いこの島にローマ帝国を追放された聖人ヨハネが流されたと伝えられています。この島の洞窟で彼は啓示を受け、黙示録を書きました。丘の上の修道院がその場所です。欧米人に大人気の見学地ですが、私たちは街をぶらぶらして船に戻りました。 夜はギリシャバーベキューナイト。早めに夕陽の見える席を確保!楽しい音楽と踊りも楽しみました!
- エフェソス
- 勝利の女神 NIKE
- 6日目
- 5月12日/晴れ/23 ℃
- 今朝はクレタ島の見学。 ギリシャ文明の発祥の地、紀元前7000年頃から人々が住み始めクレタ文明が花開きました。 クノッソス宮殿は、それまで物語でしかないとされていた事柄が実在のものであったと証明された遺跡です。 ギリシャ神話では、ミノス王は一度入ったら二度と出れない宮殿を建てて、ミノタウルスと言う牛頭人身の怪物を閉じ込めました。長年伝説と思われていましたが、1900年にアーサーエヴァンズの発見により現実のものとなったのです。 出土されたものは考古学博物館にあるので、ここでは想像力をフル回転しながらのご見学。遺跡より案内してくれた男性添乗員さんのが印象に残ってしまったかもしれませんね。 本来このまま船でアテネまで行くところ、私たちは贅沢にも船を乗り捨てサントリーニ島に宿泊します。 初日の夜は世界で一番美しい夕陽の見えるイアへ。ご期待に応えて世界で一番美しい夕陽、本当に美しかったです!
- クレタ島
- サントリーニ島 イア
- 7日目
- 5月13日/晴れ/24 ℃
- サントリーニ島は火山の噴火と地震により、もともとは丸い島だったのが中央部が沈み、現在の形となりました。 噴火の際流れ出た溶岩に含まれていた成分により、岩が赤や黒、白色をしています。 最近では1956年に大きな噴火が起こり、フィラやイアの街が崩壊しました。現在の街並みはそれ以降にできました。 建物は白と青で統一され、これはギリシャの国旗の色。オスマントルコに対しギリシャ人としてのアイデンティティを持ち続けていると言う意味でした。 この島には森もなければ川、泉、湖もありません。飲料水は他の島から運びます。観光業が主な産業、その他ワインの生産でも有名です。 風が強いことで有名なサントリーニ島の葡萄畑は蔓をバスケットのような形にしてブドウの房を風から守ります。世にも不思議な葡萄畑でした。 午後は皆さんフリータイム、それぞれの時間を過ごしていただきました。
- サントリーニ島
- フィロステファニ教会
- 8日目
- 5月14日/晴れ/24 ℃
- サントリーニ島の空港はとても小さく、搭乗手続きで並ぶ列がなんと外です。アテネまではプロペラ機で1時間、あっという間でした。ギリシャの首都アテネの観光です。 まずは街のランドマーク「アクロポリスの丘」から。アクロポリスとは、高い丘の上の都市と言う意味。敵から身を守る要塞として建てられました。紀元前8世紀頃から神殿が建ち始め聖域として人々に崇められました。 その中でも見逃せないのがパルテノン神殿です。紀元前432年に完成。アテネの守護神アテナを祀りました。今日は雨が降ったりやんだり。これから数ヶ月の間全く雨は降りませんので、植物にとっては最後の恵みの雨でした。ここで出土されたものは考古学博物館にあります。博物館の展示品から、古代都市の様子と歴史が見られました。 夜はアクロポリスのライトアップを見ながらのお食事。皆さんドレスアップして美味しいお食事とライトアップを楽しみました。
- パルテノン神殿
- 考古学博物館
- 9日目
- 5月15日/晴れ/23 ℃
- 今日は帰国日ですが、フライトは夜です。今年からホテルのお部屋も出発まで使えるようになりました。まだまだ楽しみましょう! シンタグマ広場の国会議事堂では毎時0分に衛兵交代式があります。可愛いボンボンを靴につけ二人の衛兵さんが息のあった動作で移動します。彼らは入所したばかりの若い男の子。初めてのお勤めです。 フリータイムは皆さんそれぞれ楽しんでいただきました。 夕方ホテルを出発して空港へ。今回の旅でずっとお世話になったアシスタントのゆりこさんとお別れして、出国審査へ。小さい空港ですが最後のお買い物を済ませてラウンジでのんびり。 飛んでイスタンブールへ!
- 衛兵交代式
- サントリーニ産ワイン
- 10日目
- 5月16日/晴れ/18 ℃
- イスタンブール到着し、またこの広い空港を延々と歩きます。乗り継ぎ時間もあまりなかったので、搭乗口でお待ち頂きました。 定刻より少し早めに成田空港に到着です。 ターンテーブルでお別れのご挨拶をしてそれぞれ税関へ。皆様が帰られる後ろ姿を見て終わってしまったと実感・・・ テッサロニキ空港を出発後のオリュンポスの雪山、メテオラの奇岩群、世界のへそデルフィ、ミコノスの風車、トルコの元気なガイドさん、サントリーニの美しい夕陽、パルテノン神殿、色々なギリシャの景色を楽しんでいただきました。 この度はツアーご参加ありがとうございました。これからも安全1番で楽しい旅を続けて下さいね。いつまでもお元気で。10日間ありがとうございました
- サントリーニ島 赤のビーチ
- アテネのホテル屋上より
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