2019年4月22日出発<ターキッシュエアラインズ利用>大自然が息づく 南イタリア8日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年4月22日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/石原 啓江(いしはら ひろえ)
- この度は阪急交通社クリスタルハートLE172 <トルコ航空ビジネスクラス利用>大自然が息づく南イタリア8日間にご参加いただきまことにありがとうございます。 ご一緒させていただきます、添乗員の石原啓江です。どうぞよろしくお願いします。 イタリアは長靴の形をした面積30万1302平方キロメートル。日本よりやや小さいですが、海に囲まれた国で今にもシチリア島をサッカーボールのように蹴り出そうとしています。 今回は南イタリアのカンパーニャ州、バジリカータ州、プーリア州を旅します。 温暖な気候にドラマティックな自然、そして古代からさまざまな民族と文化が交差し地中海の中心でありました。それぞれ個性的な街が多いのも南イタリアの特徴です。北イタリアとは異なるもうひとつのイタリアをご紹介します。どうぞお楽しみに!
- 1日目
- 4月22日/晴れ/28 ℃
- 初めまして。 今回皆様とご縁がありまして同行させていただきます、添乗員の石原啓江です。どうぞよろしくお願いします。 今回6名さま。関東と九州からお集まりいただきました。 ターキッシュエアラインビジネスクラスでイスタンブール国際空港へ。今月オープンしたこの空港は世界最大級。東京ドーム1600個分の大きさだとか。成田空港の8倍もの大きさです。心配していた乗り継ぎもかなり歩きましたが、スムーズに行きました。ラウンジでゆっくりおくつろぎいただきナポリ国際空港へ。しかし、とにかく広い空港です!
- イスタンブールからナポリへ
- 2日目
- 4月23日/晴れ時々曇り/18 ℃
- ナポリ国際空港到着。アマルフィ海岸へ出発です。この後渋滞になるなんて知らずに元気に出発! ナポリ湾に沿いながらドライブ。左手にはベスヴィオ火山。79年に噴火してこの辺りにあった古代都市は消えてしまいました。その中のポンペイの遺跡がこのツアーの見どころのひとつです。 ナポリ湾を進むとナポリ民謡でお馴染みのソレント半島があり、その先はサレルノ湾が始まります。その大きさナポリ湾の3倍。 ここの海岸道路にアマルフィがあります。 イタリアで最も古い海洋共和国。10〜11世紀頃にはヴェネツィア、ジェノヴァ、ピサと並び東西貿易で発展しました。この街のサイズには釣り合わないドゥオモが大階段の上に佇みます。 今週は祭日もあり長期休暇を取っている方も多いそうで、バカンスシーズン並みの人で溢れていました。 フリータイムの後はサレルノ方面へ。お夕食はホテルでいただきゆっくりお休みいただきました。
- ポジターノ展望台
- アマルフィ
- 3日目
- 4月24日/晴れ/20 ℃
- 今日はカンパーニャ州からバジリカータ州に行きましょう。長靴のような形のイタリアの土踏まずのあたりに位置しています。 この辺り夏の気温は40度以上。今日は緑豊かな自然を楽しめましたが、この先ほとんどの植物は枯れてしまい茶色い風景が広がります。 カステルメッツァーノは石灰岩の岩山が特異な景観を醸し出しています。岩山にへばりつくような集落も、よくこんなところに町を造ったなと感心します。アップダウンの町歩きを楽しみ、アグリツーリズモへ。 お昼のボリュームはすごかった!!食べ切れませんでしたが、どれも美味しくいただきました。 マテーラは旧石器時代から続く洞窟住居が広がります。過酷な生活環境から一時は廃墟と化していましたが、時代が変わると次第に歴史的価値が認められました。 サッシと呼ばれる洞窟住居を見下ろすように建っているドゥオモの横のホテルに宿泊。お夕食は人気のシーフードレストランへ。
- カステルメッツァーノ
- マテーラ
- 4日目
- 4月25日/晴れ/20 ℃
- 今日は公共機関でのアクセスが不便なポリニャーノアマーレへ。 アドリア海に面したこの街は、美しい海を見下ろすようにこじんまりとした旧市街が印象的です。トイレ休憩で立ち寄ったバールからの海の色もエメラルドグリーンで美しく、またコーヒーも美味しかったですね。帰りは小さいタクシーで戻りました。 そしてロコロトンド。ガイドさんと町を一周。レストランではどのお料理も美味しく、ロコロトンドワインを合わせました。 午後はとんがり屋根の連なるメルヘンチックな町アルベロベッロへ。灰色の屋根を持つ円錐形の建物が並ぶ姿は、「あー、これこれ!テレビで観たー!」でも、税金逃れのために生まれた家とは誰も思いませんよね。 プーリア州は農業の州です。オリーブオイルの名産地。高品質なトマトの香りのするオリーブオイルをご紹介しました。 今日はイタリアの祭日「解放記念日」です。アルベロベッロも沢山の人で賑わいました。
- ポリニャーノアマーレ
- 人混みのアルベロベッロ
- 5日目
- 4月26日/晴れ/24 ℃
- 今日はカンパーニャ州に戻ります。 今日のメインはポンペイの遺跡。 紀元79年のベスヴィオ火山の噴火により街全体が火山灰の下に埋まり、17世紀の発掘まで忘れられていた古代の街。 今は度重なるベスヴィオの噴火により海岸線からは遠くなってしまいましたが、かつては海を臨む良港でした。 電気と車がないだけで、今の私達とほぼ変わらない生活を営んでいたポンペイ人。 見学は剣闘士養成所から。花形剣闘士には女性のファンが多くいたとか。 大劇場は5000人収容。オーケストラピットやVIP席も! 公衆浴場では装飾の残るアーチ型の天井やロッカーも残りました。 ルパナーレとは娼館。港町であったポンペイは外国人が多かったので、言葉の問題からメニューは絵で描かれていました。 パン屋さんや貴族の家、バールに賭博場。当時の生活が手に取るようにわかります。 最後に秘儀荘を見学して2時間20分。あっという間でした。
- ポンペイの遺跡
- 秘儀荘
- 6日目
- 4月27日/晴れ/26 ℃
- 今朝は青空が広がる気持ちの良い朝です。 プロチダ島は観光化されてなく今でも漁師さんたちの島です。島一周タクシーで見学。建物の壁がカラフルに彩られ青い海と青い空と絶妙なコントラスト! 美味しいシーフードのパスタを頂いた後、火山の島イスキア島へ。 イスキア島は緑豊かな温泉の島。現在でも豊富な湯量で数カ所温泉施設があります。今日はその中でも20のお風呂があるポセイドン温泉へご案内しました。 ここでは色々な温度の温泉が楽しめます。そしてプライベートビーチも。地中海に向かって入る温泉の風情は日本とは全く違いましたが、青い海と青い空、南国のような雰囲気のパラソル。イタリア温泉体験はいかがでしたか? 船でナポリへ戻り、皆さんとピッツァを食べに行きました。ナポリ風のピッツァは生地が厚めです。一枚は多いので皆さんとシェア。帰る頃にはお店も満員。人気店でした。 ナポリの夜景を見ながらホテルへ。
- プロチダ島
- イスキア島
- 7日目
- 4月28日/曇り時々雨/18 ℃
- 今日は帰国日ですが、フライトは夜なのでまだまだ楽しみましょう! しかし、今朝は何だか雲行きが怪しい。 昨日と同じヴェベレッロ港から出発してカプリ島へ。しかし途中から船がとても揺れ始めました。 カプリ島は石灰岩でできた島です。かつてローマ皇帝たちもこの風光明媚な島を気に入り、別荘を建てました。今でも彼らの別荘が遺跡として点在しています。 現在は世界中から旅行者が訪れるイタリア屈指の高級リゾートです。 光の反射で水面が神秘的なブルーに輝く青の洞窟。今日は天候不良で入れませんでしたが、船の到着したマリーナグランデとカプリ地区をフニクラーレで移動してフリータイムを楽しみました。 ナポリに戻り渋滞を抜け、ウンベルト1世ガレリアや、プレビシート広場、サンカルロ劇場を車窓から楽しんでホテルへ。 そして空港へ。 荷物検査の後VENCHIのジェラートでイタリア食べおさめ! 飛んでイスタンブールへ
- ナポリ
- カプリ地区
- 8日目
- 4月29日/晴れ/14 ℃
- イスタンブール到着し、またこの広い空港を延々と歩きます。 ゆっくりラウンジでしていただき、成田行きのフライトへ。 定刻より少し早めに成田空港に到着です。 ターンテーブルでお別れのご挨拶をしてそれぞれ税関へ。皆様が帰られる後ろ姿を見て終わってしまったと実感・・・ アマルフィ海岸ドライブ、アグリツーリズモのランチ、カルスト地形の谷間に重なる洞窟住居マテーラ、エメラルドグリーンの海のポリニャーノアマーレ、トンガリ屋根のアルベロベッロ、1700年間忘れられていた古代都市ポンペイ、漁師さんの島プロチダ、火山温泉の島イスキア、高級リゾートカプリ島、色々な南イタリアの景色を楽しんでいただきました。 この度はご参加ありがとうございました。これからも安全1番で楽しい旅を続けて下さいね。またどこかでお会いできる日を楽しみにしています。いつまでもお元気で。8日間楽しかったです!ありがとうございました!
- 飛んでイスタンブール!
- イスキアワインとパスタ
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