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2018年11月23日出発 三国志ゆかりの地・赤壁を訪れる 客船「長江黄金号」で行く 新・三峡クルーズの旅7日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年11月23日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/中村 裕子 (なかむら ひろこ)
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今回ご一緒させて頂いた、添乗員の中村裕子です。 今回の新・三峡クルーズの旅は成都に飛び、可愛いパンダ達に癒され、三国志ゆかりの武候祠を見てから重慶に移動し3泊4日の船旅をする7日間です。途中の上陸観光や船から眺める雄大な景色もこの旅の醍醐味です。 クルーズの後は三峡ダムを見学し荊州古城を見てから武漢に向かい、翌日には黄鶴楼や映画の舞台になった赤壁も巡りました。 秋の中国旅はどこを訪れても良い季節です。古に想いを馳せつつ、変わりゆく今の中国の姿をご覧頂いた旅となりましたら幸いです。
1日目
11月23日/くもり/10〜16℃
旅の始まりは成田からです。 全日空947便は四川省の成都までの直行便です。2011年の就航でしたが東日本大震災の影響でしばらく小さな飛行機しか飛ばせない状況でした。中国西南地方への直行便は観光客だけではなくビジネスマン、そして訪日のお客様にも嬉しいものです。 機内には、日本旅行を楽しんだ後の中国の皆さんが沢山のお土産と共に乗られていますした。中国への直行便のフライトでは最も長いフライト時間ですが、機内食の夕食を頂き、ありがたいことに予定よりも50分ほど早い22時過ぎに到着しました。 通関をして、ガイドの楊新渝さんの迎えを受けました。 車中で四川や成都の話を聞くうちにホテル到着てす。満月を迎えるまん丸なお月様が、白く輝き歓迎してくれているかのようでした。明日からに備え、ゆっくりお休み下さい。
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成都双流空港には夜の到着
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成都金韵酒店
2日目
11月24日/くもり/4〜16℃
成都の観光はパンダ基地からです。広い園内をカートで移動して、自然に近い形で展示されているパンダに会いに行きます。笹を食べたり木の上でうたた寝する姿に、一挙手一投足釘付けです。 次に訪れた三国志ファンには嬉しい武侯祠では、皆様自分の好きな英雄の像をカメラに収めていました。そんな武侯祠の隣には錦里があります。グルメや商店街だけでなく、昔風の舞台や庭園も再現されています。昼食は有名な陳麻婆豆腐店で、土曜日の昼とあって外は入店を待つ人の列ができていました。担々麺やおこげの料理も美味しかったですね。 重慶への移動は成都東駅から高速鉄道を利用します。途中4駅ほどに停車しながら終点までの乗車です。バスが渋滞に巻き込まれ間に合わないというトラブルも、ガイドの楊さんが機転をきかせて代替車を用意し夕食へ。火鍋を頂いてから埠頭へ移動し、長江黄金号2号に乗船。クルーズの始まりです。
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今年生まれの子パンダ
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長江黄金号2号
3日目
11月25日/くもり/8〜17℃
1日の始まりは太極拳体験とモーニングコーヒーを5階のバーで。 朝食後、豊都鬼城の上陸観光です。カートで入り口まで移動すると変面のショーをやっていました。山の上まで上がると、死後の世界が...。地獄の様子はかなりグロテスクですが、子供の頃親から言われたこと思い出させられました。 昼食後、希望者は操舵室の見学へ、ブリッジの中からは前方がよく見渡せます。しばし船長さんの気分を味わえましたでしょうか。午後は、船長主催のカクテルパーティーへ。少し甘いシャンパンを頂きながらクルーの紹介やちょっとしたショーもありました。 夕刻からはオプショナルツアーの石宝寨上陸観光です。明代に建てられた塔のような建物は釘が一本も使われてない上、大変保存状態が良く、急な階段を注意深く最上階まで登るのは大変でしたが、夕陽がとても綺麗だったのが印象的でしたね。 夕食後は、クルーによるショーがありました。踊りや、変面など、この後つい声をかけたくなるアットホームなショーでした。
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ウェルカムパーティ
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石宝寨からの夕陽
4日目
11月26日/くもり/9〜18℃
午前中の上陸観光は白帝城です。ここもまた、三国志ゆかりの地です。羽扇をお土産にされる方もいました。 これから通過する瞿塘峽は皆が使っている10元札の裏側のデザインでもあります。上陸観光から戻ると、暖かいジンジャーティーが用意されていたのも嬉しい! 午後は小三峽へ。少し小さい船に乗り換えていきます。 木々の葉が赤や黄色になり紅葉真っ盛りです。さらに小さな船に乗り換えて小小三峡へ 岸辺で歌う人や働く人を見ながら一周、途中船頭さんが地元の歌を披露してくれます。 船に戻るとすぐに瞿塘峡、その後は巫峡の見学が待っています。 そして今夜は船長主催お別れパーティです。はじめて二階のレストランで食事です。 参加者が一堂に会し、賑やか過ぎる程でした。船長が各テーブルでの挨拶時に自分の携帯番号まで披露する珍しい体験もできました。
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白帝城
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地元の歌の披露
5日目
11月27日/くもり/8〜18℃
クルーズ船から下船をして三峡ダムまではバスで移動し、ダムサイトの見学です。17年の歳月をかけて作られたというダムは、現在とても綺麗に整備され、見学の人が多く訪れています。見学後、荊州へは高速道路を利用して移動します。近頃は皆さまが心配の中国のトイレ事情も少しよくなってきているようです。時々工事中で足元が悪いこともありましたが... 荊州古城は南方で最も完全な形で残っている城壁だそうで、周囲は公園になっていて市民がたくさん集まっていました。ここでは、楚の政治家・屈原の大きな像の見学や、関羽の逸話を伺いました。そしてついに最終宿泊地武漢に到着しました。夕食はチベット風のお店で、この地の名物でもある武昌魚の蒸し物を味わいました。 武漢のホテルは連泊です。
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展望台からの眺望
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市民の憩いの場でもある荊州古城
6日目
11月28日/くもり/9〜21℃
本日はいよいよ観光の最終日です。 まずは多くの詩人に愛された黄鶴楼へ。元は川岸にあったものですが、現在は高台にそびえています。壁画を見ながら黄鶴楼の名称の言われを見学。エレベーターを利用して上階まであがり、市内を眺望したいところですが、スモッグなのか霧なのかもやっていました。二階には歴代の黄鶴楼の模型が展示されていました。 この後は皆様、お待ちかねの赤壁へ移動です。途中の渋滞で肝を冷やしましたが、時間のロスも少なく赤壁へ到着。田舎料理の昼食後、まずは歩いて三六計を見たり、建物や像を見学。後半はカートで拝風台へ。ここではお線香あげました。陳列館では陶器で作られた英雄達の像、そして大きな周瑜像を見てから、最後の赤壁磨崖へは急な階段を降りて見学へ。皆様、三国志の時代に想いを馳せての観光となりました。帰りの高速は順調で、市内へ戻りレストランでご夕食です。
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赤壁古戦場は広大
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赤壁磨崖へ
7日目
11月29日/くもり/13℃
早いもので本日は帰国日です。少し早い出発なのでボックスでの朝食となりました。出来立てだったのでしょうかサンドイッチはまだ温かかったのが嬉しかったです。 フロントでチェックアウトをお手伝いしていると中国人シェフがみえて、「おはようございます」と日本語でご挨拶。御礼を申し上げるとニコニコしていました。 武漢空港に向かい一週間お世話になったガイドの楊さんとはお別れです。ありがとうございました。無事に成田までのフライトを終え、皆様ともお別れです。ほぼ毎日一万歩以上歩くハードな旅ではありましたが皆様お楽しみいただけたでしょうか? 旅立つ前に色々調べてのわくわくと、旅中の五感を駆使して体験と、旅後は旅での品や撮った写真でもう一度味わってと、旅は三回楽しいと言います。 皆様、ゆっくり休んでまた次の楽しい旅をお続けください。そしてまた、クリスタルハートの旅にお出かけください。ありがとうございました!
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ガイド楊さん
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フロントに飾られていたガラス細工

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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