2018年10月11日出発 <エミレーツ航空利用>ピエモンテのトリュフ祭りと地中海4か国めぐり10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年10月11日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/塩野 典子(しおの のりこ)
- このたびは、ピエモンテのトリュフ祭りと地中海4か国めぐり10日間をお選び頂きまして、誠にありがとうございます。今回は10名様のご参加です。エミレーツ航空往復ビジネスクラスでゆったりとおくつろぎ頂きながらのフライトです。毎年10、11月の毎週土日のみ行われますアルバの街のトリュフ祭りから世界でも最小の国の1つモナコ、太陽の溢れるニースから画家にゆかりの土地プロヴァンス地方を経て、ローマ時代の遺跡を巡り要塞都市カルカソンヌ。そして地中海沿いに未だグループでも訪れたことのないペルピニャンから、スペインの美術に触れるフィゲラスのダリ美術館、バルセロナのサグラダファミリア、カサビセンスと見所満載のツアーです。通常ではなかなか尋ねることのできない興味深い観光地を網羅したコースですので、皆様にも楽しんで頂けることと思います。 それでは、出発しましょう!
- 1日目
- 10月11日/晴/27~38℃
- 今回は10名様のご参加です。 成田空港第2ターミナル 19:30集合。 エミレーツ航空ビジネスクラスで各自チェックイン後、成田のラウンジでゆっくりお過ごし頂き、EK319にてドバイまで約11時間。夜のフライトで、ゆっくりとお休みいただげましたか? ドバイ空港到着後、初めて全員でお顔会わせ。手荷物検査後、巨大なエミレーツビジネスラウンジへご案内。 24時間空港ですので、いつでもお買い物も楽しめます。 UAE(アラブ首長国連邦)の首都はアブダビですが、このドバイはアブダビ以上に人気の都市です。お土産としては金製品、中東でよく見かけるロクム(ゼリーのようなお菓子)やナツメヤシを使ったお菓子、ラクダのミルクのチョコレート(油脂が多く、値段が高いわりに美味しくありませんので、お勧めしません(笑)等々。 待ち合わせ後、EK205でミラノまで更に6時間。長いフライトお疲れ様でございました。
- 成田空港からエミレーツEK319で出発!
- ドバイ空港 ビジネスラウンジ
- 2日目
- 10月12日/晴時々曇/13~22℃
- ミラノ到着後バスでトリノに移動。 本日よりドライバーはアルマンドさん。トリノのガイドはシルビアさん。 トリノはイタリア共和国発祥の地。ヴィットリオ・ヴェネト広場から、街のシンボル、モッレ・アントネッリアーナ→カステロ広場で国立劇場→世界遺産に登録されたサヴォイア王家の王宮→カステロ広場の裏にはマダマ宮殿が後に造られました。 アールヌーボー調の高級店の並ぶガレリアを抜け、サンカルロ広場は歴史的なカフェ(初めてガス灯を店内に使った店)が立ち並びます。トリノには美味しい物が沢山あって、ビチェリンというチョコ味のコーヒー、グリッシーニ、塩チョコレートやジャンドゥヤも名物です。 夜は(Giovanni)アニョロッティ(小さいラヴィオリ)、ポークのレモンソース&サラダ、フルーツサラダでした。 食後(NHトリノ セントロ)チェックイン。長い2日間お疲れ様でございました。
- トリノのシンボル。モッレ・アントネッリアーナ
- カステロ広場のマダマ宮殿
- 3日目
- 10月13日/晴/12~25℃
- 今日はアルバのトリュフ祭り。世界3大珍味のトリュフは豚が採る黒トリュフがフランスで有名ですが、9~12月の時期だけ採れる希少価値の高い白トリュフがこの北イタリアでは有名です。それを一同に集めたこの祭りは10~11月の土日のみ、ここアルバで開催されます。会場に入るとトリュフの香りが充満していて何とも贅沢。他にも北イタリアの美味しい食材(ワイン、チーズ、ヘーゼルナッツ、パスタ、ポルチーニ、スイーツ等)が目白押しです。 昼はモッラの街に移動し(Le Baccanti)ピエールさんと12才犬ザーラちゃんと森へトリュフハンティング。1時間で白2黒1を発見!その後アグリトゥーリズモのようにブドウ畑で、チーズやサラミ、生ハム等の前菜とトリュフパスタ、デザートをワインと共に頂きました。 午後はフランスのニースまでバス移動。 夜(Koudou)で、ニース風サラダ、真鯛のクリームソース、ヌガーアイスでした。
- 賑やかなトリュフ祭りの会場
- ザーラちゃんとピエールさんとトリュフハンティング
- 4日目
- 10月14日/晴/16~24℃
- 朝ニースからエズに向かい、まずはフラゴナールの香水工場見学。香水の他、石鹸やオイル、シャンプー類など洒落たパッケージで販売しています。 この日スイーツ展が行われていたエズ村は大変な賑わい。希望者は山頂の熱帯植物園まで。360度グルッと見渡せる頂上からは、背後に岩山、眼下は青い海という素晴らしい景色がご覧頂けました。 次に世界でも最小の国の1つモナコへ。 アルベール1世の造った海洋博物館→グレース・ケリー王妃とレーニエ大公が今も眠るモナコ大聖堂→大公宮殿(展望台からはグランカジノやF1コースのあるモンテカルロが眺められます) 昼は(U Cavagnetu)で、モナコ風サラダ、チキン、チョコケーキです。 Chocolatie di Monacoに寄り道してニースへ。ホテルに立ち寄り、マセナ広場→サレヤ市場→プロムナード・デ・ザングレを案内して解散。街歩きや自由食をお楽しみ頂きました。
- エズ村からの絶景
- モナコのモンテカルロ地区を眺めて
- 5日目
- 10月15日/曇のち雨/14~23℃
- 朝ニースからエクスアンプロヴァンスへ移動。ガイドはみち子さん。 まず、画家セザンヌのアトリエへ。サントヴィクトワール山を何枚も描いた印象派のセザンヌは、静かな庭のあるアトリエで過ごしていました。 その後、旧市街のサンソブール大聖堂→市庁舎、青空市場→ミラボー通り 昼は(Le Cintra)でミックスサラダ、ビーフの赤ワイン煮、アイスクリームです。 アルル(画家ゴッホにゆかりの土地。ゴッホが描いた絵がパネルで残されています)へ移動。ゴッホの跳ね橋(ラングロワの橋)→耳無しゴッホの像のある公園→ローマ時代の古代劇場→円形闘技場→フォーラム広場(夜のカフェテラス)→市庁舎、サントロフィーム教会→エスパスヴァンゴッホ(ゴッホが収容された病院)などご案内いたしました。フリータイム後、アヴィニヨンへ移動です。 夜は「Le Crillon」で、長ネギのラビオリグラタン風、鴨のロースト・ポテト、クレームブリュレでした。
- セザンヌのアトリエは静かな空間
- 長ネギのラビオリグラタン
- 6日目
- 10月16日/曇時々雨/12~21℃
- アヴィニヨン観光。ローヌ川にかかるサンベネゼ橋→ロシェ・デ・ドン大聖堂、法王庁宮殿(ローマから法王庁が100年ほど移された時の宮殿)→時計塔のある広場、市庁舎をご案内いたしました。 ポン・ドゥ・ガールはガール川に架かる橋。ローマ時代に造られた3層式の橋は保存状態の良さで知られています。 昼食は、「les Alizes」にて、野菜スープ、サーモンのハーブ焼き、ラタトゥイユ、プリンでした。 ニームは大きさではコロッセオに及びませんがアルル、ヴェローナと並びローマ時代の円形闘技場が今も残っている街です。 カルカソンヌ移動後、新橋から古橋と丘の上のラ・シテを眺め、(メルキュール・ポルト・デ・ラ・シテ泊)チェックイン後、観光です。 街の名の由来になったカルカスの像のあるナルボンヌ門→2枚の城壁の造り→コンタル城→オード門→サンナゼール大聖堂をご案内いたしました。 夕食は、「Auberge des Dames Carcas」にて、ご希望の方に、名物カスレ(豆と肉の煮込み)等のセットメニューをお召し上がりいただきました。
- 偉大なるローマの水道橋ポン・デュ・ガール
- 100年間ほどアヴィニヨンに法王庁が移されました
- 7日目
- 10月17日/晴時々曇にわか雨/13~22℃
- 朝ペルピニャンへ移動。ミディピレネー地方ではわりと大きな街で、スペインに支配されていた歴史から街に残る塔や大聖堂もその影響を受けています。カスティージャ門→サンジャン大聖堂(鉄の鐘楼が印象的)の観光をし、その後、スペインとの国境を越え、フィゲラスへ。 昼食は「Hotel Ronda」にてトマトとツナのマカロニ、ビーフのフォンドヴォー、アイスでした。 食後、ダリ美術館へ。ガイドは、ニックさんと坂井さんです。 ダリが愛するガラと過ごした時の作品が数多く残る、見た目もド派手な卵の館。 ニューヨークでタクシーを待っていた際に閃いた作品、人の一生を人間の形で表した作品。ピカソを自分なりに表現したもの等々、説明を聞いても自分なりに解釈しても興味深い独創的なものばかり。 その後、バルセロナに移動し、夕食「(Asador del Mar」にて生ハム、パンコントマテ、サラダ、バカリャオコロッケ、シーフードパエリア、ケーキ、コーヒー、ワインでした。
- ペルピニャンはスペインの雰囲気漂うフランスの街
- ダリ美術館は独特の世界
- 8日目
- 10月18日/晴のち雨/18~21℃
- 今日は1日バルセロナ観光。ガイドはアンナさん。サグラダファミリアは、生誕の門→ステンドグラスの美しい本堂→受難の門にご案内。 車窓からカサ・ミラ→カサ・バトリョを眺め、カサ・ビセンスにもご案内いたしました。(アントニオ・ガウディが若い時、初めて造った建築物。アルハンブラ宮殿からの影響を受けた部屋などもありました) 昼夜の食事がフリーのため、希望者とカタルーニャ広場からサン・ジョゼップ市場へ。ランブラス通りの半ばにある市場には、生ハムやシーフード、フルーツ、ピンチョスなど美味しいものが沢山並んでいました。 午後はグラシア通りのショッピングや、カサ・ミラ、カサ・バトリョなどの観光、タパスというスペインならではのおつまみ料理に舌鼓を打ったりと思い思いにお過ごし頂きました。
- サグラダファミリアは、完成予定まであと数年
- カサ・ビセンスは若かりし日のガウディの作品
- 9日目
- 10月19日/晴時々曇/18~23℃
- 今朝はゆっくりめにご朝食をお取り頂き、バルセロナのプラット空港に向けホテル出発。長かった10日間の旅ともお別れ。アシスタントは大くまさん。 バルセロナ空港で免税手続きをする場合は外の税関に並ぶしかありません。該当する方は結局1時間ほど待たれたそうですが、時間に余裕を持って空港に来たので大丈夫です。免税手続きの無い方は、先に中へご案内。出国審査後は店の数が少ないため、ショッピングを楽しむ方はいったん店舗の多いシェンゲンエリアへ。その後、出国審査を受け、ビジネスラウンジへ。 エミレーツ航空EK186便にてドバイまで約6時間のフライト。帰りの乗り継ぎは時間が少しタイトです。コンコースB到着後、Aから出発とのことでシャトルに乗って移動し、少しだけラウンジをご利用頂けました。ドバイよりEK318に乗り継ぎ、成田空港まで約9時間強。長いフライト、本当にお疲れさまでございました。
- サグラダファミリアのステンドグラスは神秘的
- バルセロナ発ドバイ行き
- 10日目
- 10月20日/晴/20℃
- さて、今回の4カ国を巡る旅はいかがでしたか?移動日はやや駆け足で忙しい部分もありましたが、全体的には詰め込みすぎず、いろいろ回れて見所満載だったのではないでしょうか?また、なかなか個人では訪れて頂くことの難しいイタリアの歴史の発祥地トリノから、美味しい香りを満喫したピエモンテのトリュフ祭り&犬ちゃんのお尻を追いかけてトリュフを探したハンティングとアグリツーリズモのようなランチ。スペインの影響の残るフランスの街ペルピニャンや独創的なダリ美術館。多くの画家に愛された南フランス、皆さんで散策がてらフリー食に出かけた要塞都市カルカソンヌなど、思い出深い所も沢山できました。お天気にもまずまず恵まれ無事に帰国できましたのも皆様のおかげです。きっとこれからは、こんなちょっと立ち止まってフリーを楽しめるような旅が増えてくるのかもしれません。その際にはまたお目にかかれますよう、楽しみにお待ちしております。どうもありがとうございました。塩野典子
- スペインの生ハムは噛むほどに味わい深い
- ブドウ畑は収穫真っ盛り
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