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2018年11月6日出発 <キャセイパシフィック航空ビジネスクラス利用>豪華列車ロボスレイル 南部アフリカ浪漫紀行13日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年11月6日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/斉藤 和彦(さいとう かずひこ)
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この度は阪急交通社クリスタルハートの旅にご参加いただきまして誠にありがとうございます。皆様の旅が安全 快適に、そして 数多くの感動と喜びを得ていただけますよう、阪急交通社クリスタルハート社員、添乗員共に努めさせていただきます。世界一のクルーズトレイン ロボスレイルと感動とロマンのアフリカ南部4ヵ国の旅をどうぞお楽しみください。重ねましてこの度ご参加誠にありがとうございます。
1日目
11月6日/晴れ/20℃
本日から豪華列車ロボスレイル 南部アフリカ浪漫紀行13日間の旅が始まります。アフリカに寄せる多いなる期待と旅の始まり特有の心地よい緊張感の中で成田空港を出発しました。キャセイ航空521便で乗り継ぎ地香港まで約4時間30分のフライトです。これから訪れるアフリカの大地は?どんなところか?どんな人達がいるのだろうか?など、それぞれの思いや想像をめぐらせながら、夕刻の空に飛び立ちました。香港では乗り継ぎまでの一時をラウンジに入り、しばし休憩の後、いよいよアフリカに向け出発です。ゆったりとしたキャセイ航空のビジネスクラスのシートに身を静め、空の旅が続きます。明日の朝はアフリカの大地に到着です。
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南アフリカの国花 プロテア の一種
2日目
11月7日/晴れ/17~21℃
昨夜の0時30分に香港を飛び立ったキャセイ航空749便は南中国海 マレー半島 インド洋の上空を通り順調にフライトを続けています。機内で目覚めた頃には、アフリカの大地が眼下に見えました。窓の外に見えるアフリカの大地は朝日に輝きとてもきれいでした。現地時間の午前7時30分にヨハネスブルグに着陸しました。南アフリカの空の玄関口であり、朝から活気ある空港です。入国、両替を済ませたあと現地ガイドのシャルマンさんと合流しました。空港から朝のラッシュアワーを抜け、ローズバンク地区に向かいます。日本と季節が反対の南半球は今が春の盛りです。ただ、今年は季節の進みがやや早く有名なジャカランダの花が少し綻びかけていました。一旦ホテルに入りしばし休憩の後、ヨハネスブルグの市内に出かけました。アパルトヘイトの象徴とも言われたダウンタウンの廃れた現在の様子、今も残るスラムなど、南アフリカの歴史の縮図を見ました。
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ジャカランダ
3日目
11月8日/晴れ/22℃
行程3日目 いよいよロボスレイル乗車です。今朝は春の暖かい日差しの中で始まりました。ロボスレイルはプレトリアのキャピタルパーク駅から出発します。この列車は高い安全性、高品質なサービスと食事などあらゆる面において常に世界の鉄道会社から注目されています。駅ではラウンジで一休みのあと、お客様全員を整備場、駅の設備を見ていただくのもこの会社のプライドです。ロボスレイル社長のウェルカムスピーチと出発セレモニーのあと乗車となりました。部屋はデラックススウィートでゆったりとしたスペースです。木目調のシックな内装と豊富なアメニティが期待を膨らませます。そして、列車はゆっくりと走りだしました。山間丘陵の多い南アフリカの台地に向かいゆっくりと走ります。午後1時に最初のランチタイムです。カジュアルなリラックスした雰囲気の中で、他の乗客達も楽しそうでした。夕方サンセットの頃赤く夕日に染まる台地がきれいでした。
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ロボスレイルの社宝?現役の蒸気機関車
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ロボスレイル社長のウェルカムスピーチ
4日目
11月9日/晴れ/17~27℃
未明に南アフリカの国境を越えジンバブエにはいりました。列車は入国手続きのためベイトブリッジ駅に停車のあいだ朝食時間となりました。好みの料理でたっぷりの朝食でした。この駅は高原地帯にありひんやりとした心地よい風がありました。午前9時30分に再び動き出した列車は南アフリカと違いより山間深い木々が生い茂るジンバブエの大地をひたすら走ります。窓の外に目を凝らすと時々野生動物が見えたりしました。午後3時頃給水のためグワンティー駅に停車しました。駅の前では地元の人達が露店を開いていました。この約1時間に 少し現地の生の雰囲気を感じられました。ラウンジカーでサンセットを眺めながらしばしティータイムをとりました。今日も夕日がきれいでした。夕食はダイニングカーでのフォーマルディナーです。美味しい料理をゆっくりと味わいました。列車はジンバブエ第2の都市ブラワヨを目指します。
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停車中の列車
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ラウンジカー
5日目
11月10日/晴れ/19~31℃
昨夜遅くブラワヨに着いた列車は朝6時30分に再び走り出しました。今朝も明るい太陽での目覚めとなりました。列車はジンバブエ最大の国立公園であるワンゲ国立公園を目指します。時々、沿線の人々、子供達が手を振っています。午前11時30分頃、列車はアフリカの鉄道の直線最長区間約114キロ区間にはいりました。昼食後、ケネティ駅に停車しました。ここでは約3時間ほどワンゲ国立公園のサファリドライブを楽しみました。身近に迫る野生動物にハラハラドキドキしながらのサファリドライブでした。大自然に触れ感動しました。この後列車は3国に接するトンプソンジャンクションへ向け走ります。ダイニングカーでの雰囲気が乗客同士だいぶ打ち解けた雰囲気になりました。
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アフリカの鉄道最長直線区間を走行中
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ワンゲ国立公園の像
6日目
11月11日/晴れ/25~35℃
昨夜遅くトンプソンジャンクションに着いた列車は朝6時30分に再び走り出しました。目的地ビクトリアフォールズを目指しジンバブエの大地を疾走します。乗車前は3泊4日の列車の旅はながいなぁと少し不安感も感じたロボスレイルの旅もあと少しでビクトリアフォールズ到着です。長いようであっという間に時の過ぎた4日間を回想しつつ、午前11時05分に無事ビクトリアフォールズに到着しました。ロボスレイルのスタッフの笑顔に送られ、このロボスレイルに乗った人にしか解らない名残惜しさを感じつつ列車を降りました。駅ではビクトリアフォールズの現地ガイド サニーさんが笑顔でお出迎えです。そして、今日からこの旅は次のステージに入りました。ホテルは英国コロニアル風のクラシックな雰囲気のビクトリアフォールズホテルです。この地では最も格式高い歴史のあるホテルです。夕 方はザンベジ川のサンセットクルーズを楽しみました。
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ロボスレイル 終着前のカクテルパーティー
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ザンベジ川のサンセットとカバ
7日目
11月12日/晴れ/35℃
ビクトリアフォールズ2日目の朝、滝の谷間に昇る朝日がとてもきれいでした。この日は国境を越えボツワナのチョベ国立公園のサファリを一日観光します。ホテルから約1時間ほどでカズングラの国境地帯を越えボツワナに入りました。チョベ国立公園はアフリカでも最大級の像の生息地です。午前中は陸上からサファリドライブを楽しみました。水辺に戯れる像の群れ、草を食むバッファローの群れ、木々の葉を食むインパラの群れなど、しばし時の過ぎるのを忘れてしまいそうな空間でした。チョベマリーナロッジで昼食を食べたあと、午後はチョベ川のリバーサファリを楽しみました。水辺で餌を探す鳥や動物のなどアフリカの大自然に改めて感動しました。夕方、再び国境を越えジンバブエに戻りました。今夜は有名なアフリカンバーベキューのボマディナーです。モパニ(芋虫)のお味はいかがでしたか?ホテルの中庭から見える星空がきれいでした。
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チョベ川 草を食むバッファロー
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チョベ川 丘に上がったカバ
8日目
11月13日/晴れ/35℃
ビクトリアフォールズの3日目は滝の観光をジンバブエ、ザンビアの両国側から致します。午前中はジンバブエ側の観光です。この時期は水量が少ないためジンバブエ側は増水期の70%程度ですが、メインフォールズの水量は迫力がありました。また、ザンビア側はこの時期は水量が5%程度しかありません。でも、この時期だけ滝壺の景色がご覧いただけます。何億年のあいだに滝が少しずつ移動しており、今でも年に数ミリから数センチ動いています。自然の凄さを感じました。午後はヘリコプターに乗り上空から滝を眺めました。今回の旅で唯一空からの観光となりました。夜はホテルのメインダイニングであるビクトリアルームのディナーです。かつて、今も世界の著名人に人気の大変有名なレストランです。中庭から滝の微かな流れる音が聞こえる夜でした。
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ビクトリアフォールズの滝壺
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上空から見たビクトリアフォールズ
9日目
11月14日/晴れ/32~18℃
ビクトリアフォールズ4日目の朝も明るい朝の太陽で始まりました。中庭の小鳥の囀ずり、毎朝やって来るイボイノシシの親子など自然の中での朝食となりました。この日は再び南アフリカに戻ります。ジンバブエでは素晴らしい自然、野生動物との出会いが強く心に思い出を刻みました。ビクトリアフォールズ空港から英国航空でヨハネスブルグへ向かいます。窓の外にビクトリアフォールズの水煙が微かに見えてました。ヨハネスブルグの空港ではガイドのシャルマンさんと再会して夕食のお弁当を受け取りました。久しぶりの日本食で巻きずしいなり寿司がとても懐かしくかんじました。英国航空に再び乗りケープタウンを目指します。ケープタウンの空港では長身のスゼットさんが出迎えてくれました。ホテルに向かう途中、テーブルマウンテン駅からケープタウンの夜景を鑑賞しました。オレンジ色に浮かび上がる街並みがとてもきれいでした。
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ケープタウンの夜景
10日目
11月15日/霧のち晴れ/18~22℃
ケープタウン2日目は朝から深い霧でした。季節の変わり目に見られるケープタウン独特の現象です。朝一番で名所テーブルマウンテンの観光をしました。世界でも数少ない回転式のロープウェイに乗り山頂に着くと頂上は快晴、下界は霧で真っ白の景色で雲海の上にいるような雰囲気でした。テーブルマウンテンの次に世界遺産の中にあるカーステンボッシュ植物園を散策しました。季節の変わり目で植物の数、種類がやや少な目でしたが、南アフリカの国花プロテアやゼラニウムの原種など珍しい花や植物を見ることができました。その後 この日の昼食場所であるステレンボッシュのトカラワインエステートに向かいました。ここは、南アフリカワインの原点となった地であり、ヨーロッパからの開拓者達の歴史の原点でもあります。試飲と昼食の時間をゆっくりと過ごしました。午後はホテルにもどり、しばし、休憩の後、ウォーターフロントの散策自由時間で過ごしました。
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テーブルマウンテンのケーブルカー
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カーステンボッシュ植物園
11日目
11月16日/晴れ一時雨のち晴れ/17~21℃
ケープタウン2日目の朝はからりと晴れた朝日の中で迎えました。今日は一日ケープ半島の観光とドライブを楽しみました。ケープタウンの郊外に出ると地球上で最古と言われる台地が広がり野花が時々吹く春の風に揺れていました。最初に喜望峰の展望台に向かいました。ケーブルカーで山頂に登り急な階段を登り灯台まで行くと真っ青な海が眼下に広がりました。また、海岸では、アフリカ大陸最南西端のモニュメントを見てアフリカ大陸の南端近くまで来たことが実感できました。その後、ボルダーズビーチの野生ペンギン生息地を訪ねました。季節がら今が毛の生えかわりの時期で少し珍しい光景も見られました。子供ペンギンがとても可愛いかったです。昼食のあと、午後のまったりとした日差しの中をドライブしてケープ半島を横切りケープタウンへ戻りました。ケープタウンはヨーロッパ人の最初の開拓者の町であり、喜望城や旧市庁舎など、ヨーロッパ的な都市でした。
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喜望峰
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ボルダーズビーチのペンギン
12日目
11月17日/晴れ/14℃
帰国の日程となる12日目は静かに夜明けを迎えました。ケープタウンの空港へ向かう車の窓から明けて行くケープタウンの街並みが見えました。それぞれに期待と思いを持って訪れた今回の旅と、訪れた国々、その大自然、人々 など、一つ一つ回想しながら帰国の途につきました。空港でガイドのスゼットさんの満面の笑顔に送られて出発しました。乗り継ぎ地ヨハネスブルグでガイドのシャルマンさんと三度目の合流となりました。いよいよアフリカ大陸をはなれます。乗り換えたキャセイ航空機の窓の下に離れ行くアフリカの大地が見えてました。
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ホテルのアザラシ
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ペンギンの親子
13日目
11月18日/香港 曇り成田空港 曇り/17℃
ヨハネスブルグを立ったキャセイ航空機はアフリカ大陸~インド洋~マレー半島~南中国海 の上空を順調に飛行して朝6時30分頃香港に着陸しました。相変わらず朝から大変活気のある空港です。東京成田空港までもう一頑張りです。改めてアフリカは遠いなあ!と実感しました。香港でもう一度キャセイ航空機に乗り継ぎ成田空港に午後2時30分頃到着しました。約2週間ぶりの日本は少し曇りぎみの空模様でした。空港の外に出てみると出発前と比べまた少し秋の深まりを感じる風を感じ無事に日本に帰国したことにホッとして空港を後にしました。13日間 誠にありがとうございました。お疲れ様でした。
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南アフリカの固有種 マーガレットに原種

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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