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2019年3月21日出発<フィンランド航空利用>神秘の北欧 オーロラ&フィヨルドクルーズ10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2019年3月21日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/大藪 和彦(おおやぶ かずひこ)
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5ヶ月ぶりでしょうか・・・わたしにとって大好きなツアーの一つ、「世界一美しい航路!フュッティルーテン」ノルウェー沿岸急行船のクルーズツアー!毎年2~3本いただいていましたが、今年はこれが最初の1本! 皆様お元気でしょうか?先日は阪急交通社クリスタルハートをご利用下さいまして、誠にありがとうございました。 お約束通り、旅日誌を作成いたしました。早速送らせていただきますのでご笑納下さい。今回のツアーは9名様の素敵なお客様と弊社企画担当者の江渡、そして現地手配会社の遠藤と私というグループ!初日から慌てて乗った乗り継ぎ便が遅れたり、クルーズ船も天候のため出航を見送ったり・・・最初はどうなるか?と思いましたが、安全のためのキャプテンの良い判断でしたし、またオーロラも崩壊現象が見られて肩の荷が降りました。これも皆様のご理解とご協力のたまものですね・・・ではツアーを振り返ってみましょう!
1日目
3月21日/曇り/3〜7 ℃
今日からLE110北欧オーロラ&フィヨルドクルーズのツアーの始まりです。フィンランドの首都、ヘルシンキまで直行便のAYフィンランド航空の空の旅。 ヨーロッパへ行くのに一番短い時間(約10時間)で到着してしまいます。そして短い乗り継ぎでオスロへ!手荷物検査や入国審査またゲート移動に時間がかかり、先に弊社の江渡係長にゲートに行っていただいて待っててもらうよう話してもらい、我々も急いでゲートへ向かいましたが、搭乗後、スウェーデンの軍事レーダーが関係した飛行許可待ちで、約1時間遅れてしまいました。それでも早めにオスロのホテルに到着し、お泊まりは街の中心の名門ホテル「グランド」ですので、夜の目抜き通り「カールヨハン通り」をぶらぶら歩いていた方もいましたね。まだまだ雪が積もり、冬の装いのノルウェーですが、安全で楽しいツアーになるといいですね!今日は長い空の旅、本当にお疲れ様でした。
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今回はフィンランド航空での空の旅!
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今回はフィンランド航空での空の旅!
2日目
3月22日/曇り/4~8 ℃
ホテルを出発してオスロ中央駅には5分くらいで到着。 時間調整でスーパーCOOPをご覧いただきましたね。 今日はベルゲン鉄道で約6時間半、途中サンドイッチ弁当を食べながら、移りゆく景色と冬から春へのノルウェーの大自然をご堪能、これは単に移動だけではなく観光列車のようでした!そして第二の都市ベルゲンへ。パノラマ観光と世界遺産ブリッゲン、魚市場など見学して港へ。 ノルウェーの沿岸急行船「フュッティルーテン」は世界一美しい航路、「ノールカップ号」にチェックインして客室に入ってほっと一息。今日の夕食は船内でのバイキング(ビュッフェ)料理のオープンシッティング(自由席)、お好きな時間にいらしていただいてお召し上がりいただきました。エビやスモークサーモンが食べ放題とは! ところが、ベルゲン近海から北方がストーム(嵐)ということで今晩の出航を見送り、早くても明日のお昼12時出航になりました・・・
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ベルゲン鉄道がホームに入ってまいりました!
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ベルゲンの魚市場観光中!
3日目
3月23日/晴れのち曇り一時雨/0〜6 ℃
早くても本日正午の出航ということで、ご朝食をいただいてからご希望の方々とタクシーで町へ出て、ケーブルカーで標高320メートルのフロイエン山に登りました! ベルゲンは人口約27万人、都市圏までいれると約40万人、これでも首都オスロに次ぐノルウェー第二の都市! 実はベルゲンは1217年から1299年までノルウェーの首都でもあった町で、13世紀後半からはハンザ同盟都市となりました。ハンザ同盟とは北ドイツの都市による同盟で、バルト海沿岸地域の貿易を掌握し、ヨーロッパ北部の経済圏を支配した同盟。ベルゲンにはドイツ人商人の子供が監督官の元、商売を覚えるため滞在したブリッゲンがユネスコ世界文化遺産として有名です。現在ベルゲンは国際的な養殖業や海運業、海洋石油産業に海洋技術の中心地で、ノルウェーの学術、観光、金融の中心都市でもあるのです。ノールカップ号は予定通り12時出航!しかしこの後、嵐の名残で・・?
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フロイエン山からのベルゲンの美しい景色!
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ノールカップ号、ようやく13時間半遅れで出航!
4日目
3月24日/曇りのち雨/2〜6 ℃
いつも以上にノールカップ号は揺れましたが、大丈夫だったでしょうか?ようやく今日の朝8時半、クリスチャンスンという港町に入港いたしました。1742年に町制を施行し、現在は人口1万8千人のかわいらしい港町。しかし今日は日曜日ということで、お店も全滅!ただただ散策しただけでしたが、ずっと船の中でしたので、爽やかな冷たい空気の中、ブラブラできたのは良かったですね!クリスチャンスンは17世紀から海産物の貿易港として、また木材輸送の中継地として重要性が増した町で、そんな時オランダ人の水夫が「クリップ・フィッシュ(タラの干し物)」の製法を伝えて以来、国内最大の干しダラの生産地となったのです。現在はそれ以上に北海油田、天然ガスの拠点都市て注目を集めている港町なのです。船に戻っても「ノルウェーをもっと知ろう!」など色々なご案内もありましたよ~!
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静かなクリスチャンスンの日曜日の朝!
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船内では色々なレクチャーも!(英語ですが・・・)
5日目
3月25日/雪曇り/0~4 ℃
本日、早朝7時22分20秒に北極圏に入りました。周りの景色も最果ての様相になり、これがまた息をのむほど美しい景色でした。午前中にデッキでネプチューンの儀式があり、背中に氷水を入れられて洗礼を受けました!もちろん江渡係長や遠藤氏、私も!見た目ほど冷たくないですよ!そして今日は北極圏第二の町ボードーへ。御希望のお客様にお付き合いいただいて滑らないように気をつけて旧港へ。団体撮影もご協力いただきましたね!スーパーではブラウンチーズやサバのトマト煮の缶詰などばらまき用のお土産をお買い求めいただき、帰りは個々に。 夜はロフォーテン諸島の中心の町、スヴォルバーへ。ご希望のお客様とマジックアイスのショップと町の中心をまわって船に帰りました。夜はサーチライトを照らして細いトロルフィヨルドに入り、フィッシュケーキを食べてからオーロラが出現!それが発展、発達して崩壊現象へと続くオーロラ爆発へ!やったー!
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江渡係長もネプチューンから洗礼をうけましたよ!
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ボードーのコンサートホール前にて・・・?
6日目
3月26日/曇りのち晴れ/ー3~2 ℃
オーロラはいかがでした?誰が見てもオーロラとわかっていただけるオーロラ、雲かオーロラかわからないような微妙なものではなく、昨夜のように色や動きなどに驚愕してしまうようなオーロラを見ていただきたかったのですが、今回そんなオーロラ爆発(崩壊現象)をご覧になっていただきました!しかもちょうどトロルフィヨルドにいたので風もなく寒くもなかったですね!これで私もようやく責任から逃れ、肩の荷が降りたような気がします。 早朝にハシュッタを出航するとノルウェーでは最北にある中世の石造りの教会、1250年建造のトロンデネス教会を見て、その後フィンスネス出航後にはノルウェー本土とノルウェー第二の島を結ぶギスンド橋をくぐり、今日は北部ノルウェー最大の町、北欧のパリと呼ばれるトロムソへ。町歩きはアムンゼンの像から最北端のビール醸造所のマックビール、そしてポラリア(極地水族館)へ。帰りはお買い物でもしながら個々に。
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オーロラ爆発!この崩壊現象は凄い!
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オーロラを待ったかいがありましたね!
7日目
3月27日/曇りのち晴れのち雪/ー2~3 ℃
トロムソはいつも良いオーロラが出て、私にとってはオイシイ街だったのですが、昨夜はあいにくオーロラは確認できませんでした。今日の食事は朝食と昼食が一緒になったようなブランチ!お好きな時間にいただいて、ホーニングスボーグ到着後、混載バスにてヨーロッパ最北端の、その名も我々の船と同じ「ノールカップ(北岬)」へ。そこはなんと北緯71度10分21秒!途中、他のバスとコンボイを組んで、除雪車の後ろを走りました。 「ノールカップの四季」のDVDをご覧いただき、その後、モニュメントにて写真ストップ。あとはフリータイム!ここだけの話、ヨーロッパ最西端のロカ岬(ポルトガル)は首都リスボンから半日もあれば十分行けますが、北岬はオスロから遠いですよ~!なかなか来ることはできない場所です!夕食はノールカップ・ビュフェ!シーフードをたらふくいただいて、夜はオーロラもサアッ~って出ましたが、すぐに消えたようです。
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天気が変わりやすく、ちょっと雪が降ると・・・
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ヨーロッパ最北端のノールカップ(北岬)にて・・・
8日目
3月28日/晴れのち曇り、雪/ー1~2 ℃
6泊7日の美しきノルウェーの沿岸急行船の旅も終り、国境の町キルケネス(教会の岬の意味)に到着。下船後我々のプライベートバスで観光へ。ナチスドイツから解放したというロシア人兵士の記念碑の写真を撮り、そのロシアとの国境に行き、ハスキー犬と遊んだりソリに乗ったり、展望台から白い雪をかぶったキルケネスの町とその港に停泊する「ノールカップ号」などの写真を撮り、早めにお昼のレストランへ。スーパーなどに行かれた方も?昼食後は2回休憩を入れながら、フィンランドのウインタースポーツのメッカ、サーリセルカへ。ご夕食をいただいて少し休憩後、夜22時にご希望のお客様(なんと8名様の女性陣!)と一緒に森の奥にあるオーロラ小屋に!あいにく雲が厚くてサーチライトの光しか見られませんでしたが、皆様のお話が(牡丹鍋や土壌鍋も含めて)楽しかったですね・・・部屋へ帰って午前1時半~2時半頃は星空も見られたのですが・・・
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キルケネスについてノールカップ号を下船。
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ロシアとの国境を散策中!
9日目
3月29日/晴れ/ー7~3 ℃
最終日の今日はゆっくり朝食をいただいて、8時45分から御希望のお客様と村を散策してスーパーマーケット「クッケリ」へ!天気が良くて気持ちよかったのですが、路面が滑りやすかったですね。その後は自由行動です。11時半にホテルを出発し、約30分走ってイヴァロの空港へ。余裕を持って行きましたが、昨夜にウェブチェックインをして搭乗券もプリントしておりましたし、皆様のご協力も得てスムーズに着いてしまいましたので、少々飛行機をお待ちいただきましたが、テーブルや椅子も多く、小さいながらも快適な空港でしたね。そしてAY604便は時間通りヘルシンキに到着し、皆様で出国後ラウンジ付近でフリータイム。そしてAY73便で帰国の途へ。しかし、JALも成田へと飛んでいますし、フィンランド航空は成田に1日2便出ているだけでなく、大阪や名古屋にも飛んでいるのですね・・・ビックリ!
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オーロラ小屋で待ちましたが・・・
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イヴァロの空港は歩いて飛行機に・・・
10日目
3月30日/曇り/8~11 ℃
予定より早く成田空港に到着したと思ったのですが、入国書類がどうのこうの、また「○○さんはいますか~?」となぜかずいぶん待たされ、また入国後はなぜかビジネスクラスではなく、エコノミークラスのお客様のスーツケースから出てくるとは?なかなかレアな状態でしたが、それでも無事皆様のスーツケースは出てきまして、外で待たせてあるQLライナー荷物宅配便も使っていただいて、あとはお気をつけておかえりいただいたことでしょう。今回は色々な出来事がありましたが、今になればそれも懐かしい良い想い出になっております。これも本当にお客様のご理解とご協力の賜物だったんだな、と今更ながら感謝いたしております。今回の出来事で懲りずに、皆様のまたのご参加をスタッフ一同心よりお待ち申しております。私、大藪もいつかまた皆様とご一緒できる日を心待ちにしております。たくさんの想い出を本当にありがとうございました!
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ボードーの旧港での全員撮影!
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ご参加ありがとうございました!
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オーロラ①
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オーロラ②
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オーロラ③
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オーロラ④

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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