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2018年9月20日出発<フィンランド航空>美しき中世の街とモラヴィアの大地を巡るチェコ・ハンガリー9日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年9月20日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/藤井 広美( ふじい ひろみ)
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この度は、阪急交通社クリスタルハート『美しき中世の街、モラヴィアの大地を巡る チェコ・ハンガリー9日間』にご参加頂きまして、誠にありがとうございます。 このコースは、今年はこの出発日しか出なかったレアなコースでした(笑) チェコ・ハンガリーは初めての方から2度目3度目の方もいらっしゃいましたね。13名様とご一緒させて頂きました。 季節の変わり目!って...変わり過ぎでしょっ‼︎と言いたくなる程の気温差に驚きましたが、ミクロフの聖なる丘を登るなら、暑いよりは寒い位が丁度良かったり、セーチェニ温泉に入る日は例年並みの気温に戻ったり、ブダペストの夜景には満月が綺麗に見えたりして、おまけ付きでした。 そんなツアーを少し振り返ってみましょう!
1日目
9月20日/晴れ/〜28℃
成田空港→ヘルシンキ→プラハ AY74便フィンランド航空にて、約10時間弱の空の旅、皆様ビジネスクラスでゆっくりと体を休めて頂けましたでしょうか? フィンランド航空は成田空港からは1日2便も出ております!(曜日によりますが)他のヨーロッパ便よりも、2時間ほど機内で過ごす時間が少ないのが人気のようですね。 少しの間、ヘルシンキのビジネスラウンジでも過ごされてから、AY1223便にて約2時間でプラハに到着。現地時間で18:45到着して、荷物を取りに歩き出しましたら、窓から見た夕日がとても綺麗でしたね。 お泊まりは、モルダウ川沿い(チェコ語でブルタヴァ川)のインターコンチネンタル プラハで、立地条件の良いホテルです。
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インターコンチホテル 川沿いからのプラハ城
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ホテルとトラム。流石ビールの国
2日目
9月21日/晴れ後雨/17〜31℃
出発時間がゆっくりでしたので、静かなプラハの町を散策された方もいらっしゃいましたね。 ガイドのホソヤさんと一緒にプラハ城へ。 ムハのステンドグラスはスラブ銀行出資。チェコはプロテスタントの国でしたが、バーツラフ1世がカトリックへ歩みより、弟がドイツに飲み込まれる事を恐れ兄を暗殺...怖いですね〜他、旧王宮、聖イジー教会、黄金の小径の入場観光後、カレル橋を渡り旧市街へ。時計塔の修復完了まであと1週間足らず。戻された仕掛け人形は真新しかったです。 ランチは市民会館の地下にてお召し上がり頂きました。ご自身で調べて別のレストランに行かれた方もいらっしゃいました。その後フリータイムで、ムハ美術館や、期間限定でムハのスラブ叙事詩をご覧になられたり、夕食はホテルパリにてサーロインステーキなど召し上がり。私の万歩計は22217歩でした!よく歩きましたね〜
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ムシャのステンドグラス スラブ銀行
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仕掛け時計が戻るまで1週間!
3日目
9月22日/曇り/13〜19℃
昨日までの夏の気候から、すっかり秋めいた気温になりました。先ずは、元祖ピルスナービールの発祥地のピルゼニュへ。工場内はヤンさんの案内にて、世界中で飲まれているビールのうち70%はピルスナータイプだそうです。もし、ここで黄金色のビールが発明されていなければ、日本のビールも異なっていたでしょう。 草津と温泉繋がりで姉妹都市提携のカルロビヴァリへ。ランチはチェコのチェーン店『善良な兵士シュヴェイク』にて豚のスネ肉など。カルロヴィ・ヴァリに湧き出る12種の源泉は、全部で40以上の鉱物ミネラル分が含まれていて、ナトリウム・水素炭酸塩・塩化物の炭酸泉です。温泉の源泉水をいくつか飲んでみました。グイグイ飲まれた方もいらっしゃいましたが、美味しい〜...と、言う声は聞けませんでした(笑)やはり温泉は浸かるものですね。 橋の守護聖人でもあるヤン・ネポムツキーの生まれ故郷ネポムツキー村を通りました。 チェスキークルムロフのホテルルージェでは、愛想は無いけど、仕事はします!的なネコちゃんのお出迎え。夕食はホテルにてマス料理でした。
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カルロビヴァリの街並み
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チェスキークルムロフホテル前からの夜景
4日目
9月23日/曇り/8〜17℃
皆様の観光に合わせて雨は止み、明日イギリスに戻るという、アジェラさんとチェスキークルムロフの観光。ホテル前の公園からの眺めはとても綺麗で、貸切状態でした。チェスキークルムロフ城はチェコで2番目に大きな複合建築。ヴィートコフ家から代々受け継がれていき、最後はシュバルツェンベルク家の物となりましたが、第二次世界大戦後からチェコ共和国の物です。 泊まられていたホテルはイエズス会修道院として建てられました。 ランチ後は、カラフルな街並みを持つ可愛らしい町、トレチへ移動。ザハリアーシュ広場は大火災の後に16世紀に再建された家ばかりです。家はバロック様式又はルネサンス様式・高さ・1階部分に公共のアーケードを作らなければいけませんでしたが、他は自由でしたので、家主はそれぞれ趣向を凝らしてデザインしました。16世紀中世の面影を残す街で、ユネスコの文化遺産に登録されております。 旧市街は人工池に囲まれており、橋から見たテルチ城や、イエズス教会、ヤコブ教会も綺麗でした。塔に登られた方もいらっしゃいました。 ブルノのホテル、コートヤード バイ マリオットにてビーフストロガノフなどの夕食でした。
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トレチのカラフルな家並み
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トレチ パンフレットと同じ?アングル写真
5日目
9月24日/曇り雨、晴れ/7〜16℃
普段訪れることのあまりない、モラヴィア地方へ。 車内からは草原と虹という景色も見られて良かった!のですが、虹が出ると、言う事は...雨が降っているという事。今日の天気はどうなるんだろう?と、少々心配でもありました。 ミクロフの町の見所は、ミクロフのお城、領主であったディートリヒテンシュタインの霊廟。マルクト広場には三位一体の柱。聖なる丘には14の礼拝堂が置かれていて、キリスト教の巡礼の場所にもなっています。丘からの景色は上がった甲斐がありましたね。絵心があれば1枚くらい描いてみたいものです。 チェコと言えばビールが有名ですが、南モラヴィアではワインも有名なんです。訪れたワイナリーで白ワイン4種の試飲。まさかチェコでワインを買うとは思ってもいなかった!? トイレの心配があったので入れ替えての観光にして良かった!バケツをひっくり返した位の雨が降り、平原に着いたら雨はピタリと止みました。レドニッツェ城はネオゴシック様式のリヒテンシュタインの夏の離宮でした。ブルノに戻り、旧市街を観光。マリエさんとメンデルの記念館の外観や、旧市街の観光。アダムとイブがイギリス人とチェコ人だとは!(冗談です)
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ミクロフ城
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レドニッツェ城 雨の後の青空
6日目
9月25日/晴れ/6〜15 ℃
ブルノからブダペストまで列車移動。余った小銭を合わせて飴が買えました〜。4時間少々の移動は殆どが、スロバキア国内の移動でした。 スロバキアの首都のブラチスラバにも停車、ブラチスラバ城も見られました。ハンガリーのキリスト教の総本山にあたるエステルゴム大聖堂も見えました。列車からはあまり分かりませんでしたが、ドナヴェントという、ドナウの曲がり角とか、膝と言われる辺りを通り、ブダペストへ。 ランチはローストポークチョップなどを召し上がって頂き、郊外の村センテンドレへ行きました。英語ならセイント・アンドリュー。セルビア人の多く住んでいたようです。セルビア教会は有料でした。丘の上にはカトリック教会。ハンガリーの陶芸家コヴァチ・マルギット博物館に入られた方もいらっしゃいました。 ブダペストに戻り、聖イシュトヴァーン教会の夜景も素敵で、その近くのレストランにてパプリカチキンを召し上がり、やっぱりブダペストに来たら1番のオススメはドナウ川の夜景です‼︎何度見ても綺麗だと思います。気持ちはワルツを踊りながら、思い思いの時間を過ごして頂きました。 お泊まりは、ドナウ川の夜景も見渡せるソフィテルです。
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センテンドレの街並み
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ドナウ川夜景クルーズ
7日目
9月26日/晴れ/6〜21℃
朝は寒く、ガイドのアンジェリカさんが11月の気候になりそうと言われましたが、例年並みの暖かさになりました!ちょっとホッとしました。 鎖橋は来月から修復工事が始まるとの事で、皆様方はラッキーでしたね!王宮の丘からは世界遺産に登録されている景色が一望できました。フランツ・ヨーゼフやエリザベートが戴冠式を行ったマーチャシュ教会。10年前にこの教会の屋根を買われた方もいらっしゃいました。 年金がもらえなくなったという話などを聞き、どの国も大変なんだなぁと思いながら、国会議事堂の観光。曲がった王冠はパワーを与えてくれるようです。ランチは由緒あるレストラン、グンデルにてグヤーシュスープなどを召し上がり頂き、その後はセーチェニ温泉へ。源泉温度は74℃と77℃。硫酸塩・カルシウム・マグネシウム・フッ化物などを含んだ炭酸水素硫黄泉。 やはり温泉は飲む物ではなく、入る所ですよね〜 昨日までの寒さも和らいで、風も止んで温泉日和でしたね!あまりお腹が空かないので、おしゃれなカフェに行かれた方もいらっしゃいました。
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グンデルレストラン
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セーチェニ温泉
8日目
9月27日/晴れ/8〜21℃
いよいよ帰国の日となりました。振り返ってみると、プラハから始まった、あの暑い日が、ずいぶん前の事のように感じます。日本に帰れば、2 ・3日で10月になるので、もう秋なのは分かりますが、今年の夏は暑かったので、中々気候が分かりづらい旅でしたね。 空港のアシスト、かくたにさんは漫才氏みたいで面白かったですね!シジミの目の持ち主と、チリチリパーマの係員は、今後ブダペストの空港を使う時には探してみたいと思います(笑) 空港でのチェックインの時に、何でも分からずイエス・イエス言わないで下さいの話は、ブルノの教会でのアダムとイブの話とダブりました(笑) ブダペストからヘルシンキ、更に日本までの飛行機の旅。ヘルシンキの出国は混み合っておりましたが、ラウンジも少し利用出来て良かったです。
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マーチャシュ教会
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国会議事堂 レッドカーペットが敷かれている
9日目
9月28日/晴れ/23℃
帰国便は10時間かからずに無事に日本に帰れました。2つの温泉効果もあり?まだまだ元気そうなので、何日か延泊していられそうですね!なんて言われてしまいましたが、後ろ髪引かれる位が旅行は楽しいですよね。 東京は過ごしやすい気候に変わっておりましたね!9日間お疲れ様でした。 帰国されてからは、写真整理などされたりしながら余韻を楽しんで下さい。 また、今回訪れた場所と関わりある映画を調べてみました。お時間があったらあの場所探しをされてみて下さい。 カルロビヴァリ...「007カジノ・ロワイヤル」の撮影が、約2ヶ月間にわたって行われました。 映画の中では、「モンテネグロの街」という設定だそうです。 ブダペスト...「レッド・スパロー」ロシアのバレリーナが、女スパイとして活躍。 先祖がピルゼニュ出身のレイ・クロックはマクドナルドの創設者「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」はマクドナルドがフランチャイズになっていくお話。 などなど。 2度ある事は3度あるかもしれません。また何処かの国でご一緒出来れば幸いです。 最後までお読み頂きありがとうございました。
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聖なる丘を皆さんで登りました
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ムシャも滞在したホテルにてランチ

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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