2018年9月13日出発 2連泊×3回でゆったり旅する中世の街並みと美しき調べポーランド9日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年9月13日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/山長 明子(やまなが あきこ)
- 中世のポーランド王国の繁栄を今に伝えるクラクフ、それと並んでポーランドで最も美しいといわれる旧市街広場を持ち、沢山のユニークな小人に会える街ブロツワフ、平原の国ポーランドが持つ唯一の山岳リゾート、ザコパネ、あちこちにショパンの足跡がみられ、ガラスのモダンな高層ビルから旧市街まで新旧混在する成長都市ワルシャワ、負の遺産、岩塩坑、カトリックの国ポーランドを象徴する祈りの場の数々までバラエティー豊かに巡るポーランド周遊の旅。文化に歴史に自然に音楽、ポーランドならではのグルメに買い物、充実した旅になっていたら幸いです。旅の後半は9月半ばとは思えない夏日が続きましたが、広がる青空のもと、ひときわ美しく街や風景をご覧いただけたかと思います。土地柄を反映するかのようなユニークで親切なガイドさん達、真面目な運転手さん。ヨーロッパにありながら、どこか東を思わせるポーランドの魅力を沢山感じていたら嬉しいです。
- 1日目
- 9月13日/晴れ/17~24℃
- 朝一番のニュースで成田空港の滑走路で不審物発見、滑走路一つ閉鎖という出来事がありましたが、飛行機に遅延はなく、満席のフィンランド航空はヘルシンキに向かって出発しました。定刻よりも30分早く、爽やかな秋空のヘルシンキに到着。次のフライトまでラウンジでくつろいだり、フィンランドならではの買い物を楽しんだり。夕焼け空が夜空に変わる頃ヘルシンキの街の夜景を眼下に飛行機はポーランドのクラクフに向けて定刻の出発。こじんまりとしていますが、外観はひし形のガラスで覆われたお洒落なクラクフ国際空港に到着。ガイドのエバさんがお出迎え。アリーナ近くのダブルツリーバイヒルトンホテルにチェックイン。手のひらサイズの大きなウェルカムクッキーをもらってお部屋へ。長い1日お疲れ様でした。
- フィンランド航空
- ヘルシンキの秋空
- 2日目
- 9月14日/曇りのち雨/13~22℃
- 曇りで涼しいクラクフの朝。ガイドのエバさん、ドライバーのピョートルさんと9時にホテルを出発。中央駅近く、ヤゲヴォ王の騎馬像近くでバスを降りて旧市街の観光スタート。 北の入口バルバカン(砦)から旧市街に入りました。織物会館と旧市庁舎の塔を中央にすえた広場には朝から大勢の観光客。聖マリア教会の10時のラッパを聞いてから、通称王の道を歩き、南側の高台にあるヴァヴェル城の敷地へ。中庭は一部修復中。中庭からのシンプルな外観とは裏腹に天井の細工から壁のタペストリーまでポーランドの歴史を語る見応えのある内装でした。 昼食はレストランJaremaでチキンヌードルスープ、小振りのシュニッツェル(カツレツ)、リンゴタルト。 午後はヴィエリチカ岩塩坑へ。岩塩でできたコペルニクスの像から礼拝堂までユニークな地下空間は圧巻。ガタガタエレベーターとレトロな鐘の合図。 ホテルに戻り夕食はミネストローネ、ターキー、レモンタルトでした。
- ヴィエリチカ岩塩鉱
- クラクフの広場
- 3日目
- 9月15日/雨後曇りのち晴れ/11~20℃
- 雨で涼しい朝、クラクフを後にしてオシフィエンチムまで約1時間。アウシュビッツ強制収容所を見学。暗い歴史と向かい合わざるえない証拠の数々。それでも世界中から大勢の人々が訪れていました。バスでビルケナウに移動。監視塔からは写真で見た景色そのままの選別が行われたホームやバラックを見渡しました。丁寧な日本語で話してくれたガイドのエバさんとはここでお別れ。 庭が綺麗な家々を見ながら田舎道を走りヴァドヴィツェまで1時間。昼食はギリシャ風サラダ、白身魚のムニエルサラダ添え、クレムフカ。 食後は街の中心にあるバジリカを訪問。昨晩から今朝にかけての雨が嘘のような青空が広がっていました。スロバキアとの国境近くのリゾート、ザコパネまで約2時間。ゆったりとした造りのリゾートホテルに2連泊。夕食は生演奏を聞きながら、チーズ詰めマッシュルームのフライ、ローストポークともっちりした小麦団子、生クリームがたっぷりのったゼリーでした。
- ヴァドヴィツェにて
- クリームケーキ
- 4日目
- 9月16日/晴れ/11~19℃
- 秋空が広がる山岳リゾートザコパネの朝。車で駆けつけた現地ガイドのベラトさんとホテルを出発。葛西選手の大ファンという彼女が一番最初に紹介してくれた場所はスキージャンプ台でした。アートスクールで下車し街をそぞろ歩き。一番古い道路には1880年からの古い家から一番新しいガウディ風のペンションまで。美しい庭と細工の木造の民家を拝見。ガイドさんのお友達の庭では伝統衣装を見せてもらいました。賑やかなクルプフキ通りでフリータイム。昼食は木造の外観も内装も素敵なkarczma przy Mlynieで名物オシィペック(スモークチーズ)ジャムのせ、ポテトパンケーキで挟んだグヤーシュ、アイスクリーム。午後はフェニキュラーでグバウフカ山頂へ。 タトリ山脈を一望。チーズから革製品まで店が並ぶ乗り場周辺でフリータイムをお楽しみいただきました。旧木造教会と旧墓地を見学しホテルへ。夕食はベーコンプルーン巻き、ターキーほうれん草巻き、人参ケーキです。
- ザコパネの美しい山々
- レストラン
- 5日目
- 9月17日/晴れ/11~24℃
- ホテルを出発しカルヴァリア・ゼブジトフスカの巡礼公園まで約2時間強のドライブ。ゴルゴダの丘に見立てて教会が建てられたら巡礼地の一つ。シンプルな外観からは想像できない金きらの豪華な内装の教会でした。修道院の中庭まで歩きました。 昼食はクラコヴィッツェのレストラン。小さな街ですが渋滞で2時40分にようやく到着。昼食は冷製バルシチスープ(発酵させたビーツの赤いスープゆで卵入り)、チキンフライポテト添え、チーズケーキ。 食後はシビドニッツァ目指してひた走り。高速を降りて耕作地の一本道を走り、途中の村でまた渋滞。夕方6時ようやく平和教会に到着です。 すでに閉まる時間でしたが、ガイドのイヴァさんもオルガン奏者も教会の人も待っていてくれて、無事入場しパイプオルガンの演奏も聞くことができました。お泊まりはブロツワフ。貴族の館を改装したホテルです。
- ドライバーさん
- バス内ヨハネパウロ写真
- 6日目
- 9月18日/晴れ/14~29℃
- 冗談好きのおじいちゃんガイド、バツラフさんと出発。通勤ラッシュの街を抜け、お堀にかかる橋を渡ると旧市街。ポーランド最古の動物園が近いことから動物橋と呼ばれるオドラ川にかかる橋を渡り、百年記念館へ。針とよばれる塔に登る方はいませんでした。バス停で降りて旧市街へ。クラクフと並ぶポーランドで最も美しいといわれる広場には市庁舎を中心にルネッサンス、バロックの建物がずらり。24時間営業の花屋が並ぶ塩の広場、ヘンゼルとグレーテルの家、聖エルジュピェタ教会を見学。街灯にぶら下がる小人、ATM、観光客、酔っ払い、消防士、何人見つけましたか? 昼食は旧市街広場の真ん中の7レストランでパスタ入りトマトスープ、三種の焼きピエロギ、フルーツサラダ。 午後はトラムで中央駅へ。特急でワルシャワまで約4時間。駅からインターコンチネンタルホテルまでは徒歩5分。夕食はホテルでジュレックスープ、金目鯛?のソテー、フルーツタルトでした。
- ヴロツワフ旧市街広場
- たくさんいた小人
- 7日目
- 9月19日/晴れ 16~26/0℃
- 秋晴れ。ガイドは昨日駅に来てくれたヨランタさん。ショパンが洗礼を受けた聖ロフ教会はレンガ造り。コウノトリの巣がありました。田舎道を走りジェラゾヴァヴォラへ。ショパンの生家を見学。ショパン時代の柳が一本残る緑が美しい庭を歩き、昼食までフリータイム。昼食は邸宅風の内装が素敵なKOMPOTレストランでミックスサラダ、ロールキャベツマッシュポテト添え、レモンソルベ。 食後はワルシャワに戻り、市内観光です。ワジェンキ公園で柳とショパンの像と記念写真。そして、ショパンの心臓が納められた聖十字架教会に入場。聖アンナ教会近くでバスを降りて、旧市街の徒歩観光。再建された王宮、城壁、ワルシャワのシンボル人魚像のある広場、バルバカン、ワルシャワ蜂起のモニュメントと歩きました。アンナクビックさんによるピアノコンサートの後はショパンが通ったレストランで夕食でした。
- ショパンのピアノコンサート会場
- ショパンの柳
- 8日目
- 9月20日/晴れ/18~28℃
- 今日も暑くなりそうな青空。ショパンの別れの曲を聞きながら、ホテルを10時に出発し、フレデリックショパン国際空港へ。(初日の空港はヨハネパウロ二世の名前が付いていました。) 渋滞もなく30分弱であっという間に到着しました。二日目から一緒だったドライバーのピョートルさんは駐車場でお別れ。ガイドのヨランタさんはセキュリティーチェックまでお見送りしてくれました。ヘルシンキまで1時間40分の空の旅。小さい飛行機で、ターミナルビルまではバスで移動。ヘルシンキも暑くて驚き。建物端から移動。出国審査は長蛇の列。慌ただしい乗り継ぎとなりましたが、満席のフィンランド航空の飛行機は無事成田空港に向かって出発しました。
- フィンエアー
- 9日目
- 9月21日/雨/19℃
- ヘルシンキ空港では荷物の搭載に30分以上時間がかかり、機内で待つ時間が長かったものの、追い風の助けがあり、9時間のフライトとなりました。満席でしたが、ビジネスクラスのお座席で、ゆっくりお休みいただけましたでしょうか?結局定刻より5分の遅れで、朝9時に成田国際空港に到着しました。ポーランドの乾いた空気とは一転、飛行機を降りた途端に感じる湿気。あいにくの雨模様。長い通路を歩き、入国審査へ。自動化ゲートがかなりの数導入されていました。荷物の受け取りはスムーズに、ここで流れ解散。沢山の思い出と、長かったような短かったようなポーランドの旅もここで終了、旅の仲間ともお別れです。またいつかどこか旅の空の下、皆様にお目にかかれますように。
- フィンエアー
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