2018年8月20日出発 三国志ゆかりの地・赤壁を訪れる 客船「長江黄金号」で行く 新・三峡クルーズの旅7日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年8月20日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/合田 真希子(あいだ まきこ)
- 8月20日出発『三国志ゆかりの地・赤壁を訪れる客船「長江黄金号」で行く新・三峡クルーズの旅』にご一緒させて頂きました、添乗員の合田真希子です。三国志ゆかりの地をめぐる今回のツアー。三国志が好きな方はもちろん、三峡クルーズの自然を楽しみにしてきた方もいらっしゃいました。三国志ゆかりの土地の空気、都市部の賑やかな雰囲気、クルーズ中のゆったりとした景色など中国の様々な面をお楽しみ頂けましたでしょうか。夏休み期間ということで、連日の猛暑日&成都のパンダ基地もクルーズ船もたくさんの人で溢れていましたが、皆様のご協力のおかげで無事ツアーを進めることが出来ました。どうもありがとうございます!遅くなりましたが、こちらの旅日記でご旅行を思い返して頂けたら嬉しいです。
- 1日目
- 8月20日/くもり/30℃
- 三国志ゆかりの地を巡るだけあって、早速お客様同士で三国志の話が飛び交います。私は横山光輝さんの三国志漫画が一番馴染み深いのですが、お客様によっては正史、演義なども読破されており、ガイドさん顔負けの知識量でございます。飛行機はほぼ定刻通りの出発です!ANAの機内食、今回はカツ丼とハンバーグから選べました。彩りも綺麗です。食後だけではなく、食事中に温かいお茶が頂けるのも嬉しいサービスです。少し時間を置いて、コーンスープのサービスもありました。空港到着後は、ガイドの王さんと合流しそのままホテルへ。中国旅行で気になるのはトイレ事情ですが、今回はホテルをはじめ観光地のトイレも綺麗な所が多く、使いやすい印象でありました。
- ANAカウンターは朝の7時からオープン
- お客様から機内食が美味しかった!との声も
- 2日目
- 8月21日/くもり時々スコール/35℃
- いよいよ本日より観光です。成都パンダ基地は上野動物園以上に広く、広大な敷地を走る電動カートも夏休み期間ということで超満員、カートには乗れず...!パンダを目指して約1キロの道を歩いてゆきます。パンダを見るための列に並んでいると、途中突然のスコールが!混雑だけでも中国のスケールの大きさを感じてしまいます。 錦里古街も夏休みということで、普段の3倍近くの人で溢れていました。人波をかきわけ古い町並みの散策をされた方、喫茶店でゆっくり休憩された方と様々でした。 陳麻婆豆腐店で昼食後、列車に乗って重慶へ。 重慶名物火鍋の夕食の後は、いよいよ三峡クルーズ船黄金号に乗船です。今回の船は黄金号3号。ネオンがきらびやかな中心地を抜けると、静かな山並みが続いていきます。明日も早いので、今日は皆様早めにおやすみなさい。
- 重慶の夜景と黄金号3号
- 今回は成都から重慶まで移動。中国の列車網は広大です。
- 3日目
- 8月22日/くもり/36℃
- 早朝船内での太極拳...と思いきや参加者が少人数すぎて中止になってしまいました。同会場でサービスされていたモーニングコーヒーを飲んで気を取り直し、黄金号での1日の始まりです! 午前中の観光は豊都鬼城。道教の総本山があり、死後生きていた時の行いを審判する、日本で言う閻魔様のような方が祀られています。今年から新しくロープウェーが出来たため、かつて使っていた階段の上をゴンドラでスイスイ上がっていくことが出来ました。 午後の石宝寨は、水量の関係で船が着岸出来ず、代わりに希望者のみ三国志劇場のオプショナルツアーにご案内することに。歌あり、馬の出演ありと、大迫力のショー! 三国志のショー以外にも、船長主催のカクテルパーティに参加した方、ベランダから流れる景色を眺めつつ読書やうたた寝をした方、各々自由にお過ごし頂きながら黄金号三峡クルーズ1日目が終了です。
- 豊都鬼城へと続く階段
- 階段から見た黄金号
- 4日目
- 8月23日/くもり/34℃
- 本日は劉備玄徳が諸葛孔明に孤児を託した白帝城の観光です。階段は全部で約400段!途中の露店では諸葛孔明をイメージした羽の団扇も売っており、それを持ちつつ孔明像の前でお写真を撮ったお客様もいらっしゃいました。気分はちょっぴり諸葛孔明! 昼食後は午後の観光、小三峡クルーズです。3階建てのモーター船に乗り換え、渓谷美を楽しみます。船内ではお茶や鶏肉の船内販売アナウンスが爆音でひっきりなしに流れており、これはこれで中国に来たなという感じがします。 本日はオプションの小小三峡クルーズ、全員ご参加でしたので、30人乗りの小舟に乗り換えて、さらに渓谷の奥へと進みます。野性の猿がたくさんいたり、お化けのような鍾乳石のすぐ横を通ったり、少数民族である土家(とか)族の歌を舟頭さんが歌ってくれたりと、盛り沢山な内容でした。 夕食の後は、船内最後の夜を思い思いに過ごして頂き、明日は三峡ダムです!
- 船から見た白帝城。周りがほぼ長江に囲まれているのが分かります。
- 長江三峡は大きすぎて写真に収まりきらず...
- 5日目
- 8月24日/晴れ/35℃
- 曇り続きでしたが本日は良い天気!朝食会場の窓から綺麗な朝日も見えました。3日間のクルーズも終わり、ケーブルカーにてバス乗り場へ。世界最大規模の三峡ダム観光です。エスカレーターで234メートルの高台に上り、広大な長江を眺めます。 三峡ダムを出発して15分程走ると、車窓右手に長江三峡第3の渓谷、西陵峡も見えました。荊州の山味太子で昼食(今までの食事で一番おいしかったとのお声も!)を食べた後、関羽が駐在していたという荊州古城の観光です。荊州古城の登り階段は右が人用、左が馬用です。頑張って馬用を登ったお客様もいらっしゃいました。途中、道路が工事中でバスが通れず、急遽裏道を迂回。普段はバスで通らないようなのどかな道を行きました。ドライバーの向さんは地元の方ということで、狭い道も安全運転してくださいました。
- 久々の朝日
- 荊州古城から眺めた街並み
- 6日目
- 8月25日/晴れ/36℃
- 早いもので中国の観光は本日が最終日です。ホテルの朝食ビュッフェは内容が充実しており、何と納豆も置いてありました! 午前中は中国の名楼、黄鶴楼の観光です。70歳以上の方は最上階までの直通エレベーターを使えますが、年齢に満たない方は5階まで階段を地道に上っていきます。上からは長江が一望出来ました。バスへ戻り次は赤壁へ。片道3時間のロングドライブです。昼食では緑茶を少し甘めにしたような「菊茶」が出てきました。こちらのレストランではビールも作っており、久々の生ビールを楽しまれた方も! 赤壁では、周瑜像の側に「 周瑜が宦官であった 」という意味合いの表記があり、驚いていたお客様も。岩に赤壁とかかれた赤壁摩崖にて、赤壁の戦いに思いを馳せながら記念撮影です。中国での最後の夕食を召し上がった後は、明日の早朝出発に向けてゆっくりおやすみ下さい。
- 青空に黄鶴楼の屋根がよく映えていました
- よく見ると右上にも「赤壁」の文字が刻み込んであります。
- 7日目
- 8月26日/晴れ/36℃
- 本日は9:35発の飛行機に乗るため、早朝にホテルを出発です。 ゆで卵2個、サンドイッチ、マフィン、デニッシュ、ヨーグルトとバナナが入った朝食ボックスを食べながら空港へ向かいます。 夏休み期間なので早朝にもかかわらずカウンターには長蛇の列!30分程並びチェックインした後は、ガイドの王さんとお別れです。 出国審査のカウンターでは出国カードを無くしてしまった人の為なのか、新しい出国カードが多数置いてありました。武漢の空港は横に長く、免税品店などは中央に集中しています。 カフェではペットボトルのお水の販売もありましたが、中国産のものとヨーロッパ産のもので値段が倍以上違い、びっくり致しました。 大幅な遅れもなく、飛行機は成田へ無事到着。日本は涼しくなっていると思いきや、なんと36度!まだまだ暑い夏が続きそうです。7日間どうもありがとうございました! これから寒い季節に入っていきますが、皆様お体ご自愛くださいませ。またどこかでお会いしましょう!
- 成都の赤壁と竹林
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