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2018年7月23日出発<スイスインターナショナルエアラインズ利用>3つの特急でアルプス4大名峰を巡る 憧れのクルムホテルに泊まるスイス10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年7月23日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/木村 千秋(きむら ちあき)
7月23日出発、3つの特急でアルプス4大名峰を巡る・憧れのクルムホテルに泊まるスイス10日間にて、皆様の旅のお手伝いをさせて頂きました添乗員の木村千秋です。2度目のスイス、8度目のスイスという方もいらっしゃいましたが、全員一致の今回の目的は、ツアータイトルでもある「憧れのクルムホテルに泊まる」ことでした。クルムホテル滞在中は、まさにプライスレスな時間が流れていきました。また、マッターホルンだけでなく他の名峰も惜しみなく雄姿を見せつけてくれ、文句なしのスイスの旅となりました。山はお天気次第、皆さまのパワーが太陽を味方につけてくれて、最高の10日間をご一緒させていただけた事に感謝です。
1日目
7月23日/晴れ/28℃
1日目 連日暑い日が続く日本列島、この日も成田は朝6時過ぎには30℃に達していました。スイスインターナショナルは出発が10:10でしたので、成田集合も早い時間でしたが、皆さま早々に受付カウンターにお越し頂きました。お客様との初対面は私たち添乗員もドキドキします。LX161便は定刻通りに成田を出発し、約12時間後、無事にチューリッヒへ到着しました。チューリッヒ空港からは専用バスにて、サンモリッツへとドライブです。途中ハイジの故郷近くでトイレ休憩を取り、また、高さ約100mのソリス橋では特別に写真ストップもしました。ローマ皇帝ユリウス・シーザーが造らせたと言われる、2284mのユリア峠を越えて、サンモリッツに到着です。ご宿泊のクリスタルホテルは落ち着いた優雅な雰囲気のホテルで、長旅の疲れを癒すことができました。
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出発の朝の成田空港
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サンモリッツへ移動の途中、ソリス橋。
2日目
7月24日/晴れ/6〜28℃
本日はベルニナアルプスの観光からスタートです。ロープウェイでディアボレッツァ展望台へ登ると、雲ひとつない青空と、ピッツナイール他ベルニナアルプスを目の前にはっきりと見ることができました。ディアボレッツァを後にして、イタリアはティラノへとバスでドライブです。途中ポスキアーボ湖畔のレストランで昼食をいただきました。素敵な景色も食事を引き立ててくれます。レストラン出発後、ループ橋を過ぎたところでタイミングよく氷河特急が通過!草むらで必死に写真を撮りました。スイスからイタリア領へ何の手続きも必要なく、さらっと国境を通過。ティラノ発14:06のベルニナ特急パノラマカーは、ちょっと日差しがきつかったですが、サンモリッツまでの景色を堪能しながらの旅でした。夕食まではサンモリッツ湖畔を散策したり、スーパーでおみやげを探したり時間を有効にお過ごし頂きました。ホテル内レストランでの夕食では、今までの旅のお話しなど、会話にも花が咲き、2日目は無事に終了です。
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快晴のベルニナアルプス、ディアボレッツァ展望台
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ループ橋を通過する氷河特急
3日目
7月25日/晴れ/11〜25℃
ご宿泊のクリスタルホテルはサンモリッツ駅まで徒歩圏内ですので、青空の下歩いて駅へ向かいます。氷河特急903号、サンモリッツ→ツェルマットまで1等パノラマカーに全線乗車です。氷河特急は平均時速34kmの世界一遅い特急と言われており、風光明媚な景色が列車の旅を楽しませてくれます。出発直後から昼食のためにテーブルセッティングが進められていくなか、ランドヴァッサー橋を通過し、クール駅でスイッチバックをして進んで行きます。昼食も終わり、オーバーアルプヘーエ駅では写真ストップのため5分程停車をしてくれました。Theスイス!という景色の写真撮影よりも、新鮮な外気を思いっきり深呼吸して身体を思いっきり伸ばすストレッチタイムとなりました。ツェルマット駅に到着後は、スーツケースとともにゴルナーグラード鉄道に乗り換えです。目指すは山頂駅のゴルナーグラード駅にあるクルムホテル。すでにマッターホルンが勇姿を見せてくれており、皆さまのテンションも上がります。クルムホテルの目の前にはモンテローザも見えており、夕食時にはモンテローザ側にうっすらと虹も見ることができました。
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氷河特急車内にて
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モンテローザにうっすらとかかる虹
4日目
7月26日/晴れ/5〜23℃
まだ薄暗い朝5時過ぎから、朝焼けのマッターホルンを拝むために展望台で待機です。空が明るくなってきたのと同時に、マッターホルンの山頂も光り始め、ほんの一瞬金色に輝いて見えました。朝焼けの鑑賞後は、朝食を済ませてハイキングへ出発です。麓の町ツェルマットから人々が列車で登って来る前にハイキング道を歩き始める事が出来るのも、山頂駅のクルムホテルにご宿泊ならではです。リッフェル湖に映る逆さマッターホルンも、順番を急かされる事なくゆっくりと写真に撮ることが出来ました。約2時間程のハイキングの後は、夕食までの半日自由行動です。ご希望の方とツェルマットの町を散策しながら、昼食にスイス名物のラクレットを頂き、スネガ展望台にて違った角度からのマッターホルンも眺めました。ここまでマッターホルンづくしになると、ちょっとお腹いっぱい?皆さまマッターホルンよりもお買い物に惹かれ始め、早々にスネガを後にして解散となりました。クルムホテルに2連泊ですので、早めにホテルへ戻り、テラスでビールを飲みながら山々を眺めるのも貴重な時間でした。一日中晴天に恵まれ、マッターホルンにも見守られながらの4日目も、無事に終わりました。
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クルムホテルと朝焼けのマッターホルン
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ハイキング途中に見たモンテローザ
5日目
7月27日/晴れ/6〜28℃
快晴の朝、今日もマッターホルンが勇姿を見せつけてくれています。この勇姿ともお別れし、本日はベルナーオーバーランド地方へと移動です。トゥーンまでは専用バスの旅ですが、途中ゴッペンシュタイン~カンデルシュテークはカートレインにも乗車しました。トゥーンからはブリュムリスアルプ号に乗船し、インターラーケンまでトゥーン湖遊覧クルーズも楽しみました。トゥーン湖は十和田湖とほぼ同じ面積の氷河湖です。船内での昼食にて、普段とは違う雰囲気の中で頂くソーセージもまた格別でした。甲板で日光浴したり、のんびりと景色を眺めながらのクルーズでは、一味違ったスイスの自然に触れることができました。インターラーケンからは再びバスにてラウターブルネンへとドライブです。ここでちょっと寄り道をして、ゴンドラでミューレンにも立ち寄りました。ガソリン車乗り入れ禁止のミューレンは、静かな佇まいながらも、目の前に迫力あるアイガーを見る事が出来る村です。本日から2連泊するホテルベルビューデザルプは、100年以上の歴史あるホテルです。夕焼けに染まるアイガー北壁を目の前に、電車、船、ゴンドラと色々な乗り物に乗り、充実した1日を振り返りました。
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トゥーン湖クルーズランチ
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ミューレンからの眺め
6日目
7月28日/雨のち曇り/11〜25℃
ちょっと雲行きが怪しい空模様のなか、標高3454mヨーロッパ最高所の鉄道駅ユングフラウヨッホにあるスフィンクス展望台観光です。ユングフラウ鉄道はアイガー北壁の中に線路が敷設されており、難関な工事に携わった人々に感謝しながら乗車します。頂上駅に到着後は、エレベーターで更に100m高いスフィンクス展望台を目指します。なんと、外は雪!何も見えなくて残念~、ではなく、真夏の雪にはしゃぎながら写真を撮りました。山の天気は変わりやすく、一瞬で青空も見え始めユングフラウの山頂も拝むことができました。下山後はハイキングまで自由時間。生憎ぐずついた空模様で、お天気の回復を祈るばかりです。ハイキングガイドと合流後、まずはウェンゲンへ列車で移動し、ロープウェイでメンリッヘンへと登ってハイキング開始です。雨がパラついてきてしまい、ハイキング組とロープウェイで下山組に別れてのご案内となりましたが、どちらも貴重な時間を過ごして頂けたと思います。
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スフィンクス展望台にて真夏の雪
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牛もハイキングを応援?
7日目
7月29日/晴れ/8〜28℃
クライネシャイデック駅からグルンド駅まで約30分、アイガー北壁を眺め、牧草地帯に響くカウベルの音を聴きながらの列車移動です。グルンドに到着後は、グリンデルワルトで自由時間。グリンデルワルトはユングフラウ観光の拠点として人気がある町です。ツヴァイジンメンからモントルーまで乗車するパノラマ特急ゴールデンパスラインの旅は、スーパーで調達したワインやお弁当で盛り上がりました。もちろん車窓からの景色も堪能しました。モントルーからは、レマン湖に浮かぶシヨン城を写真に納め、マルティニ峠を通過しながらのバスドライブです。標識にシャモニーの文字が見えると、目の前には雪を抱いた山々が見え始め、モンブランが見えるかと期待は高まります。シャモニーのご宿泊はアルピナホテル。改装後少しモダンになり、ロビーの天井にはヘラジカのツノがぶら下がっていたり、部屋の絨毯には足跡が、壁にはエイティー(雪男?)が描かれていたりと、前日とは180度違った雰囲気でした。さて、肝心のモンブランは...山頂に雲がかかっていましたが、夕陽に染まるモンブランを見ることができました。
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ホテルベルビューのテラス
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シャモニーにてパルマーとソシュール像
8日目
7月30日/晴れ/13〜30℃
旅もいよいよ終盤を迎え、スイス4大名峰の最後がモンブラン観光です。宿泊ホテルのアルピナから歩いてエギーユ・ドゥ・ミディ駅を目指します。途中、モンブラン初登頂者のパルマーとソシュールの像にもご挨拶しました。麓のケーブルカー駅から乗り継いで3842mの山頂駅に到着した後は、更にエレベーターでテラスへ向かいます。今日も快晴!4810mのモンブランも目の前にドーンと姿を見せてくれています。さらに遠方にはマッターホルン、グランドジョラスと迫力あるパノラマが一望できました。最高です!大パノラマを堪能した後は、列車に乗ること約20分、モンタンベール氷河観光です。展望台から氷河を見た後は、500段近くの階段を下り、アイスブルーの世界、氷河の中に行ってみました。氷碧に見える小さな気泡も何万年も前の物と思うと、改めて自然の偉大さに驚きますね。午後は自由時間をお楽しみいただき、夕食レストラン「L'Atomosphere」へ。旅も最終日、今まで以上に盛り上がった夜でした。
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快晴のモンブラン
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モンタンベール氷河の中
9日目
7月31日/晴れ/14〜24℃
いよいよ日本への帰国日です。ホテル出発の6:30には空も明るんでおり、朝陽に照らされたモンブランもお見送りしてくれました。シャモニーからジュネーブ空港まで約1時間30分のバスドライブでしたが、睡魔に見舞われた方、景色を眺めながら今回の旅を振り返っていた方といらっしゃいました。スイスインターナショナルエアラインズのチェックインもスムーズに終わり、搭乗時間までお買い物を楽しみ、ビジネスラウンジでゆっくり寛いでいるうちに搭乗時間となりました。チューリッヒ空港で出国手続きを済ませ、LX160便に乗り継ぎ、ゲートへもスムーズに移動できました。ここでも少しお時間があったので、ビジネスラウンジでお寛ぎいただきました。今朝も早い出発でしたので、搭乗後座席に落ち着いたら心地よい疲労感を感じ、離陸時の揺れも手伝って夢の世界へと引き込まれていきました。
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朝のモンブランと月
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平成30年夏の思い出
10日目
8月1日/晴れ/35℃
成田空港に無事に到着し、飛行機を降りた途端に、一気に毛穴が開いたような気がしました。猛暑が続く日本へ無事に帰国です。今回のスイスの旅はお天気に恵まれ、ベルニナアルプスから始まり、マッターホルン、ユングフラウ三山、〆のモンブランまで、まるでお料理のフルコースをいただいているような、味わい深い毎日でした。皆さまの晴れ女、晴れ男パワーに感謝です。スイス再訪の方も多くいらっしゃいましたが、平成最後の夏のスイスが心に残り続けますように...。来年以降、日本の酷暑にバテそうになった時は、このスイスの絶景を思い出し乗り切りましょう!ありがとうございました。

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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