2018年8月6日出発<ターキッシュエアラインズ利用>紺碧のエーゲ海クルーズとサントリーニ島に2連泊!ギリシャ縦断10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年8月6日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/市倉 友里恵(いちくら ゆりえ)
- LE197「紺碧のエーゲ海クルーズとサントリーニ島に2連泊!ギリシャ縦断10日間」にご一緒させて頂きました添乗員の市倉です。通常、当コースでは火曜日出発の設定ですが、夏休みということもあり、急遽月曜日出発のコースが誕生しました。テッサロニキからアテネまで縦断し、アテネをたっぷり観光してからクルーズに乗り、サントリーニから一気にご帰国という、これはこれで夏の暑い時期にはお体に優しくて素敵な行程です。ご夫婦2組、ご家族1組の8名様と、のんびりゆったりお過ごし頂きました。
- 1日目
- 8月6日
- ターキッシュエアラインズのカウンターオープンは18:30頃。その時間に合わせて弊社受付カウンターも受付開始です。毎度の事とはいえ、航空会社カウンターは長蛇の列です。トルコ人はもちろんですが、ヨーロッパへ帰国する人達にも人気の路線です。以前はトルコ航空という名前でしたが、2014年から日本での名称をターキッシュエアラインズに変更しています。イスタンブールまで約12時間の空の旅。現地時間は午前4時。静かで落ち着いた空港の印象を受けますが、5時頃になると大賑わい。いったいどこから飛んできているのでしょう?10日間、宜しくお願い致します!
- 朝日とともにギリシャへ出発!
- 2日目
- 8月7日/晴れ/20〜31℃
- イスタンブールからテッサロニキへ。飛行機は定刻通り動きましたが、なかなか飛ばず...その待ち時間すら予め飛行予定時間に組み込まれているのか、テッサロニキにはほぼ定刻通りに到着です。かつてユーラシア大陸の広大な面積を支配したアレクサンダー大王の像が、雲一つない真っ青な空を背景に堂々とした姿を見せてくれます。隣にはマケドニア軍が使っていた盾と槍の記念碑。マケドニア軍は6mもの長さの槍を持って戦ったそうです。1時間ほど高速を走ると、右手に雄大な山が見えてきます。ギリシャ最高峰のオリュンポス山。かつて神々の住処と信じられていた山です。それを過ぎ2時間ほど走ると、前方に奇妙な岩山が見えてきました。メテオラに到着です。今回はヴァルラーム修道院と、途中写真ストップしたパノラマ展望台からは見えない聖ステファノス修道院に入りました。
- 青空が映えるアレキサンダー大王像
- 修道僧たちが使うリフト
- 3日目
- 8月8日/晴れ/24〜35℃
- 朝食前にロビーへ行くと、ホテルの外からひんやりと冷たい風が吹き込んでいました。これなら2時間でも3時間でも外を歩けてしまいそう、そんな声も上がってしまうほど快適な気候です。テルモピレーの戦いについてご案内しながら、今年できたばかりの高速道路を走っていきます。途中、畑の中に小さな箱が並んでいました。蜂蜜を作るための巣箱です。ご昼食はレストラン「EPIKOUROS」にて。オリーブ畑から港までが一望できる、眺めの良いお店です。昼食後は、かつてアポロン神からの神託があるとされていたデルフィをご案内しました。頑張れる方は遺跡の一番上にある競技場まで上りましょう!ということで、汗だくになりながら上りきりましたね。途中、雲が出てくれたこともあり、坂道の途中は風が吹いて気持ちがよかったです。
- デルフィ遺跡
- ホテルのレストランから眺めるアテネの街
- 4日目
- 8月9日/晴れ/25〜35℃
- ホテルラディソンは考古学博物館のすぐ近く。ギリシャ各地で発掘された出土品が展示されています。印鑑のようなものだったという美しい石や、シュリーマンがアガメムノンのマスクだと信じた黄金のマスク、ヘレニズム期やクラシック時代の石像の数々は見応えたっぷり。そしてアテネ観光のハイライト、アクロポリスの丘へ。まだ日が上りきらないうちに観光ができてラッキーです。下から見上げると「あそこまで上るの〜?」と思わず唸ってしまいますが、上ってしまえば、意外とあっさり。これもアテネの不思議でしょうか。それとも昨日、デルフィの遺跡を上りきったおかげでしょうか。アテネ競技場に入り、表彰台の上に立ったり、トラックを歩いたり。2020年日本のオリンピックを見るのも楽しみですね。お昼のレストランがプラカ地区にありましたので、昼食の後はそのままフリータイムをお楽しみ頂きました。
- 近代競技場
- 国会議事堂前の衛兵交替
- 5日目
- 8月10日/晴れ/28〜37℃
- いよいよ旅も後半戦、そしてこのご旅行の本命のひとつ、エーゲ海クルーズの始まりです。セレスティアル号にご乗船頂き、賑やかな避難訓練の後、まずは船内のレストランでランチを。普段ならアラカルトのレストランがあるのですが、今回は日本人が多いとのことで、お昼はバイキングレストランのみがオープン。そんな特別設定をしてもらっているのに、台風で来られていない日本人の方々も多くいるとか...その方達の分もたくさん食べましょう!お昼の休憩の後、船は夕方にエーゲ海の真珠と呼ばれるミコノス島へ入港します。陽が沈むのが早くなってきましたが、小さなグループなので、街へのシャトルバスも難なく1番をゲット。島の観光名所であるミコノスタウンをゆっくり歩けます。丘をのぼって一周してきた方もいらっしゃいましたね。
- いざ出航!
- ミコノス島のリトルベニス
- 6日目
- 8月11日/晴れ/26〜36℃
- 眠っている間に海の上で国境を越えて、ギリシャからトルコにいつの間にか入国していました。クシャダス港に入港し、バスでエフェソスの遺跡に向かいます。ガイドのメスッタさんの丁寧な案内のもと、ヘレニズム都市として栄えた湾岸都市の跡を辿って行きます。遺跡はほとんど日陰がなく、今回のご旅行では一番暑い日だったかもしれませんね。午後に船はトルコとギリシャの海峡を通り、ギリシャに戻って夕方に到着したパトモス島では、船主催のオプショナルツアーで聖ヨハネ修道院と洞窟を見に行かれた方、タクシーで行かれた方、スカラ港でお買い物を楽しむ方と、皆様それぞれでお楽しみ頂きました。
- カラフルな街並が見えるクシャダス港
- パトモス島の聖ヨハネ修道院は山のてっぺんに
- 7日目
- 8月12日/晴れ/27〜36℃
- クレタ島の名前は時々耳にするけれど、どんなところなのかは知らない...そんな声も聞こえてきまた、クレタ島。ギリシャ神話の始まりとも言える文明がこの島では生まれました。整然と並んだ部屋や収納庫、儀式の部屋、上下水道や王族の部屋の数々...広大な敷地の中に残されたこれらの土台だけでも、ミノアの文明がいかに高度であったのか想像に難しくありません。この宮殿を舞台にした神話もたくさんあります。牛頭人身の怪物ミノタウロス、名工ダイダロスとイカロス、アテネ王子テセウスとクノッソスの姫アリアドネなどなど。夕方、いよいよサントリーニ島へ到着し、北側のイア地区へ。夕陽の見えるレストラン「カステロ」でボリュームたっぷりのシーフードとともに景色をお楽しみ頂きました。
- サントリーニ島に到着
- レストランから夕陽を眺めました
- 8日目
- 8月13日/晴れ/23〜34℃
- 昨夜訪れたイアを再度訪れ、まだ観光客の少ない町を散策します。カステロの展望台からの眺めは最高です。青いドームと白い壁、蒼い海!フィラの町に比べると芸術家が集まりやすい街なだけあって、お土産品もセンスの良いものが多いですね。サントリーニ島のPR写真にも使われる蒼いドームの教会上からも写真を撮り、メガロホリ村の約200年続く家族経営の老舗ワイナリーへ。19世紀にワイン産業を危機に追いやった病虫害を受けていないサントリーニ島のアシルティコ種の白ワインや、日本でも賞を受賞したあま〜いデザートワインなどをご試飲頂きました。午後のフリータイムは主にフィラの街でお過ごし頂きましたが、夜は事前に予約したディナーレストランへ行かれたり、夕陽を見に行ったりと、あっという間の1日でした。
- サントリーニ島のワイン
- フィラの街からも夕陽が見えます
- 9日目
- 8月14日/晴れ/26〜37℃
- いよいよご帰国。午前中はゆっくりホテルでお過ごし頂き、13時にホテルを出発しました。ここから一気に日本へご帰国!皆さまもちょっと気合いを入れて下さっていたご様子。サントリーニ島の小さな空港の混雑を乗り越えて、プロペラ機にてアテネへ。暑い中お待ち頂いたので、アテネに着いた時にはちょっとお疲れが出てしまったかもしれません。荷物を整理して、国際線に乗り継ぎ、イスタンブールを経由して、いざ日本へ。冬になると海が荒れるエーゲ海では夏の数ヶ月がシーズン!日本でも有名になってきた島々へ、夏休みの一番良い時期にお越しになられた皆様。日本も暫く酷暑が続いてはおりましたが、ようやく涼しくなって参りました。ぜひまたギリシャへ来てくださいね!ご一緒させて頂きありがとうございました!
- フィラの街のゴールデンロード
- プロペラ機に乗って帰ります!
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