2019年1月24日出発<日本航空復路直行便利用>ガラスイグルーに泊まる!冬のフィンランド・オーロラ紀行6日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年1月24日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/中島 暢子(なかしま のぶこ)
- フィンランド共和国は、国土の三分の一が北極圏に入る高緯度にあり、国土の65%が森林、10%弱が湖で覆われた国です。今でこそ裕福な福祉国家ですが、長い間、スウェーデンに支配された歴史があり、その後ロシアに支配されていました。今でもスウェーデン語も公用語となっています。夏の白夜や、冬のオーロラが体験しやすく、サンタクロースの故郷であり、ムーミンやマリメッコのブランドも有名です。今回はお天気には恵まれ、女性13名、男性1名様のご参加で、和気あいあい賑やかに、フィンランドだけの6日間を過ごしました。マイナス20度以下の気候の中での、スキーやソリ、犬ぞりやトナカイソリ、また雪に覆われたどこまでも続く森の風景などは素晴らしく、貴重な体験だったのではないでしょうか?
- 1日目
- 1月24日/雪/-11 ℃
- 成田空港第二ターミナルより、JAL413便にて、フィンランド・ヘルシンキ経由でフィンランドのイヴァロ空港へ。成田空港にてチェックインの最中に、コンピューターのシステムダウンというトラブルがありご迷惑をおかけしましたが、なんとか皆様無事、チェックインすることが出来ほっとしました。乗り継ぎヘルシンキ空港では、乗り継ぎ時間が長かったうえに出発が30分以上遅れてしまいとっても疲れましたね。イヴァロ空港はヨーロッパでも一番北にある空港です。イヴァロ空港に到着すると、ホテルのドライバーさんが待っていてくれました。ホテルは人口3000人程度の小さな街、サーリセリカにある「サンタズホテル トゥントゥリ」に宿泊です。ホテルに着くころには雪が降っていて、ダイアモンドダストのようにキラキラ輝いていました。
- 乗り継ぎヘルシンキ空港で、出発遅れの表示
- 宿泊したホテル サンタズホテルトゥントゥリ前の景色
- 2日目
- 1月25日/晴れ/-17~-22 ℃
- 本日は夜のオーロラ観測に備えて15時までゆっくり自由行動です。ホテルから一歩外に出ると、一面真っ白な世界が広がり、樹氷が巨人軍のようで幻想的でしたね。自由行動中に、全員で市内バスに乗りカウ二スパの丘の頂上へ...なんと!スキーまで楽しんだ方もいらっしゃいました!カウ二スパの丘の上のフィップというレストランにて、ご希望の方と名物サーモンのスープやトナカイのスープ等を昼食に食べ、ご希望の方とソリで下山しました。サーリセリカの街はこじんまりとしていて散策しやすく、スーパーにも行き、お土産のチョコレート等も購入しました。本日はサーリセリカの「ノーザンライトヴィレッジ」に宿泊です。夜、皆様で頑張ってオーロラ観測を続けましたが残念ながら、本日は見られませんでした。
- カウ二スパの丘にて
- ホテルノーザンライト
- 3日目
- 1月26日/晴れ/−24 ℃
- サンタクロースは、毎日住居であるロシアとの国境の街「クルヴァトゥントゥリ」からロヴァニエミの村まで出勤してくるそうです。私たちもサンタクロースに会いに、サーリセリカからバスで3時間半ほど走り、サンタ村へ。本日はなんと!マイナス24℃‼完全防備でも、肌が出ている顔がピリピリし、鼻の中もまつ毛も凍ります。サンタ村のレストランにてチキンのご昼食をお召し上がりいただき、サンタクロースと握手し、お写真も撮りました。テーマパークのような可愛らしいサンタ村は今の時期、すぐに暗くなるのですが、イルミネーションもきれいでした。本日のホテルは、ロヴァニエミにある、「サンタズイグルーアークティックサークルホテル」宿泊です。夜、みんなでオーロラ観測を頑張った甲斐があり、オーロラを見ることが出来ました!!
- サンタクロース村にて
- ガラスイグルー内の部屋内
- 4日目
- 1月27日/晴れ/-20 ℃
- 午前中は、自由行動だったため、ご希望の方とまた、歩いてサンタ村へ...。犬ぞりを体験した方もいらっしゃいましたね。「ROSSOレストラン」にてサーモングリルのお食事をお召し上がりいただき、バスにてロヴァニエミ市内をMrきなさんが案内してくれました。市内を流れるケミ川はすっかり凍り付いていましたが、市民の方は健康のため、氷に穴をあけて、川に飛び込む寒中浴(?)をする人がいるんだとか...。北極圏博物館では、北極圏内でトナカイと共に暮らす、ラップ人の生活の様子や、北極圏の野生動物や歴史など詳しく知ることができました。 ロヴァニエミ、18:03発の夜行寝台列車・サンタクロースエキスプレスにてヘルシンキへ移動です。
- 犬ぞり
- ラップ人の衣装
- 5日目
- 1月28日/くもり/-20 ℃
- 列車は少し遅れて到着しました。ヘルシンキは今まで滞在した、北の街に比べると、とても都会に感じましたね。市内でゆっくりと朝食を食べ、ヘルシンキ市内をガイドさん、カズミさんが案内してくれました。真っ白なひときわ大きな建物、大聖堂はヘルシンキのシンボルにもなっています。港は風が吹き付け、寒く凍っていました。屋外市場を見ながら歩き、雪のシベリウス公園にてシベリウスの銅像の前でお写真を撮り、岩の教会・テンペリアウキオ教会へ入場。大岩をくりぬいて作られた珍しい教会です。ご昼食は「SUNNレストラン」にてニシンのグリルをお召し上がりいただき、時間があったのでヘルシンキ市内のショッピングセンターでお買い物のお時間をおとりし、ヘルシンキ空港へ。
- テンペリアウキオ教会内
- ヘルシンキ凍った港
- 6日目
- 1月29日/晴れ/10 ℃
- ヘルシンキ空港発17:25のJAL-414便直行便にて、成田空港に10時頃到着しました。今回のツアーはオーロラ観測を重点に、お部屋の屋根がガラスになっていて、お部屋で寝ながらオーロラや星空が見えるという、ガラスイグルーに2泊目と3泊目に宿泊していただきました。しかし、なかなかオーロラが見える条件(天気やオーロラの強さ、タイミング等)が整うのは難しく、簡単には出てきてくれませんでした。やっと3日目の夜に見られた時は感動でしたね。明るい皆様のパワーが伝わったようでした。北極圏での寒い6日間でしたが、皆様には多大なご協力をいただきました。ありがとうございました。皆様にとって楽しい、思い出に残る旅でありますよう心から願っています。
- ヘルシンキ 大聖堂
- 3日目にみえたオーロラ
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