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2018年9月4日出発<スカンジナビア航空国際線直行便>美しき北欧4カ国周遊10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年9月4日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/平井 春介(ひらい しゅんすけ)
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今回ご一緒させて、いただいた添乗員の平井です。夏の混雑するシーズンも終わり、落ち着いた雰囲気の北欧のご旅行に参加いただいたのは全員で13名様でした。大型の台風21号が迫る中、出発するまではハラハラでした。現地ではトラブルやアクシデントも少なく、おかげ様で無事観光も終了する事が出来ました。北欧の魅力は色々ありますが、歴史も長いし少し都会を離れれば自然も沢山残っております。今回のコースは北欧らしいクルーズや鉄道も含まれ、添乗員からも見ていただきたいポイントと無理のない連泊を含んだコースでした。 冬になればどこもかしこも雪が降り、それ以外は雨も降りやすい環境です。そんな中でも多少の雨で済んだのは良かった方ではないかと思います。皆様が楽しみにされていた北欧の魅力は実際見て体験していかがでしたか? *自分の写真があまりないので夏にワイオミング州で化石を掘った時の物です。

 

1日目
9月4日/晴れ/14~21℃
いよいよ本日より、北欧10日間のご旅行は始まります。混雑する時期から、いつもの静かな北欧に戻り観光しやすい頃となりました。前回の台風に続き本州にも迫る大型の21号に追いかけられる様に出発となりましたが、無事SK984便は飛び立ちました。期待と多少の不安も抱えながら機内での長時間の滞在お疲れ様でした。コペンハーゲンのカストロップ空港は北欧の玄関口だけに世界中から旅行者がやって来ます。無事入国も済ませ、バスでホテルまで30分走りました。アシスタントのMs.森から色んな割引券を貰い物価の高い北欧では、貴重なクーポンとなりました。ホテルはチボリ公園まで10分で行けるスカンディックコペンハーゲンでした。チェックイン後は夕食の買い出しにREMA1000やIrma(イヤマ)に出掛け長い初日は終了しました。
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台風は迫ってましたが、それは夕方からでした
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スカンジナビア航空、いつもの984便で北欧へ
2日目
9月5日/晴れのち曇り/14~22℃
翌日は、ゆっくりめの朝9時にホテルを出発し、コペンハーゲンの市内観光をしました。アンデルセンが3回引っ越しながらも住んでいたニューハウンから王立プレイハウス、オペラハウス、デンマーク王室のアマリエンボー宮殿と歩いて見学しました。その後、車窓よりゲフィオンの噴水を見て、誰しもデンマークに来たら真っ先に見たいであろう人魚姫の像へと向かいました。いつも悲しそうな銅像ですが、108年の間に15回も損壊の被害に遭われたそうです。それでも未だに現役で頑張っていました。昼食は、デンマーク王室御用達の陶器メーカーのロイヤルコペンハーゲンのカフェにてスムシでした。古伊万里を元に作られたお皿と寿司をヒントに作られたスムシは、この店オリジナルのメニューです。昼食後は、運河クルーズやストロイエでのショッピングを楽しまれ、全員で北欧バイキングの夕食を食べに行きました。 (連泊)
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どこか悲しげな人魚姫
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アンデルセンが好んで住んだ街、コペンハーゲン
3日目
9月6日/晴れ/12~24℃
この日は郊外に建つ2つのお城の見学をしました。最初に世界遺産に登録されているクロンボー城を外観から見学しました。シェイクスピアのハムレットの戯曲に登場するエルシノア城のモデルとなっています。ずっと人気のシェイクスピアですが、自身は殆んど外国に出向いた事はないそうです。未だに謎のままです。そして、フレデリクスボー城の大庭園を歩いて、内部を見学。国王一族が集めた芸術コレクションが一般に公開されています。昼食は、フリカデラと呼ばれるデンマーク名物のミートボールでした。パン粉ではなく、小麦粉を使うのがデンマーク流です。Mr.石崎とお別れしDFDSに乗船しました。船は35498トン、乗客定員1790人、637室のクラウンシーウェイズです。いつの間にか出港し、真北のオスロまで17時間15分の船旅です。夕食はスモーガスボードと呼ばれる本場でのバイキングでした。その後の夜の観測お疲れ様でした。
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ハムレットの作品の舞台となったクロンボー城(世界遺産)
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美しい大庭園の広がる、フレデリクスボー城
4日目
9月7日/曇り/10~19℃
船はぴったりの時間にオスロの港に着きました。まずは、ノルウェー国立美術館でオスロ出身のムンク作の叫びやマドンナを目を凝らして見ました。叫び!は4枚あるうちの最初の作品で唯一の油彩画です。125年前の作品ですが、昔から大変な人気だったそうです。そして有名な彫刻家のグスタフ・ヴィーゲラン作の人物像が600体あるフログネル公園を歩きました。怒りん坊の少年や一番大きな壇上に建つモノリッテンなど一つ一つに思いが込められた彫刻でした。この日の昼食は、オスロ市内のレストランでサーモンのグリルでした。この後、ハダンゲルを目指しひたすらバス移動をし、夜21時前に到着。ホテルは1846年創業で王室御用達のウレンスヴァングホテルです。夕食はバイキング式で珍味では、昔は王族だけが食べられる高級品であった茹でザリガニでしょうか。北欧の人々は、この時期はパーティーを開くほど大好きだそうですが、まあ体験メニューです。
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ムンクの叫び!が目の前で見られる国立美術館
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グスタフ・ヴィーゲランの大作が残る、フログネル公園
5日目
9月8日/曇り/7~18℃
昨日は、暗くて見えずらかったハダンゲルフィヨルドのなだらかな斜面と、そこに立つリンゴ畑を眺めながらベルゲン鉄道途中駅のヴォスへ。2013年に出来たハダンゲル大橋は吊り橋タイプとしては、ノルウェー最長だそうです。これが出来る前はカーフェリーの時間を気にしながらだったので、大変スムーズになりました。フロム鉄道の発着するミュルダールまで行き、乗り換えてからは右も左も見所の景観が続きました。ショースの滝ではフルドラと呼ばれる男を誘惑する?妖精が現れました。フロム鉄道の演出も上手ですね。全長の80%が5.5%もの急勾配を標準ゲージだけで走る世界一の鉄道です。昼食は名産のタラのムニエル。そしてソグネフィヨルドクルーズです。新造船は景色も抜群に見やすくなりました。東山魁夷が描いたサーグ滝や世界遺産に指定されている段々幅の狭くなるナーロイフィヨルドを神秘的に眺めました。夕食は昨晩とスタイルでした。(連泊)
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グリーグは、ここを
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徐々に幅が狭くなるナーロイフィヨルド(世界遺産)
6日目
9月9日/9~18/曇りのち雨℃
グリーグも感じていたように、やはり朝のハダンゲルフィヨルドは誰しもが特別なインスピレーションが湧く場所ではないでしょうか? 名残惜しいですがホテルを出発し、ベルゲンへ向かう途中、スタインダールの滝で休憩。ノルウェーは滝も静かで神秘的です。昔は首都だったノルウェー第2の都市、ベルゲンで昼食となりました。(ローストポークなど)この日はクルーズ船も到着し街は賑わいでした。食後は、ドイツのハンザ商人によって栄えたブリッゲン地区(世界遺産)を散策し、全員でフロイエン山へケーブルカーで上がり、270度くらい?の景色を堪能していただけました。乗り場が混んでいなかったのが幸いです。それから屋外にある人気の魚市場でトナカイのサラミや鯨肉の燻製などを試食しノルウェーの観光は終了し、空港へ。スカンジナビア航空にて3国目のストックホルムに向かいました。もう遅いので中心にあるスカンディック・ダウンタウンへ直行です。
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フロイエン山展望台から一望出来る、毎日雨が降る?ベルゲンの街
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遠くのカラフルな家並みがブリッゲン地区(世界遺産)
7日目
9月10日/曇り一時雨/11~20℃
出発は10時と遅めのスタートで、Mr.三浦と共に毎年12月10日に行われるノーベル賞の晩餐会・舞踏会が行われる市庁舎を見学しました。毎年放映される受賞者の緊張した顔は印象的です。その後、王宮の衛兵を見て世界遺産になっている旧市街のガムラスタンの散策をしました。昼食は、久しぶりの洋食以外で中華料理でした。午後の観光は世界遺産に指定されていて、王家の住居としても現在使われているドロットニングホルム宮殿へ向かいました。まさか見学している部屋の下に国家元首が住むとは思えない庶民的な考えの国王です。国民に凄く人気があるのも頷けます。一旦ホテルに戻り、休憩と着替えをしてノーベルディナーの会場となるグランドホテルの特別室に入りました。受賞者だけでなく王侯貴族やセレブが泊まるだけあり、ミシュランの星を獲得したレストランが2つも入っているそうです。料理もワインもジュースも厳選を揃えての食事でした。(連泊)
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ノーベル賞舞踏会の舞台となる市庁舎の黄金の間
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ノーベルディナー2016は和の要素を取り入れた逸品揃い!
8日目
9月11日/雨/9~15℃
前日の余韻も冷めやらないまま、ラッシュ前の朝早い時間に空港へ向かい最後の観光ポイントになるヘルシンキへ飛びました。フィンランドの代表的な作曲家の名前が付くシベリウス公園で、こわもて顔の彫刻を見て、ロシア風建築のウスペンスキー寺院、ヘルシンキ大聖堂と見学しサーモンのグリルの昼食となりました。森の国なのでデザートは今が旬の木いちご付きです。午後からは、氷河期から残る巨大な岩をくり抜いて作られたテンペリアウキオ教会に入りました。市民はここで結婚式を挙げる事が夢だそうです。 岩をくり抜いて作られた教会は大変珍しいそうです。念願のムーミングッズも手に入れ、ホテルはヒルトンホテルに入り、しばし休憩です。そして観光は、予定通り見学が終わりました。夕食はアメリカのホテルだからか?ビーフステーキでフィレ肉にトリュフソースが掛かってました。デザートは、イチゴやブルーベリーとアイスクリームでした。
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ヘルシンキ大聖堂
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小さなコンサートホールのようなテンペリアウキオ教会
9日目
9月12日/曇り時々雨/8~21℃
朝、ホテルを出発しヘルシンキの空港から帰国便に乗り継ぐコペンハーゲンへと向かいました。ガラガラだった空港も徐々に人が集まり満席で出発しました。ほとんどがコペンハーゲンの空港から、それぞれの国へと向かう乗客です。コペンハーゲンの空港は静かでシンプルな空港でしたが、どんどん店が出来て賑やかになった印象です。より多くの人々が北欧を訪れるようになったからでしょう。スカンジナビア航空はデンマーク、ノルウェー、スウェーデンの三か国で経営の航空会社ですが、殆どの国際線はここから出ています。北欧で一番心配なのが、強風なのですが何の影響もなくSK983便は無事に出発しました。約10時間掛けてシベリアの上空をひたすら飛び、成田空港を目指します。
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ホテル前のバルト海
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コペンハーゲンは北欧の入口でもあり、出口でもあります
10日目
9月13日/曇り/27℃
日本では台風も来ておらず、ほぼ予定通り到着しました。機内での滞在はどうだったのか、お聞きするチャンスはありませんでしたが、皆様の表情から判断するとそれなりに満足された様には見えましたが、実際いかがでしたか?  今回は、夏の北欧をご覧になりましたが、次回は是非冬の北欧もお勧めします。冬時間に入るとめっきり暗い時間が長くなりますが、それを北欧の人達はXmas前から楽しもうとします。更に北上すればとどこまでも森が広がり、夏とは異なる白一色の景色です。どこからともなくトロルやムーミンがひょっこり出て来そうな独特の静けさです。北欧の良い所はとにかく静かな事です。  今回ご参加いただき、更に何かとご協力いただき大変感謝致しております。 再び違う空の下で、お会いできる日を楽しみにしております。キートス! *私は、帰りに大宮の氷川神社まで行き、池の水全部抜くの撮影を見て満足して帰りました。

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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