2018年8月17日出発<ANAビジネスクラス利用(成田⇔ニューヨーク間)>イグアスの滝とマチュピチュ アンデス鉄道紀行12日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年8月17日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/藤田 美保(ふじた みほ)
- 2018年8月17日出発『ANAビジネスクラス利用 イグアスの滝とマチュピチュ アンデス鉄道紀行12日間』に添乗してまいりました。仲睦まじい素敵なご夫婦三組様とご一緒にペルー・ブラジルの見所を周遊し、充実した観光内容のツアーでした。特に昨年からスタートした豪華寝台列車「ベルモンド・アンディアン・エクスプローラー」は期待を裏切らない、是非ともたくさんの方々にご乗車頂きたいお勧めの列車です。地球の裏側までの移動となり総移動距離は赤道の長さ40.000kmを超える長い旅路でしたが、インカの歴史や壮大な自然に触れ合い、大感動の連続でした。優しい言葉で場を和ませてくださり、いつも笑顔でいらっしゃる皆様に助けられ、救われた12日間でした。皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
- 1日目
- 8月17日/晴/28℃
- 今回は6名様のご参加となります。成田空港には14時40分のご集合で、ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港までANA0010便ビジネスクラスにて約12時間15分のフライトです。日付変更線を越え時差は日本より13時間遅く16時30分ニューヨーク到着です。その後、入国へ向かいますがKIOSKの機械が全て壊れていて全員友人カウンターにて手続きが必要となりました。アメリカでは乗り継ぎの場合でも必ず入国審査を受け、荷物を受け取り、税関を通過しなければなりません。我々も2時間かけて入国審査、税関を通り、乗り継ぎのLATAM航空のターミナルへエアートレインにて移動します。ニューヨーク23時20発LA0531便にて約7時間のフライトです。到着後は観光が始まるのでなるべく機内では休んでおきましょう。ペルーはさらに時差があり、ニューヨークより1時間遅くなります。
- ニューヨークに向かう上空
- 2日目
- 8月18日/曇り/15〜18℃
- 朝5時50分無事にペルーのリマに到着です。ガイドのケイさんと合流し、早速リマ市内の観光へ。曇り空で8時前と時間も早かったので少し肌寒い朝でした。サンフランシスコ教会、旧駅舎、大統領府、アルマス広場、サンドミンゴ教会などを見学し、その後ラルコ博物館へ。インカ時代以前のモチカ文化、ナスカ文化、チム文化などから発掘された土器や織物、装飾品を見学しました。観光後は愛の公園に立ち寄り、太平洋を眺めがらのレストラン『ROSA NAUTICA』でのご昼食です。ペルーの代表的なカクテルでブドウからできたピスコのサワーや紫トウモロコシのジュース・チチャモラーダの飲み物付きでした。15時頃シェラトンホテルに到着し小休憩を挟み、夕食はホテルにてロモサルタード(牛肉の細切り炒め)です。今日は朝早くからの観光で長い1日となり、大変お疲れ様でございました。
- ラルコ博物館 ラピスラズリを使った装飾品
- 太平洋沿いにある昼食レストラン
- 3日目
- 8月19日/晴/10〜15℃
- 今日はインカ帝国の首都だった標高3400mのクスコへ移動です。空港ではガイドのロナルドさんが出迎えてくれました。ご昼食はアルマス広場横の『INKA GRILL』にてキヌアのスープとキノコのリゾットです。食後は「コリカンチャ」とよばれるインカ時代の太陽の神殿の土台の上に、侵略してきたスペイン人が建てたサント・ドミンゴ教会の見学へ。そして、クスコを守る為に作られた堅固な城塞跡、サクサイワマンのお写真を撮りました。その後、列車の駅オリャンタイタンボへバスで約2時間半移動し、そこからペルーレイルにてマチュピチュ村へ約1時間40分の列車の旅です。少し列車が停車し遅れたものの無事にマチュピチュ村に到着。今日はウルバンバ川沿いに建つ『スマック マチュピチュ』に宿泊です。アンデス風セビーチェとアルパカのグリルを頂きお腹いっぱいに。夜遅い食事でしたが、美味しく頂けました。
- クスコのアルマス広場
- アルパカの子ども
- 4日目
- 8月20日/雨・晴/11〜17℃
- 今なお多くの謎に包まれており街からはその姿を見ることができない空中都市、今日はマチュピチュ遺跡の観光です。ただ、外は残念ながら雨。どうかこの雨が止みますように!と願い7時30分、ホテルを出発です。バスで山道を約25分程移動した後、遺跡入り口へ。まだ雨は止んでくれません。周りの山は真っ白な雲に覆われ景色は殆ど見れない中、観光スタートです。しかし、次第に降っていた雨も止み、ワイナピチュにかかっていた雲も少しずつ流れ、写真ポイントでは山頂も見ることができ、大感激でしたね。ランチは『サンクチュアリーロッジ』にてブュッフェを頂き、午後は天気も回復しマチュピチュ村の散策やお買い物を楽しみました。午後マチュピチュ村を少し散策した後、夕方再びペルーレイルに乗り、オリャンタイタンボへ戻ります。 今晩はウルバンバの『アランワ』ホテルにて宿泊です。夕食はお豆のスープとマスのグリルでした。
- マチュピチュ遺跡を眺めるリャマの子ども
- 雲が晴れたワイナピチュ
- 5日目
- 8月21日/晴/8〜15℃
- クスコのワンチャック駅から豪華寝台列車『ベルモンド・アンディアン・エクスプローラー』に乗車です。今回は48名定員のところ32名、16両編成で、レストラン2両、バー2両、スパ1両、最後尾には展望カーがあり大自然の景色を感じる事ができました。クスコ3400m〜ララヤ峠4318m〜チチカカ湖3800mまでの約300kmを12時間かけてゆっくり、のんびりとアンデスの景色を楽しみながらの列車の旅です。車内にて昼食を頂き、午後はプレインカ時代のラクチ遺跡の観光へ。クスコからプーノまでのインカ道の途中にありインカの神ビラコチャを祀る神殿跡が残っています。17時半、最高地点4318mのララヤ峠で下車します。夕食前はピアノバーにてカクテルタイム。食後もサロンバーでのひと時を楽しまれた方もいましたね。列車は夜のうちにチチカカ湖に到着し3800mの高度に身体をならします。
- ウェルカムドリンクのシャンパンで乾杯
- ベルモンド・アンディアン・エクスプローラー
- 6日目
- 8月22日/晴/7〜16℃
- 朝8時、お世話になったクルー達ともアンディアン・エクスプローラーともここで残念ながらお別れです。午前中はチチカカ湖に浮かぶウロス島への観光です。朝は10度ほどで風が吹くと寒かったですがお天気はとても良く、青空の下、モーターボートで約25分程移動し島へ上陸します。ウロス島はトトラという葦の草で作られた浮島で、家も舟も全てトトラで作られています。お家の中を見学させてもらったり、カラフルな民族衣装を借りてお写真を撮ることができました。ウロス島の見学の後は、プーノの港に戻りバスに乗り換えてフリアカ空港へ。リマへは1時間のフライトです。リマの空港では懐かしいガイドのケイさんが迎えに来てくれてほっとしましたね。2日目と同じホテルシェラトンにチェックインした後、ユネスコの無形文化遺産になっているはさみ踊りや伝統的な踊りを見ながらのディナーショーをお楽しみ頂きました。
- ウロス島にてトトラの舟乗船体験
- ディナーショー
- 7日目
- 8月23日/曇り/15〜17℃
- 朝5時にリマのホテルを出発し、約4時間かけてピスコ空港へ。今日は古代のナスカ文明の謎、地上絵の観光です。どんよりといた雲が広がり、霧がかかって怪しい天気のピスコ。一抹の不安を抱えながら、搭乗の案内が。ナスカまでは片道約30分のフライトです。幸運なことにナスカ手前からかかっていた雲もスッキリ晴れ、今回は全員窓側指定でしたので地上絵をばっちりと見ていただくことができました。観光の後はパラカスのリゾートホテル『アランワ』にてセビーチェ、シーフードリゾットの昼食です。セビーチェとはラテンアメリカで食べられる魚介のマリネで白身の生魚と味付けにライムをつかっているのでとてもさっぱりとしています。夕方以降ホテルへ向かう途中大渋滞があり、あと10kmほどで着くところ2時間近くかかりました。ホテル到着は20時15分ホテルにてブュッフェのお夕食でした。今日は朝早くからお疲れ様でございました!
- 地上絵からの観光後、ピスコ空港にて
- ペルーの代表的な料理 セビーチェ
- 8日目
- 8月24日/曇り/15〜20℃
- ホテル9時発にてリマ空港へ。ここまでリマで案内してくれたガイドのケンさんとはお別れです。今日はペルーからブラジル・イグアスまでの移動です。時差はブラジルの方が2時間進んでおり、公用語はスペイン語からブラジルはポルトガル語になります。通貨はペルーのソルからブラジル・レアルになりますがどちらの国でもアメリカドルが使えるので全く不便はありません。 ブラジル・イグアスへはチチカカ湖の上空を通り3000km。イグアス空港ではガイドのマルセロさんが迎えてくれ、ホテル『マブ テルマス&リゾート』へ。マルセロさんから今日隣町でひょうが降り10cm程積もった事、そして明日の気温を聞いてびっくりです。ラニーニャ現象の影響で30度位続いていた最高気温が明日、明後日は17度まで下がるとの事です!朝は10度。明日は暖かくして出発しましょう。
- チチカカ湖上空を通りイグアスへ
- 南米移動はいつもラタム航空で
- 9日目
- 8月25日/晴れ/10〜17℃
- 8時ホテルを出発し、今日はアルゼンチン側の観光です。ますば森林浴をしながら公園入り口からトロッコ列車の乗り場まで歩き、10分ほどトロッコで移動した後、今日1番の見所「悪魔の喉笛」へ。その水量には圧倒されましたね!アッパートレイルを散策途中には、黄色い口ばしが特徴的な国鳥のトゥカーノを見ることが出来ました。国立公園内の『LA SERVA』にて昼食をとり、午後はボートツアーへ。ジープに乗りジャングルの中をドライブした後、約30分ほどのボートツアーをお楽しみ頂きました。夕食は昨日同様ホテルですが、時間になってもまだ開いておりませんでした。隣にいた方が『これはブラジリアンタイムだよ!』と話しかけてくれ、皆様そうですね、と笑って納得。約10分程して何事もなかったように扉が開きオープンしました。 ブラジルはのんびり、のんびりとした国です。
- 森林浴をしながらトロッコ乗り場へ
- アルゼンチン側 悪魔の喉笛
- 10日目
- 8月26日/晴れ/7〜18℃
- 午前中はイグアスの滝を上空から見るヘリコプターツアー。アルゼンチンとブラジルを合わせた国立公園全体の大きさは東京都と同じくらいで、ヘリで上空から見るとその広さを実感することができます。乗っている時間は15分程ですが皆様大満足のご様子でとても素敵な笑顔でお戻りになられましたね。昼食は『RAFAIN』にてお肉の回転焼き・シュラスコでした。柔らかくて美味しいお肉をたくさん頂いたところで、午後はブラジル側の観光です。トレッキングコースとなっていて道も舗装されており、基本はくだり道なので歩きやすくなっています。滝の80%はアルゼンチン側ということで、対岸の滝を常に見ながら昨日とはまた異なる景色を堪能する事ができます。今は乾期ではありますが見応えは十分にありましたね。観光のあとはイグアス空港に向かい、地球の裏側の日本まで帰ります。まずはリマまで4時間。さらにニューヨークまでは7時間半の移動です。
- シュラスコの昼食
- ブラジル側から見たイグアスの滝
- 11日目
- 8月27日/晴れ/27 ℃
- 予定通りニューヨークに朝8時50分到着し、南半球から北半球へ、季節も冬から夏へ戻りました。ニューヨークでの乗り継ぎ時間は3時間で、アメリカ入国手続き、エアートレインにてターミナル移動、ANAのチェックイン、セキュリティを通らなくてはいけません。行きのように入国手続きに2時間かかってしまうと、時間が間に合わない可能性もあり心配していましたが、機械のKIOSKを使うこともできた為、さほどの混雑もなく15分程で入国審査を終えることができました。その後もスムーズに進み、出発前にはラウンジでお過ごし頂けました。搭乗も順調に始まり、12時発NH0009便ビジネスクラスにて成田へ約13時間の最後のフライトです。
- エアートレインにて移動
- 空港内ラウンジ
- 12日目
- 8月28日/曇り/30 ℃
- イグアスから2回乗り換え、移動は約20.000km。本当に長い移動ではございましたが、皆様笑顔で無事に成田空港に到着です。皆様に出会えました事、ご一緒できました事に感謝でございます。大きなトラブルもなく、事故もお怪我もなく、12日間いつもご協力頂きまして本当にありがとうございました。これからもご無理などなさらないよう、ご自愛の上お過ごしください。そして、またのご参加を心よりお待ちしております。この度はご参加頂き、誠に有難うございました。MUCHAS GRACIAS!
- 皆様お揃いナスカの地上絵の帽子
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