2018年7月2日出発<スイスインターナショナルエアラインズ利用>3つの特急でアルプス4大名峰を巡る 憧れのクルムホテルに泊まるスイス10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年7月2日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/樺島 裕治(かばしま ゆうじ)
- 夏になると行きたくなる国…スイス!それは高地にこの短い時期にしか咲かない花達に囲まれ、気持ち良いハイキングができるから。 しかしスイスのツアーでは、添乗員がどんなに優秀で、全てを出し切るくらい頑張ったとしても、主役である山が見えなきゃお客様の満足は得られません… よっていつも、山の神様、天気の神様、どうか私達にきれいな景色・雄大な山々を見せて下さい!と祈り続けてます。 クリスタルハートのスイスは人気の特急列車を3つ、いずれも一等車に乗り、4大名峰の展望台を網羅。 宿泊は山を見るために標高の高い展望台の宿も含め、クリスタルハートならではのこだわりのホテルを2連泊×4ヶ所。 文化財を見るための街には寄らず、山を見て感じるための行程なので、いつも以上にプレッシャーがかかりました。 今回は運の強い15名様のお客様と共に皆でまとまり、周遊する事ができました!
- 1日目
- 7月2日/曇り/7〜25℃
- さあ、いよいよスイスへ!と、朝 成田空港にご集合。 日本から唯一の直行便を運航しているスイスインターナショナル航空の約10時間半のフライトです。 今回は皆様全員ビジネスクラス!美味しい食事と大きな画面での機内エンターテインメント等楽しんで頂けましたでしょうか? チューリッヒ空港到着後の入国もスムーズ。細長いチューリッヒ湖沿いを走り、26州中最大のグラウビュンデン州に入り… アルプスの少女ハイジのふるさと・マイエンフェルトでトイレ休憩後、つづら折りの山道を走り2,428mのユリア峠で標高サインの写真を撮って、2連泊するサンモリッツへ! 町の中心、学校広場に面するホテル・クリスタルにチェックイン。 7時間の時差の分、長い1日目でしたね…それでもワールドカップの日本戦を観た方も!本当にお疲れ様でした。
- ユリア峠を越えてサンモリッツへ!
- 2連泊したクリスタルホテル
- 2日目
- 7月3日/晴れ一時雨/8〜27℃
- 朝はゆっくり朝食を食べ、四大名峰最初のピッツベルニナを見るため、ディアボレッツァ展望台へ。 100人以上乗れる大きなロープウェイで約10分間。登った先は標高2,984mのディアボレッツァ展望台。上に着くと眼前に大パノラマが広がります。 左からピッツパリュ(3,905m)・ベラヴィスタ(3,922m)・ピッツベルニナ(4,049m)がいずれもきれいに見る事ができました! バスに乗ってラーゴビアンコ(白い湖)に立ち寄り、ポスキアーボでご昼食。湖沿いで優雅にお楽しみいただきました。 食後ループ橋を走る列車を撮り、いざイタリアへ!ティラノの駅でジェラートを食べ、世界遺産に指定されているベルニナ鉄道一等車に乗車。 ループ橋・ラーゴビアンコとバスで通ったところを列車の車窓から眺めていると雨が降ってきましたが、ポンテレジーナで下車する時にはやんだので一安心。 夕方にいったん休憩後、夕食はホテルでマス料理をお楽しみいただきました。
- ピッツベルニナとスイス国旗
- グラウビュンデン州の州旗を掲げているベルニナ特急
- 3日目
- 7月4日/晴れ/7〜27℃
- ホテルより歩いて湖畔のサンモリッツ駅へ。シャンパンエアーを吸い込んで、サンモリッツ駅を出発。 ツェルマットまで290km、今回のツアーこだわりの氷河特急全線乗車です! レーティッシュ鉄道とマッターホルン鉄道の2つの鉄道会社で運行しており、7つの谷、291の橋、91のトンネルを抜けて走りますが、 平均時速は34kmのため“世界一遅い特急”とも言われています。ハイライトは峡谷にかかるランドヴァッサー橋! 高さ65mながら、トンネルを出てすぐ現れ、長さ136mなのであっという間!撮影は難しかったですね…。 ご昼食は鉄道車内ですが、テーブルクロスを敷いてまるでレストランの様になった1等車の座席にてポークメニューをお楽しみ頂きました。 午後は最高地点オーバーアルプヘーエ(2,033m)から新フルカトンネル(全長15km)を抜け、ツェルマットへ。 憧れのクルムホテル到着です!フォンデュディナーの後、マッターホルンを眺め続ける夜…。
- 氷河特急の輝く車体
- 誰が言ったか、“噴火するマッターホルン”
- 4日目
- 7月5日/曇り/5〜25℃
- 朝焼けのマッターホルンはあいにく見えませんでしたが、4,000m級の山々に囲まれたパノラマの中、 ゴルナグラート鉄道でローテンボーデン駅まで下り、ガイドのヒサダさんとハイキングスタートです! マッターホルンにアタックする前のテスト登山に使われるリッフェルホルンを通り、リッフェルゼーまで着いたのですが、きれいな逆さマッターホルンを拝むことはできず…。 数日後に開催予定のツェルマットマラソンのゴールポイントでハイキングもゴール! そのまま全員でツェルマットの町まで下り、可愛らしくゼラニウムが飾ってあるホテルやねずみ返しの小屋、アルピニスト達が眠る墓地、日本との交流記念碑等を見て、 教会近くの老舗レストランにて好きな物をオーダーするランチへ。また雨が降ってくるものの食後にはあがり、町の散策です。 夜はローストビーフディナーをお楽しみいただきました。
- リッフェルホルン横を歩く一行
- ゴルナグラート鉄道駅前に立つ羊くん
- 5日目
- 7月6日/曇り・雨/5〜23℃
- ゴルナグラートからツェルマットの町に下り、テーシュまで電車で移動してバス乗車。 ゴッペンシュタインからカンデルシュテークまでは、カートレインにバスごと乗り、トゥーンへ。 駅舎で雨をしのぎ、トゥーン湖のクルーズへ。船内でソーセージのランチを食べて、約2時間。曇り・小雨模様ながらゆったり。 インターラーケンからはシュテッヘルベルクまでバスで移動後、ロープウェイを乗り継ぎミューレンへ。 あいにくのコンディションでしたが、可愛らしい村から谷を見下ろすパノラマが広がります。 ラウターブルンネンまで下ってから、急いでトランクを列車に積み込み、クライネシャイデックへ。 ベルナーオーバーランド3山を望むベルビューデザルプホテルにチェックイン。 何と3山が目の前!クラシカルな内装、個人所有のヨーロピアンタイプホテルに、またまた2連泊です! 夕食はメインディッシュが選べましたが、この日は仔牛かハリバットでした。
- トゥーン湖クルーズの船
- ラウターブルンネンのシュタウプバッハの滝
- 6日目
- 7月7日/晴れ/5〜26℃
- 朝1番、ホテルの目の前でベルナーオーバーランド3山がきれいに拝める幸せ! ヨーロッパで最も標高が高い鉄道駅、ユングフラウヨッホ駅(3,454m)へ向かいます。 ユングフラウヨッホ駅に着くと、まずスフィンクス展望台へ。目の前にメンヒが現れ、360度クリアに見えるパノラマが広がります! 滑るように歩く氷の宮殿もお楽しみいただき、雪原に出ると氷河も見えるなかメンヒとユングフラウに挟まれ大興奮! 2時間しっかりユングフラウヨッホ駅を満喫しました。ホテルでラクレットとロシティを食べ、午後はガイドのマキコさんとハイキングへ。 ウェンゲンからメンリッヘンに移動し、クライネシャイデックまで戻るコースです。 雲が出てきた中、花の解説を聞きながら歩いていると、ちゃんとアイガーが顔を出してくれました。 カメラマンのマユミさんの走り抜ける姿も忘れられないですね。夜はビーフ又はアンコウの夕食です。
- ユングフラウ鉄道の赤い車体をバックにメンヒとユングフラウ
- アイガーに向かうように歩く一行
- 7日目
- 7月8日/晴れ/8〜27℃
- アイガーを見ながら鉄道でグリンデルワルトまで下り、可愛らしい町を少し散策です。 ヴェッターホルンを見上げながら教会まで散歩したり、駅や列車内で食べるサンドウィッチをCOOPで買ったりしました。 ベルン州のツヴァイジンメンから、パノラマ特急1等車に乗りモントルーへ。こちらの列車でも好天に恵まれ良い景色! 同じスイスでも、ドイツ語圏からフランス語圏に移動する鉄道の旅です。ジャズフェスティバルで有名なモントルーで下車。 レマン湖畔のシヨン城を車窓から見て、ヴァリス州に戻り国境を越えフランス・シャモニーに向かう道中で、モンブランが顔を出してくれました! 最後の2連泊、アルピナホテルにチェックイン。シャモニーに到着してからもずっときれいに顔を出してくれたアルプスの女王モンブラン。 ホテル最上階でチキンとアップルパイのディナー後、テラスから山の写真を撮りました。
- ツヴァイジンメン駅に停車中のパノラマ特急
- «夕陽に赤く染まるモンブラン
- 8日目
- 7月9日/晴れ/8〜26℃
- 今回の旅行の中では最も高度が高い、乗り物を使って行くことのできる展望台の最高標高記録を持っていたエギューユドゥミディ展望台(3,842m)へ! ロープウェイを乗り継ぎ針峰の上の展望台に着くと、主役のモンブランだけでなく、北壁の険しさで有名なグランジョラス、 モンテローザからマッターホルンまできれいに見える大パノラマが広がります!寒くもなくゆっくり見れて大満足! また、もう一つの展望のためモンタンベール鉄道に乗り、1,909mの地点から約500段の階段を下り氷河の中へ。 途中、この年にはここまで氷河があったと言うプレートを見て、地球全体の温暖化について考えさせられる機会にもなりました。 お昼は自由食ながら皆でハンバーガーやクレープを食べた後、シャモニーの町を自由散策。 夜は町の中心に位置するレストランで、サーモンを食べながら旅を振り返る最後の晩餐。会話も美味しい夕食です…。
- 完璧な姿を見せてくれた女王モンブラン
- 大変早い速度で後退している氷河
- 9日目
- 7月10日/晴れ/8〜27℃
- 朝早くボックス朝食を食べてホテルをチェックアウトし、 フランス・シャモニーから、スイス・ジュネーブまで走り、スイス航空にチェックイン。 1時間を切るフライトでチューリッヒに着き、免税店でのお買い物、ラウンジでの軽食をお楽しみ頂き、帰国便に搭乗です。 成田空港まで11時間弱、スイスインターナショナル航空のビジネスクラスで成田まで、帰国の途へ。
- 山を見つめる初登頂したM.パカール
- 朝、夜明け前のサンミッシェル教会
- 10日目
- 7月11日/晴れ/20〜34℃
- ほぼ定刻通りに成田に到着です。トランクも無事届き、別れを惜しみながらも解散しました。 皆様、10日間本当にお疲れ様でした!4大名峰は3勝1分けでしょうか? 雨が降った時もありましたが、列車から降りたらやんだり、要所では天気に恵まれていた10日間でしたね! 全てはこのメンバーだったからと思っております。感動と感謝を忘れず…またどこかの空の下、皆様の笑顔と再会できますように。
- ゴルナグラート鉄道のアプト式ラックレール
- アイガーから出てくる朝日
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