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2019年1月10日出発<ANA往復直行便利用>奥深き芸術や伝統 歴史を感じるオランダ・ベルギー8日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2019年1月10日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/中島 暢子(なかしま のぶこ)
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今回訪れたオランダ・ベルギーは、1609年まで、低地地域内に存在した諸邦群を表すネーデルラントと呼ばれていました。その名の通り、オランダは海抜以下の土地が国土の約25%を占めていると言われています。荒れる北海に貴重な土地が沈んでしまわないように、約800年も前から、自分たちの土地を守り、開拓によって新たな土地を増やしてきました。そして、オランダは誰にでもやさしい陽気な国民性があり、自由な国という印象がありました。ベルギーは小さな国ですが、中世の華やかな時代を残す美しい街で、アントワープ、ブルージュ、ブリュッセルをまわりました。ベルギーではいろいろな、ビールもお試しいただき、満喫しましたね!この時期にしては毎日暖かく観光には恵まれていましたし、またこの時期ならではの、空いている、芸術館・美術館をじっくりめぐることが出来て、充実した8日間でした。
1日目
1月10日/くもり/2 ℃
成田空港から全日空209便にて、10時55分発、直行便にてドイツの街、デュッセルドルフへ...。本日宿泊のホテルは、オランダの街アーネムにあり、バスにてアーネムまで移動しました。珍しく、今回は明るい日本語も少し話せる女性の運転手さんが最後まで運転してくれます!!ドライビングテクニックも素晴らしく、アグレッシブでしたね。16時過ぎには到着できたので、ご希望の方と、夕食(夜食?)を買いにスーパーへ行きました。スーパーへの道は車に気を付けることはもちろん、自転車にも気を付けて歩きます。低地の国だけあり、自転車を利用する国民が多く、どこにでも歩道の他に、自転車道路があります。エコで、経済的で、健康的でとってもいいことずくめなんだとか!オランダは面積41000平方キロ、人口は、約1700万人。風車や、運河、そして芸術など見どころいっぱいです。
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宿泊ホテル NHラインホテル
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ホテルの朝食会場からみた運河の景色
2日目
1月11日/くもり時々雨/8 ℃
オランダ観光の初めはクレラーミューラー美術館です。広大なホーヘ・ヘエルウェ国立公園内にバスで入り、しばらく進むとガラス張りの近代的な建物が見えてきました。膨大な美術品がありましたが、中でも、ヴィンセント・ファン・ゴッホの絵は世界最大の数を誇ります。朝はまだ、お客さんも少なく、ほぼ貸し切り状態で、絵に近ずいて、じっくり鑑賞できたのがよかったですね。ユトレヒトの街は、Msヤスカさんというベテランガイドさんが案内してくれました。ユトレヒトは、美しい運河の街で、今回はオルゴール博物館を見学です。いろんなオルゴールの仕掛けを見せてくれました。ユトレヒトはうさぎのミッフィーの作者が生まれた街で、可愛いミッフィーが町中に溢れています。せっかくなのでミッフィーの信号機のお写真をとりに向かいました。午後はデンハーグのマウリッツ美術館へ。フェルメールやレンブラントの作品をじっくり鑑賞しました。
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まるで貸し切りのようなクレラーミューラー美術館 
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ユトレヒト ミッフィーの信号機
3日目
1月12日/くもり/8 ℃
本日は午前中にゴッホ美術館、国立美術館、午後はアムステルダム運河クルーズとアンネフランクの家見学と盛りだくさんの一日です。ヴィンセント・ファン・ゴッホ美術館では、ゴッホについても絵を通して知ることができる、美術館でした。国立博物館は、フェルメール、レンブラントはもちろん、世界貿易で栄えたオランダの黄金時代の膨大な作品が展示されていました。アンネの家は、ドイツ軍に占領されたオランダでもユダヤ人狩りが行われたため、アンネ一家が2年間ここで隠れて生活していた場所です。アンネはここで、不自由を強いられながらも、前向きに、いろんなことを深く考えながら日記を書き続け、けっして希望を失わず暮らした様子がわかり考えさせられましたね。

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レンブラント自画像(国立美術館)
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フェルメール、手紙を読む女(国立美術館)
4日目
1月13日/雨のちくもり/8 ℃
本日は、風車が並ぶ、キンデルダイクへ。 低地に暮らし、水と戦ってきた人々の知恵から生まれた風車ですが、今ではオランダのシンボルとなる風景です。そして、オランダを後にし、ベルギーのアントワープへ。ノートルダム大聖堂のルーベンスの大作と、このツアーならではのルーベンスの家も訪れました。フランダースの犬で有名な街ですが、日本のアニメに出てくる主人公のネロと犬のパトラッシュには似ても似つかない、ネロとパトラッシュの像が置かれていて、ヒンシュクでしたね。お話しの中で、画家を目指していたネロがどうしても一目みたかったルーベンスの絵画、キリストの昇架、キリストの降架、キリストの復活、マリア被昇天の4点は圧巻でした。ルーベンスの家は1610年に宮廷画家に迎えられた時にルーベンスが購入した、邸宅とアトリエで、とっても豪華で見ごたえがありました。

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ノートルダム大聖堂、ルーベンス、キリストの降下
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アントワープ ルーベンスの家
5日目
1月14日/くもりのち雨/5〜7 ℃
本日はたくさん歩いた一日でした。ゲントは15世紀、ブルゴーニュ公国の主要都市としてヨーロッパでも有数の裕福な国として発展していました。当時、膨大な費用をかけ、建設した素晴らしい歴史的建造物、鐘楼(繊維ホール)、市庁舎、レイエ側の東側には商人達の同業者組合の建物(ギルドハウス)が、立ち並んでいました。聖バーフ大聖堂では、ファン・エイク兄弟の作品である世界最高傑作とも云われる祭壇画・神秘の子羊をじっくりとご鑑賞いただきました。ゲントと同じく、中世の時代に最も華やかな文化を持ち、西ヨーロッパの中心的存在だったブルージュでご昼食。名物のお鍋いっぱいにはいっているムール貝とビール(ここには飲み比べセットというのがありました)はとても美味しかったですね。中世のまま残る街並みを散策し、有名チョコレート店をめぐりました。
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ゲント グラスレイ
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ブルージュ 昼食レストラン「TOM POUCE」
6日目
1月15日/くもりのち晴れ/8 ℃
本日はベルギーの首都、ブリュッセル観光です。19世紀~20世紀にかけて花開いたアールヌーヴォーは、花や植物などのモチーフに鉄とガラスを使い、曲線を使うスタイルですが、実はこのアールヌーヴォースタイルはベルギー発祥で、ベルギーのヴィクトルオルタ氏が初めてアールヌーヴォーを建築に取り入れたんだそうです。世界遺産に登録されているオルタ美術館は実際にオルタ氏の家族が暮らした邸宅で、まさにアールヌーヴォー建築の素晴らしいデザイン、心地良い空間が至るところに取り入れられていました。お手伝いさんの部屋でも住みたいくらいでしたね。ご昼食は世界で一番美しい広場と言われるグランプラスの一角にあるLa Rose Blancheレストランにて。野菜のスープとチキンワーテルゾーイ、パイのデザートをお召し上がりいただきました。午後は自由行動で、王立美術館や、教会、お買い物等を楽しみました。

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ブルージュの美しい街並み
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ブリュッセル オルタ美術館
7日目
1月17日/くもり/8 ℃
昨晩夜は、自由食でしたが、皆様と一緒にホテルの近くのレストランにて、ベルギーの伝統料理をいろいろご注文いただき、皆様わいわい楽しい最後の夜をお楽しみいただきました。朝はゆっくりの出発なので、ドイツ・ケルンの街へ。ケルンの大聖堂に入場し、ご昼食を皆様で食べにいきました。ドイツと言えば、ソーセージですが、各街に伝統的な、いろいろな種類のソーセージがあります。ケルンの700年前から続く老舗のソーセージは、テーブルの端から端まである長-いソーセージで切り分けていただきました。ビールもここの伝統は小さめグラスで一口か二口で飲めてしまうビールです。少し街を散策して、デュッセルドルフ空港へ。20時発の全日空210便にて予定通り成田空港に到着しました。お疲れさまでした。

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昨日観光のブリュッセル グランプラスの夜景
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ケルン・ご昼食にお召し上がりいただいたソーセージとビール
8日目
1月17日/晴れ/11 ℃
メンバーに恵まれ、毎日わいわいと過ごせた8日間。今回は、オルゴール博物館やアンネフランクの家、ルーベンスの家、オルタ美術館等、通常のツアーでは訪れることが少ない美術館も訪れました。ベルギーには1000種類以上のビールがありましたが、毎食いろいろなビールをお試しいただき、ビールが苦手だった方も少し試したりしましたね。自由食が何回かありましたが、毎回皆様一緒にお付き合いいただき、楽しかったですね!ありがとうございました。春や夏の観光シーズンではないオランダ・ベルギーでしたが、皆様の明るさでより楽しい雰囲気でした。皆様にとって、楽しく、充実した、思い出に残る8日間でありますように。8日間多大なご協力、本当にありがとうございました。
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たくさん歩いた後のブルージュにて
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6日目、ブリュッセルにて、老舗昼食レストランにて

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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