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2018年12月27日出発<ANA利用>5つ星デラックスホテルに2連泊×2回マルタ共和国8日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年12月27日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/中島 暢子(なかしま のぶこ)
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まだまだ日本人にとって馴染みの薄いマルタ共和国でしたが、毎日お天気に恵まれ、最終日私達が空港に到着したとたん雨が降り始めましたね。  皆様も素敵な楽しいメンバー14名様で和気あいあいと8日間をお過ごしいただきました。  マルタ島は地中海の真ん中にポツンと浮かぶ、3つの島(マルタ島、ゴゾ島、コミノ島)からなる国で、シチリアの南約95キロメートル、北アフリカのチュニジアの東約290キロメートルに位置しています。   人口40万人足らずの小さな国で、人々はとってもゆっくりと、人生を謳歌しているようにみえました。  時間がのんびりと流れ、いつも忙しい毎日を送っている皆様もゆっくりとお過ごしいただけたのではないでしょうか?  また、今回はツアーではあまり訪れない地下神殿「ハル・サフリエ二・ハイポジウム」や、ゴゾ島なども訪れました。

 

1日目
12月27日/晴れ/10 ℃
年末年始をはさんでのマルタ共和国のツアーが始まります‼ 全日空231便にて、ベルギー・ブリュッセルで乗り継ぎをし、マルタ島へ…。 ロストバゲージを防ぐため、一旦ブリュッセル空港にて外へ出て、スーツケースを預けなおしました。乗り継ぎ時間が長くなりましたが、荷物が全て出てきてよかったです。ご協力ありがとうございました。 ようやくホテルに入ったのは、深夜1時頃でした。  マルタ島の空港に近い、セントジュリアン地区に、本日から2連泊です。  セントジュリアン地区の街中は、夜中でもカフェやバーは人で賑わい年末年始のイルミネーションが綺麗でした。 海岸にも近く、リゾートホテル街で、マルタ島は他のどのヨーロッパよりも治安が良くスリも少なく、安全な国です。  明日から最終日まで、日本人ガイドさん、佳子さんが明るく元気に案内してくれます。

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ゴールデンチューリップヴィヴァルディホテルから見た景色
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ホテル朝食会場
2日目
12月28日/晴れ/10 〜 15℃
紺碧の海を9人乗りボートに乗って、洞窟めぐりから始まります!波に侵食されて、自然にできた奇岩や、エメラルドグリーンに反射した海を満喫しました。 本日は風が全くなく、穏やかで12月とは思えない暖かさでした。 ハジャールイム遺跡はイムナイドラ遺跡と並んで建つ、 巨石神殿です。まずはこの巨石神殿がどのように作られ、発掘されたのかを映像でご覧いただきました。5千年も前に大きなもので高さ6メートル、重さ60トンもある巨石を削りきれいに並べて建てられています。ここには「マルタのヴィーナス」と現在呼ばれる、地母神が祭られていました。このマルタのヴィーナスは、世界で最初の女神だったかもしれませんね。  イムディーナの街は聖ヨハネ騎士団が、来島して以来首都として栄えた街で、騎士団長の宮殿等残っています。 夕食はこの街にある、一番のレストラン「ザ・シャーラパレスルレ&シャトー」にて。人気レストランだけあって、すべてのお食事が美味しかったですね。

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青の洞門
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マルタのヴィーナス
3日目
12月29日/晴れ/9 〜 16℃
世界遺産「ハル・サフリエニ・ハイポジウム神殿」観光です。マルタには巨大遺跡がたくさん残っていますが、崩れている遺跡が多い中、この遺跡は地下に掘られ、きれいに残っています。主にお墓と、神殿として使われていたそうですが、まだ謎が多いのだとか・・・。この紀元前3800年~紀元前2500年もの古い遺跡を残していくため、一回に10人しか入場することができません。なかなかツアーでは訪れることがないので、貴重な体験です♪ 大地の母胎をイメージして造られたのではないかといわれているとおり、小さな丸い部屋がほぼ完全な形で残っていました。  待ち時間にタルシーン神殿も見学しました。  昼食は「Ta Cassiaレストラン」にてシーフードパスタ、エビと野菜のグリル、ケーキでした。とても好評でした。  本日から、ゴゾ島のケンピンスキーサンローレンツリゾートホテルに2連泊です。サービス・施設ともに素敵なホテルでした。

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フェリーにてゴゾ島へ。途中のコミノ島
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タルシーン神殿
4日目
12月30日/晴れ/10 〜 16℃
マリア様の声を聞いた女性の病気が治ったとされる奇跡の教会、タピーヌ教会を訪れました。マルタに住む人々はカトリック教徒の方が多く、ヨーロッパでも特に、信仰心が深い方が多いそうで、本日もたくさんの方々がお祈りに来ていました。  ヴィクトリアの城塞シタデルへ…。このゴゾ島は1551年に、トルコ軍により占められたことがあり、その後ヨハネ騎士団は、島民をすべて城塞に集めて保護しました。  中世の時代、ゴゾ島は他の島に対する防波堤のような役割を負っていました。  本日も天気が良く、要塞からの景色も素晴らしいものでした。  ご昼食は、映画「白い帽子の女」の撮影が行われた「ta frencレストラン」にてタコの煮込みをお召し上がりいただきました。  もっとも古い巨大神殿遺跡ジュガンティーヤ神殿を観光し、夕食はご希望のお客様と、地元のレストランにて、シーフードや、マルタの名物うさぎの肉を試してみました。お味はいかがでしたか?

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シタデルにて皆様一緒に
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シタデルの高台から見た景色
5日目
12月31日/晴れ/9 〜 14℃
本日は大晦日。マルタの人々は子供も大人も夜からみんなパーティーに、繰り出すんだとか・・・。  定期船にて、ゴゾ島からマルタ島へ戻ります。  南の港、マルサシュロックにてシーフードスープとシーフードのグリルの盛り合わせ、アイスクリームのご昼食をお召し上がりいただき、市場にてお買い物も楽しみました。伝統的な船の先に目が付いているカラフルな船が浮かぶ港の景色はマルサシュロックならではのものです。  午後は猫の孤児院を見学後、明日から風が強くなるということで、明日の予定だった、オプショナルのハーバークルーズと本日の予定を入れ替えてご案内。皆様に多大なご協力をいただきました。かなり揺れていましたが、天気は良く、マルタの首都、ヴァレッタの堅固な城塞と街並みの景色が素晴らしくきれいにみていただくことが出来ました。

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マルサシュロック
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ハーバークルーズ
6日目
1月1日/晴れ/14 ℃
元旦のマルタの街は昨夜の喧騒とはうって変わり、とても静かでした。  昨日の予定だった、スリーシティーズの街、セングレアのガーディオーラ公園の見晴らし台へ。昔、敵の侵入をしっかり確認しなさいという意味で大きな目と耳の彫刻がありました。  同じくスリーシティーズの街の一つ、ヴィットリオーザの街を歩いて散策。複雑な形をした港の中に突き出た半島の上に作られた、とても趣がある街です。ヴァレッタの街が聖ヨハネ騎士団によって作られる前に、本拠地として作られた街です。  午後はフリータイムで、ご希望の方とヴァレッタの街のアッパーバラッカガーデン等を見学。ここからスリーシティーズの城壁の景色がみられます。カフェでご昼食を食べゆっくりとした午後をお過ごしいただきました。  夕食は、「Barracuda」レストランにて、クラッカーをパーンと鳴らし、新年のお祝いとお誕生日の方のお祝いをしました。

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セングレアのガーディオーラ公園の見晴らし台
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ヴィットリオーザ
7日目
1月2日/晴れ→雨/9 〜 16℃
最後の観光は、ヴァレッタです。  1565年トルコの大軍包囲攻撃をかけてきたとき、騎士団側はたいへんな苦戦を強いられました。当時の騎士団総長ヴァレッタが籠城戦を勝利に導き、トルコ軍を撃退しました。 その後、半島全体を堅固な城塞に仕立て上げ、新たな騎士団の本拠としたのがヴァレッタです。  16世紀に建てられた聖ヨハネ大聖堂見学。堂内は黄金に輝き、きらびやかで、世界一美しいと言われる大理石でできた騎士たちのお墓が床にぎっしりはめ込まれていました。カラヴァッジョの聖ヨハネがまさに殺されようとする場面が描かれた傑作は、さすが暗明の描き方が素晴らしく圧巻でしたね。  現在の国会である騎士団長の館の内部見学も見応えがあり、当時使われていた鎧や刀、火縄銃など展示された、武器庫等マルタ騎士団の活躍ぶりが伺えました。  マルタ共和国の紋章は、1964年にイギリスから独立して以来新しく作られたそうです。

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ヴァレッタの街のアッパーバラッカガーデンからの景色
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騎士団総長ヴァレッタの像
8日目
1月3日/晴れ/10 ℃
2日の夕方の16:05発のマルタ航空便でブリュッセル経由で成田空港へ。ブリュッセル空港で全日空232便が2時間40分程遅れ、お待ちいただいている時は日本に帰れるか心配でしたが、4日19時頃成田空港に到着しました。  マルタ共和国は世界で5番目に小さい独立国ですが、世界でも有数の透明度の高い海と、5000年以上前のすばらしい遺跡、誇り高きエリート軍団のマルタ騎士団(聖ヨハネ騎士団)の本拠地だったところでもあり、素晴らしい宮殿や、大聖堂もあり、おいしい海の幸に、おいしいワイン。まだ物価も比較的安く、そして何より安全な国でした。街の人もみんな知り合いで、プライベートなことも隠し事ができないんだとか…。  これから発展が望める、魅力いっぱいの国でした。  みなさまにとってこの8日間が、楽しい思い出に残る旅でありますように。  8日間ありがとうございました。

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マルタ共和国の紋章
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帰国便が2時間40分程遅れ、お待ちいただいたブリュッセル空港

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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