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2019年3月5日出発<アメリカン航空利用>秘境アマゾン川探訪クルーズと情熱のリオ・チャンピオンパレード10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2019年3月5日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/久連松 圭子(くれまつ けいこ)
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秘境アマゾン川探訪クルーズと情熱のリオのカーニバルチャンピオンパレード10日間のツアーに行ってまいりました。最後にイグアスの滝にも2泊して観光しました。スケジュールは飛行機で移動するのがいつも夜でしたのでお疲れになったのではなったことだと思います。出発前にはブラジル全体が天候があまり良くなく、各地で雨季ということを考慮しても酷い雨が続き、土砂崩れでシェラトンホテルが急遽泊まれなくなったり、心配なスタートでした。アマゾンでは時折スコールはあったり、イグアスで雷を伴った酷い豪雨はあったものの、スコールが止むのを少し待ったり、夜中だったりして観光中は大きな影響も受けずに済みました。「お天気が上々だったのはどなたのお陰でしょう?」とお尋ねした時に、「はーい♬」とたくさんのお手が上がったのには、ちょっと笑ってしまいました。皆さま、この度のご参加誠にありがとうございました。
1日目
3月5日/曇り/30 ℃
この度はアマゾン川ジャングルでの様々なアクティビティ、リオのカーニバルのチャンピオンパレード、イグアスの滝を楽しみにアメリカン航空でブラジルへと出発です。楽しく10日間過ごして、笑って日本に帰ってきましょう。今日はダラス空港、マイアミ空港と乗り継いで、ブラジルのマナウスへと到着しました。成田空港から、それぞれ11時間、2時間半、5時間45分です。やっぱりブラジルは遠いですね。マナウスはネグロ川とソリモンイス川が合流してアマゾン川が始まるところに広がった町です。ゴム産業によって人が集まり、50年前は人口5万人だったところが、今では300万の人口を抱える大都市に発展しました。マナウスには日付けを跨いで、とても遅くなってからの到着です。明日からアマゾンのジャングルに2泊です。楽しみだけど、アナコンダに食べられない様に、タランチュラに襲われない様にしなくてはなりませんね(笑)
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アメリカン航空で出発です。
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ネグロ川とソリモンイス川が合流したところ。ここからがアマゾン川と呼ばれます。
2日目
3月6日/曇りのち晴れ/26〜33 ℃
昨日は遅く着いたのに、今朝は早起きをお願いしなくてはなりませんでした。その割にはお迎えのバスが30分近く遅刻してきて皆様にはご迷惑をおかけしました。船着場より小型船が動き出すと間もなく、ネグロ川とソリモンイス川が合流する地点に差し掛かりました。2つの川は土色と黒色で川にハッキリと境界線が出来ています。色だけではなく温度も違いますよ。と説明を受けて、皆さん船から手を伸ばして川に浸しています。「うーん、よく分からないなぁ。」と皆様。 船とバス、又船と乗り継いでジャングルを目指します。今日から2泊するジャマロッジはアマゾンジャングルの中にあり、色々とアクティビティに参加する予定です。早速船でジュマ川を散策しました。船の舵を取ってくれるのはジャングルで生まれ育った方です。そうでなければ分け入った後、同じ場所に戻ることができないそうです。川面に周りの景色が綺麗に映ってとても綺麗でした。
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雨期で水量の増した川を小型ボートで回ります。水面に空が映ってとても綺麗でした。
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敷ホテルの敷地を我が物顔で闊歩していた尾長猿、度々レストランやロビーに隙を見て侵入したは、つまみ出されていました。
3日目
3月7日/曇りのち晴れ/27〜32 ℃
朝真っ暗なうちからロッジを船で出発して、朝日を見に行きました。地平線近くまで雲がありましたが僅かな雲の切れ間からオレンジ色の朝日がご覧頂けました。午後、ロッジの敷地内にバクがいたので、予定の出発を遅らせて、皆さんと見物していたところ、大粒の雨が降り始めました。急いで合羽を着るものの、皆さんびしょ濡れです。止むのを待ってピラニア釣りに出掛けました。40分程船で移動して竿と牛肉を渡され針の先につけて、早速糸を川に垂らします。竿がピクピクして明らかにピラニアが餌を突いているのは分かるものの、なかなかタイミングが合わずに釣り上げられません。そうこうしていると、「キャー、釣れた〜」と、女性が先に歓声を上げ始めました。私と一部の方は一向に釣り上げられず、とうとう大塚さんに手伝ってもらい、何とか一人一匹釣って夕食に素揚げにして頂きました。
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ジャングルを歩いて見て回りました。ブラジルの語源になった幹の赤いブラジルの木もご覧頂けました。
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朝日はこの後すぐに雲の中に消えていきました。前の日の夕日も綺麗でした。
4日目
3月8日/雨のち曇り/24〜31 ℃
ジュマロッジはアマゾン川の支流に当たるジュマ川のほとりにただ一軒だけ建っているロッジで、電話もない、テレビもない、ネットもない、お湯も使いすぎるとタンクが空になる、、などの不便なところはたくさんありましたが、つまみ出されても懲りない尾長猿、久しぶりにロッジに戻ってきたバク、ガラスが入ってない、網戸だけの窓から入ってくる風、ハンモックに揺られて過ごす時間、、など素敵なこともたくさんありました。マナウスの遠景が見えてきたところで、なんだかモーターボートの様子が変です。船頭さんが調べると舵とハンドルを結ぶワイヤーが切れたみたいです。船はアマゾン川をドンドン流されていきます。飛行機に乗ってリオデジャネイロに移動しなくてはならないのに、、と私は焦ってきました。船頭さんは汗びっしょりで何とかしようとしてくれています。旅慣れた皆様は、トラブル楽し〜と言わんばかりにニコニコ顔でしたね。

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さてさて、船とバス又船と乗り継いでマナウスまで帰ります。船のエンジントラブルはこの後に起こりました。
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ホテルの部屋はガラスがなくて網戸で仕切ってあり、川床に杭を打ち込んでその上にお部屋が建てられていました。
5日目
3月9日/晴れ/23〜32 ℃
リオデジャネイロに移動してきました。連日続いた雨により、当初予定していたシェラトンホテルが崖崩れで宿泊不能になり、コパカバーナ海岸に面したヒルトンホテルへと変更です。朝起きると窓からコパカバーナ海岸が美しくご覧頂けました。リオの象徴とも言える、大きなキリスト像がある丘に登山電車とエレベーターを乗り継いで上がって行くと、それは大きな手を広げたキリスト像がバーンと大変な迫力です。像と人物を入れて写真を撮ろうと観光客が地面に寝そべるようにカメラを構えています。ファインダーを覗いてみると、大きな手を広げた真っ白のキリストと背後の真っ青な空がとても綺麗でした。町の中心部を通った時に、カーニバルで盛り上がる人々が道路に出てきたお陰でバスがしばらく動けなかったですが、人々の表情がいかにも楽しげでした。さて、お昼を食べたらリオのカーニバル、チャンピオンパレードに向けてお昼寝でもしますか。
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巨大なキリスト像、背景の青い空がとてもとても綺麗でした。リオで泊まったホテルはコパカバーナ海岸の目の前で、自由時間に泳ぎに行った方もいらっしゃいました。
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バスで町を走っていると、カーニバルで盛り上がってる人々がバスの前を横切ったりします。本当に楽しそう♪
6日目
3月10日/晴れ時々スコール/27〜33 ℃
昨日の午後からは、リオのカーニバル・チャンピオンパレードに備えてお昼寝の時間を取りましたが、スーパーに行ったり、コパカバーナ海岸で海水浴をしたりして活動的な方もいらっしゃった様です。夜に備えてお昼寝しなくても大丈夫だったのでしょうか?さてさて、22時からのパレードに向けてホテルを出発して会場に向かうも、車が多くてなかなか思うように進めません。何とか、会場に着くと、すぐに第6位のチームがスタートです。原色の羽根や飾りがたくさん付いて、必要最小限だけ身体を覆うビキニの衣装を着たダンサーはゆうに3000人は超えてるのではないでしょうか。それに加えて数台の大掛かりな山車がダンサーとともに練り歩き、1チームが前を通り過ぎるのに、1時間はゆうにかかります。お客様も、これは凄いね〜とビデオ、カメラ撮影が止まりません。第1位のパレードを見てホテルに帰ると朝の7時でした。
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いよいよ、チャンピオンパレードの見学です。少し高いところからパレードを見下ろしながら全体が見える席でした。
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午前2時過ぎにホテルにお戻りになった方と、朝の7時にホテルにお戻りになった方といらっしゃいました。楽しかったですね。
7日目
3月11日/晴れ時々曇り 夜雷雨/27〜30 ℃
昨日、イグアスへと移動。 今日はパスポートを持ってアルゼンチン側に観光に出かけます。悪魔の喉笛という恐ろしい名前の部分を見に行きます。イグアスの滝の中で最も水量が多く迫力がある部分です。駐車場から歩きとトロッコを駆使して近付いて行くと、なんだか滝の方から帰って来る方々の髪の毛や洋服がびっしょり濡れています。皆さん合羽を着込んで、いざ悪魔の喉笛へ。ゴォーッという音ともに馬蹄形の地形に、ものすごい量の茶色の濁流が流れ落ちて、上空に舞った水しぶきが降ってびしょびしょです。その後に更なるびしょ濡れがありました。ボートに乗って滝の下に入り水に打たれに行くのです。一応合羽など着てみるものの無駄なのは承知です。滝の下にボートが入ると目も開けていられず、息もできないほどで、写真などもちろん撮れません。キャーということも出来ません。でも、笑いが止まらず、とても楽しかったです。
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アルゼンチン側からイグアスの滝の悪魔の喉笛と呼ばれる部分を見に行きました。ちゃいかの水が轟々と流れ落ちて、水飛沫を巻き上げていました。びしょ濡れになりました。
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本日2回目のびしょ濡れ体験、ボートで滝の真下に突っ込んで行きます。これは合羽も役に立たず、阿鼻叫喚も滝の水の音にかき消されてしまいました。
8日目
3月12日/雨/24〜26 ℃
夜中はひどい天気でした23時くらいからでしょうか?夕食時に降り始めた雨は益々酷くなり、雷の音もだんだん大きくなり、終いにはバーンとかバリバリと音がして私たちが泊まっているホテルの敷地に落ちた様な感じでした。ほとんどの方がこの雷のおかげで目が覚めたご様子で、ごく少数、全然気が付かずに寝てましたという幸せな方もいらっしゃいました。雷は収まったものの、まだしょぼしょぼ降る雨の中、ブラジル側からの滝の観光をします。アルゼンチン側から見るより滝を下から見上げる形で、より近くまで滝にアクセスできる場所がありました。ここまで来ると滝の水しぶきで嫌でも濡れてしまい、雨だか水しぶきだか分からなくなりました。昨日からずぶ濡れになってばかりです。女性の方々はお化粧もすっかり取れてしまい、「どちら様ですか〜?」とお尋ねしたくなるほどでした。冗談が過ぎました、失礼しました。
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ブラジル側からのイグアスの滝観光をしてから空港へと向かいます。今日は雨でしたが、途中から滝の水飛沫だか雨だか分からなくなりました。
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滝の観光が終わったら、イグアスの空港へと移動します。
9日目
3月13日/曇り/25 ℃
昨日、滝の観光が終わってイグアスから成田へ向けて飛行機の手続きをします。ここから乗り継ぎを2つこなして成田に向かう予定でした。サンパウロまでは順調、さらにサンパウロの町の中を国内線から国際線までバスでドライブです。サンパウロは通勤圏内の衛星都市を含めると2000万人の人口を抱える大都会で、日本人は50万人もサンパウロに住んでいるそうです。サンパウロ空港に着いてから、ダラス行きの飛行機が機体トラブルで飛べるかどうか分からないとのことで、急遽サンパウロ-マイアミ、マイアミ-ダラス、ダラス-成田と帰ることになりました。本当にご迷惑をおかけしました。マイアミ-ダラスの飛行機が遅れてあわや間に合わないかと思いましたが、ダラスの天候も酷く悪かったらしく、ダラス-成田の飛行機が遅れてくれたお陰で、無事に成田に向けて出発です。成田行きの飛行機が離陸すれば、1番ホッとする瞬間です。
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釣ったピラニアは素揚げにして食べました。川魚の臭みはなくて、白身のあっさりしたお魚でした。でも、牙が鋭くて怖い!!
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シュラスコは好きな部位を持ってきた時に、「食べまーす」と言って切り分けてもらいます。
10日目
3月14日/曇り/8 ℃
飛行機は約2時間遅れで成田空港に到着です。皆さん荷物を受け取り、ご挨拶を交わしてご自宅までお帰りになられます。シャワーのみのお部屋が多かったので、ごゆっくりと湯舟に浸かって頂けるといいなぁと思います。ブラジルでは、シュラスコという串に刺したお肉の色々な部位を岩塩で焼いて削って取り分けてくれるお料理を頂き、ピカーニャというお尻に近い部分のお肉が大層美味しかったこと、珍しい牛の首のコブのクッピンなどを頂きました。アマゾンでは聞いたこともないフルーツから作ったジュース。これが味がないというか甘くなかったですね。フルーツはリオ・デ・ジャネイロ、イグアスと移動するにつれて美味しくなりました。自分達で釣ったピラニアも素揚げにして食べましたが、川魚の匂いもなく、小さな骨は多かったですが美味しく頂けました。さて、皆さんは日本に着いて夕食には何をお召し上がりになるのでしょうか
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イグアスの滝で見たカピバラの親子、びしょ濡れでそれどころではなかった!?
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ボンディ〜ア、日本からの皆さんこの度はブラジルのリオのカーニバルに来てくださってありがとうございました。私達も一年のうちで最も楽しみにしているお祭りです。日本から遠いのは重々承知してますけど、又見に来てくださいね。

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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