2018年3月15日出発アタカマに3連泊&ウユニに2連泊 星が降る大地アタカマ砂漠からウユニ塩湖へ天空の旅11日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
LU887 2018年3月15日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/内藤さおり(ないとう さおり)
- 2018.3.15発「星が降る大地アタカマ砂漠からウユニ塩湖へ天空の旅11日間」に添乗してまいりました。ウユニに行くコースの中でも陸路で入るのが特徴です。アタカマ砂漠の絶景も魅力です。標高2500mから4000mの天空の旅、しかしここは南米。今回も色々なハプニングに遭遇しました。でも絶景が迎えてくれました!これからこの旅に出ようとする方、標高の高いところは、お天気が変わりやすく、気温の変化が激しく、酸素が薄く、乾燥し、日差しが強いです。半袖から長袖、ジャンパー、帽子、サングラス、日焼け止め、ゆっくりゆっくり行動し深呼吸、お水をたくさん飲みましょう。お食事の時間も飛行機などにより左右されます。日本から食べなれたスナック、暇潰しの本なども重宝します。用意万端整えて、さぁ、絶景の天空の旅へ出掛けましょう!
- 1日目
- 3月15日/晴れ/20 ℃
- 今日は、成田空港16時発の全日空176便、ビジネスクラスでゆったりとご出発です。14時の集合なので、地方からのお客様も参加しやすいですね。今回も地方色豊か、そして旅の経験豊富な9名のメンバーとなりました。どうぞよろしくお願い致します!9時間でロサンゼルスに到着後、乗り換えのみですが入国審査があります。日本語表示される機械を操作し皆様スムーズに入国です。もう何度も経験済み、というお声もちらほら。さすが南米の旅ですね。移動中も皆様同士、乗り換えの度に話に花が咲き和気あいあい、これなら移動の多い南米でも楽しく過ごせそうです。13:10発のLA2477便で8時間、深夜のリマに到着、一時間ほどの乗り継ぎです。
- 天気良好!出発です。
- アントファガスタにもうすぐ到着!(2日目)
- 2日目
- 3月16日/晴れ/20 ℃
- 1:05発LA639便で約3時間、朝の6:40チリのサンチャゴ到着です。入国には税関申告書が必要です。入国係員は噛み殺すことのできないほどの大あくび、そして質問を挟んできます、南米だなぁと感じた瞬間でした。そしてここでちょっとしたサプライズ、予定になかったアシスタントさん登場、早い便に変えませんか?とのこと。9:40発LA14便で予定より2時間早い出発、お天気良好、アントファガスタ11:40着。ペドロさんが慌てて迎えてくれました。バスで南へ、太平洋の海の中にあいた門、ラ ポルターダを見て、港町アントファガスタを過ぎ更に南下、内陸に入った砂漠地帯に1992年、芸術家によってつくられた11mの巨大なオブジェ ビッグハンド。ライダー達にも人気です。さぁ、ここからカラマを経由しサンペドロアタカマのホテルへ。大移動、大変お疲れさまでした❗砂漠のアルティプラニコホテルに3泊。満天の星空です。
- ビッグハンド。近づくと迫力ありました。
- アルティプラニコホテル 内装様々、かわいいホテルです
- 3日目
- 3月17日/晴れ/14 〜 25℃
- チリの時差は日本と丁度反対の-12時間。皆様、お休みいただけたでしょうか?8:30ガイドのアドリアーナさんと出発し、町の中心広場でアルマ観測所行きのバスに乗り換えます。予約制で40人のみ、人気の観光地でキャンセル待ちの長い列ができていました。無事出発し45分、英語ツアーでこの国際協力事業アルマ観測所(標高2900m)の施設内見学です。運良く現地で働く日本人の方がツアーにご同行してくださり皆様の質問に答えてくださいました。日本の先進技術が惜しみ無く投入された施設、巨大なアンテナ、トランスポーターに感激しました。サンペドロの中心を散策し、サーモンのご昼食、ホテル立ち寄り、午後は塩の層が湾曲し盛り上り、生物のいない「月の谷」で、三人のマリア、古代劇場近くを散策し、強風吹き抜けた「死の谷」夕陽は人気のポイント コヨーテの岩から眺めました。雲に映える夕陽はとても綺麗でした。
- 整備のため下ろされていたアメリカのアンテナ。赤いヘルメット被って見学です。
- 月の谷。左側の窪んでいるところが古代劇場
- 4日目
- 3月18日/晴れときどきくもり/-2 〜 20℃
- 5時、お弁当をもって出発です。20分くらい走り、暗闇で星空観賞。南十字星やポインター、天の川が綺麗に見えました!更に山道を走り、7時標高4320m!タティオ間欠泉到着です。いくつも煙が上がっているポイントをゆっくりゆっくり深呼吸、を合言葉に歩きました。ほんの小さなものから2, 3mの大きなものまで、常に吹き上げています。ここで、ドライバーさんが用意してくれたピクニック朝食で朝日を待ちます。日が上ると山々に陰影ができ、一気に気温が上がります。帰り道は明るいので、景色のよいところでお写真タイムを取りながら戻りました。ビクーニャや突然のオアシスに水鳥、サボテン。昼食はちょっと大きなポーク。今日は更に南、ソカイレ村を過ぎ、ミスカンティ湖へ。途中、珍しいミニダチョウの親子に会えました!そしてフラミンゴのいるアタカマ塩湖。ウユニと異なりゴツゴツと年中干上がっている塩の結晶の大地の光景も壮観でした。
- アタカマ塩湖とフラミンゴ
- 5日目
- 3月19日/晴れ/5 〜 20℃
- 本日は、ウユニへの道のストライキの為ルート変更です。6時出発し北へ。カラマから更に北、銅や硝石の鉱山地帯の茶色一色のまっすぐな道を走ります。ガイドはアンドレアさん。フアラの町から東へ、アンデス山脈に向かい標高を上げていきます。本日、二回目のお手洗いは初の青空。標高上がり木々はなくなり…岩場が始まったところで休憩しました。国境コルチャネ村まであと一息、9時間の道のり。3700mの国境で出入国の手続き。ボリビアは陸路では入国カードが必要です。ホルヘさんが迎えてくれました。4台の4WDに分乗しウユニまで6時間…。国境地帯から続くアルティプラーノ約3700mの高原地帯の舗装された道を進みました。ビクーニャ、リャマ、アルパカの放牧地、色づいたキヌア畑、湖にはフラミンゴ。途中オリノカ村で現大統領エボ モラレスの生家を見て、21:30ようやくハルディネスウユニホテル着。大変お疲れ様でした。
- ボリビア 赤く色づくキヌア。葉の色が茶色くなったら収穫です。
- 6日目
- 3月20日/晴れときどきくもり一時雨/5 〜 20℃
- 10時、ゆっくりホテルを出発し、ウユニの町を観光です。ビジャマールからウユニへの道が塞がれているので本日も予定変更です。駅や中心広場、両替、市場やお店を見て、南の外れにある列車の墓場へ。19世紀に鉱物資源の輸送のために使われていた蒸気機関車等が廃棄されているところ、お写真スポットとして人気です。コルチャニ村では塩工場、おじいさんか一つ一つ袋詰めしている様子を見学し、露店でお買い物。昼食はお泊まりの塩のホテル、クリスタルサマニャにて。ウユニは標高の高い田舎町。お食事は簡素で単調です。17時、長靴はいてウユニ塩湖の観光へ!20分も走ると綺麗な水鏡、思い描いた風景の中に着きました。早速色んなポーズの指示が飛びます。組体操、うまくできました。苦しいから早く撮ってー(笑)。皆で行進したり遊ぶ中、少しずつピンク、赤へと染まり雲も出て来て幻想的な世界へ。うっとりと見とれつつ、たくさん写真を撮りました。
- 列車の墓場(ルート変更による追加観光)
- 7日目
- 3月21日/晴れときどきくもり/ ℃
- 4:30昨晩できなかった星空と、朝日を見に出発です。真っ暗闇を20分走り、水鏡に映る満天の星空、息を飲む美しさです。ホットチョコレートを飲みながら、刻々と変化する空を見つめ朝日を待ちます。朝日と共に色んなポーズで写真を楽しみ、ホテルでご朝食。休憩して、10時に再び塩湖へ。地下からポコポコ酸素が吹き出ているところや塩の大地でトリック写真(怪獣や踏み潰されたり)2014年のダカールラリーモニュメント(ボリビアは今年で5回目の開催)そして、塩湖の上、テントを張ってピクニックランチ、アルコール込のデラックス版です!午後もトリック写真(帽子、チップス缶、ビール、トトロ、林檎等なんでもあり!)ホテルで休憩し、夕景へ。今日の夕日鑑賞は赤ワインと供に。ワイングラス越しに見る夕景も素敵でしたね。ドライバーのココさん、ウィリーさん、ホセさん、カルイトスさん達も協力してくれました。
- 湖面に映る天の川
- 塩湖でデラックスピクニックランチ
- 8日目
- 3月22日/晴れ/8 〜 20℃
- 6:30朝食を済ませ空港へ。アマゾネス航空はスーツケース20kg手荷物5kgとちょっと厳しいです。受付終えた頃に一軒の小さな店が開き皆様だけで満杯状態に。塩チョコレートはどこよりも安く箱買い!ラッキーでしたね。9:40ラパス エルアルト空港(標高4100m)着、ちひろさんのお迎えで一時間ほど移動し、ティワナクではインカ帝国に影響を及ぼした謎の多い文明について、遺跡を歩き、博物館を見学し学びました。パワースポットもあり、熱心な祈祷の様子も。ボリビア伝統料理を美味しく頂き、ラパスの町へ。新しい交通手段、ロープウェイ黄と緑のラインを乗り継ぎ40分の空の旅、盆地の町が一望です。月の谷は、泥と石の層が風雨により侵食し「月面のよう」になった所。様々な形の岩を見て歩いているとケーナの音色が♪その後、ラパスの中心広場や祈祷グッズを売る魔女通り、そしてキリキリ展望台からまばゆい星のような夜景に感動しました。
- ラパスの夜景。キリキリ展望台から
- 9日目
- 3月23日/晴れ/10 〜 22℃
- 今日はボリビアの海の日。19世紀末の戦争で敗北し大切な港を失い、毎年パレードを行います。年々大規模になっており、道路規制を避け6:20早目に出発です。空港でサルテーニャ(ミートパイ)を試した方も。10:29発P9-330便でクスコ経由リマヘ。クスコでペルー入国です。13時、秋田さんのご案内でまずはご昼食。到着日以来の標高0m、頭も足も軽く食欲も回復です。ラルコ博物館併設のレストランはカラフルなブーゲンビリアが咲き乱れ植物園のよう。色々お疲れ様との意味も込め、久々の海の味、セビーチェもご賞味頂きました。博物館ではインカ以前の文明に触れ、夜の出発に備え旧市街のシェラトンホテルにチェックイン。実はペルーも大統領が変わり、今日は就任演説の日。アルマス広場はご希望の方のみご案内となりました。ご夕食は日本食弁当を召し上がっていただき、21:30空港へ。
- 博物館の中
- 10日目
- 3月24日/晴れ/20 ℃
- 深夜1:05発LA2476便で約8時間、時差-2時間のロサンゼルスへ。行きと同じ入国手続きを経て、荷物受け取り、税関では全ての荷物を再度X線す指示がありました。ANAにチェックインして11:20発NH175便、約12時間、ビジネスクラスでゆったりとご帰国です。春休み、どのクラスのお席も満席でした。さてこのツアーでは8回の飛行機に乗りましたが、全て順調、ほぼ予定通りに運行しました!これは南米のツアーにおいてとてもラッキーなことです。そして、ストライキによる旅程変更はございましたが、皆様が、大きく体調を崩されることもなく、怪我なく、事故なく、一緒に素晴らしいお天気のもとアタカマ、ウユニ、ラパス、リマと美しい景色をご覧いただけたことに感謝しております。お疲れを残されませんように…
- ラパス 月の谷
- 上 6日目昼 左下 6日目の夕暮れ 右下 7日目の夕暮れ ウユニは雲も演出家
- 11日目
- 3月25日/晴れ/15 ℃
- +16時間差、15:15成田空港着。あーっ、南米では16時間若かったのに一気に年取っちゃった!そんな風に言ったお客様が以前いらっしゃいました。現実に戻ってきましたね。春休み、花見シーズンの日本を訪れた外国の方で外人入国審査は空前の大行列でした。皆様のお荷物も出てくるのに少しお時間がかかってしまいましたが、無事に受け取り帰路へとつかれました。この先もどうぞご自宅までお気を付けてお帰りください。そして、また新たな旅へとお出掛けくださいませ!エネルギッシュに旅行される皆様とご一緒し、目標ができた方も多かったのでは? そしてこれからアルマ観測所の観光にいかれる方、どうぞ国立展望台のHPをチェックしてみてください。とても参考になりますよ。高地は厳しい自然環境もありますが、その分、澄んだ空気、真っ青な空、輝く夜空が待っています!体調整えて、是非、お出掛けください‼ありがとうございました。
- 左 ティワナク遺跡のモノリート 右上 遺跡に咲いていた大アザミ 右下 遺跡の守人
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