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2019年3月18日出発<ターキッシュエアラインズ利用>5つ星ナイル川クルーズ船で行く 優雅に旅するエジプト10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2019年3月18日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/藤井 博志(ふじい ひろし)
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この度はクリスタルハート「ターキッシュエアライン利用・5つ星ナイル川クルーズ船で行く優雅に旅するエジプト10日間」(LE304RC)3月18日出発に6名様のお客様がご参加くださいました。 当ツアーにご参加くださいまして誠にありがとうございました。 エジプト旅行のベストシーズンは10月~3月までと一般的に言われる理由として、冬期は観光に適した気温である事と4月以降は砂嵐の発生が懸念されるからでありますが、今回の旅ではそれらの予兆が予感として感じる旅となりました。 ルクソールやアスワンなどの南部地方は気温30度を超え日差しが強く汗ばむ日がありましたし、また同じく南部地方や観光最終日のダハシュールあたりでも砂漠の砂が空に舞い上がる程の強い風の日もありました。 しかしながら今回の旅は少人数で和気あいあいとした雰囲気の中でとても楽しい10日間の旅となりました。 今回の旅をふり返ってみたいと思います。
1日目
3月18日/成田・晴れ/16 ℃
さあ本日から6名様のお客様と共にエジプト10日間の旅が始まります。 ターキッシュエアライン53便は成田空港を定刻の21時25分に出発してイスタンブールまで約11時間30分のフライトです。 乗り継ぎ地イスタンブールには現地時間3時30分に到着、ターキッシュエアラインの広々としたラウンジにて2時間ほど小休止をしたのち、ターキッシュエアライン690便は7時30分定刻発で目的地カイロに向けて飛び立ちました。 約2時間のフライトでいよいよ憬れていた悠久の歴史を物語るエジプトに到着です。 その昔、教科書などで見たツタンカーメンや神殿、そしてピラミッドの景色が実際の情景として映し出される現実感を胸に抱き、もうすぐカイロに到着です。
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アブシンベル神殿(行程4日目)のトリック写真
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アブシンベル神殿の本当の写真(左側2体目の像がありません)
2日目
3月19日/晴れ/10〜24 ℃
カイロには定刻より少々早い8時30分に到着いたしました。 首都カイロといえども砂漠地帯の朝は肌寒く気温は10度でした。 本日から9日間、現地日本語ガイドはMRモハセンです。日本語ガイド歴25年の大ベテランでエジプト考古学の第一人者でもある吉村作治先生とお仕事をしたこともある凄いガイドさんです。 そのモハセンさんと一緒に向かった最初の観光地がカイロ市内にあるエジプト考古学博物館です。 あの有名なツタンカーメンをはじめ、エジプト全土より収められた出土品や遺跡品が約20万点にものぼる、世界的に有名な博物館です。 長いフライトでカイロ到着早々お疲れのところ、皆さまガイドさんの説明を熱心に約2時間ずっと聞き入っておりました。 そして本日はナイル川沿いにあるコンラッドホテルに早々に入り、明日から始まるエジプト南部観光に備えて早めにお休みいただきました。
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エジプト考古学博物館
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エジプト考古学博物館内の遺跡品(レリーフ)
3日目
3月20日/晴れ/13〜26 ℃
行程3日目、本日はヌビア文化の地アスワンへ空路移動のため、昨日到着したカイロ国際空港に再び向かったのは早朝5時でありました。 ナイルエアー81便は遅延することなく7時ちょうどにカイロを飛び立ち、約1時間の飛行でアスワンに到着いたしました。 アスワンに到着後、本来5日目の行程でありますアスワンハイダムに立ち寄り、その後、一路延々に続くヌビア砂漠帯を280キロバスで移動すること3時間30分、アブシンベルに到着です。 アブシンベルにある2つのホテルのうち、今回の宿泊はデラックスホテル「セティホテル」にチェックイン。 その後、ナセル湖遊覧にて湖側からアブシンベル神殿を正面にご覧いただきました。 夕食後に再びアブシンベル神殿に向かい、アブシンベル神殿の歴史を現代の技術を駆使して演出する「音と光のショー」をお楽しみいただきました。 そして明日はアブシンベル神殿の朝日鑑賞です。
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ナセル湖クルーズから見るアブシンベル大神殿
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アブシンベル神殿の音と光のショー
4日目
3月21日/晴れ/13〜29 ℃
本日も昨日同様、早朝の出発となります。 朝5時過ぎにホテルを出発して、夜明け前の薄明かりの中、アブシンベル神殿で朝日を待ちます。 ナセル湖の向こう側から朝日が昇り始めたのは5時55分でした。オレンジ色に輝く朝日がアブシンベル神殿を徐々に照らしていくその様は歴史の深さと古代エジプト王の繁栄に合わせて光り輝いているようでした。 朝日鑑賞のあと、私たち一行は昨日走ってきた道を通り再びアスワンに戻り、オールドカタラクトホテルにチェックインいたしました。 オールドカタラクトホテルは世界の著名人が昔から利用するホテルでイギリス元首相チャーチルや同じくイギリス人の作家アガサクリスティーが宿泊したことでも知られている、エジプト最高級ホテルのひとつです。 幸運なことにチェックイン直後にホテル側のご厚意で、プライベートでチャーチルやアガサクリスティーが利用したスイートルームを見させてくださいました。
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アブシンベル神殿・ナセル湖から昇る朝日
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アブシンベル神殿の大神殿と小神殿
5日目
3月22日/晴れ/13〜31 ℃
本日はアスワン観光後に、いよいよナイル川クルーズ乗船となります。 アスワン観光ではアスワンハイダムの中洲(小島)にあるイシス神殿と硬い岩盤に残された切りかけのオベリスクを観光いたします。 イシス神殿はアブシンベル神殿同様、アスワンダムの建設により水位が上昇して神殿自体が水没してしまう危機にさらされてしまう恐れがあった遺跡であります。 これもまたユネスコや世界各国の援助により、水没しない安全な場所に移して、現在ではこうして観光客が気軽に訪れることができるようになった奇跡の神殿でもあります。 そしていよいよ5つ星クルーズ船「ソネスタ・スターゴッデス号」に乗船となりました。 現在ナイル川クルーズ船は約280隻あるといわれておりますが、5つ星の認定を受けている船はエジプト国内に数隻しかない船のひとつが今回乗船するこの「ソネスタ・スターゴッデス号」なのです。 これから始まるクルーズが楽しみです!
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イシス神殿
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アスワン・オールドカタラクトホテルのバルコニーより
6日目
3月23日/晴れ/14~34 ℃
早朝私たちが目が覚める少し前に、スターゴッデス号は静かにアスワンを出航し、ナイル川クルーズ最初の目的地コムオンボに向かいました。 コムオンボには朝8時30分に到着。ナイル川沿いにあるコムオンボ神殿には徒歩で観光いたします。 コムオンボ神殿は古代ローマが一時的に入植した時代に完成した神殿で、古代エジプト王朝(プトレマイオス朝)時代と古代ローマ王朝時代の文化が見事に融合した神殿で、出産シーンなどのレリーフが残っている非常に興味深い遺跡であります。 コムオンボを出航して本日2つ目の寄港地はエドフです。 エドフにはハヤブサ神を祀ったホルス神殿があります。 ホルス神殿までは馬車を使い神殿まで向かいます。 ホルス神殿は他の神殿よりレリーフ(彫刻)が非常に美しく残っており保存状態の良い神殿で有名であります。 その後、スターゴッデス号は20時にエドフを出航して最終目的地のルクソールに向かいました。
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コムオンボ神殿
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ホルス神殿のハヤブサ像
7日目
3月24日/晴れ/15〜28 ℃
昨日まで続いていました30度を超える気温はルクソールに到着してからは少し落ち着き、観光に適した気候で本日は観光ができそうです。 本日はエジプト南部観光のハイライトのひとつ古代都市テーベがあったルクソール観光です。 ルクソールはナイル川を境に古代エジプト王が眠る墓地がある西岸と神殿が建てられた東岸に分かれております。 午前中はまず西岸観光でツタンカーメンの墓がある王家の谷や約3000年以上も前の壁画とは思えないほど素晴らしく美しい保存状態で見るものすべてが驚嘆するネフェルタリ王妃の墓など見どころ満載であります。 続けて午後は神殿のある東岸観光で、エジプトで最大規模のカルナック神殿そして夜にはライトアップされ、幻想的に映るルクソール神殿と観光いたしました。 やはりルクソールは古代エジプト王朝時代の中心地であったことを実感させられる場所でありました。 明日は早いものでカイロに戻ります。
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カルナック神殿
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メムノンの巨像とヤシの木
8日目
3月25日/晴れ/11~21 ℃
3泊したナイル川クルーズも下船日となりました。 今回乗船したスターゴッデス号とお別れして、昨夜判明した本来の予約便がオーバーブッキングのために一便早いナイルエアー74便にてカイロに向けてルクソールを飛び立ったのは定刻9時20分でありました。 予定便が早くなったことでカイロの滞在も長くなり、本来行程外であるモハメドアリモスクとハンハリーリバザールに立ち寄りました。 その後、ランチをカイロ市内のレストランでお召し上がりいただき、食後はギザ市内に向かい最後の宿泊地「メナハウスホテル」に早めのチェックインといたしました。 メナハウスホテルの部屋からはギザの三大ピラミッドが展望できるお部屋をご用意しております。 今回の旅の最後のホテルにふさわしいロケーションで皆さま感激していただけました。 明日はいよいよピラミッド観光とスフィンクスとご対面になります。
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ハンハリーリバザールの道端に並んでいたエジプトパン
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メナハウスホテルの夜の中庭
9日目
3月26日/晴れ/13〜24 ℃
本当に早いもので本日は帰国日を迎えました。 しかしながら帰路便は夜出発ですので、本日はギザの三大ピラミッドとスフィンクスを観光して、更に午後からは砂漠地帯にあるサッカラとダハシュールのピラミッドも観光いたします。 まずギザのピラミッドではクフ王のピラミッド内に入場見学いたしました。内部は蒸し暑い中、皆さま頑張って入りました。お疲れさまでした。そして三大ピラミッドがすべて見渡せる展望ポイントにて素晴らしい景色をご堪能いただき、いよいよスフィンクスとご対面となりました。 スフィンクスでは一般入場口とは違い特別にスフィンクスを正面からご覧いただける入場口より入り観光いたします。 スフィンクスを正面からしかも間近に見るその姿は威風堂々として迫力満点でありました。 また午後から訪れたダハシュールの屈折ピラミッドや赤のピラミッド、サッカラの階段ピラミッドもエジプトの深い歴史を物語る建造物でありました。
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スフィンクス正面より
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ダハシュールの屈折ピラミッド
10日目
3月27日/成田・くもり/16 ℃
昨日はびっちりとピラミッドやスフィンクスなどを観光して満喫したのち、ターキッシュエアラインにてイスタンブール経由で帰国の途に就きました。 今回の旅ではクルーズ船内の朝食で特別に和食をご用意したり、アスワンのオールドカタラクトホテルではドレスコード(服装規制)のある1902レストランでのディナーなど食事面でも他社にないこだわりを持ったツアー内容でありました。 何より大きなトラブルもなく順調にすべての行程を終えることができたのは、今回ご参加くださいました6名様の皆さま全員のご協力があってこそと心より感謝いたしております。 本当にありがとうございました。 またいつかクリスタルハートのツアーでお会いできることを楽しみにしております。 ではまたいつかその日が来ることを信じて「ショッコラン」です‼(ありがとうです‼)笑
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メナハウスホテルの中庭から望むピラミッド
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スフィンクスとガイドのモハセンとお客様の後ろ姿(笑)

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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