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2019年3月11日出発<ターキッシュエアラインズ利用>5つ星ナイル川クルーズ船で行く 優雅に旅するエジプト10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2019年3月11日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/中島 暢子(なかしま のぶこ)
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7名様にご参加いただき、ゆったりとエジプトを満喫しました。今回はラッキーなことに、指定の船が、取れなかったということで、よりいっそう豪華な、ナイル川クルーズ船ソネスタセントジョージⅠに3泊乗船することができました。毎日、食事もおいしく、心配されていた、お腹を壊すこともなく過ごすことができたことが何よりでした。7名様(うち任命された会長様お二人)とガイドさんの愛ちゃんことアイマンさん、と私でわきあいあいの10日間でした。海外は、文化・生活習慣・自然なども日本とは異なりました。露店のお土産物屋さんは1ドル1ドルと声をかけて‌きながら、実際に目を留めると、1ドルではなく、店の人との交渉もたいへんでしたが、そんな文化も受け入れ、楽しんでくれたみな様に感謝いたします。
1日目
3月11日/晴れ/25 ℃
成田空港を21:25に出発し、トルコ航空TK53便にてイスタンブールで乗り継ぎました。イスタンブール空港では、ビジネスラウンジでゆったりお過ごしいただきました。トルコ航空TK690にてカイロへ到着したのは、12日の朝、8:40でした。日常から離れ、異国で過ごした日々は衝撃的なことも多かったかもしれませんね。エジプト・カイロの車道は、日本では考えられないほど自由...。そもそも、ルールを知らずに乗っている人が多いということでしたが。アンケート調査によると、ほとんどの人が、中央車線はただの道路のアートだと思っているのだとか...。そんなわけで、車線も薄くなっていたり、車はそれぞれ何車線にもなり、好きなところを走っていました。でも、ドライバーさんはとっても運転が上手でした。
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カイロ市内 車道
2日目
3月12日/晴れ/17〜25 ℃
カイロの空港から、さっそく考古学博物館へ。たっぷり2時間半も、博物館内を見学しました。古代エジプト第18王朝のファラオ、ツタンカーメンのお墓に入っていたものがこちらに展示されています。棺が入っていた厨子は4つもあり、いずれも細工が細かく、金箔がたくさん使われていました。椅子やベッド等も同じように細かな細工がされていました。いろいろなものが数多く展示されておりましたが、ツタンカーメンのマスクは何とも言えない美しいものでした。ツタンカーメンに関するもの以外にもいろいろとみていただきました。ミイラ室にも入り、3千年以上前のミイラとは信じられないほど、しっかりと毛髪や爪が残っていました。ナイル川沿いの'Le Pasha'レストランにてレンズマメのコロッケ、胡麻等3種のペースト、ミックスミートグリル、チョコレートムースのご昼食をとり、15時40分にはホテルへ入りゆっくりしていただきました。
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考古学博物館
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カイロ コンラッドホテル
3日目
3月13日/晴れ/30 ℃
カイロからアスワンへ。朝早かったですが、朝焼けがきれいでした。ナセル大統領時代の1960年~1970年、全国民のため高さ111m、長さ3800mという世界一のダムを建設しました。このダムのおかげで繰り返してきたナイル川の氾濫も治まり、耕作地も増えました。ナイル川の流れを変えるのに4年、ダムの建設に4年、発電所の建設に2年かかったそうです。建設に伴い、琵琶湖の8倍もある、ナセル湖が出来ました。アスワンからバスで3時間走り、アブシンベルのナセル湖畔に建つレイクリゾートホテル、セティにチェックインし、ホテルレストランでタジン料理のご昼食の後、ホテルの船着場から、ナセル湖クルーズをゆっくりと楽しみました。貸し切りの船の上から、アブシンベル神殿を心ゆくまでご覧いただきました。
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カイロ空港 朝日
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ナセル湖クルーズ
4日目
3月14日/晴れ/30 ℃
アブシンベル神殿は、3250年前に67年間エジプトを治めた、ラムセス2世が建てたもので、壁にはシリアのヒッタイトとの戦いの勝利の様子が彫られています。神殿の中、一番奥にはラムセス2世と、アーメン神、ホルス神、ブタハ神の像が置かれていて、年に2回ブタハ神の像以外に日の光が当たるようになっています。ブタハ神は闇の神なので、わざと日が当たらないようになっているんだとか。小神殿はラムセス2世が一番好きだった、奥さん、ネフェルタリのために建てた神殿です。朝早く、これらの神殿を観光しまhした。残念ながら、朝日に当たる、神殿のスケジュール姿は見られませんでしたが、ゆっくりと見学しました。本日はアスワンへ移動し、歴史ある、たくさんの著名人も宿泊した、オールドカタラクトホテル宿泊です。夕食はホテルでマグロやサーモンの前菜、ラムのステーキなどお召し上がりいただきました。
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アブシンベル神殿
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オールドカタラクトホテルディナー
5日目
3月15日/晴れ/30 ℃
古代エジプトの文明で、どのように硬い石を削り、1143トンもあるオベリスクを建てることができたのかが、伺える、切りかけのオベリスクを見学。建設方法には、たくさんの知恵が詰まっていて、当時はナイル川の洪水を利用して、川でオベリスクを、石切り場から運んだことや、たくさんの人々が根気よく、仕事をしたことも伺えました。アブシンベル神殿同様に、アスワンハイダム建設時、移設された、フィラエ島に建つイシス神殿まで船で行き、観光後、ナイル川クルーズ船ソネスタセントジョージⅠ乗船。本日から3泊します。午後は帆船、ファルーカに乗ってゆっくりと周りの景色を楽しみました。夕方は、女性の方は船内にて、ベリーダンスも踊りました。皆様とっても素敵に踊られていましたね!
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切りかけのオベリスク
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ファルーカに乗っているアイマンさん
6日目
3月16日/晴れ/26 ℃
右側半分はワニの神セベク神に捧げられ、左側半分は隼の神ホルス神に捧げられた、2神を祀るコムオンボ神殿を朝一番に見学。となりのワニのミイラ博物館も見学しました。日中の暑い時間は、ご昼食をはさみ、船上で、ゆっくりとお過ごしいただき、船内からヤシの木や緑の畑、ロバや牛などのどかな景色をお楽しみいただきました。午後は馬車にて、エドフのホルス神殿へ。かっこいい隼の神ホルス神の大きな像が迎えてくれ、回廊部分には、私が一番気に入っている、レリーフ、ホルス神の父であるオシリス神を殺た、カバで表されるセト神を、ホルス神が戦いでやっつける!という場面を描いたレリーフもご覧いただきました。夜はガラベーヤパーティ。アメリカ・ジョージア州から来たというツアー方々と国際交流、ならぬ、ゲームでの戦い(?) 日本人として負けるわけにはいかないと、皆様、張り切っていただき、連勝でした!!おつかれさまでした。
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船上でのひと時
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ガラベーヤパーティ
7日目
3月17日/晴れ/30 ℃
本日はとても忙しい一日でした。ハトシェプスト女王の葬祭殿は、3480年前、ハトシェプスト女王によって建てられたものですが、レリーフにとてもきれいに色が残っていました。牛で現わされる、愛と美の女神、ハトフル女神の像もたくさんありました。王家の谷は、歴代のファラオのお墓が集まっていて、どのファラオのお墓にも、また生き返ることが出来るよう、きれいに壁画に亡くなってからの導きが描かれているということでした。なんといっても、ツタンカーメンのお墓は圧巻で、最近修復が終わったばかりということで、ツタンカーメンのミイラもみることが出来ました。そして、このツアーは、特別に、ネフェルタリのお墓も入場できます。チケットの入手も難しいということでしたが、中は素晴らしかったようですね。午後はカルナック神殿と、ルクソール神殿観光。
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ハトシェプスト女王葬祭殿
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ネフェルタリの墓の前で
8日目
3月18日/晴れ/30 ℃
昨日の夕方のルクソール神殿のライトアップは、月の光もあり、幻想的的でしたね。「楽しかった、ありがとう」とアメリカ・ジョージア州からの女性グループとお別れし、クルーズ船を下船。ルクソールからカイロまで、飛行機で戻りました。カイロ市内のAbu El-Sidレストランにて、モロヘイヤスープとチキン、今まで何回か食べ、やみつきになった胡麻ペースト、お豆のコロッケ、デザートにライスプリンをお召し上がりいただきました。賑やかな、大きな市場、ハンハリーリバザール見学し、近くのカフェでミントティと水煙草(シーシャ)を みんなで試してみました。本日のホテルはギザにある、ピラミッドがみえる、メナハウスホテルに宿泊です。夕食は、ホテルにてエジプト音楽を聴きながら、たくさんの種類のバイキングのお食事を楽しみました。
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昨晩のルクソール神殿ライトアップ
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ハンハリーリバザールのカフェ
9日目
3月19日/晴れ/26 ℃
ホテルの朝食は、朝のさわやかな気候の中、庭に面した、ピラミッドのみえるレストランで、お取りいただきました。最終日、初めに3大ピラミッドの中でも一番大きなクフ王のピラミッド見学。皆様、玄室(王の間)まで入っていただきました。近くに行くと、ひとつひとつの石がとっても大きいことに驚きましたが、なんと、一つの石が平均2.5トンもあり、270万個もの石が使われているんだとか!!約4000人の作業員が建設に携わったといわれています。このコースは特別に、スフィンクスのそばで見学します。作られたのは、4500年頃と言われていますが、伝説では3400年前、トトメス4世が、夢の御告げどうり、砂を掘っていくと、大スフィンクスがすっぽりと出てきたと言われています。最近では風化もみられ今後今のようには見られなくなるかもしれないそうです。午後からは屈折ピラミッドや、赤のピラミッド、階段ピラミッド等を見学。
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ピラミッドを見ながらの朝食 ホテルにて
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クフ王のピラミッドとスフィンクス
10日目
3月20日/晴れ/22 ℃
9日目の夕方、子供たちがカーペット作りを学ぶ、カーペット学校にておトイレを借り休憩し、空港へ行きました。夜の21時25分発、トルコ航空TK-695便にてイスタンブール経由で、10日目の夜、日本時間19時40分に、無事、成田空港に到着。日差しの強い、明るいエジプトで、明るい皆様と過ごした10日間は、楽しく笑いの絶えない10日間でした。心配されていた治安も、訪れてみるととても安全で、いつも警察が旅行客を守るため、同行したり、管理してくれていました。素晴らしい古代エジプトの遺跡はどれもこれも目を見張るものばかりで、3800年前の壁画には今と変わらない医療器具や、当時使われていたとされる、カレンダー等、みられ、驚くばかりでしたね。流暢な日本語で案内してくれた、アイマンさんには本当にお世話になりました。皆様にとってこの旅行が楽しい思い出に残る10日間でありますように。
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ギザのラクダ
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屈折ピラミッドの前にて

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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