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2018年6月7日出発<ビジネスクラス利用>2連泊×3回でゆったり旅する中世の街並みと美しき調べポーランド9日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年6月7日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/平井 春介(ひらい しゅんすけ)
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今回ご縁がありまして、同行させていただきました、添乗員の平井 春介です。皆様のご希望に添えるかどうかは分かりかねますが、ポーランド旅行8日間を簡単にまとめてみました。とにかく無事に旅行が終える事が出来たのは、皆様と現地スタッフのご協力があってこそです。月日がたち、思い出した時に印象に残る旅を作って行きたいと毎回心がけています。毎日たくさん歩いたので、暑さも加わり大変だった事でしょう。そして毎日食べきれないポーランドの料理が出て来ましたね。
1日目
6月7日/くもり/18℃
いよいよポーランドの旅行が始まります。今回は12名様のグループです。素晴らしい思い出になると良いですね。予定していたフィンランド航空74便がヘルシンキから飛んで来れず、同日発の72便への振り替えとなりました。全員の方がビジネスクラスでしたが、寝心地や食事はいかがでしたでしょうか? 日本から一番近いヨーロッパとは言え約10時間の飛行時間掛かります。ヘルシンキには少し早めに着き、随分時間がありましたのでラウンジをご利用いただきました。ヘルシンキの空港は大変な賑わいを見せておりました。乗り継ぎ便に2時間乗りようやく最初の都市クラクフに到着となりました。出迎えの現地スタッフはMs.アンナで3日間担当です。1泊目 クラクフのダブルツリーヒルトン クラクフ ホテル&コンベンションセンター泊
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夕暮れのクラクフ空港に到着
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最初にお泊りのダブルツリーヒルトン
2日目
6月8日/晴れ/15~28℃
昨日は長い一日お疲れ様でした。2日目のスタートは朝9:30です。最初にクラクフの丘に建つヴァヴェル城へ行き城内を観光しました。課外授業の小中学生がとにかく多かったです。見て学ぶ授業で社会を早く体験するのも良いですね。旧市街では織物を販売していた織物会館とトランペットを吹く事で人々が注目する聖マリア教会、そしてフリータイム中には最近日本でも人気のボレスワヴィッツの陶器を買われた方も多かったです。この日の昼食はミシュラン入りのJaremaにてヌードル入りのスープ、ポークカツレツとポテト、アップルパイでした。午後はアウシュビッツ(ドイツ語)強制収容所とビルケナウ強制収容所の2か所をMr.中谷の案内で見学しました。現代では考えられない残酷な事実が戦争中はあった事を分かりやすく説明していました。夕食はホテル内にてミネストローネスープ、七面鳥のローストとマッシュポテト、レモンタルトでした。連泊
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ヨーロッパで一番広いクラクフの旧市街広場
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写真2の名称:「働けば楽になる。」と言いながらナチスは何て酷い事をしたのでしょう
3日目
6月9日/晴れ(夕方に一時雨)/17~30℃
この日は朝から暑かったですが、ヴィエリチカの岩塩抗は涼しい所です。豊富な岩塩で昔はいくら稼いだのか?、ポーランドは良い資源に恵まれたものです。後世に残す為に造られたかの様なトンネルや彫刻は素晴らしいの一言でした。あの色からは想像出来ないまろやかな塩はお土産にも沢山売られていました。昨日と今日で随分歩きましたが、この後はバスに乗り移動の時間です。ヨハネパウロ2世の生まれたヴァドヴィッツェにてグリークサラダ、白身魚とフライドポテト、クリームケーキ(クレムフカ)が好評でしたが、サラダが2回も出てしまい大変でした。日本のジャンプ選手も毎年練習に訪れるザコパネへと入りました。夕食はホテル敷地内のレストランにてマッシュルームと羊のスモークチーズの前菜とポークのステーキとニョッキ、フルーツゼリーでした。3泊目 ザコパネのレジデンス ナオサロイ ドヴォール泊
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ヴィエリチカ岩塩抗のハイライトはキンガ礼拝堂
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ザコパネの大きく綺麗なホテル
4日目
6月10日/晴れ(日中少し雨)/14~25℃
昨日は不安定な天気でしたが、朝から山の観光に相応しい好天気となりました。ザコパネで一番高いグバウフカ山(1136m)の展望台までケーブルカーで上がり広々とした景色をご覧いただきました。下山し露店の並ぶ通りで自由行動をし、エリアで一番古い木造教会とポーランドの著名な芸術家が多く眠る墓地を訪問し、目抜き通りのクルプフキ通りで自由行動をしました。残念ながら日曜日で開いている店は少なかったです。昼食は水車小屋を意味するKarczma Przy Mlynieにて名物の羊のチーズの燻製(ブルーベリージャム載付き)、牛肉を煮込んだハンガリーの牧童料理グヤーシュとポテトのパンケーキ、アイスクリームでした。午後は早めにホテルに戻り、まったりと休んでいただきました。夕食は前日と同じレストランでポテトのパンケーキ、ポークステーキ(羊のスモークチーズ載せ)、アップルパイとアイスクリームでした。
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グバウフカ山のカフェでドリンクタイム
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昼食レストランの粉ひき水車
5日目
6月11日/晴れ/15~31℃
最初にカルヴァリア・ゼブジドフスカというゴルゴダの丘をイメージして作られた巡礼地の大修道院へと向かいました。7歳になった節目に行われるコムニャで大勢の子供さんが白いドレスを着て神様に誓いをしていました。昼食は途中の街のZamkowy Mlynというホテルで、じゃがいものスープ、チキンのカツレツとマッシュポテト、チーズケーキでした。アメリカに渡った移民が世界に広めたデザートです。その後ヨーロッパでは最大にして最短の10か月で作りあげたシヴィド二ツァの平和教会でパイプオルガンのリサイタルでした。本日はヴロツワフの旧市街まで歩いて5分のホテルです。夕食はホテル内でクリームポテトスープ、タラのグリルとトウモロコシを粥状に煮たポレンタ、ホワイトチョコムースでした。夕食後は全員でスーパーへ食品を買いに行きました。5泊目 ヴロツワフのソフィテルホテル泊
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カルヴァリアの大修道院とヨハネ・パウロ2世像
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平和教会のすべて木で作られた主祭壇
6日目
6月12日/朝少し雨のち晴れ/13~23℃
まずは郊外に建つ百年記念会館の見学です。105年も前に造られたとは思えない現役の大ホールです。当時は世界最大のコンクリート建築物だったそうです。旧市街へと戻り塩の広場、刑務所カフェ、600年前から存在していた肉屋街跡のヤトキ通り、ヤシとマウゴシャ(ヘンゼルとグレーテルに例えた連結した建物)などを見学し、昼食となりました。旧市街中心のSukiennice7にてトマトスープ、ピエロギという焼き餃子、フルーツサラダでした。ヴロツワフの中央駅までトラムを体験し、高速鉄道に乗り3時間半でワルシャワに着きました。ホームで出迎えてくれたのは3日間同行のMs.ヨランタで先にヴロツワフを出たバスも間に合いました。夕食はホテル内にてライ麦を発酵させた物から作る酸っぱいジュレックスープ、魚のグリルとマッシュポテト、フルーツタルトでした。6泊目 ワルシャワのインターコンチネンタルホテル泊
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コルクも使っていた百年記念会館
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ピエロギ餃子を作りすぎないで下さいねーと言いたかったです(笑)
7日目
6月13日/晴れ/15~25℃
誰もが知るショパンの生まれたジェラゾヴァ・ヴォラを訪ねました。最初に洗礼を受けた聖ロフ教会の家にはコウノトリのゆりかごがありました。ショパン家はシンプルな造りでしたが、あの広い庭と柳の木はパリにいたら、さぞ懐かしかった事と思います。昼食はすぐ横のPrzepis Na Kompotにてフレッシュサラダ、ロールキャベツとボイルのポテト、シャーベットでした。ここはフルーツコンポートが自慢の店です。ワルシャワに戻り、柳の木の下のショパン像が建つワジェンキ公園、旧市街広場、バルバカン(馬蹄形の砦)と城壁を見ました。ノーベル賞を2度も受賞したキュリー夫人は城壁の外側に住んでいました。そしてショパンのピアノリサイタルを聴きショパンのお気に入りレストランHonoratkaで夕食となりました。マッシュルームスープ、チキンのカツレツ、マズルカケーキ(復活祭には必ず食べるケーキ)でした。全員で記念撮影。
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幸せを運ぶヨーロッパコウノトリ
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ショパンのお気に入りは鴨の料理だったそうです
8日目
6月14日/晴れ/14~24℃
本日は帰国する日となります。ワルシャワの案内をしてくれたMs.ヨランタや6日間運転してくれたMr.パウロとはお別れです。皆さんとにかく親切でした。来る時と違いヘルシンキでの待ち時間が少ないので遅れないか?心配されましたが、予定通りの離陸となりました。機上では暫くポーランドの森の上を飛んでいましたが、やがて大きな湖のようなバルト海に出て白樺の深い森と湖の点在するフィンランドへと戻って来ました。フィンランドはムーミンのイメージが強い国ですが、フィンランド人特有の丸顔はムーミン一家そのものに見えてしまいます。冬になると何もかもが白くなり人の動きもスローになりますが、今の時期は活気があります。ヨーロッパでもいち早く自動出国機を取り入れた空港なのでスムーズに乗り換え出来ました。
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ホテル前に建つスターリンの贈り物と言われる文化科学宮殿
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ワルシャワ 斬新なデザインのインターコンチネンタルホテル
9日目
6月15日/小雨/22℃
フィンランド航空は他の3か国の北欧の国と違い単独で運行しているのでフィンランド人のやさしさが出てる航空会社だと思います。他の乗り継ぎの飛行機を待った影響でヘルシンキを出るのが遅くはなりましたが、無事に成田には戻りました。さて今回のポーランドの旅行はいかがでしたでしょうか?幸いにも暑すぎず、寒すぎずで観光はしやすかったと思います。私は妻へのお土産として買った物がザコパネで見つけたミー(ムーミンに出て来る女性キャラクター)のティーシャツでした。喜ぶと思ったのですが、小さくて着れないと逆に怒られてしまいました。どうやらポーランド人の子供用だったみたいです。外国の買い物は色んなドラマがありますね。           最後にパスポートを無くされた方のその後が気になるのですが、皆様は無事で何よりでした。また違う空の下で楽しみましょう。ありがとうございました。
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たくさんの島が浮かぶバルト海の上空
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日本でも人気のマリメッコ柄の機体

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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