2019年2月1日出発<スカンジナビア航空利用>氷河の洞窟アイスケーブと氷河湖オーロラ観測 絶景の島アイスランド8日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年2月1日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/石原 啓江(いしはら ひろえ)
- 皆さま、こんにちは。 先日は阪急交通社クリスタルハート「氷河の洞窟アイスケーブと氷河湖オーロラ観測、絶景の島アイスランド8日間」にご参加いただきまして、まことにありがとうございました。参加者数10名。小さなグループでしたが、話題に事欠くことなく楽しい8日間を過ごさせていただきました。冬のアイスランドはお天気の不安定な国。自然相手なので仕方ないですが、日程変更にもご理解いただきありがとうございました。旅日記が完成しました。この旅日記でまたアイスランドの旅を思い出していただけると嬉しいです。
- 1日目
- 2月1日/晴れ/ー2 ℃
- いよいよ今日はツアー出発の日です。今回総勢10名様。皆様とご縁がありまして同行させていただきます、添乗員の石原啓江です。どうぞよろしくお願いします。 関東、関西、中部からのお客様にお集まりいただきました。 出発の成田空港は前夜の雪の影響で滑走路Aがクローズ。空港内大混乱! 私たちも搭乗はスムーズに行きましたが、機内で2時間半待機。 ようやくスカンジナビア航空でコペンハーゲンへ。 乗り継ぎもスムーズに行きアイスランド航空でケフラヴィークへ。 ホテル到着後、最初のオーロラハンティングへご案内。街の明かりがある中で、キレイなオーロラをご覧いただきました。 アイスランドは「氷と火の国」 海底火山がたまたま顔を出したと言う特異な成り立ちの島です。まだまだ誕生して1000万年強。人口37万人。 厳しい自然条件の中で、美しく豊かな国を作りました。 火山に覆われた世界最北の小国の自然と文化に触れていきましょう。
- 成田空港搭乗口
- オーロラ iPhoneで撮影
- 2日目
- 2月2日/晴れ/−1 ℃
- 今日は観光初日、世界で1番北に位置する首都レイキャヴィクの見学です。「煙の湾」の名前の通り初めてヴァイキングがこの湾で見たものは煙だったところから名付けられました。 海岸線に建つホフディハウスは米レーガンとソ連ゴルバチョフが会談した場所。世界を揺るがした歴史的な会談の行われた建物があまりにもさりげなく町外れにあるのが印象的でした。 街の中心では、市庁舎、チョルトニン湖、アルシング(国会議事堂)、ハトルグリムスキルキャ教会など見学。チョルトニン湖では氷の張った湖を歩きました。 お昼はアイスランドロブスターメニュー。ロブスターと言うより、手長海老かな?美味しくいただきました。 午後はヘリストヘイジ地熱発電所の見学。ここではとてもわかりやすいビデオを見たあと、日本企業のタービンを見学。 夕食の後はオーロラハンティング!昨夜に続きオーロラ出現。タイミングよく今夜もご覧いただけました。
- レイキャビク 海岸線
- チョルトニン湖 湖上にて
- 3日目
- 2月3日/曇りのち晴れのち大雪/−2 ℃
- レイキャビクの街を一歩出ると大自然の中に入ります。 今日はヘクラ火山をいろいろな角度から見ながらゴールデンサークルの見学です! アイスランドが世界に誇れるものと言えば、シンクヴェトリル国立公園にある「ギャウ」と呼ばれる大地の裂け目ではないでしょうか。 ユーラシアプレートと北アメリカプレートが生まれ東西に分離している場所です。毎年2センチほど幅を広げているのだとか。そしてこの大地の裂け目では、西暦930年、世界で初めての民主会議が行われたと言うのだから、驚きです。 湖畔レストランで名物のラム肉を召し上がっていただいた後、南海岸の見学。 急に天候が変わり午前中とは全く違う国に来てしまったようでした。スコゥガフォスやセリャランフォスの滝では大雪の中の見学。 レイニスファラは黒砂海岸。大きな波が色々な方角からやってきます。マグマが冷却固結する際、収縮して生まれる柱状節理の玄武岩が印象的でした。
- 大地の裂け目
- 黒砂海岸 柱状節理の玄武岩
- 4日目
- 2月4日/雪時々曇り/2 ℃
- 今日は世界第3の大きさを誇る氷河のヴァトナヨークトル国立公園観光へ。 東京都、神奈川県、埼玉県を合わせた面積を誇るこの氷河は上空からでも一度に見渡すことはできません。氷河の1番厚い部分で1000メートル、平均400メートルもあります。 私たちはアイストンネルへ。、氷河の国に来るとここ数年の地球温暖化の影響を強く感じます。アイスケーブも水没していました。今日は安全で私たちが見学できそうな場所を選び、アイストンネルへ案内してもらいました。そこは黒いトンネル。もちろん汚れているわけではありません。火山の溶岩が砂状になり、その黒砂が風に舞い上がり氷河に付着します。黒く染まった氷河の姿に驚く方も多いかもしれませんが、アイスランドならではの氷河なのです。 見学の後は明日の悪天候に備えて今日のうちにセルフォスへ移動。夜遅くのホテル到着でしたが、私たちを迎えるようにオーロラが出現しました。
- アイストンネルへ
- アイストンネル
- 5日目
- 2月5日/曇り、強風/−2 ℃
- 出発時も風は強く、心配しながらグトルフォス、黄金の滝へ。 川幅は70メートル。滝は二段に分かれ上から下までの落差32メートル。氷河からの豊富な水が生み出したダイナミックな滝は美しいのですが、強風で目が開けられない状態。それでも髪の毛を乱しながら写真撮影! グトルフォスから10分ほどしか離れていないストロックル間欠泉は先ほどよりは風も弱く一安心。マグマが呼吸するかのような間欠泉では5〜7分に1回水柱が吹き上がります。ゲイシールと呼ばれるアイスランドの言葉が世界共通で使われています。 見学の後はグリムスボルギールホテルへ。昼食をゆっくり済ませてからチェックイン。外は荒れた天気でしたが、ホテルでゆっくり過ごしていただきました。 ホットタブで身体をポカポカ温めた方もいらっしゃいました。
- グトルフォス
- ゲイシール 間欠泉
- 6日目
- 2月6日/曇り時々雪/−2 ℃
- グリムスボルギールホテルはコテージタイプのホテル。メインの建物にレストランがあります。朝はまだまだ風が強く、真っ暗な中朝食レストランへ。 10時ホテルを出発して首都レイキャビク へ。フリータイムはスーパーマーケットに行ってお土産探し。チョコレート、干し鱈、バターなど購入。 そのあとは、世界で1番美味しいホットドッグをいただきました。 それぞれのフリータイムを楽しんでいただいたあと、ツアー最後の観光はブルーラグーン。 発電のため使われた温泉の再利用で現在大人気の世界最大の露天風呂。50メートルプール4個分の大きさにたっぷりと白濁したお湯。硫黄泉で身体に良いミネラルが豊富です。シリカパックを顔に塗ってハイチーズ! 今日は空いていたのでゆっくり旅の疲れを落としていただけたのではないでしょうか。
- 強風の中の横切る乗馬クラブ
- ブルーラグーン
- 7日目
- 2月7日/曇り/−1 ℃
- 今日はとうとう帰国の日です。 空港に近いホテルにご宿泊頂いていたので、すぐに空港到着。朝早いご出発、ご協力ありがとうございました。 空港では機械でチェックインに無人カウンター。バタバタしましたが無事終了。 搭乗まで時間があるので、最後にお土産を買われた方もいらっしゃいました。 ケフラヴィークからアイスランド航空204便でコペンハーゲンへ。 少し乗り継ぎ時間があったので、フリータイム。 そしてスカンジナビア航空はほぼ定刻で無事に離陸。これから長い空の旅、ゆっくりお休みください。
- スカンジナビア航空
- 8日目
- 2月8日/曇り/8 ℃
- スカンジナビア航空は無事に成田空港に到着。 ターンテーブルでお別れのご挨拶をしてそれぞれ税関へ。皆様が帰られる後ろ姿を見て終わってしまっと実感。 初日からオーロラが見え、幸先良いスタート。首都レイキャビクの青空と雪山、地球の裂け目、南部地方の氷河の湖や氷のトンネル、ものすごい風の中の黄金の滝、そして旅の疲れを流したブルーラグーン、皆さんの心にアイスランドの大自然の景色が残っていると思います。 8日間はあっという間でした。 皆さま、これからも強運と共に安全で楽しい旅を続けて下さいね! いろいろと日程変更によるご理解、ありがとうございました!
- 市庁舎の凍った滝
- アイストンネル
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