ログイン
会員登録
メニュー

2018年8月17日出発 <日本航空往復直行便利用>3連泊+4連泊でゆったり旅するモスクワとサンクトペテルブルク9日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年8月17日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/木藤 久美子(きとう くみこ)
0.jpg
6名様と猛暑の日本を離れ、爽やかな夏が短いベストシーズンのロシアへ行って来ました。往復日本国空直行便を利用し、デラックスホテルにモスクワ3連泊、サンクト・ペテルブルク4連泊で豪華なホテルライフもゆったり、好立地のため散策に出かけたり、観光後に一休憩してから出かけなおしたりできたのも便利でした。観光も充実した内容で入場観光が多く、人数規制と予約困難で通常ツアーでは見学することが少ない「この旅の決め手!」ポイントがたくさん♪モスクワ川クルーズ、サプサン号1等車の贅沢で席数わずかの特急列車の旅も実現しました。少人数で常に一緒に和気あいあいと尽きることのない笑顔と話題で楽しく過ごさせていただいた9日間でした。
1日目
8月17日/晴/21℃
混雑した成田空港での手続きが完了しビジネスクラスラウンジでひと休憩後、安心快適の日本航空直行便で旅立ちました。ヨーロッパ最大都市の首都モスクワへ約10時間。海を挟んで隣国なのでずっとロシアの上空を飛んでいたわけで、さすが日本の45倍ある森の国ロシアです。入国審査では、出国書類も全て作成してくれました。時間がかかりますが早々並んでいち早く通過。モスクワ滞在4日間お世話になるロシア人女性の日本語ガイドさんと3連泊のインターコンチネンタルホテルへ。赤の広場、クレムリンまで直接つながるメインストリートのトヴェルスカヤ通りにあるデラックスホテルで、日本語放送テレビ、バスタブとシャワーブース、水も毎日ボトルが用意された行き届いたサービスです。カフェ、レストランなども周辺に多く、早速お隣のスーパーへ。ロシア料理のお惣菜の種類が豊富で、焼き立てパン屋もあり、目移りしながらルーブルで初めてのお買い物です。
11.jpg
モスクワインターコンチネンタル
12.jpg
エカテリーナ宮殿(6日目に観光)
2日目
8月18日/晴/12〜24℃
朝食はビュッフェの他にメニューのオーダーも可能でスーパークリングワインもあり、なんて優雅な朝でしょう。本日は、中世都市が残る黄金の環へ足を延ばします。トロイッツェ・セルギエフ(聖セルギエフ三位一体)大修道院は、ロシア正教の聖地。アミューズメントパークのようにカラフルで可愛い教会がたくさん!3つ入場しました。天井、柱まで全面覆われフレスコ画、菩提樹の彫りに金メッキの至聖所を区切るイコノスタス、まるで宮殿のような造りもありました。玉ねぎ屋根は炎を表し、蜂蜜のロウソクを灯して立ってお祈りし、楽器を使わず美しい聖歌が響く正教の祈りでした。宇宙飛行士記念博物館は、1961年宇宙に初めて出た資料、宇宙服、ロケット、お供犬の剥製、宇宙食、食糧保存法や生活までわかり易く再現されてとても興味深い所でした。ロシア名物ボルシチの宇宙食チューブがお土産に人気でした。
21.jpg
トロイツェ・セルギエフ大修道院
22.jpg
宇宙飛行士記念博物館
3日目
8月19日/晴一時小雨/16〜26℃
中世からロシアの政治権力と宗教の中心、元老院(大統領府)、ロシア正教の総本山がある城壁に囲まれたクレムリン(=要塞)をトロイツカヤ塔から入場観光。クリスタルハートは素通りしません!世界最大の宝石庫ダイヤモンド庫も入場。エカテリーナ2世へに献上された199.60カラットのオルロフダイヤ、5千個のダイヤモンドと75個の真珠の絢爛豪華なエカテリーナ2世の王冠など、全3千カラットあるとか?無造作に積まれた10カラットのダイヤの原石などもはや氷砂糖にさえ見えてきました。武器庫には、16世紀からの馬車、武具、王冠、金銀・宝石の玉座、聖職者マント、外国からの贈り物と戦利品、戴冠式ドレスとピョートル大帝の衣装が見事でした。敷地にあった未完成の世界最大の鐘200トンのように、体が重い。お宝見学で興奮したのでしょう。実業家が収集したパリ印象派のプーシキン美術館、ライトアップしクルーズもお楽しみいただきました。
31.jpg
クレムリン内教会群
32.jpg
モスクワ川クルーズ
4日目
8月20日/晴雨/17〜25℃
眺めの良い雀が丘にあるスターリン・クラシック様式の荘厳なモスクワ大学は東大よりかなりの難関高レベルでコネ禁止実力主義なんだとか。誇り高い風格でした。ノヴォデヴィッチ女子修道院は、男性が離婚したい妻を入れたってなんて酷い話でしょう。赤くない!と言われた赤の広場(赤とはスラブ語で美しい)は軍事パレード祭の準備中で、遠目に1924年没花崗岩製レーニン廟をご覧いただきました。1893年開業のグム百貨店には年々値上がり率が高く数万円もするチョウザメのキャビアに興ざめ。私にはトビウオやシシャモのとびっこで十分ですが(笑)ボリジョイ劇場、まるでお菓子の家のような聖ワシリー寺院をご覧いただいて、今日は国内線で北のベニスと呼ばれる第2都市サンクト・ペテルブルクへ向かいます。 日本語ガイドを目指して熱心に勉強中のバレリーナのような女性アシスタントが5日間お世話をしてくれます。自由夕食はラーメン屋やるめんへ。
41.jpg
赤の広場から見たクレムリン城壁・城門
42.jpg
聖ワシリー寺院
5日目
8月21日/雨曇晴/9〜17℃
ホテルは想像以上に豪華。歴史に出る著名人、大統領、首相など政治家の名前がズラリ。お部屋はデラックスルームからアンバサダースイートルームにアップグレードされていました♪4連泊もリッチ気分♪100m超え丸ドームのイサク聖堂が前にありました。一般入場に先立って大混雑を避けた朝一の団体入場で、冬の宮殿をエカテリーナ2世が増築したヨーロッパ美術のエルミタージュ=隠れ家、離れ家)美術館本館へ。喰わず寝ず見学でも3年かかとか。ここでも見逃しません!完全予約で15分おき15人のみ入場のゴールドルーム。15万トンもの貴金属があり厳しい管理です。午後は最も美しい街と言われる市内観光。皇帝アレクサンドル2世が暗殺された場所に息子が父の死を惜しんで建てた血の上の救世主教会、元元老院広場で現デカブリスト反乱広場にあるピョートル大帝像の青銅の騎士を見学し、夜はエルミタージュ劇場でバレエ「白鳥の湖」を鑑賞しました。
51.jpg
エルミタージュ劇場でバレエ「白鳥の湖」鑑賞
52.jpg
血の上の教会内部
6日目
8月22日/晴/12〜18℃
水中翼船にてネヴァ川からフィンランド湾に面したピョートル大帝夏の離宮と庭園へ。大噴水と音楽のショー見学後、ここでも特別入場!グロットは大滝の下の人工洞窟で、上のテラスから海の方に向かっていく階段状の噴水が運河に通じる仕掛けが見れ、果物を取ろうとすると噴水が出たり、洞窟を出ようとすると滝が現れるトリックがありました。 午後は、ロシア・バロック王式の贅を尽くした夏の離宮エカテリーナ宮殿へ。白大理石の階段に有田焼を展示した玄関、デルフト焼き暖炉、寄木細工の床や家具、天井画、孔雀石の装飾品、ロココ調琥珀パネルで壁が覆われた琥珀の間と360度見まわして空きっぱなしの口は乾き、首が痛くなり、脚には何やら建物を保護する靴カバーを履いて何だか掃除をさせられてる感ありでした。目の保養もこれだけ毎日続くと現実を見失いそうです。
61.jpg
エカテリーナ宮殿に伊万里焼
62.jpg
ピョートル大帝夏の離宮
7日目
8月23日/曇晴/13〜23℃
当コースは、2年前にオープンしたエルミタージュ美術館別館も見学します。元大蔵省、外務省だった建物で、派手さはありませんが19,20世紀のフランス印象派の展示が主体でした。イタリア、フランスをはじめヨーロッパ絵画はこれまで覚えきれない程見学したので、午後はロシア絵画、宗教画、正教で信仰の対象になる板に描かれた聖像イコンが多いロシア美術館へ。プーシキン像がある芸術広場、メインストリートのネフツキー大通りの写真を撮ってお買い物。と言っても、美術館めぐりはたくさん歩くので皆様もうヘロヘロです。ホテルで小休憩に。最後の夕食は、ストロガノフ宮殿内にあるロシアンエンパイアレストランにて、元祖ビーフストロガノフのコースをお召し上がりいただきました。貸切部屋だったため、貸衣装で盛り上がり優雅かつ楽しい夜でした。
71.jpg
ストロガノフ宮殿内ロシアンエンパイアレストランで最後の晩餐会
72.jpg
ロシア美術館
8日目
8月24日/晴/15〜26℃
エレガントな朝食ルームには美味しそうなビュッフェがズラリと並んでいるのに、案内人が沢山あるメニューの中から作りたてのオーダーを聞いてくれる4回目の朝。私はふわっふわのフレンチトーストとグラスのカフェラテがお気に入りでしたがまだ食べてみたいものが沢山ありました。金の尖塔の旧海軍省、イサク聖堂が見えるホテル前の景色ともお別れです。ヒトラーがレニングラード占領記念のパーティーを企画していた1912年創業のアストリアホテル泊は大好評でした。2012年12月開通の超特急列車サプサン(はやぶさ)号一等車でモスクワまで650㌔3時間40分の移動です。最高時速260キロも出ていました。革張りの広いリクライニングシート、飛行機のビジネスクラス同様のアメニティーとチャンネル数多いタッチパネル映像、アルコール、おつまみ、3種類から選ぶ食事もありました。モスクワの空港から空路日本帰国の途へ。
81.jpg
82.jpg
サンクト・ペテルブルクのホテル前で撮った聖イサク寺院
9日目
8月25日/晴/34℃
毎日豪華な朝食、ビーツスープ「ボルシチ」、サイコロ状じゃがいも野菜サラダ「オリヴィエ」、具入りパン「ピロシキ」、白身魚スープ「ウハー」、水餃子「ペリメニ」、鶏肉「キエフ風カツレツ」、肉じゃが壺焼き「ジャルコーエ」などの名物、ウオッカ、ライ麦ジュース、コケモモジュース、毎食時とホテルにも500mlボトル水付きサービス満点でお腹も膨れ上がりました。バスルームの体重計だけは余計なサービスでしたね。お土産は卵型の置物、マトリョーシカ、ワールドカップ製品、100以上の多民族国家を指揮するプーチン大統領グッズなどがありました。外資の会社、外食、アパレル産業がアツく、ユニクロも進出していました。さて次は、全長9,297kmの世界一長いシベリア鉄道の旅はいかがでしょう?また世界のどこかでご一緒させていただける日を楽しみにお待ちしております。たくさんのご協力を頂き、楽しい思い出をありがとうございました。
91.jpg
エルミタージュ美術館のライトアップ

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

YouTube facebook instagram

ありふれたツアーでは物足りない。思い出に残る旅がしたい。クリスタルハート海外旅行は、そんなお客様の声にお応えいたします。イタリアやスペインなどヨーロッパから、アジア、南米まで豊富なツアーをご用意しております。