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2018年9月7日出発 <日本航空往復直行便利用>3連泊+4連泊でゆったり旅するモスクワとサンクトペテルブルク9日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年9月7日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/中島 暢子(なかじま のぶこ)
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ロシアのツアーで最も人気のある観光地は、1754年女帝エリザベータの冬の宮殿として建設が開始され、ロマノフ王朝最も輝かしい時代、エカチェリーナ2世の時代に完成したエカチェリーナ美術館ではないでしょうか?エカチェリーナ2世は夫ピョートル3世をクーデターによって廃し、ピョートル1世大帝が作り上げたロシアを継承し領土を拡張させました。旧ソ連のヨーロッパ部分の西部、南部の国境はほぼ彼女の時代のものです。  今回ご覧いただいた、モスクワのクレムリン内の武器庫、ダイアモンド館、エルミタージュ美術館内のゴールドルーム、エカテリーナ宮殿の琥珀の間などロシアの遺産はどれも素晴らしかったですね。 ロマノフ王朝が革命で倒れ、それからも様々な時代を経験し、人々の生活もそのたびごとに変化し、対応していかなければならなかったのはたいへんなことだったと思います。 しかし、ロシアの人々はとても親切でフレンドリーでした
1日目
9月7日/晴れ/26℃
成田空港から日本航空直行便にてモスクワへ。 モスクワ空港ドモジェドボ空港に到着すると、入国審査にとても時間がかかりました。入国審査場の前で、何やら係員の女性に、ドスのきいた大きな声で「グループは、ちょっと待っていなさい」というようなことを、無表情で言われ、びっくりしてしまいましたね。しかし、その入国係員は、私たちのために、空いているレーンを探してくれていたようでした。そのロシア人の係員の女性、とてもきれいな女性でしたが、ちょっと怖かったですが、本当は優しい親切な方だったのかな? 空港にはこれからお世話になる、モスクワのガイド Mrイヴァンさんが迎えに来てくれていました。 本日からインターコンチネンタルモスクワホテルに3連泊です。 ホテルチェックインの後は、さっそくホテル隣にある地元のスーパーを見学。お惣菜や、いろんな具の入ったパンなど試してみました。
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インターコンチネンタルモスクワホテルロビー
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ホテルの前の大道り
2日目
9月8日/晴れ/26℃
観光1日目はモスクワから85キロ離れたセルギエフ・ポサードにあるトロイツエ・セルギエフ大修道院へ。今でも300人の修道士がいる、ロシアでも最大の修道院です。 トロイツェとは、三位一体の意味でセルギエフとは、元々貴族でしたが、1327年貴族の生活を捨て神の道に入り、この大修道院を設立した人の名前です。 ロシア正教についてのお話をガイドのイヴァンさんが詳しくしてくれました。  午後は、モスクワに戻り、宇宙飛行士記念博物館へ。初めて宇宙へ飛び立った宇宙船の模型や、宇宙船の歴史を詳しくご覧いただきました。 一旦ホテルへ戻り、少し休憩していただいた後に、夕食レストランへ。ポテトサラダ、サーモングリルとマッシュポテト、デザートにハニーケーキをお召し上がりいただきました。
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セルギエフポサーダ修道院内 セルギエフの絵画
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月面着陸した宇宙船
3日目
9月9日/晴れ/26℃
朝一番に旧ロシア帝国の宮殿クレムリンへ。9:30のオープンと同時に入場し、武器庫を見学しました。武器庫と言っても武器だけでなく、王室で使用していた他国から送られた、食器類、送られた皇帝、王妃の衣装類、家具や馬車など国宝の一級品がこれでもかというくらい並び、極めつけは、ダイヤモンド館でした。もうここまで来たら、ガラスなのかダイアモンドなのか...というくらいたくさんのダイアがきらきらキラキラ...(いえいえ、本物のダイアだそうです)こんなにあるなら、小さいのでいいからもらいたいって思ってしまいました。  博物館は疲れるのでご昼食の後は、一旦ホテルへ戻り、休憩。 午後は、プーシキン美術館にて主に印象派の絵画をご覧いただき、夕食の後はモスクワ川クルーズへ。 夕暮れから、夜景まで素晴らしいモスクワの景色を堪能しました。
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クレムリン入場門
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モスクワ川クルーズからの夜景
4日目
9月10日/くもり/23℃
赤の広場、グム百貨店内へ。超高級品が店舗に揃ってましたが、ガイドのイヴァンさんが仰ったとおり、アイスクリームを買う人以外誰も店舗に入るお客はいませんでした。(値段がどこよりも高いのだとか...)しかし、ここのデパートはみただけでとにかく高級感にあふれており各店舗には有名ブランド店が軒並み店を出していました。ここに出店している店舗はここに出店するだけで、ステータスなのだとか。グム百貨店のお客の入らない店舗を見学した後は、ノボデヴィッチ修道院へ。 離婚が許されないロシア正教では離婚をしたいときに奥さんを修道院送りにするこもあったとか... 本日は飛行機S7-0043便にてサンクトペテルブルクへ移動です。
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グム百貨店にて
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ノヴォデヴィッチ修道院
5日目
9月11日/くもり/20℃
デカブリスト広場の公園を散策しました。今はお花が見ごろの季節で、お花でいろいろな飾りがされていました。モスクワでの一番の写真スポット青銅の騎士像もここにあります。ピョートル大帝の騎士像でピョートル1世はロシア史上最も人気のある皇帝でした。スウェーデンとの戦いでバルト海への出口を開き、1703年、サンクトぺテルブルクに都を移しました。 とてもロシアを他のヨーロッパと同じような経済、社会にするために、改革し、西欧化、近代化を図った王でした。  そしてエルミタージュ美術館本館を見学。特にゴールドルームは紀元前4世紀にスキタイ人のお墓から出てきた金細工や紀元前7世紀のギリシャ人のお墓から出てきた金細工など現代でもまれにみる、素晴らしく素敵な金細工でした。  午後は血の上の教会と聖イサク寺院を見学後、ホテルへ戻り休憩し、夕食の後はオーロラ劇場にてバレエ、白鳥の湖を鑑賞しました。
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青銅の騎士像前にて
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エルミタージュ美術館本館
6日目
9月12日/くもり時々雨/17℃
ピョートル大帝夏の宮殿の庭園観光。音楽が始まると同時に大噴水が吹き上がるショーもみられ、また、噴水の仕掛けがわかる人口の洞窟グロットにも入場しました。 細い水道管に入れる子供が当時、水道管の掃除をするために選ばれて高いお給料をもらえたというお話など聞きながら、お客様をお迎えするために作られた、涼しげな洞窟のお部屋へ入ると...遊び心満載の仕掛けがたくさんあり、楽しかったですね。 風が強く、噴水の水が風で煽られて私たちに降ってきてしまいびちょびちょに濡れてしまいました。  午後は外観が水色と白色で美しく飾られたエカテリーナ宮殿入場観光しました。有名な琥珀の間は素晴らしいものでした。  カモのグリルの夕食を済ませ、本日は少し早くホテルに戻れましたので、皆様が企画してくださり、ホテルの近くの地元のBARへ。店員さんがとてもフレンドリーで楽しい会でした。
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ピョートル大帝夏の宮殿
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ピョートル大帝夏の宮殿
7日目
9月13日/雨のちくもり/17℃
エルミタージュ美術館別館観光。エルミタージュ本館の宮殿広場を挟んで向かいにある、きれいな旧参謀本部ビルの建物内で、主に印象派の画家の作品をご覧いただきました。 本日は雨でしたが不思議と、私たちがバスから降りると雨が止み、建物に入ると突然大雨になり皆様が晴れ女、晴れ男だということがわかりました(*^^)v ご昼食はソーセージやオリーブなどが入った暖かいスープにポークの串焼き、アイスクリームをお召し上がりいただき、午後は、ロシア美術館で主に宗教画を見学。1日2つの美術館は疲れましたね。一旦ホテルで休憩していただき、ロシアンエンパイアという宮廷レストランにてご夕食です。メニューはサーモンとチーズのミルフィーユに、エビのサラダ、途中シャーベットが出て、メインはビーフでデザートはパンナコッタをお召し上がりいただき、最後のご夕食をゆっくりと楽しみました。 夜はご希望の方と2次会も楽しみました。
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エルミタージュ美術館 別館
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ご夕食 ロシアンエンパイアの宮殿レストランにて
8日目
9月14日/くもり/17℃
帰国日。最後のアストリアホテルでのご朝食をお召し上がりいただき、チェックアウト。このサンクトペテルブルクで4泊したアストリアホテルはお部屋も広く、サービスも最高でした。 ホテルから20分でモスクワ駅到着。ここからロシアの新幹線、サプサン号一等車に乗り、モスクワへ移動です。  列車は2009年に開通したもので、モスクワまで635,64キロの距離ですが、約4時間で移動できます。最高時速は220キロ以上出ていました。  私たちは1等車のお座席で、ワインやビール等のお飲み物とチーズやナッツのおつまみ、軽食を食べながら、外の景色も楽しみました。ずっと続く緑の景色を見ながら改めて広いロシアを感じましたね。
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ロシアの新幹線 サプサン号
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サプサン号速度
9日目
9月15日/東京 くもり/22℃
「思った以上にロシアは良かった」と最後に皆様から、ロシアの印象をお聞きすることができ何よりうれしいお言葉でした。 ロシアは世界で一番大きな面積を持った国で、なんと日本の45倍もありました。連邦共和制の国で、83の共和国や州からなり、人口は約1億4千3百万人ですが、ロシア人以外にも180を超える民族からなっています。 天候に恵まれ、濡れたのはピョートル大帝夏の宮殿での噴水の水が風で煽られ、みなさんの上に噴水の水が降ってきた時だけでした。アジアでも、ヨーロッパでもないちょうど中間にある国、ロシアを今回は11名様の素敵なお客様とご一緒することができ、何事もなくわきあいあい楽しい9日間でした。改めて9日間、多大なご協力に感謝いたします。
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モスクワ川クルーズ船内にて
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地元のバーにて

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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