2018年4月25日出発まだ見ぬ絶景に出会うスペイン探訪10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
LE102 2018年4月25日出発 出発まだ見ぬ絶景に出会うスペイン探訪10日間
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/高久 礼子(たかく れいこ)
- この度は、日本全国から15名様にお集まり頂き誠にありがとうございます。「まだ見ぬ絶景に出会うスペイン探訪」と言う事で、スペインに行かれた方にとっても、どんな風景なのかと、興味を持たれての参加という方もおられました。 かつて諸王国に分かれていたスペインは、今でも地方毎に文化の違いがあり、またアンダルシア地方などは、イスラム教徒が征服していた時代の影響が今でも色濃く残り、芸術的な装飾を伴う建造物などが素晴らしい保存状態でご覧頂く事が出来ます。今回はイギリス領ジブラルタルへも足を運びますし、たくさんの観光名所は世界遺産でもあります。 この旅日記を読んで頂き、旅を思いかえして頂ければ幸いです。 ご案内致しますのは高久礼子です。 よろしくお願い致します。
- 1日目
- 4月25日/快晴/24〜34℃
- 羽田空港からルフトハンザドイツ航空711便でフランクフルト。フランクフルトからマドリッドまで、ルフトハンザドイツ航空1120便を使って移動しました。マドリッド到着は夜の11時45分。昼過ぎに日本を出発したので仕方がありませんがやはりスペインは遠く、時間がかかります。定刻に着いたのはラッキーでした。スペイン広場に近く、ショッピングセンターと隣接するマリオットコンフォートに2泊します。部屋に入られてお休みになられた頃は恐らく2時を回った方も多かった事でしょう。特に地方空港を利用されてお越しいただいた方にとっては、長い1日になった事かと思います。明日から観光が始まりますのでどうぞよろしくお願い致します。
- 出発~
- 夜のマドリッド
- 2日目
- 4月26日/快晴/15〜29℃
- 今朝はゆっくり9:30の出発。 午前中はマドリッド市内観光。主に町の雰囲気と芸術に触れます。レイナソフィア美術館は、ピカソの絵画ゲルニカが収められている事で有名です。描かれた1937年頃のスペインは左派と右派の対立が激化していた時代。スペイン内戦は、絵画が誕生する大きな歴史的背景となりました。「プラド美術館」は代々の王室コレクションが時代毎に収められ、ゴヤやベラスケスといった王室絵師の絵画などをポイントを抑えご覧いただきました。 午後からは世界遺産に登録されているセゴビアへ。壮大な水道橋をはじめアルカサル、18世紀に完成されたスペインでは最も新しいカテドラルなどが見事に調和した美しい街並みの建造物が集まる旧市街を徒歩にてご散策いただきました。強い日差しがスペインに来たことを実感させてくれました。 食事もスペインの名物料理、パエリヤやタパスなどお召し上がりいただきました。
- 15人分のパエリヤ
- セゴビア水道橋からの眺め
- 3日目
- 4月27日/晴れ/23〜27℃
- トレドはマドリードから約73km南に位置しています。「もし、スペインに1日しかいないなら、迷わずにトレドに行け」という言葉があるほど多くの人を虜にしている街。西ゴート王国の首都であり、イスラムの文化が伝統工芸品として随所に残るスペインの古都。画家のエル・グレコも絶賛の街並は、丘に沿って細い路地が延び、何処を撮っても絵になる大変美しい旧市街は、もちろん世界遺産です。今夜はアルカサルの正面にあるクラシックホテル、アルフォンソ セクストに宿泊。早めにチェックインをし、午後は思い思いに町歩きをお楽しみいただきました。夕飯はホテルから徒歩圏内にある「LA CAVE」というレストランで、名物の超肉厚なビーフバーガーを紹介させていただきました。ビールと合わせても€15程とお手頃価格。帰り道、隙間から夕焼けに染まる大聖堂の鐘楼が印象的でした。
- トレド遠方から
- 綺麗な夕焼け
- 4日目
- 4月28日/晴れ/8〜20℃
- スペインの新幹線AVEに乗りコルドバへ。列車ならたったの1時間45分と楽々です。 コルドバのメスキータは元はモスク。アーチ状の椰子の木を思わせる天井や、壁の幾何学模様を壊すわけにはいかない、と言った考えでそのままキリスト教の教会に変わった、という個性的な建物です。 セビリアはフラメンコや闘牛が有名で、オペラ「セビリアの理髪師」や「カルメン」の舞台となった街です。世界で三番目に大きい大聖堂、アルハンブラ宮殿を思わせるイスラム建築のアルカサルといった魅力的な世界遺産があります。夜はタブラオで本場の迫力のあるフラメンコをご覧頂きましたが写真は残念ながら無し。 この時期にしてはびっくりする程肌寒く、バスを待つ時間で風邪を引きそうでした。
- 花の小径からのメスキータ
- セビリアのスペイン広場
- 5日目
- 4月29日/曇り/9〜19℃
- ジブラルタルはスペイン領土にあるイギリスの海峡領土。アフリカ大陸と狭い海峡で向かい合っています。移動中は天気がイマイチでしたが到着の頃は強い風が吹き、ケーブルカーで山頂に着く頃は、遠く14km先のモロッコがクッキリ見えて感動でした。運転手のジョンさんはサービス精神旺盛で時間いっぱいまで使って写真ストップしてくれました。 食後はロンダへ。道中はオリーブ畑の丘陵地。ここも観光名所はたくさんありますが中でも度肝を抜くのがヌエボ橋。ホテルがスペイン最大の闘牛場の向かいにあるマエストランツァだった事もあり、チェックインのあとは歩いて旧市街を散策しました。アンダルシア地方はムデハル様式が至る所に残り、その雰囲気を感じられる素敵な街。夕食はお客様をお誘いしてホテル近くのレストラン「PEDRO ROMERO」で名物の牛テイルの煮込みをお召し上がり頂きました。牛の街なんでしょうね。
- ジブラルタルのシンボル ザ・ロック
- ロンダのヌエボ橋
- 6日目
- 4月30日/晴れ/10〜20℃
- ミハスの家々は全て白い壁で塗り固められているのが特徴で、強い陽射しを反射させ、家に熱がこもらないようにするもの。カラフルな雑貨を並べた可愛らしい土産物屋さんの物色は、時間がいくらあっても足りませんね。 午後は古都グラナダへ。イスラム建築の最高傑作と言われるアルハンブラ宮殿が建設されたのは13世紀の事。広大な敷地内はエキゾティックな庭園と、高度なアラブ建築の技術が集約された宮殿。内部はどの部屋の壁や天井にもアラベスクと呼ばれる幾何学模様の装飾が施され、技巧の精密さに圧倒されます。 今夜のホテル、パラドール・デ・グラナダは15世紀に建てられたフランシスコ会の修道院。現在、スペイン政府が経営する国民宿舎という名の高級ホテルとなっています。 アルハンブラ宮殿の敷地内で朝も夜も過ごせるなんて考えただけでも素敵です。名曲『アルハンブラの思い出』の旋律がそれこそ頭の中でリフレインします。
- イスラム風の窓から見たアルバイシン
- アルハンブラ宮殿
- 7日目
- 5月1日/くもり/6〜15℃
- 飛行機の時間があるのでパラドールは早めに出発。ブエリンク航空2011便で1時間少々の空の旅。あっという間にスペイン旅行最後のバルセロナに到着です。 バルセロナには建築家ガウディがデザインした建築物が沢山あります。石と鉄で曲線を描く外観がひと際目を引くカサ・ミラ。100年の建物なのに、地下駐車場やエレベーターが完備と先見の明があったのでしょう。 ガウディのパトロンであったグエルが、都市開発プロジェクトで住宅街として建設されたものの、結局売れず公園として市民に開放されることになったグエル公園。トカゲの像以外にも公園内には様々なガウディらしい曲線を意識した建築物が沢山ありました。 ホテルは「グラン ホテル ハバナ」に2泊。 夕食はEL GLOPというバルでチョイスメニューでしたが、物凄い勢いで料理が出てくるのでびっくりしましたが、なかなか美味しかったですよね。
- カサミラ
- グエル公園の人気者 トカゲ君
- 8日目
- 5月2日/晴れ/13〜23℃
- カタルーニャ音楽堂は、モンタールが設計した最高傑作と言われています。彼はバルセロナ建築学校の教授であり、ガウディに教えたこともある人物です。内部はコンサートに来るかガイドツアーに申込むか以外見学方法はなく、今回は英語のガイドツアーに混ざって見学です。荘厳な装飾の中にバルセロナらしいカラフルなモザイクアート、ステージを取り囲む彫刻などなど。どれもこれも見事で納得の世界遺産でした。 そして、ガウディの建造物の中で最も有名な物が、このサグラダ・ファミリアではないでしょうか。現在も建設中であり未完成の世界遺産として知られています。1886年に建設が始まり、一応、2026年に完成すると言われています。何度訪れても違う状態であるという事はいつ見ても新鮮、と言う事ですね。 午後はフリータイム。ショッピングや町の散策など、ランブラス通りに近い立地だからこそ色々な所へ足を延ばされた事でしょう。
- 見学ツアーでしか見られないのがここ! カラフルな柱が特徴的なバルコニー
- この日の、サグラダファミリア
- 9日目
- 5月3日/晴れ/12〜20℃
- スペインに来て早くも8日が経ち、帰国の日となってしまいました。帰りも行き同様ひたすら日本に向け帰国する行程となりました。 バルセロナ空港はとっても近代的でお店も沢山あって楽しい空港です。 ルフトハンザ1131便にてバルセロナ~フランクフルト、フランクフルト〜羽田へは716便を利用し帰国の途に着きます。機内では、音楽を聴いたり映画を見たり眠ったりと飛行時間の10時間をのんびり過ごしていただけたと思います。 気持ち早く羽田に着いて、10日間行動を共にしてきた仲間達ともお別れです。 思った以上に涼しいスペインでしたが事故も怪我もなく帰って来ることが出来ましたがご自宅に帰るまでがご旅行です。 ありきたりの言葉だとは思いますが、どうぞお気を付けてお帰りくださいませ。
- バルセロナ空港 国内線ターミナル
- 帰国~
- 10日目
- 5月4日/晴れ/20℃
- ガウディの建築物、フラメンコ、バル、世界遺産、闘牛、サッカー観戦など。見どころの多いスペインは正直、10日間ではまだまだ見足りません。でも、今回はハードスケジュールでしたが、天気も良く効率的にまわれたかな?と思います。 15名様の皆様とは、アットホームな雰囲気の中、とても楽しくご一緒させていただきました。この旅日記を作りながらも、お一人お一人の御顔やお言葉が鮮明に思い浮かびます。 これもひとえに添乗員を慕ってついてきてくれた事。また事故も怪我も、スリに会うこともなく、ご理解があっての事だと思います。 本当にありがとうございました。 また駄文の旅日記に最後までお付き合いありがとうございました。 またいつか、是非お会いできることを楽しみにしていますので、これからもクリスタルハートをよろしくお願いいたします。
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