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2018年4月24日出発ハルシュタットに泊まる 2連泊3回 中欧3カ国周遊10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年4月24日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/山長 明子(やまなが あきこ)
大好きな中欧を贅沢に漫喫していただけると思う中欧リピーターの方にもお薦めのツアーです。どこを切り取っても絵になる街ばかりで撮った写真を選ぶのも苦労してますが、渾身のレポート書いてまいります。今回の参加者12名様には帰国後の写真整理に役立つようにと旅の後の楽しみを何倍にも味わって頂けるように、これから旅に出る予定の方には旅の前のワクワクが増すように、初めての方には行きたいと思って頂けるように。4月下旬の中欧は花盛り。桜にライラックにマロニエに、中世の街並みに色を添えて、空気も爽やか。夏時間になり日も長く、夕食後のお散歩も楽しめる季節となりました。食事のレストランもこだわりレストランの雰囲気も各国異なりこれも観光の一環になればいいなと思います。
1日目
4月24日/曇り/19℃
ちょうど今日から35年前に成田空港とヘルシンキを結ぶ直行便が就航したというメモリアルフライトでした。世界一幸せな国民なだけにセキュリティーの係員もなんだかにこやかで、丁寧。ヘルシンキの空港は広すぎず、でもフィンランドの誇るブランドは充実(例えばムーミン、マリメッコなど)のショッピングエリアもあり、機能的。愛煙家には嬉しい喫煙所もあります。ヘルシンキからプラハまで約二時間、満席の機内が中欧人気を物語っていました。他に到着便が無かったこともあり賑やかなヘルシンキとうってかわって静かなプラハの空港には不思議な走る人のオブジェが。空港からホテルまでの沿道は花盛りでお花見気分を味わえました。プラハのホテルエスプラナーデは中央駅近く、プラハの春の舞台にもなったヴァーツラフ広場にも歩いて行ける立地抜群、小さいながら古城ホテルのように内装にこだわったアットホームなホテル。目の前の公園もリラが満開でした。
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プラハ空港のオブジェ
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ヘルシンキ空港
2日目
4月25日/晴れ/22℃
爽やかな朝。プラハ城の見学はセキュリティーチェックからスタート。朝日を背にゴシックの聖ヴィート大聖堂が目の前。八重桜が満開で風景に色を添えていました。お洒落制服の衛兵と写真を撮り、中庭を抜け、聖ヴィート大聖堂に入場。ムハのステンドグラスを正面からじっくりと。ステンドグラスの美しさはチェコ屈指です。歴史的な調印式が行われた旧王宮はがらんとして寂しい感じ。ロマネスクの聖イジー教会も入場しました。黄金の小径を抜けると、今度は旧市街のパノラマが広がっていました。カレル橋、レギー橋と渡り昼食は明るいチェコ人店員さんのイタリアンレストランで、ビーフタルタルとモッツァレラ、タラのソテー、トマトリゾット添え、チョコムース。午後は旧市街広場でフリータイム。夕食はアールヌーボーの市民会館でビーフスープ、典型的チェコ料理ローストポークに甘めのザウアークラウトとクネドリーキ(蒸しパン)、チェコフォンダン。沢山歩きました。
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プラハの街はとてもきれいです。
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プラハ市庁舎の仕掛け時計
3日目
4月26日/曇り/14℃
本日は、うってかわって灰色の寒空。田園風景を見ながら南部のチェスキークルムロフまで約二時間半のドライブ。駐車場からチェコ人ガイドさんとチェコで二番目に大きいチェスキークルムロフ城の5つの中庭を歩きました。ルネッサンスの趣向を凝らした装飾は昨日とまた違って楽しませてくれました。城下町に入り、床や橋を渡り、市庁舎前で少しフリータイム。風が冷たく夏から一気に冬に逆戻りしたようでした。外観はゴシック、主祭壇はバロックの聖ヴィート教会に入り、昼食は村で唯一の5つ星ホテル、イエズス会の建物だったルゼにて。豆のポタージュ、ビーフ、フルーツサラダとレモンソルベをお召し上がりいただきました。食後はオーストリアへ。サービスエリアでマグカップのおまけ付きカイザーメランジェのコーヒータイム。ザルツブルクは最古のレストランペーター教会敷地内のシュティフツケラーにてセモリナ粉ダンゴ入りビーフコンソメスープ、タフェルシュピッツ、ザルツブルガーノッケルンをご堪能。
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シュティフツケラーにてご夕食
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聖ヴィート教会
4日目
4月27日/晴れ/24℃
ホテルからやけに賑やかなサイレン音があちこち鳴る中、真っ白なザルツブルク駅を過ぎ、ミラベル庭園へ。ドレミの歌のシーンで使われた階段や噴水、ホーエンザルツブルク城を背景にした光景など映画サウンドオブミュージックの世界です。モーツァルトの住居、ドップラーの生家前を過ぎてカラヤンの生家前からザルツァッハ川を南京錠だらけのマルカト橋を渡り旧市街へ。突き出し看板が可愛いゲトライデ通りからモーツァルトの生家を見てレジデンス広場近くでフリータイム。モーツァルト像から歩いて駐車場へ。風光明媚なザルツカンマーグトをドライブし午後はハルシュタット。昼食はクレープの千切り入りコンソメスープ、マスのソテー、カシスとレモンソルベ。急傾斜をオレンジのフェニキュラーで中腹まで上がり、山道を登りようやく塩坑入口。つなぎを着てまわり、中の観光も滑り台あり映像ありトロッコありと盛り沢山でした!展望台から湖と山の景色を堪能し湖畔のホテルへ。
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ホーエンザルツブルク城とても美しいです。
5日目
4月28日/晴れ/14~26℃
宿泊者だけが味わえる静かなハルシュタットの朝。レストランには昨晩と同じダリ似のウエイターさん。ハルシュタットを後にしウィーン方面へ。メルク修道院の見学では日本語が上手な大学院生のガイドさんが分かり易く面白く案内してくれました。テラスからはドナウ川とメルクの街並み、これから乗る白い船が見えました。見学の最後の図書館とバロックの華やかな教会は圧巻。メルクから一時間のヴァッハウ渓谷クルーズ。昼食は船内で3種類のヴァッハウ渓谷産の白ワインのテイスティングを楽しみながら、パスタ入りクリアスープ、ターキーロールジャスミンライス添え、アプリコットケーキをお召し上がりいただきました。修道院と廃墟となった丘の古城で有名なデュルンシュタインで下船。旧市街を歩きご当地のアプリコット専門店をのぞき、川添いのブドウ畑近くの駐車場へ。ウィーンに入り、夜はオペラ座でアイーダのご鑑賞。大掛かりな舞台装置、豪華な衣装、音楽、どこを切り取っても全て一流でしたね!
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ヴァッハウ渓谷
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メルク修道院
6日目
4月29日/晴れ/16~26℃
何にするか迷ってしまう種類豊富な朝食バイキング。納豆まであるのにはびっくり。日曜日で静かなウィーン市内を走りシェーンブルン宮殿へ。朝から大勢の観光客がいました。公開されている全室まわるグランドツアー。これで皆様ハプスブルク通です。バスでアルベルティーナ広場まで移動し、ケルントナー通りからシュテファン寺院、グラーベン通りと歩いてシシィも通った老舗カフェデーメルで昼食。スモークサーモンといくら、ローストビーフ、トマトとモッツァレラ、卵、ハムの五種類のオープンサンド。デザートのケーキは銀のお盆からお好きなものを選んで頂きました。王宮を抜けてマリアテレジア広場からベルヴェデーレ宮殿へ。庭園から臨む旧市街と更に遠くに広がるウィーンの森の景色の素晴らしさはその名に偽りなしといったところ。クリムトの接吻をはじめエゴンシーレ、ゴッホ等名画を展示しているのに中の暑さもすごかったです。フリータイムの後、夕食はクーアサロンで。
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カフェデーメルにてご昼食
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シェーンブルン宮殿のお庭
7日目
4月30日/曇り/26℃
ホテルを出発し、連休で静かなウィーンを出て空港に続く高速道路を走りハンガリーとの国境へ。畑に立つ風力発電機の多さが目を引きます。市内から国境まで僅か一時間半。ハンガリーに入っても左右に広がるのは畑。昼食はハンガリーの古都エステルゴムでジャガイモと野菜とチキンの具だくさんスープ、ポテトとサバのミルフィーユ仕立てパプリカソース、カスタードクリームクレープ。食後はハンガリーのカトリック総本山のエステルゴム大聖堂の中を見学し、展望台からドナウ曲がりと対岸のスロバキアの街をご覧頂きました。丘の上に要塞があるヴィシェグラードの街を抜けてサンタンドレへ。連休でいつもは静かな街が日本の観光地並みに賑わっていました。雷曇が上空に発生しましたが回避。アルバート橋からブダペストに入りました。夕食は漁夫の砦とマーチャーシュ教会から歩いてすぐのレストランで本番のグヤーシュ、ポークソテーパプリカソース、ハニーケーキでした。
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マーチャーシュ教会近くのレストランにてご夕食
8日目
5月1日/晴れ後曇り/16~29℃
本日の観光は、ホテル前の鎖橋を渡り漁夫の砦からスタート。トルコの影響を受けた独特の内装のマーチャーシュ教会に入場。旧王宮エリアでは箱をくっつけたような可愛い形のフェニキュラー乗り場からも鎖橋と対岸のペシュト地区を一望。ブダ地区から鎖橋を渡り再びペシュト地区へ。聖イシュトヴァーン大聖堂近くのレストランでマッシュルームクリームスープ、ローストチキン、カッテージチーズのシュトゥルーデル(細長いパイのようなお菓子)をお召し上がりいただき、午後は国会議事堂に入場。ゴシックの外観も見事ですが内部も荘厳な大聖堂のようでした。メーデー恒例のドナウ川上空のエアーショーに興奮。人間技とは思えないアクロバティックな動きの数々。夕食はグンデルでバンドの演奏を聞きながら。旅の締め括りはナイトクルーズをお楽しみいただきました。
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ブダペストの国会議事堂に入場しまし
9日目
5月2日/曇り/9℃
昨日と違ってやや灰色の曇り空のブダペストの朝。部屋から見えたドナウ川と鎖橋、旧王宮の景色ともお別れです。連休明けで大渋滞かと思いきや、朝のラッシュアワーなのにいつもよりもずっと交通量が少なく、いつもよりも早く空港に到着。外の自然光をたっぷり取り込むデザインの明るい空港。ヘルシンキ行きの便はほぼ満席でしたが定刻出発。まだまだ寒いヘルシンキの空港の中は、厚着の人から半袖まで服装も様々でした。自動化ゲートの出国審査。簡単なような難しいような。搭乗開始まではラウンジで、くつろいで頂けましたでしょうか?ヘルシンキも定刻出発。寂しい気持ちを残しつつ成田空港へ。最後に、最後まで皆様の優しいお心遣いありがとうございました。

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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