2019年1月15日出発<ニュージーランド航空往復直行便利用>静寂のミルフォードサウンドに泊まる ニュージーランド大縦断10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年1月15日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/石原 啓江(いしはら ひろえ)
- 皆さま、こんにちは。 先日は阪急交通社クリスタルハート「ミルフォードサウンドに泊まるニュージーランド大縦断10日間」にご参加いただきまして、まことにありがとうございました。 参加者数6名。小さなグループでしたが、話題に事欠くことなく楽しい10日間を過ごさせていただきました。 ニュージーランドはお天気の不安定な国ですが、最大の難関マウントクックも一瞬顔を出し幸運なお客様だなと思いました。 そしてミルフォードサウンドのトレッキングもちょうど雨が止み、その後の雨のお陰でダイナミックな滝もご覧いただけました。 今回の旅日記が完成しました。この旅日記でまたニュージーランドを思い出していただけると嬉しいです。
- 1日目
- 1月15日/晴れ/16 ℃
- いよいよ今日はツアー出発の日です。 今回総勢6名様。皆様とご縁がありまして同行させていただきます、添乗員の石原啓江です。どうぞよろしくお願いします。 関東、九州からのお客様にお集まりいただきました。 そして成田空港よりニュージーランド航空でニュージーランド空の玄関口、オークランドへ。 ニュージーランドは日本の面積のちょうど北海道を抜いたくらいのサイズです。人口は480万人。南半球と言うことで日本とは気候が真逆。南に行くほど寒くなり、北風が暖かい国です。南北2つの島に分かれるニュージーランドは山岳、氷河、湖、地熱地帯、美しい海岸線、野鳥など魅力の詰まった国です。最初は北島から見学しましょう。今日は機内で一泊。ゆっくりお休みください。
- ニュージーランド航空
- ニュージーランド地図
- 2日目
- 1月16日/晴れ/23 ℃
- ツアー2日目の9時、無事飛行機はオークランド国際空港へ到着。 空港での手続きもスムーズに済ませ、出発です! ドライバーガイドの村上さんは元気いっぱいパワフルな女性。ハンドルを握りながらの軽快なトークはお見事です! ワイトモ洞窟の見学では鍾乳洞と土ボタルを見学。世界でも珍しい土ボタルが生息するこの洞窟は、先住民マオリに神聖なところとして崇められていました。洞窟には暗闇の神様がいらっしゃる、そしてその神聖な場所には無数の土ボタルが生息していました。その様子と言ったら、長いフライトの疲れをを忘れてしまうほどの美しさでした。3日ほどしか生きることのできない儚い命ですが、ミステリアルな光を放ちながら、見たこともないような景色を作り出します。 お泊まりはロトルア。ここは大地熱地帯であり、ロトルア湖をはじめとする火山湖や間欠泉などが見どころです。 明日ゆっくり見学しましょう!
- いきなりラムステーキ
- 3日目
- 1月17日/晴れ/28 ℃
- ロトルアは古くから先住民マオリの人口が多く、伝統文化やゆかりの場所が多く残り、またマオリ文化の伝承にも力を入れています。 マオリ語で「第2の湖」と言う意味が表すとおり、美しいロトルア湖はタウポ湖に次ぐ大きさを誇ります。気持ちよくロトルア湖畔を散策しました。 そして地熱地帯にあるロトルアは一度に吹き出す間欠泉が世界一!今日も勢いよく吹き出していましたね。 ランチは標高487メートル、ノンゴタハ山までケーブルカーで行き、湖と町を一望できるレストランでいただきました。 NZは鳥の王国。天敵となる生き物がおらず、独自の進化を遂げました。中でもキーウィーはNZの国鳥。幸運にも見ることができましたね。またNZ原産の植物、固有種のシダ植物などマイナスイオンを感じながら見学しました。最後のコースターでは大興奮! 夜はハンギディナー。司会の男性の話しが長かった!謎のチョコレートケーキ!
- 間欠泉
- ランチレストランより
- 4日目
- 1月18日/晴れときどきくもり/20 ℃
- 今日は南島に国内線で移動です。 南島の玄関のダニーデンに到着。日本語の堪能な、日本100名山をたった78日で制覇し、元パイロットで、息子さんはプロテニスプレーヤーのクレイグさんが案内してくださいました。 空港よりオタゴ半島まで直行。 ここにはイエローアイドペンギンがコロニーを作っている場所があります。今日はお留守のようでしたが、皆さんの入場料が絶滅が心配されるペンギンの保護活動に使われます。 ダニーデンはオタゴ地方の中心都市。人口12万人です。1860年代、金鉱が発見されゴールドラッシュが巻き起こり、町は急速に発展しました。その中心となったのがスコットランドからの移民達でした。彼らは、ダン・エデン(ケルト語でエデンの城)と言う名前をつけました。現在はNZで最初に創立されたオタゴ大学の学生さんたちで賑わう町です。 ディナーは中華料理。あの辛い焼きそばはなぜかクセになる味でした。
- ペンギンプレイス
- オタゴ半島
- 5日目
- 1月19日/くもりときどき雨/16 ℃
- ダニーデンは起伏の富んだ地形の上にある町で、坂道が多いことで有名です。世界一の急勾配ボルドウィンストリートはまるでスキー場のゲレンデに立っている感覚。長さ100メートルですが、歩いてみると斜度のきつさに驚きます。 ダニーデンのスコティッシュ建築の代表といえば重厚な造りのダニーデン駅舎です。1903年から3年かけて建てられました。 ここからタイエリ鉄道が出発!1990年まで人々の足として使われていた渓谷鉄道。現在はダイナミックな景色が堪能できる観光列車となっています。 今日のお泊まりはテアナウ。 マオリ語でテアナウとは「雨のように水がほとばしる洞窟」と言う意味。現在はフィヨルドランドへの入り口として多くの観光客が集まります。テアナウから1時間走ると気候も景色もガラッと変わって雨の多い地域に入ります。そんな雨の多い環境が独特の景色を作ります。明日のミルフォードサウンド、どうぞお楽しみに!
- ボルドウィンストリート
- タイエリ鉄道
- 6日目
- 1月20日/くもり→雨/16 ℃
- 約121万5000ヘクタールとNZ最大の面積を持つフィヨルドランド国立公園へ出発です。太古の昔より変わらない自然景観を残す貴重なエリア。 西海岸に切り込まれた14ものフィヨルドがあり、その中でも最も人気のあるミルフォードサウンド。氷河によって垂直に削り取られた周囲の山々の壮大な眺めはNZを代表する景色! このエリアはNZでもっとも雨の多い地域。年間降水量は6800ミリを超えます。快晴に恵まれることはまれですが、今日はちょうど私たちが歩いた時だけ雨も止み、なんと青空も!思わずシャッターきりました!雨の多い地域なので、その雨はたちまち岩山のあちこちで滝となり激しく流れ落ちます。雨の多い地域ならではの景色を堪能していただきました。 クルーズではスピードボートに参加。真下から見上げる滝は圧巻!この辺りは雨の多さから淡水と海水が二層になります。海水を舐めてみましたが、しょっぱくなかったです!
- トレッキング
- トレッキング
- 7日目
- 1月21日/雨→晴れ/18 ℃
- 朝食の後、タスマン海までクルーズは進みました。さすがに揺れましたが、フィヨルドの景色を堪能して下船。 ミルフォードサウンドを後にして、テアナウ経由クイーンズタウンへ。 テアナウではランチを各自でとり少しフリータイム。その後クレイグさんが迎えにきてくれました。 クイーンズタウンに近づくとワカティプ湖が見えてきました。光のあたっているところ明るいブルーにみえ、氷河湖だと言うことがわかります。 ここクイーンズタウンでも金が発見され町は発展。山々に囲まれた美しいワカティプ湖畔にある町です。ホテルから水上タクシーで町の中心へ。水上ジェットを楽しまれたり、スカイラインゴンドラで展望台へ行ったり、人気のバーガーやワインテイスティング、お土産ショッピングとそれぞれの時間を楽しんでいただきました。 明日はなかなか顔を出してくれないマウントクックに挑戦です。世界一、気難しい山で有名です!
- ミルフォードマリナー
- ブライダルヴェール滝
- 8日目
- 1月22日/晴れときどきくもり/22 ℃
- クイーンズタウンを出発するとブドウ畑が広がります。世界最南端のブドウの産地です。 果物が美味しく育つ所なので、フルーツドライブインで試食と買い物。キウイやチェリー、美味しくいただきました。 NZのイメージは羊!今日は毛刈りショーへご案内。グレーの羊が真っ白に早変わり。羊も覚悟を決めたのか、とても大人しかったですね。現在羊の数は減っています。かつては7000万頭、今はその半分!鹿や牛のが商売になるのが現実です。 さて、私たちのバスは標高3724メートルのマウントクック方面へ。近づくにつれて山方面にどうも厚い雲が、、、まずはランチ。レストランでお食事をしてる時、ほんの一瞬マウントクックが顔を出しました。ビックリ!見れて良かったー! ランチ後は強風の中ケアポイントまで歩きましたが、マウントクックが顔を出すことはありませんでした。あの一瞬幻のような出来事。なんて幸運なのでしょう!
- シープショー
- マウントクック
- 9日目
- 1月23日/晴れ/20 ℃
- レイクテカポは独特の色合いを持つ湖。氷河から融け出した水に岩石の粒子が混ざり作り出されました。 ブルーの湖に七色の虹!綺麗な虹の前ではガイドさんのジョーク「ニージーランド」も座布団3枚! 善き羊飼いの教会では主祭壇の向こうに素晴らしい景色が!神様に近づける場所です。ルピナスも咲いていました。 その後は一路クライストチャーチへ。道路がゆっくり運転で飛行機に間に合うかヒヤヒヤしましたが無事搭乗! オークランドに着くとガイドの村上さんが待っててくれました。そしてあのパワフルなドライビングとで軽快なトークの始まりです! 国内の人口の3分の1以上が暮らすオークランドはNZの経済、商業の中心地。国内最大の都市です。久しぶりに多くの車と人を見た気がしました。 ディナーの前にクイーンストリートでショッピングを楽しみ、最後の晩餐の鉄板焼き店へ。パフォーマンスも楽しく、美味しくいただきました。
- テカポ湖
- ランチのデザート
- 10日目
- 1月24日/晴れ/20 ℃
- 今日はとうとう帰国の日です。10日間はあっという間でした。 オークランド空港で最後のお買い物とラウンジでおくつろぎ頂いた後、ニュージーランド航空99便で成田空港へ。 16:45、無事に成田空港に到着。福岡行き乗り継ぎも間に合いました。 10日間大変お疲れ様でした。 たくさんのご理解とご協力まことにありがとうございました。 私も皆さまと楽しく過ごすことができました。 あの美しい湖の色、シダ植物の微妙に違う緑のバラエティ、鳥の鳴き声、ウシガエルもあったかな? 一瞬のマウントクック、岩山から落ちるダイナミックな滝、そして何度か見た虹!まだまだ皆さんの心に残った景色があると思います。 素晴らしい時間を共有できたこと嬉しく思います。 また、どこかの国でお会いできる日を楽しみにしています。いつまでもどうぞお元気で、そしてこれからも安全で楽しい旅を続けてください。10日間、ありがとうございました。
- テカポ湖
- クイーンズタウン
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