5月13日出発「ソフィアホテルバルカン(旧シェラトン)」に泊まる ブルガリア・バラ祭りとルーマニア11日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年5月13日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/西村 由香(にしむら ゆか)
- 『世界遺産リラの僧院の 宿坊にご宿泊 ブルガリア・ルーマニア11日間』同行させて頂きました、添乗員の西村由香です。 ヨーロッパの国々の中でも 後回しに訪ねてしまいがちな両国に バラやアカシア、ポピーの咲く一番良い季節に訪ねる事ができ 車窓からも楽しめた 11日間でしたね。何よりも リラの僧院の宿坊宿泊は グループツアーではほとんど例のない目玉企画に リラの僧院 私達占め のなんと贅沢な体験だった事か!! 少数精鋭8名様と 和気あいあいと笑顔の絶えない空間で 無事に終えました事、皆様に感謝申し上げます。 ドラキュラ、バラ、ヨーグルトだけでない イメージの拡大があったかと思います。名物料理やお土産を 通しても 思い起こしてくださいね。その1ページの片隅に私もお邪魔させてくださいませ。11日間ありがとうございました。
- 1日目
- 5月13日/雨/18℃
- ターキッシュエアラインズでの 機中泊となるため 成田空港ご集合は18時40分と 余裕があり 各地からのご参加にも優しいツアーですね。8名様皆様 ビジネスクラスということで ターキッシュエアラインズの提携あるスターアライアンスのラウンジで おくつろぎ頂きました。今回のブルガリア・ルーマニア 両国の現地通貨は現地で両替するため ユーロのご用意となります。 満席の機内 シャンパンで一息。ビジネスクラスの担当シェフから メニュー選択の紙をもらい 希望のメニューを選ぶのが 最初の作業です。お好みのお食事は ありましたか? ただ1皿づつのサービスに 深夜近くの便では待ち長く 眠さとの闘いで...大画面モニターでの映画も魅力ですが フルフラットと お座席をお楽しみ下さいませ。
- ターキッシュエアラインズ航空ビジネスクラスの大型モニターとシェフ
- イスタンブール空港のビジネスクラスラウンジへの入り口は 近未来風
- 2日目
- 5月14日/晴れ/11~24℃
- 深夜3時にイスタンブール空港に着きましたが、ビジネスクラスのラウンジが利用出来ますので、楽々ですね。ルーマニアにはパスポートと笑顔で入国です。少しルーマニアのお金レウに両替し プラスチック製のお札をゲット。ルーマニアの英語のスルーガイドさん ミハエルさんが出迎えてくれました。ドライバーのイリアさんと共に ブカレスト市内に。早速ハイライトの『国民の館』入場観光です。故チャウシェスク大統領が約1500億円を投じ 彼の力をしらしめた世界で2番目に大きな建物です。大理石とクリスタルシャンデリアに 圧倒されますね。ご昼食はショッピングモールで軽く。革命広場ではルーマニアの歴史が動いた足跡を感じます。ご夕食は老舗ビアホール「カルクベール」で 旅の無事を祈ってビールで乾杯しました。ルーマニア料理の量の多さにビックリ‼茄子のペーストはなんとなく懐かしい味。やっとベッドですね。明日は遅い出発 ごゆっくりどうぞ。
- 故チャウシェスク大統領の負の遺産『国民の館』巨大さに圧倒されます
- 『カルクベール・ビアホール』は地元客にも観光客にも大人気
- 3日目
- 5月15日/曇り/12~26℃
- プルマンホテルの前はヘラストラウ公園があり 朝からのお散歩にはもってこいですね。今日はブカレストからワラキア平原を抜け北のカルパチア山脈へ移動です。途中 プロイエシュティでは石油精製所があり 近くで 石油が産出します。工場で出来た温風をパイプで街に運び冬の暖房とします。小麦畑を後にすると 標高800mのリゾート地シナイアでご昼食。デザートにジャム入りクレープは定番です。峠を越えると トランシルバニア地方の中心地 ブラショフに到着です。ドイツ人商人が作った街には プロテスタント教会の「黒の教会」がシンボル。オスマントルコとの闘いで火災になり 黒くなったとか...でも修復されたので、それほどでも。ホテルまでは レプブリチ通りをそぞろ歩きです。スーパーマーケットでは 社会主義時代からのチョコレート『ROM』と 国家プロジェクトで作られたシワとりクリーム『ジェロビタール』をご紹介。街歩きは楽しいですね。
- 『黒の教会』とスターバックス・コーヒーの赤い建物のコントラストが妙
- ブラショフ市民の憩いの広場『スファトゥルイ広場』
- 4日目
- 5月16日/晴れ/10~22℃℃
- 深夜の雷雨も朝にはすっかりあがり 気分も上々。今回唯一の2連泊で 荷造りが無いのが嬉しいですね。朝から バス内ではドラキュラのお話をしっかり致しました(笑)アイルランド人作家ブラム・ストーカーがヴラド・ツェペシュ(串刺し公!)をモデルに『吸血鬼ドラキュラ』を創作。シギショアラには彼の生家があります。今はレストランになっているので もちろんご昼食はこちらで。照明も薄暗く 血の色の!?トマトスープは雰囲気をだしてくれます。実際に産まれた部屋にも入って頂きました。ドラキュラがおやすみ中でした。街中のお土産はドラキュラグッズであふれています。世界遺産『ビエルタン要塞教会』も山の上に。オスマントルコが襲って来ると 村人が逃げ込み籠城出来るようになっています。敷地には 夫婦仲が悪くなった2人が1間で1つのお皿とスプーンでの生活をして もとに戻るーという 部屋が面白いですね。ご夕食は自由食、軽食やお肉料理も。
- ドラキュラ伯爵の生家はレストランに!
- オスマントルコの脅威は頑丈な『ビエルタン要塞教会』を造りだしました。
- 5日目
- 5月17日/雨時々曇り のち晴れ/11~25℃
- 今日もドラキュラデイ(笑)ドラキュラ公の居城のモデルとなったブラン城に入場です。急な坂にあるお城は今日のような天気では更に雰囲気が出ますね。実際にツェペシュ公は4日間居たようでしたが 内装はすっかり19世紀マリー王妃好みの軽やかさ。城下町には露店があり 刺繍シャツがたくさん。焼きシナモンシュガードーナツの差し入れ 好評でした。この1口が美味しい。アズカ村のワインセラーでは スパークリングワインを作る工程を見学。少しずつ瓶を回す作業の速さにビックリ。3杯の試飲にメロメロ。ご昼食はルーマニアのロールキャベツで お米入りで酸っぱいです。トウモロコシの粉の ママリガも特徴的。 シナイアでは19世紀カロル1世の夏の離宮『ペレシュ城』に入場です。彼のコレクションの絵画や武器が品良く並んでいます。木骨組のドイツ風建物が美しいですね。近くにはペレショール城も。再びブカレストに戻ります。ご夕食は自由食です。
- ドラキュラ伯爵の居城のモデル『ブラン城』
- 木造建築が素晴らしい『ペレシュ城』
- 6日目
- 5月18日/晴れ/11~25℃
- ルーマニアともお別れです。ミハエルさんイリアさん、ムルツメスク=ありがとうございました。国境の ギュルギュウではブルガリアからのバス、英語のスルーガイドのヴォダさんとドライバーのスラビさんが待っていました。ドナウ川の真ん中が国境で友好の橋で渡ります。陸路での国境越えは 感動的。ブルガリアのお金レフに両替して ご昼食はブルガリア側の国境の町ルセです。ヨーグルトと水を混ぜたドリンク『アイラン』をご紹介。甘くなくさっぱり。世界遺産イワノヴォ岩窟教会へ 森をお散歩。青いトンボやトカゲも一緒に。洞窟内に新約聖書のフレスコ画が圧巻です。ベリコ・タルノボは3つの丘で出来ており 『ツァラベツの丘』には第2ブルガリア王国宮殿の名残が城壁内にあります。ホテルは街の真ん中で 徒歩で旧市街チャルシャ地区へ。趣のある石畳は職人街。お土産店はバラグッズだらけ。
- イワノヴォ岩窟教会』聖書のフレスコ画が天井壁面を埋め尽くします
- 『ツァラベツの丘』第2ブルガリア王国の夢のあと
- 7日目
- 5月19日/曇りのち晴れ/11~23℃
- カルパチア山脈越えは ブルガリア解放のための露土戦争の激戦地のシプカ峠です。霧のためその記念碑は 見えませんでしたが...水牛のヨーグルトをご賞味頂きました。ねっとり濃厚、蜂蜜も名物。バラの谷に下りてくると ピンクのバラが咲いた畑が点在します。最近はラベンダー畑も増えているとか。カザンラクはバラ産業の中心。『バラ産業博物館』ではダマスクローズから香油を蒸留する銅釜=カザンを見学。バラショップでは バラのお菓子「ロクム」「バラジャム」をどうぞ。世界遺産『トラキア人の墳墓』レプリカは BC4世紀の有力者のお墓で 天井に埋葬儀礼式のフレスコ画が鮮やかです。ご昼食ではバラリキュールで乾杯。ブルガリア料理はお野菜も多く嬉しいですね。雨の中ですがバラの畑でバラ積みをしている光景をお写真撮って頂きました。プロブディフのホテルに早めに到着。スーパーマーケットへGo!ご夕食でスタッフドピーマンを。
- ブルガリアのお土産は『バラショップ』
- ダマスクローズの淡いピンクがバラの谷おおいます
- 8日目
- 5月20日/晴れ/13~23℃
- プロブディフの新市街を散策。ローマ時代3万人収容した『円形競技場』が地下3㍍にあります。ジャマヤモスクが中心にあると 500年間オスマントルコ支配下だったのがわかります。旧市街へ石畳の坂道で。丘の斜面の ローマ古代劇場は現役。張りだし式の館はカラフルで 絵になりますね。しっかり歩いた後は ひたすら移動。スキーリゾート地ボロベッツへは山道。ご昼食の肉団子入りスープはヨーグルトと卵入り。マカロニケーキは斬新。ツアーのハイライト 世界遺産『リラの僧院』到着です。リラ山1100mに位置し オスマントルコ支配時にブルガリア正教会を守った ブルガリア人の心の拠り所です。フレリョの塔や聖母誕生教会へ。創始者イワン・リルスキーの聖遺骨が奉納。1泊分の荷物を造り いざ 宿坊へ。ベッド3つにシャワートイレ付き。ご夕食は名物鱒料理を。誰もいないリラの僧院は 宿泊する醍醐味です。リラ川の音の元 おやすみなさい。
- 『ローマ時代の古代劇場』現在もコンサートにオペラに使用されます
- 『リラの僧院』宿坊
- 9日目
- 5月21日/曇りのち晴れ/11~25℃
- 30静寂の中ミサの開始を告げるため 修道士が木製のシマンドロンを鳴らし回ります。早朝ミサに参加出来るのも宿坊宿泊者の特権ですね。乳香漂い 讃美歌が響くと神聖な気持ちになります。博物館では針で彫刻した「ラファイルの十字架」の細かさに目を見張ります。リラを後にし コウノトリの大きな巣で有名なコチェリノボでお写真を。世界遺産『ボヤナ教会』13世紀すでにルネッサンス画法のフレスコ画が珍しいです。ソフィア観光はひたすら歩きます。『アレクサンドル・ネフスキー寺院』の巨大さに圧倒。『聖ソフィア教会』首都ソフィアの名はここから。 大統領官邸の衛兵交替式もバッチリ。『聖ペトカ地下教会』オスマントルコ支配時 モスクより高い建物が禁止されたので、地下の低い所に。ご夕食は民族舞踊ショーをお楽しみ頂きました。旅の最後にラキアで乾杯。屋外でのハイライト、裸足で炭火を歩く『火渡り』はビックリでしたね。盛り沢山の1日。
- 誰もいない『リラの僧院』静寂を感じます
- 『アレクサンドル・ネフスキー寺院』露土戦争の慰霊のために巨大な教会を建造
- 10日目
- 5月22日/曇り/12~23℃
- ソフィア出発便が深夜となるため、1日の自由行動が出来嬉しいですね。昨日 しっかりとソフィアの街を歩いて頂きましたので 大分イメージがつかめていたことでしょう。クリスタルハートならではの 街中ど真ん中 自由行動に最適の5つ星ホテル『ソフィア バルカン』での滞在も ゆったり出来ましたね。朝食をゆっくり取るも良し、精力的に街歩きをするも良し。昨日の観光で行かなかった所へ Let's go!「セントラル・ハリ」は元中央市場 お土産店も入っており楽しい所。「国立民族博物館」民族衣装の展示が興味深いです。ユダヤ教会「シナゴーグ」に美しいシャンデリアがあります。ご昼食を軽く召し上がっていただくと あっという間の フリータイムでしたね。空港での手続きもスムーズに。ご一緒して頂きましたヴォダさん、スラビさんとも お別れです。ブラゴダリャー=ありがとう。パスポートと笑顔で出国です。
- 『聖ペトカ地下教会』はモスクより低くするために 地下に
- 『セントラルハリ』市場はお土産探しにも楽しい所
- 11日目
- 5月23日/晴れ/15~25℃
- イスタンブール空港に深夜1時到着です。わずらわしいセキュリティ・チェックもなく スムーズにラウンジへ。勝手知ったる イスタンブール空港ですね。ラウンジ内は工事をしており 少し狭くなっていたとか。トルコ土産はいかがでしょうか?(笑)ブルガリアで見た バラのロクム(求肥やゆべしのようなもの)は英語でターキッシュ・デライトと言って本場はこちらです。私は伸びーるトルコアイスクリーム「ドンドゥルマ」の誘惑に負けてしまいました(笑)。さあ 飛行機に搭乗です。ビジネスクラスでの機中泊、フルフラットで グッスリおやすみ頂けました。成田空港に着くと もう19時 お別れの時です。仲良くなられた8名様 、またの出合いを期待しつつ お気を付けてお帰り下さいませ。ありがとうございました。
- イスタンブール空港で伸びーるトルコアイスのパフォーマンス
- ひんやり静寂の『リラの僧院』私達占め!
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